こんばんは、めんだこです。
わたしが良く行く釣具店では10月に入ってから「秋の釣りシーズン開幕! 一年のうちで最も魚が釣れる季節になりました!」と店内放送で連呼しています。
そういえばホームの用宗では、10月に入ってからゴンズイが昼間から良く釣れるようになりましたね・・・。
なんともショボい釣りシーズン開幕ですが10月23、24日とまた連続で用宗に紀州釣りに行ってきました。
目次
23日 午前5時30分 用宗港着
ずっと航路の西側ばかりで釣りをしていたので、たまには別のポイントもいいだろうと反対側の航路東側に来てみました。
ところで前日の夜、コロナワクチン2回目を接種してきました。
副作用が酷いと聞いていたので少し心配でしたが、今のところ腕が痛いのと頭痛が少しする程度。
これなら釣りはできそうです。
早速準備に取り掛かりました。
フィールド状況
天候:晴れ
気温:最高20.1℃ 最低11.9℃
潮汐:中潮 満潮7:18 干潮13:09
使用した付けエサ
・オキアミ
・マルキュー・エサ持ちイエロー
ダンゴの配合(カップ杯数)
・ヌカ:6
・砂:2.5
・鶏のエサ:1
・オキアミ:1.5㎏
・マルキュー・スーパー1スペシャル:1.5
サナギ粉の在庫が尽きていたのでウニのマークが目印のスーパー1スペシャルを多めに入れました。
午前6時、釣り開始
岸から7~8mの近投で攻めてみることにしました。
こちらは航路西側よりも流れがあるので普通に釣りをしているとすぐにウキがシモってしまいます。
なのでタナを水深よりも深くとってハワセながら釣りをしていきます。
ふと後ろを見ると、そこには野生動物の姿が。
茶トランです。
何かを訴えかけるようにこちらを見つめていました。
言葉は無くてもその気持ちは痛いほどよく分かります。
ただ、お気に召すようなものは何も持ち合わせていないのでエサのオキアミで我慢してもらいました。
ガツガツ頬張るかと思いきや、舐めながらお行儀よく食しています。
育ちの良さが分かりますね。
オキアミを食べて満足したようで茶トランはわたしの後ろで昼寝をはじめました。
それではわたしも釣りに集中することにします。
午前7時過ぎ。
釣り開始から一時間ほど経ちました。
何のアタリも無く、オキアミもたまに無くなる程度。
魚、いないのかな?と思っているとウキがすっと海中に入りました。
なかなか良い引きをします。
チヌでしょうか?
全然違う・・・でかいヒガンフグでした。
ちゃんと測っていませんが33cmくらいでしょうか。
タプンタプンの見事なお腹をしています。
いつもなら釣りのファーストフィッシュはクサフグとほぼ決まっているのですが珍しいです。
針を見てみるとこの有様。
良く外れなかったものです。
フグの嚙む力は強いですがこれほどとは。
間違っても指をかまれたくはありません。
ヒガンフグをスカリに放り込んで釣り再開。
これだけ大きなサイズのおまじないだと効果も速攻です。
ほどなく寝ウキがわずかに起き上がるようなしぐさをしました。
半信半疑でアワセてみると、これも良い引き。
今度はちゃんとチヌでした!
30cmは超えていると思いますが計るのを忘れました。
スカリに入れてみましたが、フグのほうがデカかったです・・・。
このあとは小粒のヘダイがポツポツと釣れました。
午前10時。
倦怠感、頭痛が増して熱ぽくなってきました。
これは間違いなくコロナワクチンの副作用かと。
こんなこともあろうかと本日はバファリンプレミアムを用意してきました。
有効成分のアセトアミノフェンがワクチンの副作用を和らげてくれるそうです。
さっそく飲んでみました・・・が、あまり楽になった感じがしません。
午後になると体調はさらに悪化。
集中力も無くなりましたが惰性で釣りを続け、けっきょく何も釣れないまま、暗くなるまで釣り場にはいました。(ほぼ座っているだけでした)
身体も重く、ふらふらになりながらも車を走らせ、たどり着いた先は何故か釣具店。
オキアミブロックを買い、翌日の釣行に備えてから家路につきました。
翌24日、早朝5時30分、用宗港着
昨日は自宅に帰ってから体温を計ったところ、38.5度まで熱が上がってました。
すぐに布団に横になり就寝。
夜中に起きてみるとだいぶ体が楽になっていました。
熱も下がったようです。
体調が悪くなったらすぐに帰ればいいし、とりあえず用宗に向かいました。
朝6時30分、釣り開始
頭痛はだいぶ収まりましたが身体の倦怠感と注射した腕の痛みはまだ残っています。
港に着いてから釣りを開始するまで、準備に一時間も掛かってしまいました。
ダンゴは昨日の残りに同配合で足りない分を追加しました。
釣り開始早々、ウキが沈んで本日最初の魚は小さなヘダイです。
その後、もう一枚同サイズのヘダイを追加。
それ以降は魚の反応も消え、沈黙が続きました。
午前8時過ぎ、朝からのポイントに見切りをつけ、別のポイントへお引越し。
しかしここでも振るわず・・・釣れたのはこんな小さなハタだけでした。
スカリの賑わいになるかと思い、ヘダイと一緒に入れておきましたが小さすぎて網の目から脱走してしまったようで、いつの間にか消えていました。
その後もパッとしない時間が続きます。
そんな中、ただ一人好調なのは釣り仲間のOさん。
ほとんどのダンゴ師が撃沈の中、本命を釣り上げています。
何なのでしょう?・・・これが腕の差というやつでしょうか?
昼近く、Oさんが納竿。
もうなりふり構ってはいられません。
このままいくとわたしは間違いなくボーズ確定。
そこでOさんに頼み込んで、空いたポイントに入らせていただきました。
ポイント移動を快諾してくださったOさん、ありがとうございました!
移動してからしばらくはアタリもありませんでしたが30分ほど投げていると小さなヘダイが釣れました。
それを契機にダンゴアタリもでるようになり、ちょうどお昼に手のひらサイズの小チヌを釣ることが出来ました。
丸々肥えて良い感じです。
きっとダンゴを食べまくっていたのでしょう。
これでチヌボーズは免れました。
ワクチンの副作用による腕の痛みは残っていますが倦怠感や頭痛もほぼ収まりました。
あとはのんびり釣りすることにします。
午後15時。
たまにかなりの引きをする魚が掛かります。
しかしすぐ針が外れてバラシ多発。
ボラでしょうか?
何度かバラシを連発したあと、ようやくしっかりと針掛かりしました。
あまり引かず、ただ重いだけのような感じです。
ハコフグかとも思いましたが浮いてきたのはチヌでした!
久しぶりの40cm越えです。
しかしエサを食べれていないのか、体は痩せてガリガリ。
頭でっかちの疲れたような顔つきをしています。
これから冬だというのに、ダイエットもほどほどにしないと行き倒れてしまいますよ。
その後もう一枚小チヌを釣ることもでき、スカリの中も賑やかになってきました。
午後16時。
先日知り合った、ブログ読者の方が釣りを見学に来てくれました。
ハワセ釣りで有名な永易氏の超ねうきが好きとのこと。
ちょうどわたしも使っていたところなのでウキについて雑談などしながら釣りしていると、浮いているはずの寝ウキが見当たらない・・・。
たるんでいたラインも張り出して、穂先も曲がり始めました。
よそ見している間に魚が掛かったようです。
あわててアワセるとかなりの引き。
おまけに足元の堤防際に突っ込んでいきます。
アイゴか?
なるべく糸を出さないようにしながらやり取りしていると、浮いてきたのはメジナでした。
サイズは38cm。
読者の方にタモ入れを手伝っていただき、なんとか釣り上げることができました。
チヌと違って一度浮かせても、また突っ込んでいくのでかなり焦りますね。
その後はアタリも徐々に少なくなって、夕暮れ間近にいつものゴンズイ。
これ以上やっても釣果は望めないでしょう。
午後17時過ぎに納竿しました。
あとがき
この二日間、釣果が出たので良かったですがワクチンを打ってすぐの釣行は本当にきつかったです。
一足先に接種した会社の同僚などからどんな症状が出るか聞いていたのですがここまで酷いとは予想していませんでした。
今後、わたしの住んでいる静岡市では12月くらいから3回目の接種が始まるようです。
次回接種がいつになるかは分かりませんが今度は釣りなど行かず、大人しく自宅で休むことにします。
ワクチン、もう打ちたくないなあ。
それでは、また。
今日はお読みいただき本当にありがとうございました。
流石にワクチン後は大人しくしてないと〜
お疲れ様でした。
30オーバーのチヌ、メジナ、フグ、バラエティーに富んでいますね!
おめでとうございます。
フグのパワーは凄いですね。あんな針、初めて見ましたよ。
梅の父さんこんばんは。
すみません💦 ワクチンの副作用、意外と大したことないな~と思っていたらとんでもなかったです。
これはマズいと気づいたときには倦怠感と頭痛が酷く、撤収作業もしんどかったので釣り場で時間を潰す羽目になりました。
次回はちゃんと自粛するつもりです。
いつも同じポイントだと飽きてくるので、たまには違う場所でやるのもいいものですね。
用宗では冬になるとヒガンフグが釣れるようになります。
針があんなになったのはわたしも初めてでした。
グレ針なので滅多なことでは曲がりませんがそれだけフグの噛む力が強いということなのでしょう。
間違って噛まれでもしたら病院送りですね。
めんだこ様、こんばんは。
副反応に耐えながらも、しっかりと結果を残すあたり、さすがですね。
しかし、金曜夜のワクチン接種、なんか損な気がしてしまいます。
・・・私が不真面目なだけですが。
茶トラン、いい表情してますね。人間みたい。
めんだこ様にオキアミを貰って、元気が出たことでしょう。
茶トランというと、基本は映画の方だと思いますが、
私は、ファミコンディスクシステムの「子猫物語」を思い出します。
あんなつまらないゲーム、なぜ買ってしまったのか、未だにナゾです。
速攻で書き換えましたが。
きもぱんさんこんばんは。
ワクチンの副作用は周りから散々聞いていました。
いざ打ってみるとそれほどでもなかったので、つい釣りに行ってしまいました。
体調が悪化してからの釣りは悲惨でした。
アタリがあれば集中も出来るのでしょうが初日は午後になってからアタリも少なく、帰ろうにも体が重くて片付けが出来ずにいました。
今度打つことがあればもう絶対に釣りには行きません!
わたしはどちらかというと犬よりネコ派なので近くに来てくれたときは嬉しかったです。
あと実は子猫物語は見たことが無く、なんとなく茶トランという名前が頭に浮かんだのでブログで使ってみたのですが、映画の主人公ネコが茶トランなんですね!
ファミコンディスクシステム・・・懐かしいなあ
子猫物語のゲーム版をネットで調べてみましたがどこもクソゲーとの評価ばかりでよほどつまらないゲームだったのででしょうか。
そのころ自分は小学生でしたがファミコンは持っていなかったので友達の家にいって遊んでいました。
そうそう、ディスクシステム、書き換えできましたね!
わたしが当時、一番面白いと思ったのはコナミの「悪魔城ドラキュラ」でした。