水中での色の見え方について~どんな色が目立つのか~

こんばんは、めんだこです。

 

水中カメラで海の中を撮るようになってから、それまであまり気にしていなかった水中での色の見え方に興味が湧いてきました。

わたしがやってる紀州釣りだとそれほどでもないですが、ルアーをやる人にとって色はかなり重要な要素じゃないでしょうか。

そういえば大昔、まだわたしがバス釣りをしていたころに友人が
「赤は水の中では真っ先に消える色だ。浅いところでは赤いが水底では赤く見えなくなる。その色の変化がバスの興味を引くからよく釣れるんだ」
と話してたのを思い出しました。

赤色が水中では減衰することは知識として知ってましたが実際潜ってこの目で見たことはありません。
確認のため今回、実験をしてみることにしました。
※注:潜るわけではありません。

 

実験方法

実験するにあたり、こんなものを用意しました。

 

最近では見なくなりましたが昔は夜中のテレビで流れていた気がする、あの「カラーバー」です。

プリントアウトしたカラーバーを防水のためラミネートしました。
これをカメラ前面に吊るして撮影し、色の変化を確認します。

ついでに釣りに使うオキアミとコーンも付けてみました。

場所は清水港鉄道岸壁。
ここならそこそこ水深もあるので実験にはちょうどいいでしょう。

 

結果発表 目立つ色は何?

結果から言いますと、思っていたよりも色の変化がありませんでした。
動画だけでは分かりにくいかもしれないので画像で比較してみます。

 

水深1m

水深2m

水深3m

水深4m

水深5m 

水深6m

水深7m

 

青かぶり

水深が深くなるにつれて緑色っぽくなるのは自然光の中の赤い波長が水に吸収されて起こる「青かぶり」という現象のせいです。

Wikipediaによると、澄んだ透明な水では青に、水中に泥の微粒子が多いと緑色っぽくなるとありました。

水中撮影をすると緑色や青色の強い動画になり、そのままでは見難いので編集の際に色補正をかけますが、今回は水中で見たままの色を確認するために動画、画像ともに補正はかけてありません。

ただ使用したカメラ(water wolf)側で自動的に何らかの補正がされている可能性はあります。
これについては製品サイトや取説にも詳しいことは記載されていなかったので分かりませんでした。

さて、実験をやってみるまでは水深2~3mくらいで赤色が見えなくなるんじゃないかと予想してましたが見事にハズレました。

7m程度の深さでは地上で見るのとまったく違う色に見えるといったことは無いようです。(以前、釣行記で鉄道岸壁の水深は10mと書きましたがそんなに深くありませんでした。すみません。)

ただカラーバーと一緒に沈めたオキアミ
水深1~2mまではうっすらとピンク色をしていましたが3mで青白くなり、それ以降深くなるにつれて赤色が抜けて白くなってしまいました。

またカラーバー下部の紫も水深4mからは青色と区別がつかないくらいに変化しています。

その他の色も彩度はかなり減衰しているのが分かります。
そんな中、なぜか目立って見えるのが黄色と白
この2色だけは鮮やかさを保っています。
 
もっと深い場所では見えにくくなるでしょうが、7m程度の水深でもっとも目立つ色は黄色と白という事が分かりました。

 

以前海底を撮影したときも白い貝殻のような物体や黄色いコーンはかなり目立って見えました。

チヌの足止めにコーンや白い押しムギをダンゴに混ぜるのは理にかなっていると言えます。

 

おまけ

最後に水中では赤い色のほうが目立ちにくいことが分かる画像を一つ。

画像引用:WEB魚図鑑

こちらは外道でおなじみのハオコゼです。
地上では赤いヒレが目立ちますが、水中ではこんな感じ。

 

水深5mくらいです。
うっすら赤いのが分かりますが、動かなければその辺の小石や貝殻と見分けつかないです。
水中動画を撮ると毎回こんな感じで青かぶりがひどく、編集ソフトで色補正しないと見難くてしょうがありません。

 

 

こちらは補正アリの画像。
先ほどよりも見やすい気がしませんか?

もっと自然な感じで青かぶりを防ぐにはカメラに「赤色フィルター」というのを使うといいらしいです。
有名なアクションカムGoProだと専用フィルターが市販されてますが、わたしのwater wolfでは無さそう。
こういうのって自作可能なんですかね?
もしできるのならいつか作ってみたいです。

それではまた。
今日は読んでいただきありがとうございました。

 

 

6 Comments

  1. 初めて見ました!
    どうりで食い渋りイエローが人気のはずですね。
    オキアミを真っ黄色に染めてみようかなと思いました。

    1. どうしてもエサ釣りだと味や臭いのほうが重要視されがちですが色の違いも影響してくるのかな?と思いまして。

      高集魚レッド、アピールホワイトも使ったことがありますがやはり食い渋りイエローがダントツで釣れました。
      黄色オキアミもいいですね!

  2. こんばんは、とても参考になる動画ありがとうございます。
    水の深いところではやっぱり赤色系は見えにくくなるんですね。
    そうなると、ルアーやタイラバなんかも黄色系が良く釣れるというか、よくアピールできる
    ということにもなるのかも知れません。
    今度青系と赤系の違いを調べてみます。
    わたしもテンヤ釣りでのエビを黄色に着色してみよう(^^)

    1. しろボーイさんこんばんは。
      目立たせるのでしたらやはり黄色がいいと思います。
      今回7mまでの観察ですがボート釣りではさらに深いところを狙うことも多いでしょうから、魚からは赤というより黒に近い色に見えているのではないでしょうか。
      最近わたしも釣りに使うバナメイを黄色くしました。
      効果のほどは?ですが釣れることを信じて使ってます(笑)

  3. 初コメです。

    はじめましてm(_ _)m

    面白い実験でした。
    僕も色々勉強中でして、水の色でこんなにも違うのかとビックリしました。

    感謝してます。

    ありがとうございますm(_ _)m

    1. 初出 米男さん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。
      この実験では場所の関係で水深7mまでしか観測できませんでしたが、少しでもお役に立てたなら幸いです。
      わたし自身、色について深く考えてませんでしたが細かいところに気を遣うことで釣果も上向いてくるのかも知れませんね。
      こちらこそ、読んでいただきありがとうございました!

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