360°カメラ PANOVIEW 水中撮影テストとYouTubeアップロード方法

こんばんわ めんだこです。

 

先日購入した360度アクションカムPANOVIEWのテスト撮影をしてきました。

このPANOVIEW、360度カメラと書きましたが完全な全天球ではありません。
いわゆる半天球カメラです。

撮影場所はわたしの家から一番近い静岡県用宗港です。
まずは撮ってきた動画をご覧ください。

 

用宗港 広野海岸公園前

こちらは用宗港の外海側に面したところにある広野海岸公園で撮影しました。
水深は5m程度。

ちょっと沖にはテトラが並び、海底にはコンクリの塊が沈められているので紀州釣りや投げ釣りには不向きな場所です。

ルアーやウキフカセ釣りなどをされてる方が多いですね。

用宗港 広野海岸公園

動画ではフグやウミタナゴ、タカノハダイ、それとちょっと分かりにくいですがメジナの群れも確認できました。

 

用宗港内 

もう一箇所は用宗港内の、わたしがよく釣りする場所です。
ここも水深は5m前後。

港内ということもあり水の透明度はあまり宜しくないです。

水面近くには名前が分かりませんが赤い小魚が群れてました。

用宗港内 岸壁

ちなみにこの場所、ちょうど20cmぐらいの幅で隙間が空いてるところがあります。

以前常連の方から「この隙間にデカいのが潜んでるんだよ~。」という話を聞いたことがあり、いい機会なので今回カメラを投入してみました。

動画の1分53秒あたりからこの隙間に放り込んでますが海底にはヤドカリとキタマクラがいるだけ・・・。

たまたま魚が留守なのでしょうか?
ちょっと期待はずれの結果に。

 

360度カメラは思った以上に面白い!

以前使っていたソニーのアクションカムAS-15は狙った方向がちゃんと撮れているのか、毎回不安でしたが、このPANOVIEWは360度なのでカメラの向きを気にせずに使えるのがとても便利です。

画質については値段相応といった感じでしょうか。
ただ個人的にはそれほど気にはならなかったので大きなマイナス点ではありません。

今回は解像度2048×2048、30fpsで撮りましたが最高画質の
2448×2448、30fpsだともう少しキレイに撮れると思います。

 

動画鑑賞するだけならカンタン。だが・・・

家で撮ってきた映像をスマホなりPCで見て楽しむ分にはいいのですが、これをYouTubeにアップロードするとなると少々面倒でした

今までは映像をちょこっと編集してアップロードすれば良かったのですが360度動画となるとそうはいきません。

もちろん360度にこだわらなければ従来通りの方法でいけるんです。
ですが、せっかくの360度カメラなのでやはり動画も360度にしてみたいもの。

やり方はカメラの機種ごとに違うと思いますが、PANOVIEWで撮った映像をYouTubeに360度動画としてアップロードする方法を紹介します。

 

PANOVIEWの映像を360度動画でYouTubeにアップロードする方法

以下すべてPCでの作業となります。

撮ってきた映像を動画編集ソフトで編集する。

撮れた動画を編集しないでそのままアップロードする場合はこの作業は必要ありません。

わたしはいらない部分をカットすることが多いのでどうしても編集作業が必要になってきます。

編集はお手持ちの動画編集ソフトがあれば何でもいいです。
わたしはフリーの「AviUtl」を使ってます。

撮った映像はこんな感じで記録されています。
普通のカメラの映像とは違いますが編集作業はこのまま進めてください。

編集が終わったらmp4形式で適当な名前を付けて保存しましょう。

 

XDV360でVR対応動画にする。

編集が終わったら次はXDV360での作業に移ります。

XDV360を起動して、先ほど編集した動画を開きます。
画面の右上端にアイコンが並んでいるのが分かりますか。

3つあるアイコンのうち、一番右が動画の再生モード選択。
真ん中が保存ボタン。
そして一番左が画面の上下反転になります

 

まず一番右のボタンで再生モードVR を選択します。
これ以外を選んだ場合、映像が正しく再生されないので注意してください。

次に一番左のボタンで画面を上下反転させます。

この機能はレンズ部分を上に向けた状態での撮影でしたら必要ないかもしれません。

わたしのようにレンズ部分を下に向けて撮影する場合は反転させないと、上下逆の映像となって再生されてしまうのでこのボタンで修正してください。

 

最後に真ん中のボタンで動画を保存します。
このときもエンコードに多少時間がかかります。

 

作ったVR動画をYouTube対応にする

ここまでくればあともう少しです。

さきほどのVR動画ですがそのままアップロードしても360度再生にはならないので対応させるためにメタデータを動画に入れ込む必要があります。

なんだか難しそうな感じを受けますが、作業自体は非常にカンタンです。

まずYouTubeの360度動画のアップロード手順のページにいきます。

ここから
ステップ2:アップロード手順

MacまたはWindows用の 360 Video Metadata アプリをダウンロード
に進み360 Video Metadataというアプリをダウンロードしてきます。

わたしはOSがWindowsなので以下Windows版での話です。

アプリを起動するとこんな画面が出てきます。

「open」をクリックしてメタデータを付加させたい動画を選択します。

 

選択した動画が読み込まれたら「My video is spherical(360)」にチェックが入っていることを確認して、下部の「inject metadata」をクリック。

 

保存先とファイル名を指定するウィンドウが開くので指定後、「保存」

少し待つと下の表示が「Successfully saved….」に変わりメタデータを付加した動画ファイルが出来上がります。

あとはこの動画ファイルをYouTubeにアップロードすれば360度動画として再生されるようになります。

 

あとがき

360度動画をYouTubeにアップロードするのが初めてだったため、かなりの時間を費やしましたが、一度やり方がわかれば次回はもうちょっとラクにできそうです。

中国製の激安カメラということで不安だったのですが、実際使ってみて「買って良かった」と感じています。

値段も安いし、これで360度カメラに慣れてから上級機種に乗り換えるのもアリでしょう。

釣り場の水中撮影以外にも活躍してくれそうなPANOVIEW、オススメです。

 

読んでいただきありがとうございました。

2 Comments

  1. こんにちは、しろボーイです。
    動画3つ見ました、360°カメラはすごいですね、Chromeで見ましたけど面白かったです☆
    海岸公園ですけど、結構きれいですね、うちの宮崎では
    こんなのちょっと撮れないと思います(><)

    1. こんにちわ、めんだこです。
      動画見て頂きありがとうございます。

      海岸公園側はけっこうキレイなんですが、自分が良く釣りをする港内はいつも濁っているのでいい画がなかなか撮れません・・・

      わたしの中では宮崎のほうが海がキレイなイメージがあります。

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