2020年8月23日 紀州釣り釣行記 静岡県由比港 プチ遠征

こんばんは、めんだこです。

 

2020年8月23日(日)、静岡県由比港に紀州釣りに行ってきました。

桜エビで有名な港であり、遥か大昔に釣りをしに来たことがありますがここでダンゴ釣りをするのは初めて。

今回は会社の同僚と二人での釣行です。

自宅からは車で45分くらい.

ものすごく遠いわけではないのですが、いつもは家から15分の用宗港ばかりなので遠征釣行しているような気分です。

 

午前5時10分 由比港着

港入口にある桜エビのモニュメント前で同僚と待ち合わせ。

寝坊してしまいまい焦りましたが早朝は道も空いていて、思ったよりも早く着くことが出来ました。

どこが釣れるポイントなのかさっぱり分からないのでとりあえず、港西側にある荷捌き所のとなりで竿を出すことにしました。

堤防からそっと海の中をのぞくと30cmくらいのチヌが3枚、ふらふらしています。

ほかにも小魚の群れが通りすぎたり、熱帯魚のような魚がいたりと魚影は用宗よりも濃いような感じ。

これはいいかもしれません。

 

フィールド状況

天候:曇りのち晴れ
気温:最高33.2℃ 最低27.3℃
潮汐:中潮 満潮7:40 干潮13:39

ダンゴレシピ(カップ杯数)

・ヌカ:6
・砂:2.5
・マルキュー・グレV9:2
・オキアミ:1.5㎏
・牛乳:1000ml

  持参した付けエサはオキアミ、ハチミツ漬けサナギ、食い渋りイエローです。

釣りを開始する前にまずはdeeperで水深など調べてみました。

20mほど沖からゆっくり引いてきましたが水深は深いところで5mちょっと。

中層になにか魚の反応がありますが何でしょう?

のんびりと支度をして、釣りを開始したのは午前6時半過ぎでした。

手投げで10m程度先を狙ってみます。

潮の流れがほとんどなく、まるで池で釣りをしているようです。

 

隣では同僚がサビキ仕掛けで堤防際を狙っていますがイマイチアタリが無いようです。

そこでオキアミをサビキの針につけて垂らしたところ、小さな魚が掛かりました。

ゴンズイか?と思いましたがなんか違うようです。

この魚の名前を知っている方がおりましたらコメントで教えて頂けますでしょうか。

わたしのほうは一向にアタリはなく、エサもほとんど無傷で帰ってくる始末。

そして午前8時過ぎ、岸壁に船が着くので、ということでここでの釣りは終了。

どこにしようか考えましたがちょうど対岸の堤防が空いていたのでそちらに引っ越すことにしました。

 

午前9時30分、引っ越し先で釣り開始!

対岸の堤防にやってきました。

海を挟んで真正面に見える岸壁が先ほどまで釣りをしていたポイントです。

駐車場所から歩いて50mくらいのところが空いていたので、ここで釣りすることにします。

わたしたちのいる場所からはさらに堤防が続いており、奥のほうが何となく釣れそうな感じです。

 

とりあえず釣り再開!

まずはタナ調整のためオモリを付けて投げ込むとこちらは対岸よりも2m程度深いようです。

しばしダンゴを打ちこんでいるとウキが沈みました。

小さなカサゴ君

これがいるということは海底は砂地ではなく岩礁帯なのでしょうか。

「大きくな~れ♪、大きくな~れ♪」と願いを込めてリリースしました。

 

数分後・・・願いが天に通じたのか、再度カサゴが釣れました。

なんと1.5倍くらいになりましたよ!

この調子で行けばあと3~4回で30cm越えも夢ではないでしょう。

このカサゴも「大きくな~れ♪」と海に戻しましたがそれきり帰ってくることはありませんでした・・・。

その後はしばらくアタリも無い時間が続きました。

周りを見てみると、少し離れた場所でルアーをやっている方たちが3~40cmくらいの魚を連発しています。

どうやら小さなシイラのようです。

よくよく見るとわたしの近くでも海面に3~4匹、群れになってふらふら泳いでいるではないですか。

ちょうど回収した仕掛けにオキアミが付いたままだったのでシイラの進行方向にゆっくり漂わせるとすぐに突進してオキアミを咥えました。

小さいながらも良く引きます。

目の前通せれば何でもいいんでしょうか?

このシイラ、ちょっと遊ぶにはちょうどいいサイズなのかもしれません。

ただ食べるとなるとそれほど身もなさそうだし、元気なうちにリリースしました。

昼すぎ、たまにダンゴアタリはあるのですが長くは続きません。

木っ端グレですがこれも一枚だけ。

そういえばまだボラもフグも気配が無いです。

イマイチ魚が寄っている感じがしないので確認のためdeeperを投げ込んでみました。

魚探の結果を見る限りではけっこう寄ってきているみたいですがエサも残ってくるし反応鈍いです。

やっぱり水温が高すぎなんでしょうか。

 

午後13時、やっと頻繁にアタリが出てくるようになりましたが・・・。

コイツか。

しかも連発で釣れてきます。

エサ盗りとしてフグは予想してましたがヒイラギは考えてませんでした。

こういうときはバナメイえびがけっこう役に立つのですが・・・。

手持ちのエサで使えそうなのはサナギや練り餌ですが、ずっと残りっぱなしなので仕方なくオキアミで続けます。

やっとタイ科の魚が釣れました。

ときおり小アジも混じります。

どうせ一匹だけだろうとリリースしましたが午後14時過ぎからはヒイラギとアジが交互に釣れるようになりました。

逃がさずとっておけば10匹くらいは確保できたかもしれません。

後から考えると惜しいことしました。

午後15時にはあまりの暑さに同僚はギブアップ。

先に帰宅しましたがわたしは帰るわけにはいきません。

夕マズメに望みをつなぎます。

 

午後17時過ぎ、また新しいお客さんです。

これはイシモチ(ニべ)の子供か?

午後18時、とうとうこれが釣れてしまいました。

結局最後までチヌは姿を見せてくれず。

諦めて納竿しました。

 

あとがき

前情報なしで行きましたが釣れる魚種も多く、なかなか楽しい港でした。

たまには違う場所で竿を出すのも新鮮でいいものですね。

残念ながらチヌは釣れませんでしたが、もうちょっと涼しくなったらもう一度リベンジしたいと思います。

今度来るときはちゃんとバナメイえびを持って来よう。

それではまた。
今日はお読みいただき本当にありがとうございました。

6 Comments

  1. めんだこさん ごきげんよう。
    不明な魚の件ですが、一見したところホンソメワケベラに似た感じなので、
    ニセクロスジギンポとかではないでしょうか。
    めんだこさんも最近は、新しい釣り場の開拓を進められいるのですね。
    紀州釣りの場所では、足場の良い堤防や漁港内が一般的なので、他の人と
    場所の取り合いになることも多いと思います。
    ダンゴを投げ続けてチヌが寄ってきそうな良い場所を見つけられましたね。
    私は暑さに負けて、ここ1ヶ月半ほど紀州釣りを出来ていません。
    糠ボックスから貰っていた糠が買い物袋一杯分、虫だらけになっていました。
    そろそろ残暑も和らぎ始めるので、紀州釣りも再開したいと思います。

    私の考案した軟質発泡材を浮力にした遠投用ソリッド棒ウキを『水雲ウキ』の
    愛称でウキ自作される方に拡めたいなとブログで公開しました。
    簡単・安価に自作できるので、遠投で紀州釣りされている方に拡散ください。
    なお、近投の人でも十分使えると思います。

    1. 評論家さんこんばんは。
      さっそく教えて頂いた魚の名前で検索してみました。
      確かに似ています。
      ギンポというと細長い、うなぎみたいな魚というイメージがありましたがこういうギンポもいるんですね。

      ふだん釣りしている用宗もいいのですがたまには他の場所でも釣りをしてみたいと思い、昔釣りをしたことがある由比港に行ってみました。
      チヌは釣れませんでしたが非常に雰囲気の良い港でして、秋になったらまた挑戦する予定です。
      いつもやっている釣り方が用宗以外でも通用するのか試してみたいという気持ちもあります。

      わたしは家にヌカの置き場所が無いためいつも車の中に積みっぱなしなのですが、やはり虫が湧くと車内に蛾が飛び交ったりしています。
      わたしは気にならないほうなので放置してますが昨日釣りをした際もダンゴの中で小さな虫が動いていました。
      魚のエサになってちょうどいいかな、なんて思ったりしています(笑)

      水雲ウキ、良い名称ですね!
      焼津方面で紀州釣りされてる方は遠投派が多いのできっと興味を持たれるかと思います。
      評論家さんのブログとあわせて伝えておきます。

  2. お疲れ様です!
    賑やかな釣果でしたね。
    今後に期待が持てそうです!
    それにしても、堤防からシイラが釣れるんですね〜 

    広い岸壁でいいですね。
    直ぐ横に人が来ることもないんでしょう。羨ましい限りです。
    広い場所の海底の変化が掴めるとmyポイントになりますね。
    deeperが強力な武器になりそうです。

    1. 梅の父さんこんばんは。
      ホームの港と違ってアタリがあるたびに「次は何が釣れるんだろう?」と楽しく釣りが出来ました。
      魚種も豊富ですしもうちょっとポイントの開拓ができればきっとチヌも姿を見せてくれるのではないかと期待しています。
      ただこの港は日を遮るものが全く無いので今の時期は一日通しですと暑くてたまりません。
      なので秋になったら再度リベンジしようと予定しています。

      シイラはわたしも初めて釣りました。
      どちらかというと外洋を泳いでいるイメージだったのですが小さいうちは港の中まで入ってくるんですね。
      小さいながらも派手にジャンプしたりと面白かったです。

      この港、以前は釣りする場所もごく限られた小場所だったのですが数年前、拡張工事をしてからかなり広い港に生まれ変わりました。
      工事以前の港しか知らなかったのでこんなに広くなっているとは思わず、逆にどこが良いポイントなのかさっぱりでした。
      念のためdeeper持っていったのでどのあたりがカケアガリなのか等がすぐにわかり良かったです。
      今後もあちこちなげて海底の変化を探っていけばパラダイスが待っているかも?と思っています(笑)

  3. めんだこさま。はじめまして。
    きもぱん、と申します。
    いつも、楽しく拝見させて頂いております。

    私自身、チヌはやっていませんが、
    静岡市内で、浜からの投げ釣りや、
    沼でのタナゴ釣りを楽しんでおります。

    同僚の方が釣られた魚について、
    ニジギンポのようにも感じられますが、
    いかがでしょうか?

    今後も、めんだこさまの釣行記など、
    参考にさせてください。

    1. きもぱんさん初めまして、こんばんは。
      めんだこ日記管理人の、めんだこと申します。
      コメントを頂きありがとうございました!

      市内で投げ釣りやタナゴ釣りを楽しんでおられるとのこと。
      わたしも以前は三保や、今ではテトラだらけになりましたが久能の海岸で投げ釣りをやっていました。
      当時は(今でもですが)なかなかうまく飛距離が出せず釣果もイマイチで、簡単なようでいて、奥が深い釣りですね。
      タナゴ釣りはやったことはありませんが2度ほど、釣りをされている方を見かけたことがありました。
      非常に繊細な道具立てで、これまた小さな魚を釣るというのがわたしがやっているチヌ釣りとはまた対極の釣法のように感じられとても興味深かったのを覚えています。

      教えて頂いたニジギンポ、調べてみましたら同僚の釣った魚とそっくりでした!
      いつもコメントを下さる方にも「ニセクロスジギンポ」ではないかという情報を頂いたのでこちらも調べてみましたがこれも似ています。
      う~ん、どちらかというときもぱんさんのニジギンポのほうが似ているかも?
      どちらかというとかなりマイナーな魚だと思うのですがよく知っておられますね!
      わたしは見当もつきませんでした。

      いつもダンゴ釣りばかりで参考になるかどうか分かりませんが今後ともよろしくお願いします。
      またいつでもコメントを頂けたら嬉しいです。
      ありがとうございました。

評論家 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください