2018年11月24・25日 紀州釣り釣行記 静岡県焼津新港と用宗港

こんばんは、めんだこです。

 

2018年11月24・25日、2日連続で紀州釣りに行ってきました。

初日の24日は久しぶりの焼津新港、そして25日はいつもの用宗港です。

これまでにも何度か、わたしは焼津新港で竿を出していますが毎回本命の釣果はパッとせず。

そのため未だに苦手な釣り場という意識が強いです。

本格的に寒くなると用宗での釣りが厳しくなってくるので少しでも本命が釣れる可能性のある焼津に今のうち慣れておきたいところ。

今回はチヌの顔を拝むことが出来るでしょうか?

 

11/24(土) 午前2時30分 焼津新港着

いつも人が多い人気ポイントなので気合いを入れて真夜中に港に到着。

釣り場を確保した後は明るくなるまでタチウオでも狙ってみます。

 

仕掛けはバスロッドに小型水中ライト、エサはサンマの切り身です。

真っ暗な中、あちらこちらに放り投げてみましたが・・・反応はまったくありません。

この時期タチウオは厳しいのでしょうか?

わたし以外にも2組、タチウオ狙いの方がいましたがやはりアタリは無いようです。

 

午前6時5分 明るくなってきたので紀州釣り開始

ウキもなんとか視認できるくらいになってきたのでそろそろ本業の紀州釣りに移ります。

今日は3年ぶりくらいに1.2号・5.3mの中通し竿、ダイワのドライマックスを持ってきました。

ふだん用宗で釣りするときは水深が4~6m程度なので取り回しの良い短めの竿ばかり使っているのですが焼津は水深8m前後の場所が多く長めの竿のほうが使い勝手が良いのです。

ただ中通しで5.3mともなると持ち重り感がハンパなく、風の強い日などはたまったものではありません。

本当は4.5m程度の竿がいいのですが先日穂先を折ってからまだ修理していないため仕方なく5.3mの出番となりました。

 

本日のフィールド状況

天候:晴れ
気温:最高16.7℃ 最低7.1℃
潮汐:大潮 満潮6:29 干潮12:06

 

ダンゴレシピ(カップ杯数)

・紀州マッハ攻め深場:1袋
・集魚剤(チヌグルメ):1
・サナギ粉(細挽き):1
・アミエビ:1ブロック

ヌカが無いことをすっかり忘れていました・・・。

代用として急遽紀州マッハ攻め深場を購入。

市販のダンゴ材を使うのも久しぶりです。

握った感じは粒子のきめが細かいというか、ヌカ砂ダンゴとはまた違った感触ですがまとまりも良く使いやすそうです。

さすが市販品。

さてこれが吉と出るか、凶と出るか・・・。

 

持参した付けエサ

:自作練り餌・改
:バナメイえび
:オキアミ砂糖漬け

 

練り餌を少し改良しました。

基本材料は小麦粉、サナギ粉少々、アミエビなのですが、薄力粉の代わりに強力粉使用+酒粕を一割程度練り込んであります。

薄力粉から強力粉に変えたことでグルテン量が増えたためか、まるで餅のような触感になりました。

 

朝6時24分、釣り開始

釣り始めこそ無風状態で良かったのですが次第に風が強くなってきました。

こうなるとただでさえ重い5.3mの竿が支えてるだけでやっとです。

いい竿なんですがねえ・・・もう少し軽ければ。

あと朝の時間帯はこのポイントは逆光になるためウキが見え辛い。

何かがダンゴに寄って来ているようですがウキが良く見え無いのに加え、はっきりとしたアタリも出ないため掛けにいくことができません。

そして釣り開始から2時間近く経った午前8時過ぎ、ようやく本日最初の魚が釣れました。

 

ちびアイゴでした。

寄ってきているのはこいつらか?

次の一投。

アタリました!、今度はいい引きです。

首ふってるような感じもするし、これがタイならいいサイズのはずですが・・・。

 

やっぱりボラでした。

ボラならボラらしく、はっきりそれと分かる引きをして欲しい!

これからは姿を確認するまではあまり期待しないようにします。

 

ボラ以降、オキアミが毎回盗られるようになってきたので付けエサを練り餌に変更。

このころになると風も弱くなってきてだいぶ釣りしやすい状態になりました。

なるべく怪しそうなアタリは無視していると時折ヘダイが釣れてきます。

 

そして昼近くの午前11時52分、仕掛けを回収しようと竿を立てると、何か掛かっている様子。

手のひらヘダイよりも引きは強いようですが・・・?

 

チヌでした!

サイズは小さいですが本当に久しぶりの焼津での本命、嬉しいです。

ウキには全く反応が出ていなかったので居食いしていたのでしょう。

この魚をスカリに入れて次の一投、今度はウキがスパッと沈みました。

ヘダイか?と思ったのですがこれもチヌ。

 

さらにサイズダウン。

でも釣れてくれればこの際文句は無いです。

その後もアタリが出続けているので昼休憩もとらずにダンゴを投げ続けますが食いが浅いのか、なかなか針に掛かってくれません。

そして午後になると、だんだん練り餌への反応が悪くなったのでバナメイえびを千切って針付けしてみます。

 

するとヘダイが。

この日はバナメイえびでヘダイが良く釣れました。

最終的に午後16時近くまで釣りしましたが本命は昼前後に釣れた2枚のみ。

ただアタリも多かったので楽しめた一日でした。

 

11/25(日) 朝7時26分 用宗港へ

前日久々に長い磯竿を振り回していたせいか疲れて爆睡してしまい、早起きできませんでした。

まずは海岸でダンゴに混ぜる砂を採取。

今日もいい天気です。

 

昨日の帰りにヌカを購入しておいたので本日はいつも通りの配合で。

 

ダンゴレシピ(カップ杯数)

・ヌカ:10
・砂:3
・集魚剤(チヌグルメ):1
・サナギ粉(細挽き):1
・アミエビ:1ブロック

付けエサは昨日と同様、砂糖漬けオキアミ、バナメイえび、自作練り餌の3種類です。

選んだ釣り座は先週ゴンズイしか釣れなかったあの場所。

 

釣り開始一時間後の8時半過ぎ、本日一匹目。

 

この後はアタリも無くエサも盗られません。

オキアミ一匹あれば一日釣りが出来そうな状況です。

あまりの魚っ気の無さに耐え切れず、航路東側にポイントを移動しました。

 

午前11時、場所を変えて再スタートです。

15m程のところへダンゴを放り込むと数投でアタリが!

ウグイでしたが・・・。

 

朝のポイントよりも魚の活性は高いようですがしばらくするとこのポイントも沈黙。

エサが残ってくるようになってしまいました。

 

朝イチからこちらで釣りしている釣り仲間の方にはボラが盛んにダンゴアタックしているようで、棒ウキがピコピコしています。

ご厚意でわたしもその方の横、3m程のところに投げさせていただきましたがわたしのダンゴには無反応。

ダンゴの味が違うと魚も寄っては来ないのでしょうか?

夕方までひたすらダンゴを投げ込みましたがアタリ自体少なく、唯一まともな釣果は午後15時過ぎに釣れた手のひらヘダイ一枚だけでした。

 

この日チヌは最後まで顔を見せず。

厳しい季節の到来を実感した一日でした。

 

あとがき

今年は比較的暖かな日が続いていましたが海の中は徐々に冬になりつつあるようです。

真冬~春先にかけては用宗でチヌを釣り上げるのは至難の業。

そろそろ本格的に焼津あたりへ出張しなければいけないかもしれませんね。

それではまた。

今日はお読みいただき本当にありがとうございました。

 

6 Comments

  1. めんだこさん、焼津新港での小チヌ2匹の釣果おめでとうございます。
    私の場合、水深がいつもより深くなる場所では、ダンゴの固さが合うか気になります。
    今回3連休の3日間をほぼ同じポイントで釣り続けましたが、2日目は今年最大の
    42cmのチヌ(居つきの真っ黒なチヌでした)、25cmの小チヌとヘダイ8匹でした。
    3日目はきれいなチヌと思いきや、残念ながら28cmのキビレとヘダイ3匹でした。
    夕方にボラ当たりが連発し、浮いて一気に横走りを久々に堪能しました。
    中空円柱ウキを使い続けましたが、見物の人からは「変わったウキを使っている」は
    未だ良いですが、「何で寝ウキを使わないのか」と、紀州釣りは寝ウキを使うことが
    当たり前感ありありの問いかけ等が多いのが悩みでした。
    約半世紀前に和歌山での紀州釣りウキを、復刻・改良で試してますと返しています。
    今の中空円柱ウキの欠点も見えたのですが、追い風で30m以上にダンゴを飛ばして
    いても、風向きが変わって向かい風や横風を受けると、30mのポイントまでもうまく
    飛んでくれないことを痛感しました。これはなかなか改良点を見い出せません。
    ところで、餌に冷凍した川津海老を最近持って行ってますが、安く手に入らないか
    ネット検索したところYahoo検索で「新川津海老」のキーワードで明石の魚屋の
    ネット通販が有りましたよ。(個人的には土曜日に直接買いに行くのが安そうです)
    もしもの時には参考にしてください。

    1. 評論家さんこんばんは。
      ありがとうございます!
      苦手意識のある釣り場での釣果でしたので釣れた時はいつも以上に嬉しかったです。
      当日はヌカではなく市販品の紀州マッハで釣りしましたがダンゴの握り加減と割れ時間を把握するのに時間がかかってしまいました。
      もっと早い段階で把握できていればまた違った展開が出来たのかな?とも思います。
      次回焼津で釣りするときはそのあたりも意識して釣りしてみるつもりです。

      評論家さんも3連続釣行お疲れさまでした。
      しかも良型のチヌを仕留められたとのこと、お見事です。
      わたしは最近小チヌばかりで40cmこえるような大物にはさっぱり縁がありません。(小さくても嬉しいのですが・・・やはり大物を釣りたいですね)
      中空円柱ウキは逆光時などに使わせて頂いております。
      その視認性の高さから棒ウキではほぼ見えない時間帯でも見えるので重宝しています。
      やはりこの手のウキは珍しいのでしょう、わたしも使っていると周りの釣り客に良く話しかけられます。
      あくまで釣りは遊びなのですからどのようなウキでも楽しく釣りができればそれでいいとわたしは思います。
      確かに風の強い日ですと中空円柱ウキは厳しいかもしれませんね。
      わたしも現在メインで使っているカヤ製の棒ウキも全長65cm以上あり風の影響をけっこう受けます。
      もう少し短めのものもあったのですが壊れてしまい、また作り直さなければと思いつつ手を付けていない状態です。

      「新川津海老」さっそくネットで調べてみました。
      時価とのことですがおおよそ600g前後で1000円なら買ってもいいかも。
      送料がちょっと高めですがノッコミ時期などにはこのエビ、効果ありそうな感じですね。
      ひょっとしたら注文してしまうかもです。
      面白い情報、ありがとうございました。

  2. お疲れ様でした!
    急激に海の状況が変わっていってる感じですね。
    そんな中で、二枚ゲットは良かったですね!

    寒いと深場に移るんでしょうか?
    そんなイメージはあります。。
    チヌの出た焼津が深いのと関連ありますかね?

    砂取りされた海岸ですが、春から秋にかけて渚紀州もいけそうな雰囲気ありますね〜
    めんだこさん、海が近くて羨ましいですよ〜

  3. 梅の父さんこんばんは。返信遅れましてすみません!
    ありがとうございます。
    型は小さいですが苦手としていた場所での釣果でしたのでいつも以上に嬉しかったです。
    ホームの用宗は水深が浅いせいか12月~6月くらいまでの期間は例年、釣果がガタ落ちしてしまいます。
    全く釣れないわけではないのですが隣の焼津港へ行ったほうがまだ可能性が高いので昨年度も寒いうちは焼津に通っていました。
    水深が多少深いのと、水温が明らかに焼津のほうが温かいのでチヌ以外の魚も活性が高いように感じますね。

    そういえばずいぶん前に、紀州ではないですが海岸で渚釣りの釣果が出ていると釣具店の釣果情報に出ていたことがありました。
    よくよく考えたら沖にテトラが入っているので波も穏やかだし、紀州で攻めても面白そうですね。
    確かに、家から10分足らずで釣り場まで行けるというのは恵まれてるなあと自分でも思います😊

  4. こんばんは、焼津港での本命ゲットおめでとうございます。

    しかし、用宗港の釣果は完全に落ちてしまいましたね。
    そろそろ用宗港からはなれる時期ですかね。

    今週は私は釣りに行けなかったので、来週は日曜日、月曜日連投で行く予定です。

    日曜日は用宗か焼津、月曜日は清水で考えています。

  5. ややさんこんばんは。
    ありがとうございます!
    焼津港で釣ったのはいつぶりだったか・・・久しぶり過ぎて思い出せませんが釣れて良かったです。
    昨日12/2にも用宗に行きましたが釣り人自体少なくチヌ以外の魚もほとんど釣れていない感じでしたが、一日粘りまして何とか一枚だけ本命を釣ることが出来ました。
    午前中はほとんどアタリ無し、ようやく反応が出始めたのは昼過ぎぐらいからでした。
    この日の釣行についてはまた記事にする予定です。

    今週は雨の予報が続いているのでそれが週末の釣りにどう影響してくるか・・・個人的には用宗よりも焼津のほうが釣れる確率は高いのではと思いますが自然相手のことなので正直分かりません。
    ややさん今週末は連続釣行ですか~。
    本命が上がる事、祈念しております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください