おゆまるでカンタン♪ ウキの複製にチャレンジ!

【2017年10月7日:更新】

こんばんわ めんだこです。

 

「せっかく作ったウキを壊してしまった・・・」
「おなじウキを予備にもう一本作りたい!」

そう思うことってありませんか?

わたしもしょっちゅうウキを岸壁にぶつけて壊してます。
思い入れのあるウキほど、壊れた時のショックはデカいですね。

カンタンに作れるウキならいいんですが、材料を削り出してイチからやり直し・・・なんてことになると大変です。

そこで今日は手軽にウキのバックアップを作る方法を紹介します。
この方法を使えば全く同じ形のウキを作るのに役立ちます。

 

使用する材料

使うのはこの4つです。

・おゆまる
・軽量樹脂粘土
・レゴブロック
・ウキの芯材(グラスソリッドまたはカーボンソリッド)

芯材以外は100均やホームセンターで手に入るものばかり。

 

おゆまる

おゆまる

このおゆまる、常温ではわずかに弾力のあるゴムのような感じなのですが、 80℃以上に温めると柔らかくなり好きな形に変えられるという不思議なシロモノです。

冷やすとまた硬くなるので、この性質を利用してアクセサリーの型取りなどに使っている方もいるそうです。

ミーツという100均で買いましたが、店によって入っている本数など違うようです。ダイソーは2本入りだったような?

今日はこれを使ってウキの型取りをします。

 

軽量樹脂粘土

パジコ 軽量樹脂紙粘土 かるがる

この粘土は非常にかるく乾燥すると水に浮きます。
わたしはパジコのかるがるという粘土を愛用してます。

100均においてある軽量粘土も試したのですが、かるがるは さらっとしていて手にもくっつかず、伸びもよいので今はこれしか使ってません。

ホームセンターで300円くらいで売ってました

 

レゴブロック

レゴブロック

これも100均で買いました。
正確にはレゴもどきでしょうか。おもちゃコーナにおいてあります。

これはおゆまるの型枠に使います。

では実際にやってみましょう!

 

作業工程

今回型取りするのはこのウキです。

画像では分かりませんがあちこちぶつけまくったせいか、へこみや塗装のハガレがあります。

このままではさすがにヤバそうなので完全にイカれるまえに予備を作ります。

 

ブロックで型枠を作る

まず、ウキの大きさに合わせてブロックで型枠を組んでいきます。

このときウキの周囲に少し隙間が空くように、余裕をもって型を組んでください。

隙間がないと、おゆまるで型取りしたあとに変形や破損しやすくなってしまいます。

型作り

 

おゆまるを温める

 

お湯(もしくは水)を入れた器におゆまるを適量ほうりこみ、そのままレンジにかけます。

沸騰するぐらいまで温めたらレンジから取り出します。

おゆまる 温める

 

温めるとこんな感じで柔らかくなります。
かなり熱くなっているので注意してください。

おゆまる 加温後

 

ウキの型取り

 

柔らかくなったおゆまるを型に詰め込んでいきます。
まずウキの片面だけ型を取るので、型枠いっぱいまで詰めないようにしてください。

おゆまる 型にながす01

 

詰め終えたらウキをおゆまるに押し込み型取りします。
そのままおゆまるが固まるまでしばらく放置。

おゆまる 型にながす02

 

このあともう一度おゆまるを流し込みます。

おゆまる 型にながす03

 

わかりやすいように青いおゆまるを流し込んでみました。
完全に冷えて固まったら型枠から外します。

おゆまる 型にながす04

 

ウキと型を壊さないように、ちょっとずつ慎重に外してください。
わたしは試してませんが離型剤などを使えば外しやすくなると思います。

 

型に粘土を詰める。

できあがった型に樹脂粘土を詰めていきます。
ふたつの型に粘土を詰めたら片方に芯材をいれて型同士を合わせます。

粘土は型をはり合わせた時に少々はみでるくらいでいいです。

型に粘土えお詰める

型をあわせ終えたら1~2時間ほど放置して、どちらか片方だけ型をはずします。
合わせたままだとなかなか粘土が乾燥しません。

今回は芯材をそのまま使ってウキを作りますが、あとで別の芯材を使う場合は合わせた状態のままでゆっくり芯材だけ引っ張って外してください。

 

2017年10月7日:追記】
YouTubeにあげているウキ作り動画では、型を貼り合わせたのち乾燥工程を飛ばしてすぐ、成型した粘土を型から外しています。

動画の方法でも上手く作れます。
というか最近はこの方法で作ることがほとんどです。
失敗してもすぐやり直しがきくので試してみてください。

それと芯材は一度抜いて、改めて接着剤で固定したほうが強度的によさげでした。

 

 

そうすると中心穴の開いた浮力体をつくることができます。

型合わせ

型をはがすときはゆっくりと慎重に!
この時点では粘土が固まっておらず崩れやすいので注意しましょう。

はずしたらそのまま一晩放置して乾燥させます。

乾燥しました。

う~ん、あちこちへこんだ状態のウキを型取りに使ったため、そのへこみまでコピーしてしまいました。

こんなときは再度、粘土をへこみに塗りこんで表面を整えましょう。

 

あとはかるく紙やすりで削ってキレイにしたら完成です。
お疲れさまでした!

ちなみにこのままでは粘土が水に溶ける場合があります。
また有機溶剤にも弱いので、木工ボンドを薄めたもので下塗りしたあと、
水性の耐水クリアーなどで上塗りしてください。

塗装についてはこの記事 自作ウキで釣りにいこう! 寝ウキの作り方 に詳しく書いているので是非読んでください。

 

あとがき

一度おゆまるで型をとっておけば、次回以降はラクに作り直すことができます。

今回の方法は大きなウキの場合、あまり向いていないかもしれませんが
小型棒ウキや円錐ウキなどの場合はけっこう使えるので試してください。

読んでいただきありがとうございました

 


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