2020年6 月6・7日 紀州釣り釣行記 静岡県用宗港 釣り人口増加?

こんばんは、めんだこです。

2020年6月7・8日の二日間、ホームの用宗港へ紀州釣りに行ってきました。

コロナ感染拡大を防ぐための緊急事態宣言が発令されてからあちこちの釣り場が閉鎖されましたが用宗港も例外ではなく、港内駐車場は軒並み進入禁止となってしまいました。

ただ2週間前からは一部入れない場所はありますがほぼ解除となったため、また以前のように釣りが楽しめる状況となっています。

水温も20℃台まで上がってきました。

3月後半からパッとしない釣果ばかりでしたので、そろそろまともなサイズのチヌを拝んでみたいです。

 

6月6日 午前4時前 用宗港着・準備

日の出も早くなり午前4時過ぎには普通に釣りができるくらいになりましたね。

風もなく非常に釣りやすそうですが魚の活性はどんなもんでしょうか。

 

フィールド状況

天候:曇り
気温:最高28℃ 最低21.2℃
潮汐:大潮 満潮5:13 干潮12:26 

ダンゴレシピ(カップ杯数)

・ヌカ:5
・砂:2
・マルキュー・グレV9徳用:1
・マルキュー・濁りおから:2
・アミエビ:16切りを1ブロック
・牛乳:1000ml

牛乳は一気に入れずにダンゴ材が乾いてきたら都度いれるようにしました。

あと、少し前までパン粉ダンゴを使っていましたが中層にウグイの群れがいるとものすごい勢いで突かれて、底までダンゴが落ちていかないことが多々ありましたので元のヌカダンゴに戻しました。

また近所の釣具店にてマルキューの「濁りおから」という商品が入っていたので試しに入れてみることにしました。

 

持参した付けエサ

・自作のチーズ練り餌
・自作加工オキアミ(昆布茶&オイスターソース漬け)
・バナメイえび

3種類用意しましたが、このうち練り餌はちょっと目を離したすきにカラスに丸ごと持っていかれました・・・。

せっかく作ったのに一度も使えず・・・残念。

なので本日は加工オキアミとバナメイの2つで勝負です!

 

午前4時50分 釣り開始

ポイントは竿一本半ほど先の極近距離で水深は満潮時で5mちょっと。

まず1投目はオキアミからスタートです。

本日はdeeper(携帯型魚群探知機)を忘れてきてしまったので魚の有無は分かりませんが数投するとはやくもダンゴアタリのようなものが出始めました。

何かいるのは間違いなさそうですがダンゴが割れるとアタリなくオキアミは消え去ります。

フグですかね?

この頃フグ以外にウグイもエサ盗りが上手になってきて、以前のようにスコンスコンとウキを沈めるアタリが少なくなったのでウグイの可能性も捨てきれませんが・・・。

しばらく釣り続けても状況は変わらずなので、付けエサをオキアミからエサ盗りに強いバナメイえびにチェンジ。

小さく切ったバナメイを針付けして放り込むとすぐに食い込みアタリが出ました!

やっぱりウグイでした。

ちなみに魚と一緒に写っているカヤ製の棒ウキは最近のお気に入りでして釣り仲間のKNさんに頂いたもの。

安定性、視認性が良くそれでいてアタリがしっかりでるので出番が多いです。

 

午前6時過ぎからはシラス漁の船が一斉に出航。

漁が始まるとひっきりなしに船が通るので引き波で海面がジャバジャバ荒れてしまいます。

ダンゴのサワリなど小さなアタリはよく分からなくなりましたが、それでも魚が食い込んでウキがしっかり沈むアタリは判別できます。

ゆっくり、スゥーっとウキが入っていったので「これはチヌだろう」と思ったのですが全然違いました。

ただこのハコフグ、わたしにとっては縁起物でスカリの中に入れておくと本命のチヌやメジナなどが釣れる確率が上がる(ような気がする)んです。

たんなるゲン担ぎですが今回も帰るまで、スカリの中でおとなしくしていてもらいましょう。

その後も時折アタリがでますが外道のフグや

 

ハオコゼばかり。

朝方にダンゴアタリを出していたウグイもどこかに行ってしまったようで午前10時を回った頃にはオキアミ、バナメイともにほぼ毎回無傷で帰ってくるようになる始末。

どうしたものかと思いましたがこうなると手の打ちようもなく、できて付けエサの変更くらいでしょうか。

練り餌はカラスに持っていかれたし・・・そうだ! フナムシがいたっけ。

関連記事釣りエサ確保にフナムシ捕獲器を自作

最近は気温が上がってきてフナムシがちょこちょこ岸壁に姿を現すようになりました。

さっそくフナムシ取り器で捕獲しましたが、あいにく引き潮のためフナムシが岸壁の隙間に逃げ込んでしまい多くはとれません。

わたしにとってフナムシはエサにしか見えませんが人によっては気分を害する方もいらっしゃると思いますので画像にモザイク掛けました。

15分ほどかけてようやく7~8匹。
す、少ない。

とりあえずこれで試してみます。

一投目、二投目・・・エサは残ったまま。

三投目・・・お、あたった。

25cmほどのチヌが釣れました。

エサを替えたことで興味を惹かれたのでしょうか?

とりあえず作戦成功。

ですがダンゴの近くにいたのはこの一枚だけのようでその後はウンともスンとも言わずに時間だけが過ぎ、とうとう日没を迎えてしまいました。

初日釣果:チヌ(25cm)×1、ハコフグ×1

本命が出たのはハコフグ効果か?

皆さんもハコフグが釣れたらとりあえずスカリに放り込んでみてください。

まったく保証はできませんがチヌを釣れて来てくれるかもです。

 

6月7日 午前4時15分 再び用宗港へ

おはようございます。

釣行二日目、昨日と同じポイントに陣取りました。

ダンゴの配合は変わらず、付けエサも加工オキアミとバナメイを持ってきました。

時間的にちょうど満潮近くでかなり海面があがっています。

昨日のアタリエサ、フナムシも今なら簡単に採れるはず。

釣りを始める前にまずはフナムシ獲りからスタートです。

けっこうな数を採ることが出来ました。

これだけあれば一日充分持つでしょう。

さあ釣り開始。

日曜はシラス漁も無いので海も穏やか。

数投してオキアミは瞬殺だったので早々にフナムシに付けエサ変更します。

するとすぐにアタリが来ました。

ハオコゼでした。

8cmちょいでしたがハオコゼにしては割といいサイズですよ。

何だか嬉しかったのでめんだこマークを入れて撮影しました。

続けてウグイ

で、この一匹を境にアタリが消えました。

どうも最近はウグイやボラが一時的に寄ってきても一匹掛けるとすぐに散ってしまいしばらく戻ってきません。

暇な時間が続きます・・・。

ところでいつも閑散としているはずの用宗ですがコロナの影響か、はたまた港の開放を待っていた人々なのか、手軽なレジャーとして釣りをする人が増えたような気がします。

朝8時の段階で外海向きに伸びる堤防はすでに満員御礼の釣り堀状態。

数週間前から小サバの群れが大量に港内に入って来ているため、サビキが好調ということもあるのでしょうが去年はこんなに人はいませんでした。

幸いわたしの釣っている場所はそこまでの混雑はないのですが仕掛けや釣り糸のポイ捨てが多くなっている気がします。

たまにブログでも書くのですが糸や仕掛けなどが野鳥の足に絡まり取れなくなってしまうため絶対にやめて頂きたいです。

また、あまりにゴミの放置が多いと最悪、釣り場の閉鎖なんてこともあるかも知れません。

多くの方が釣りを楽しむのはとても喜ばしいことですがこれからも長く釣りを楽しむためにもゴミは持ち帰るようにしたいものです。

 

さて、釣りのほうですが午前10時過ぎ、釣り好きの親戚が中学生の孫を連れて登場。

孫がサビキで小魚釣り、親戚はそれをエサに泳がせ(ブッコミ)釣りを開始。

何もアタリが無いわたしをよそに、中学生の孫は隣でバンバン小サバやイワシを釣り上げています。

おいおい、こっちは早朝からたいして釣れてないのにいきなり連発ですか。

見ているとちょっと前までサバばかりでしたが今日はイワシもいるんだ・・・。

マイワシやカタクチではなくウルメイワシかな?

ブッコミのほうは不発でしたが小一時間ほどで満足したのか、十分な量のイワシを釣って二人とも帰っていきました。

わたしもサビキに転向しようか。

 

午前11時、相変わらずアタリも何も無いのでもう限界。

港内寄りのポイントへ釣り座を替えることにしました。

ここはほぼ毎日、誰かしらダンゴ釣りをしている場所なので魚も多いはず。

一投目、お、いきなりエサ盗られましたよ。

そこから数投、仕掛けを回収しようとしたら、ん? 何か釣れています。

マイクロサイズのチヌでした。

アタリエサはフナムシ。

う~ん嬉しいけどいかんせん小さすぎるかな。

このままリリースでもいいですが釣り仲間のUさんから教えられた「釣れたチヌは小さくてもすぐにリリースしてはイカン! 他の魚が警戒して食わなくなるぞ!」という鉄の掟がありますのでとりあえずスカリに放り込んでおきます。

大きなスカリにマイクロサイズ一枚だけというのは悲しすぎます。

もうちょっとスカリの中を賑やかにしたいところですが、エサばかり盗られてしまい魚が掛かりません。

フナムシでは限界を感じてきたのでここからはバナメイメインに切り替えます。

午後13時半、また仕掛けの回収時に何か釣れました。

う~ん、最初のと同じくらいのサイズ。

アタリは全くウキに出なかったので居食いしてたのかな。

このぐらいのサイズでも連発すれば楽しいのですがそんな気配も無く。

午後16時過ぎになってやっとダンゴアタリが盛んに出るようになりましたがウグイが一匹掛かったぐらいでチヌは姿を見せてはくれませんでした。

本日の最終釣果:マイクロチンタ×2枚

いやあ~寂しい!

一応本命ですがせめてもう少し大きければ・・・。

 

あとがき

この時期釣れないのは分かっているのですが、あまりにもアタリが少ないと心が折れますね。

せめてもの救いがマイクロサイズでしたが・・・。

周りを見渡すとサビキ釣りで小サバやイワシが鯉のぼり状態で釣れていました。

一日ダンゴを打って極小チヌ2枚か、短時間のサビキ釣りで小魚をたくさん釣るか・・・ちょっとサビキに心が傾きかけました。

ひょっとしたら次は数年ぶりにサビキをするかもしれません。

それではまた。
今日はお読みいただき本当にありがとうございました。

15 Comments

  1. 連チャンですか!いつもの始まりましたね!お疲れ様です。
    いろんな魚が釣れていますね。
    きっと、チヌもいるんでしょうし、もう一息ですよ。

    ポイントは大事だよなあと、今更思うようになってきました。
    私は滅多に釣座を変えないのですが、今後は意識して見切りをしてみようと思っています。
    これまで、要らない荷物を持って行ったり、出した道具を出しっぱなしなので、移動が億劫でしたが、いつでも動けるように整理整頓です!

    フナムシ、やっぱりいいじゃないですか!
    アレが出てくると季節を感じますねえ。
    ただ、モザイクしてもなお、何か不気味さを感じてしまいますね(笑)
    私は、ご存知の通り、なんとも思わない派ですが。

    これから暑くなってくるので、余程の釣り好きしか海に出ない季節になるかと。
    のんびりと堤防を楽しめる、いい季節です。
    体調には気をつけて、お互い、たのしみましょう!

    1. 梅の父さんこんばんは。
      どうも時間があるとついつい釣りに行ってしまいます。
      ほとんど病気ですね💦
      サビキでじゃ小サバが釣れ盛っていたので魚の活性は良くなってきているんです。
      あとはチヌがやる気を出してくれれば何も言うことは無いんですが。

      ポイントの見切りは本当に難しいですよね。
      わたしもお気に入りポイントがあるのですが普段からコマセが入っているような場所ではないので当たりはずれが大きく、釣れるときはいいのですが外すとカスリもしないことがままあります。
      荷物の多い釣りなのでわたしも一度釣り座を決めたらなるべく動きたくはないのです。
      ただあまりにも気配が無い時は他の場所のほうがとても釣れそうに見えてしまうという。
      隣の芝生は青く見えるというやつでしょうか。
      わたしも荷物はいつもグシャグシャしてるので整理整頓、気を付けます。

      フナムシが出てくると本格的な紀州の季節が来たかなとわたしも思いますね~。
      釣り仲間にもフナムシ好きがいて、「釣りはフナムシに始まりフナムシに終わる」なんて冗談を言ってます(笑)
      家に出るゴキブリは絶対に触れませんがフナムシはエサとしか思えないのが自分でも不思議です。

      確かに、本格的に暑くなると本気の釣り好き以外は日中暑くてやってられないでしょう。
      熱中症にだけは気を付けてわたしも頑張ります!

  2. こんばんは!

    おー、チヌめっちゃ羨ましいです!

    今週の土曜か日曜に用宗港に釣りに行く予定なので、大物釣れるように頑張ります(^^)

    ところで、めんだこさんは小さいチヌが釣れた時はどのようにして食べていますか?

    1. 初心者さんこんばんは。
      ありがとうございます!
      サイズはかなりの小振りですが少しずつチヌが釣れてくれるようになりました。
      今週末は天気も良さそうなので期待できるのでは?
      大物ゲットできるといいですね!

      わたしは以前は釣れた魚を持ち帰って小さいものは煮付けや塩焼き、大きめは刺身などしてましたが家族からあまり持って帰ってくるなということで最近はほぼリリースしています。(台所が臭くなる・汚れるというのが一番の理由です)
      なので今は食べるためというより釣って楽しむだけという感じでしょうか。
      個人的には昆布締めにして食べるのが好きでした。

  3. ご返信ありがとうございます!

    梅雨に入って天気が心配でしたが、土日は晴れるみたいなので楽しみです!

    確かに、今の季節魚の頭とか内臓とか放置しとくと結構臭いますよね…(*_*;

    昆布締め、おいしそうなので自分もやってみたいです!

    1. 最近は週末になると天気が悪くなる日が多かったですが今週はそれほど暑くならない予報なので釣りしやすいのではないでしょうか。
      釣り場である程度下処理できれば家に持って帰っても調理は楽なんですが日没間際まで釣りしてるのでそれもなかなかできません
      昆布締めはおススメなのでぜひ!
      今の時期はあまり釣れないかもしれませんがヘダイも臭みがなく美味しいです。

  4. めんだこさんこんにちわ!実は自分チヌのイカダ竿購入しました!あとリール買えばダンゴ釣りにデビュー出来ます!とりあえずはホームの焼津新港でやってみようと思います!いつかめんだこさんに弟子入りしたいです!

    1. 栃平さんこんばんは。
      おお、ついに筏竿購入しましたか!
      もうダンゴデビュー間近ですね。
      用宗では水深が浅いせいか短竿で真下を狙う筏釣りは厳しそうですが焼津は水深も深く、けっこう短竿で狙っている人多いですよね。
      わたしはウキを使う紀州釣りに慣れているせいか、穂先の動きでアタリを取る筏釣りが割と苦手です。
      チヌと他の魚のアタリの区別がよく分からないのでいつもボラばかりかけてしまう始末で・・・。
      栃平さん、弟子入りなんてとんでもない!
      わたしのほうが落とし込みで弟子入りしたいくらいですよ。

      1. 去年、今年と落とし込みでチヌ上げれていないのです・・・。今年こそ!チヌ釣りたいです!

        1. そうなんですか!
          わたしも昨年はのべ竿で仕事帰りや紀州の合間に何度か落とし込んでみたのですがまったく釣れずじまいでした。
          見えチヌもいたので楽勝かと思ったのですが考えが甘かったです・・・。
          栃平さんがダンゴを覚えたら得意の落とし込みとの二刀流でバンバンチヌ上がるのでは⁉
          釣果報告も待ってますので是非コメントしてください!

  5. こんばんは。
    焼津の川のクロダイも5月末くらいからとうとう開幕しましたよ。フナムシは落とし込みでも最強の餌と思っています。ほとんどフナムシオンリーで釣ってます。私もフナムシは餌にしか見えません(笑)天日で乾燥させておけば、ジップロックで常温保存できるので、生エサがとれなくても年中使えます。しかも釣果は生エサと遜色ないので驚き。手間もお金もほとんどかからないし、カニよりよほど食いが良い気がします。まさに、最強( ̄ー ̄)ニヤリ

    1. sugwiさんこんばんは。
      そうですか、焼津では早くも落とし込みでチヌあがってるんですね!
      昨年は夏場に何度か落とし込みもしたのですが結局一枚も釣ることが出来ませんでした。
      今年はどうかなあ~。
      確かにカニよりも食いは良いし、時期になればその辺の堤防に無尽蔵に湧いてきますからこれほど良いエサは無いですよね。
      見た目と素早い動きがゴキブリを連想させるので苦手な人は絶対に使わないでしょうがなにせタダで手に入るのが魅力かと。
      天日乾燥は試したことがありませんでした。
      食いが変わらないようなら保存もきくしいいことずくめですね。

  6. わたしもsugwiさんのコメントでそういうフナムシの使い方もあるのかと思いました。
    乾燥フナムシはやったことがないですね。
    ちょっとグロいですが潰したフナムシを小麦粉で練り込んだら良く釣れる練り餌作れないですかね?

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