2020年11月7日 静岡県用宗港 泳がせ釣りも面白い!

こんばんは、めんだこです。

 

最近チヌが釣れません(あ、他の方は普通に釣っています。わたしだけです)・・・もうチヌがどういう姿をしている魚なのか、ぼんやりとしか覚えてないぐらい・・・終わってますね、これは。

仕方が無いので何か他に楽しめる釣りはないものかと考えた末、小魚をエサにした泳がせ釣りを始めてみました。

ちょうど港内にはサッパもたくさん湧いているし、それを追ってイナダやヒラメなども入って来ているようです。

以前からたまにやっていましたが本格的にやってみるとこれがまた面白い釣りでした。

 

朝6時5分 用宗港着

この日は会社の同僚と待ち合わせて用宗港に行きました。

先週イナダのナブラが港内で見られたので朝イチはルアーからスタート。

わたしは同僚のサポートという形で釣りはぜずに裏方に徹します。

ただナブラが出たことは出たのですが規模も小さく、散発的だったため残念ながら釣果はありませんでした。

 

午前8時過ぎ、泳がせ釣り開始

ルアーが不発だったので見切りをつけ、泳がせ釣りの支度にとりかかりました。

泳がせの仕掛けは当初、市販のものを使っていましたが針が大き過ぎるのと値段も高いので今は自作しています。

 

下手糞な絵で申し訳ありませんがこんな感じの仕掛けでやっています。

道糸にスナップサルカンを使って仕掛けを取り付ける形にしていて、ウキ止めの位置をずらすことである程度自由にエサの小魚が動けるようにしています。また、すっぽ抜け防止のためにシモリ玉を仕掛け上下に1個ずつ入れています。

針はチヌ針2~3号の2本針。
あまりにも掛かりが悪い時は3本に増やすこともあります。

竿やリールはいつもの紀州釣りのモノを流用し、道糸は3号を使っていますが魚が掛かってからの不安感などは今のところありません。

磯竿を使うことでアタリも分かりやすく、食いこみの向上にも一役買っていると勝手に思い込んでいますがどうなんでしょう?

 

 

準備が出来たところでまずはエサとなる小魚、サッパをサビキで釣ります。

このサッパ、夜明け前の暗いうちは全く釣れないのですが明るくなるとどこからともなく湧いてきてサビキを入れると速攻で釣れてくれました。

生きの良いうちに泳がせ仕掛けに取り付けます。

サッパの鼻に一本、背びれあたりにもう一本針を刺して20~30mほど沖に軽く放り投げました。

そしてドラグを限界までユルユルにして竿掛けにセットしアタリを待ちます。

このドラグユルユルはすごく重要でして、締めたままだと魚が掛かった時にリールから糸が出ずに竿ごと海にダイブする羽目になるので危険です。

以前アカエイと思しき魚に2度、竿を持っていかれたことがあるんです。

 

さて仕掛けを入れて5分ほど経過、会社の同僚と雑談していると緩めていたドラグから「ジィーッ!」っと糸が出ていきました。

ドラグを締めて、しばし待ちます。

完全に食いこんだと思われるアタリが来たところでアワセを入れました。

けっこうな引きです。

エイでなければ良いのですが・・・。

あがってきたのは念願のヒラメでした。

サイズは53cm、自己記録更新です。

ちょっと前までは釣れればアカエイ、という感じだったので姿を見るまで不安でしたがやっとまともな魚を釣ることが出来ました。

ヒラメをスカリに放り込んで再度同じポイントに仕掛けを入れます。

すると10分もしないうちにまたアタリ。

またヒラメでした。

サイズは先ほどと同様 、50cmちょっと。

短時間で2枚も釣ったのは初めてです。
海底にはこんなのがペタペタ群れているのでしょうか?

 

午前9時前、用事のため同僚は帰宅。

わたしはそのまま釣り続行です。

しばらくアタリがありませんでしたが午前10時40分、朝とは別のポイントで50cm台のヒラメが釣れました。

午前中は計3枚のヒラメをゲット。

画像のうち上の2枚は死んでしまったので釣り仲間に貰っていただきました。

 

午後の部

昼過ぎ、わたしもこの日は用事があるため午後14時には釣りをやめなければいけません。

タイムリミットまであと2時間、頑張らねば。

アタリは復活してきていますが軽く齧られるだけだったりと食いこむまでには至らず、釣ることが出来ません。

そんなこんなであっという間に午後14時に。

アタリは多いだけに帰るのは非常にもったいない。

こんなチャンスは滅多にあるものではないので用事を先送りにして釣りを続けることにしました。

 

ここまで2本針仕掛けでやってきましたが午後は尾びれ側から齧られることが多かったので針を3本に増やし、鼻、背びれ、尾びれと3か所に針を付けました。

小さなサッパに3本も針を付けるとまともに泳がないかもですが、気にしない、気にしない。

これならどこに魚が食いついてきても針に掛かるでしょう。

仕掛け投入後、ほどなくアタリ。

じっと待ってあきらかに針に掛かったであろう本アタリが来たところでアワセました。

ヒラメとは引きが違うようですが何でしょうか?

浮いてきた魚体を見て一瞬、スズキさんかと思いましたがう~ん、むべなるかな、ニベなるかな。

サイズは計ってませんが40cm欠けるくらいでしょうか。

ニベというと海岸で青イソメを食べてるイメージの魚でしたが小魚も食べるんですね。

しかも用宗の港内で釣ったのは初めてで、まさかこんなのがいるとは知りませんでした。

その後夕方近くにもう一匹、ニベを追加。

最初のよりも少し大きそうです。

以前、宮崎県にはメータ―超えるほど大きくなるオオニベという魚がいるとルアー雑誌で読んだことがあります。

今回釣れたのは違うでしょうが静岡にもいるのかな?

そういえばいつもお世話になっているブログ、ボートで釣りがしたいin宮崎のそらさんも宮崎県。

いつかオオニベ釣りに挑戦してもらいたいです。

 

夕マズメ時の16時20分、本日4枚目となるヒラメ。

これもやはり50cm台。

暗くなってきたのでこれにて納竿しましたがもう何も言うことはありません。

最終釣果:ヒラメ×4 ニベ×2

文句なく最高の一日でした。

 

あとがき

完全にマグレでしょうがこんなに釣れたのは生まれて初めて。

良い経験ができました。

今まではダンゴ一辺倒でしたが泳がせ釣りにハマってしまいそうです。

この釣りをしてみて気づいたコツのようなものですが、適当に放り投げてずっと放置ですとアタリは少ないようです。

海岸からの投げ釣りと同様、ゆっくり仕掛けを引いてきて何か海底に変化のあるところを中心にポイントを探っていくとアタリが出ることが多かったです。

何箇所かそういった、アタリが集中する場所も探り当てることが出来たのも収穫でした。

たまには違う釣りもやってみるものですね。

それでは、また。

今日はお読みいただき本当にありがとうございました。

9 Comments

  1. 凄い!
    狙い的中、型も数も言うことなしですね。
    おめでとうございます!!

    エレベーター仕掛けってやつですか、私も紀州釣りの横で放り込んだことがあります。
    なんのアタリも無かったので、今はやっていません。
    なるほど、いそうなところを探らないといかんのですね。
    小魚が釣れたら、またやってみようかな。

    1. 梅の父さんこんばんは。
      ありがとうございます!
      泳がせ釣りはごくたま~にやっていましたがヒラメを釣ったのは今回が初めてでした。

      エレベーター仕掛けの半誘導みたいなもんでしょうか。
      いちおうウキ止めの位置をずらせばいろいろなタナは探れそうな感じです。
      ちょっと前まで誘導無しのブッコミでやっていたのですが、エイが連発してどうしようもなかったです。
      仕掛けをエレベーターにしたところエイのアタリが激減したのでこれはいいかなと。

      泳がせは面白いのですがエサとなる小魚を釣るのがちょっと面倒ですね。
      港内のサッパも減ってきたのでまた本業のダンゴに戻る予定です。

  2. 自信はないですけど、このイシモチ多分オオニベですよ!名前変えました。栃平です。

    1. 栃平さんこんばんは。
      名前変えたんですね!
      これからもよろしくお願いします!

      わたしも近くの駒越海岸などでイシモチ(15cmくらい)を釣ったことがあるのですが、それと比べると今回釣れた魚はサイズも大きいし体色も白っぽいような気がします。
      仰る通りオオニベだったら嬉しいな~。
      用宗の港内にこんなのがいるのは知らなかったので、ひょっとしたらもっとデカいのがいるかもと期待してます。
      ただ泳がせ釣りですとエサのサッパが大きすぎるのか、アタリはあってもうまく食べられずに軽く齧られて終了・・・ということが多いです。
      調べたらサンマの身エサでも釣れるそうなので今度それを使ってみようと思います。

      1. 調べてみましたがオオニベの幼魚みたいです!小さいのがいるから外海の近くならもしかして!用宗なら白灯台のとこから浜に向かってやれば釣れるかもですね!

        1. やっぱりオオニベですか。
          静岡の、しかも用宗近辺にもいるんですね~。
          確かに白灯台からなら狙えそうです。
          ただわたし高いところが苦手でして、あそこの堤防はちょっと足場が高いのであまり釣りをしたことが無いんです。
          港内に大物が入ってくれば面白いんですけど・・・。

          1. 確かにあそこは高いですよねw自分も足がすくみますw

  3. めんだこさん ごきげんよう。
    とんでもなく凄い釣果です。チヌの紀州釣りからヒラメののませ釣へ転身された?。
    普通は専門で狙っても釣れないのに、片手間で大物を4枚も釣るとは・・・。
    神戸・須磨周辺でも小アジを餌にのませ釣りで、ヒラメが釣れた情報を良く聞きます。
    今年はヒラメの当たり年なんですかね。
    のませ釣りだと、メーター近いブリやスズキも釣れるので、狙うものに夢があります。
    私も今年は余り紀州釣りをしていませんので、チヌの顔を忘れてしまった一人です。
    シラサエビを使った真鯛狙いに絞ってやっていますが、海水温がまだ高く、餌盗りに
    苦心している状態です。海水温があと少し下がって、餌盗りが減れば期待大です。
    2週間後くらいには、狙いの大鯛が釣れているつもりで、毎回釣行しています。

    1. 評論家さんこんばんは。
      コメントありがとうございます。
      自分でもこの釣果は驚きましたがほぼマグレでして・・・ちょっと前まではヒラメなど皆無、
      たまにアタリがあればエイばかりという感じでした。
      チヌを始め、他の魚の釣果がイマイチなのでサッパをエサに泳がせをする方がここ数週間増えました。
      ただエサとなるサッパもどこかに行ってしまったようで、ヒラメも釣れなくなりつつあります。

      神戸・須磨でもヒラメの釣果が出ているんですね。
      全国的に当たり年なのかもしれません。
      確かに泳がせですと何が釣れるか分からないのと、釣れれば割と大物が多いのも魅力です。
      ただやっぱり釣れた時の嬉しさや釣り自体の面白さでいったら紀州釣りのほうが数倍上だと思っています。

      もうすぐ12月というのに餌取り多いですよね。
      昨日11月29日、数週間ぶりにダンゴを投げましたがちびフグ、アイゴなどが湧いており刺し餌は瞬殺、
      まったく釣りになりませんでした。
      水温がさがって雑魚がおとなしくなれば本命を手にすることが出来るのではとわたしも期待しております。

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