2022年8月11~15日 紀州釣り釣行記 静岡県用宗港 パッとしない夏休み

こんばんは、めんだこです。

 

今年の盆休み、みなさんいかがお過ごしでしたでしょうか。

わたしは8月11~15日までの5日間でした。

寂しい限りですが今年もどこかに出かける予定はなく、やることも無いので連休中は釣り三昧の日々を送るつもりでした。

が、直前になっていきなり台風8号が発生。(11日時点では熱帯低気圧でした。)

Yahoo天気の進路予想では確実に静岡方面へ進行中。

13日までは大雨の予報になってました。

ただ連休初日の11日はなんとか釣りが出来そうです。

前日にエサを買いこんで早朝、港に向かいました。

 

8月11日 早朝4時40分 用宗着 

用宗港は台風の影響を受けやすく、かなり離れた位置にあってもうねりが入ってきたり、潮がとび過ぎて激流と化したり、ロクなことがありません。

あまりに酷い状況だったらお隣の焼津に行くつもりでした。

しかし見た感じ、普通に釣りが出来そうでしたのでこのまま釣りをすることにします。

朝焼けが綺麗。

本当に台風来るのか?

フィールド状況

天候:曇りのち雨
気温:最高31.7℃ 最低26℃
潮汐:大潮 満潮4:19 18:22 干潮11:41

 

ダンゴの配合(カップ杯数)

・ヌカ:6
・砂:2
・マルキュー・チヌグルメ:1
・鶏のエサ:1

 

使用した付けエサ

・オキアミ
・サナギとバナメイエビのハチミツ・パイナップル漬け

サナギのパイナップル漬けにバナメイエビも放り込んで一緒に漬けてみました。

結果から言うと魚の食いは特に変わらず。

というかフグに針を盗られたりハリスがガジガジに齧られる事例が多発したので使い物になりませんでした。

フグの多いところではバナメイエビは全く役に立ちませんね。

 

午前5時過ぎに釣り開始。

すぐにウキに反応がありチャリコが釣れました。

腐っても鯛と言いますがこちらは新鮮ぷりぷりのマダイ

極小サイズですが立派な鯛です。

丁重に扱い、海に帰っていただきましょう。

 

その後はいつものウグイが上層付近に居着いてしまい、ダンゴがロクに沈みません。

うまく海底までダンゴが到達するとボラがつついてきます。

これは良い兆候ですね。

午後になると魚の活性も良くなってきたのですが、15時近く、ついに雨が降り始めました。

しかたありません、雨が酷くなる前に撤収しました。

 

8月14日 連休2回戦目 再度用宗港

12、13日は熱帯低気圧からグレードアップした台風8号の影響で静岡県内は大荒れ。

当然釣りなどできるはずも無く、家に引きこもっておりました。

台風が通りすぎた14日早朝、用宗は無理だろうなと思いつつも寄ってみたところ、思いのほか大丈夫そう。

ただ、雷がまだゴロゴロ鳴ってます。

下の画像は夜明けではありません。

雷が光った瞬間です。

それでも外海に面した堤防では釣り人と思しき明かりがちらほら見受けられました。

わたしも人のことは言えませんが台風が去ったばかりだというのにどんだけ釣りバカが多いんだ?

 

使用した付けエサ

・オキアミ
・バナメイえび
・サナギのパイナップル漬け

今回、サナギをハチミツ無しでパイナップルを細かく切ったものに漬けてみました。

ハチミツは水分を抜いて身を締める効果があります。

身を柔らかくするパイナップルとは正反対の働きをしてしまうと思ったのです。

常温でしばらく置いておきましたがけっこう効果がありそう。

身がかなり柔らかくなりました。

エサ持ちという観点からみるとあまり宜しくないけれど、食いの良さはかなり向上したはずです。

 

午前5時過ぎに釣り開始。

表面上は穏やかですが底潮はかなり流れている感じを受けました。

ただわたしのポイント、潮の流れの関係上からゴミが溜まりやすく、前日の台風で流れてきたと思しき水草なんかが集まってしまいます。

これがラインに絡まってしまい非常に邪魔なので、タモで掬っては捨てを繰り返していたら結構な量になりました。

不思議なものでこのゴミ集め、やり始めると地味に楽しい。

一度にたくさん掬えた時などは感動すら覚えます。

そうしてせっせと清掃活動に勤しんでいたところ、

タモ枠の継ぎ目部分が逝ってしまいました。

限界を超えて酷使し過ぎたようです。

まだ朝6時だというのにこれから先、万が一にも大物が掛かった場合どうしたらいいものか・・・。

悲しいことにそんな心配は杞憂でした。

アタリを出すのはひたすらゴンズイだけ。

この日だけで一年分に相当する釣果があったと思います。

台風直後ですので仕方ないかなと思いますが、それほど濁りがきつい訳でもなし、ここまで釣れ続くとは予想外です。

ごく稀にオキアミが残っていると、仕掛け回収時にウルメイワシ?が食いついてきます。

台風の影響で港内に入ってきたのでしょうか。

後から考えると、この時点でダンゴをやめてサビキに変更したほうが幸せになれた気がします。

下の画像は浮きゴミ清掃時に一緒に掬ったと思われる、カエルになりかけのオタマジャクシです。

手足はもう生えてますが口元はまだオタマのまま。

いつの間にか足元にいたので初めはゴンズイかと思い、海に再放流するところでした。

何のカエルかは存じませんが、立派な成体になることを願って近くの防火水槽に放しておきました。

夕方になると本格的にゴンズイ祭りです。

下の画像のゴンズイはパイナップルのかけらで釣れました。

パイナップルで魚を釣ったのは初めてなので記念撮影。

笑顔がステキです。

 

いい加減ナマズを釣るのも飽きてきました。

これ以上の釣りは時間の無駄でしょう、午後18時過ぎに諦めて納竿しました。

 

8月15日 最終戦 やっぱり用宗で

連休最終日となりました。

何としても結果を出したい・・・せめて一枚だけでもいいのです。

ポイント選定は悩みに悩みました。

焼津へ行くことも考えましたが、この日は風が強くなる予報でしたので風を避ける場所が無い焼津では厳しい釣りが予想されます。

台風が去って2日目、そろそろ海の状況も安定することを期待して風も避けれる用宗で釣りをします。

 

deeper魚探で調査

まずは久しぶりにdeeper魚探を使って地形調査などしてみます。

30m程度沖からゆっくりと魚探掛けしてみたところ、岸から15m付近に複数の魚の反応が出ていました。

ポイントを変えながら探って見ましたら、やはり15m付近は魚が多いようです。

ちょうどこの距離はいつもダンゴを投げているあたりなので魚が居着いているのかも知れませんね。

 

 

午前6時過ぎに実釣開始。

持参したエサは前日と同じオキアミ・練り餌・パイナップルサナギです。

壊れたタモ網も新調しました。

準備は万端。

ポイントは複数の魚の反応が出ているところです。

前日はロクなアタリがありませんでしたがこの日は潮が落ち着いているのかダンゴアタリが盛んに出てくれます。

これはいけるか?

午前7時、何度かアワセを失敗したのち、ようやく何か掛かりました。

全然引かないのでこりゃフグだろうと適当にやり取りしていると浮いてきたのは待望のチヌ

オキアミに食ってきました。

極小ですが貴重なチヌです。

これで連休中のボーズが解消されました。

良かった良かった。

その後も食いが浅いのか、ウキが確実に入ってもすっぽ抜けや途中での針外ればかりでなかなか魚が釣れません。

あたっているのはタイだと思うのですが…

こりゃ意外と厳しそうだ。

 

本日も釣り座の周りにはスズメと、しょっちゅうコマセバケツの中まで入り込む黒いハトがウロウロしております。

このハト、初めはダンゴの中に入っているトウモロコシのかけらなどついばんでいましたがもっと美味しいものを見つけた様子。

いつの間にか、椅子の後ろに置いていたパンをかすめ盗られました。

ものすごい勢いで食い散らかされています。

 

ところでこの場所、アリが非常に多く、釣りをしているとあちこち群がって困ります。

パイナップルサナギが特にお気に入りで容器のふたを開けておくと無数のアリが入り込んでしまいます。

アリ除けみたいなものは無いかとネットで探したところ、お酢やクエン酸が効果があるとのことで100均で買ってきました。

殺虫剤を撒くという手もありますが殺したいほどでもないし、何よりあちこちばら撒くのは環境的にどうなんだろう?という気がしていたので、クエン酸ならそれほど問題はないでしょう。

ただ効果は弱く、そこらに撒いた直後は確かにアリが来なくなりますが時間が経つとまた寄ってきてしまう。

さいわい近所のドラッグストア―でクエン酸の粉末が売っていたのでそれを足して、もう少し濃度を強くしたものを撒いてみようと思います。

昼近くになって、だんだんとアタリが遠のいてまいりました。

これはマズい。

ウキが完全に沈むようなアタリも少ないので、小アタリも積極的にアワセにいきましたら、やっぱりボラ

これを最後にしばらくアタリが途絶えました。

 

午後15時過ぎ、ようやくアタリがでたと思ったらチャリコ

こんなに小さなチャリコですが、口の中には既にお客さんが住み着いておりました。

極小のタイノエです。

つがいで寄生していると聞いたことがありますがこのときは独身貴族でした。

足の先が尖っているのか、手のひらにもしっかりとくっついていました。

なるほど、これならそうそう外れないわけだ。

なにしろ口から離れてしまったら、本当にタイのエサになってしまいますもんね。

 

連休最後ということでこの日もウキが見えなくなるまで頑張りましたが朝に釣った一枚のみで終了。

それでも顔が見れただけ良かったです。

最終釣果:チヌ×1(もう一枚は釣り仲間の釣った魚です)

 

 

あとがき

本当に今年の用宗は渋いですねえ。

数も、型も伸びないし、一体どうなっているのでしょう。

釣り仲間からの情報では、少しずつ上向いている気配はありますがまだ日によってムラがあるようです。

安定して釣れるようになる日は果たして来るのでしょうか。

それでは、また。

今日はお読みいただき本当にありがとうございました。

 

おまけ:かめさん日記 その3

前回、大きなカメさんの卵詰まりが心配、ということを書きました。

一時食欲が戻ったので安心したのですが、その後も何も食べてくれない日が続いたり、相変わらず元気がない感じです。

歳も歳ですので人間で例えるとかなり高齢のおばあちゃんのはず。

このまま様子をみていても治る気配もありませんし手遅れになってしまうかも。

わたしは後悔してばかりの人生を送っていますので、これ以上後悔を増やす前に一度、病院で診てもらうことにしました。

ただ動物病院で爬虫類を診てくれるところは少ないのです。

幸いなことに、会社の先輩で爬虫類や鳥類、魚など色々飼っている方がいまして相談したところ、良い病院を紹介していただきました。

日曜日も診察できるとのことで8月21日(日)、カメさんを連れて病院に行ってきました。

当日はこんなプラケースに少し水を入れて病院へ。

狭くてごめんなさい。

診察の結果ですが、レントゲンを撮ったところお腹の中には卵は無かったです。

それよりも、呼吸器疾患の可能性が高いということでした。

そういえば前々からピーピーという呼吸音をすることがありました。

治療として抗生物質、炎症を抑える薬や呼吸器を広げる?薬の投与、それから何も食べていないので流動食まで与えて頂きました。

すぐに良くなる訳ではありませんので一週間後にまた診てもらうことになりました。

長年一緒に暮らしてきたカメさんです。

長生きしてもらいたいし、早く良くなってもらいたい。

この先どうなるか分かりませんが、できる限りことはしていきたいと思います。

2 Comments

  1. めんだこさん、こんばんは。

    今年は台風直撃で、
    残念な盆休みになってしまいましたね。
    それでも最終日には、ちゃんとチヌを確保するあたり、立派です。

    カメさんといいオタマといい、色々掬って、救ってますね。
    サイズ的にウシガエルのオタマで間違い無さそう。
    写真のオタマも、助けてもらって、なんだかホッとしているように見えます。

    カメさん、ご飯を食べないなんて、心配です。
    人間も歳をとると、誤嚥から肺炎を起こしてしまうことがありますが、
    亀もそんなことが起こるのでしょうか。

    早く元気になってくれますように。

    1. きもぱんさんこんばんは。
      夏休みに合わせて台風が来たり、釣りのほうは撃沈寸前までいったりと散々でした。
      なんとか一枚だけ釣れてくれたのでそれだけが救いでした。

      オタマですがゴミを掬っていた時に一緒にタモに入ってしまったのだと思います。
      足は立派に生えていたのでカエルになるまでもうちょっとというところでしょうか。
      かなり大きな子でしたのでなんだろう?と思いましたがウシガエルですか!
      教えて頂きありがとうございます。
      そのうち用宗でも大音量で鳴き始めるかもしれませんね。

      30年以上飼っていて病院は今回が初めてでした。
      てっきり卵つまりかと思ってたので呼吸器系の病気とは予想外ですので心配です。
      いまだエサを食べてくれず、良くなっているのかどうか分かりません。
      先生の話ではカメさんは代謝がゆっくりなので薬もゆっくりと効いてくるとのことです。
      また元気にエサくれダンスを踊ってほしいものです。

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