2023年5月3~6日 ほとんど紀州釣り釣行記 GWの釣り’23

こんばんは、めんだこです。

 

遅ればせながらGWの釣果報告などしたいと思います。

毎年の事ですが連休中やることも無いので必然的に釣りに行く、という選択肢しか残されておりません。

わたしは2日から7日までの6日間がお休みでした。

そのうちの4日間釣りに行ってましたのでどんだけ暇人なのかと我ながら思います。

 

5月3日 釣行1日目 朝7時 清水港にて 

いつも用宗ばかりなので、たまには別の場所で竿を出そうと釣り仲間と一緒に清水まで足を延ばしました。

この場所、自宅からは道が空いていれば車で40分くらいでそんなに遠くは無いのですが昨年の冬以降、一度も来ることが無かったです。

その理由としては、
・昼間、全くと言っていいほどアタリが出ず、オキアミも丸残り。
・チヌの活性が上がるのが夕方からで暗くなってからが本番。

というのが挙げられます。

前回来たのが真冬だったので仕方ないのですけど昼間は釣れない・つまらないというイメージが定着してしまい行く気になれませんでした。

ただこの場所では最近、ウキフカセでマダイの釣果がちらほらあるそうです。

もしかしたら赤い鯛に会えるかもしれません。

用意したエサはオキアミと自作加工のバナメイえび。

水温は17.5℃。

どうなんでしょうね、これ。

もうちょっと高ければ楽しい釣りが出来そうな気がしますがさてさて。

朝9時ごろまでは魚の活性も高かったようでエサもそこそこ盗られ、ダンゴアタリも出ていました!

一度、何か掛けましたが即バレ。

ヘタすりゃ夕方まで何もアタリはないかと覚悟していたので嬉しい誤算です。

これは期待が持てるのではと思いましたが・・・。

こんなのとか、

納豆以上に粘つくお魚など、

鯛はタイでもネンブツダイ

そもそもタイ科じゃないし、やはりこの場所は相性が良くないのでしょうか。

あまりにもダメダメなので何度か港内をうろついてポイントを替えながら釣ってましたがどこもアタリが出ません。

そんな中、お隣でウキフカセをしていた釣り仲間のM神さんが本当にマダイを掛けました!

パッと見50cm越えは確実、60くらいあるのではという見事なタイです。

手前まで寄せてきたのですがテトラ帯ということもあり惜しくもハリスを切られてしまいました。

わたし、堤防からマダイを掛けたのを見たのはこれが初めて。

いや~驚きです。本当にいるんですね。

結局この日は暗くなるまで粘りましたが魚自体ほとんど釣れず納竿。

まあ初日はこんなもんです。

明日があるさ。

 

5月4日 釣行2日目 用宗港

昨日は清水で撃沈したので2日目は用宗で。

さすがに用宗でマダイは無理でしょうが何とかチヌだけでも・・・。

時刻は午前6時過ぎ。

快晴ですが午後から風が強まる予報です。

数投すればいつものフグ

アタリの数だけは近隣の港よりもはるかに多いです。

問題はアタリを出している魚がほとんどフグという事実。

この日はいつまでたってもダンゴアタリもなく、あまりに暇なので何匹フグを掛けられるかといった別の楽しみ方を探さなければやってられません。

これが用宗クオリティ。

素晴らしい海ですね。

 

ボスが釣れました。

けっこう良い引きをするのでついに来たかとワクワクしているとこれですよ。

姿が見えた時のガッカリ感は半端ないです。

夕方17時過ぎに唯一まともな魚、シロギスが釣れました。

これも数がでれば言うことなしなんですが一尾だけではどうにもなりません。

リリースしてこの日は納竿しました。

また明日、頑張ります。

そろそろチヌ釣りたい。

 

5月5日 釣行3日目 懲りずに用宗港

早朝6時前、用宗にやってきました。

釣りも3日連続、それも本命が釣れていないので疲れがたまってきます。

朝起きるのが辛い・・・。

港に着くと釣り場近くの松の木では朝から鵜が数羽、グエグエと鳴いておりました。

この松の木、鵜にとっては高級マンションのようで入居者が昨年に比べて増えている気がします。

それに伴い上空から糞爆弾の投下量も多いので、帰るころには停めてあった車が真っ白なんてこともしょっちゅうで困りものです。

 

釣りの前に水温測定。

この日は18℃でした。

一時期いなくなったウグイでしたが最近はまた復活して上~中層でダンゴをつついてきます。

柔らかいダンゴですと底に着くまでに割られてしまうし、かといってあまり硬くし過ぎると底のほうにはダンゴをつつく魚も少ないのでいつまでたっても割れないという難しい状況。

このウグイも沈下途中のダンゴを割って、そのまま針ガカリしてきました。

アオサギがいつの間にか背後に佇んでいます。

本当にこの鳥は気配を感じさせません。まさに忍者のごとし。

釣れたウグイをあげるとすぐに咥えてお持ち帰りしていきました。

今はアオサギも鵜も、ちょうど子育ての最中らしく巣材に使う枝などを口に咥えて運んでいく姿をよく見かけます。

この日も相変わらずの低活性でアタリを出すのはフグくらい。

いい加減諦めて帰ろうかと思っていると17時ごろになってようやくチヌが一枚来ました!

GWは毎年パッとしない釣りが多いので、今年は無理かと思ってましたが釣れてくれて良かった。

型は小さいですけどそんなことは気にしません。

これで一安心です。

 

まだいるかな?と投げ続けているとゆっくり沈むチヌっぽいアタリ・・・。

ちびゴンズイでした。

ただ連発はしなかったのでまだ釣りはできそう。

午後18時を過ぎ段々と暗くなってきたので早めに電気ウキに替えて釣りを続行しました。

 

午後19時前、ダンゴが割れた後にゆっくりとウキを押さえこむようなアタリ。

割と早合わせでしたが掛かりました。

これはなかなか良いサイズのチヌです!

気になるサイズですが、ぎりぎり40cmには届いてません。

昨年はついに40cmオーバーを釣ることが出来なかったので今年こそはと思ってますがなかなかサイズアップは難しいですね。

 

暗い中、釣り仲間4人でカップ麺をいただきます。

外で食べるカップ麺はなんであんなに美味しいのでしょうね?

夜食を用意してくださったM神さん、HNさん、ありがとうございました!

 

この日は珍しく仲間と一緒に23時まで夜釣りをしました。

残念ながら魚を釣ることはできませんでしたが雑談しながらのんびり夜釣りも良いものです。

 

月が綺麗な夜でした。

 

最終釣果:チヌ2枚

毎年連休中はノッコミ終わりの低活性のため苦戦することがほとんど。

なんとか本命を釣ることが出来、ホッとしました。

 

5月6日 釣行4日目 またまた用宗港

5/7は休みですが終日雨の予報なため、実質この日が連休最終日みたいなもの。

4日目ともなると、もうダンゴを握る体力がありません。

一日座ってダンゴを投げてるだけの釣りなので、はたから見ると楽そうですけどけっこうしんどい釣りなのです。

ですのでこの日は紀州釣りはお休みして、昼前からサビキでカタボシイワシを狙ってみます。

家族連れの方達や溶連のサビキ師さんがポコポコ釣っていたので、仕掛を入れた途端に爆釣だろうと思っていました。

世の中そんなに甘くないです。

ひたすら誘いをかけ続け、なんとか豆アジを一尾調達できました。

豆アジは期待を込めて泳がせ仕掛けで沖目に放り込んでおきました。

その後サビキを再開するもまったく魚が掛かりません。

少しはコマセを撒いて魚を寄せないといけないのでしょうか?

あいにくとアミエビのたぐいは持ち合わせておらず、ダンゴの集魚剤だけで即席コマセを作りました。

M神さんに借りたイワシ油も少し混ぜてみました。

この油も匂いが強いので練り餌やバナメイなどにたまに振りかけてます。

効果のほどはさだかではありませんが効いていると信じたい。

さて、コマセを撒きながら釣りを続けると、本命のカタボシイワシが釣れ始めました!

やっぱりコマセの力は偉大ですね。

一番左端はコノシロ、それ以外はカタボシです。

サッパをデカくしたような感じで引きは強くちょいちょいバレてしまいました。

釣れたカタボシをその場でさばいているとアオサギも登場。

頭や内臓をあげると喜んで食べてました。

真正面からみるとなんだか違った印象に見えますね。

 

とりあえず食べる分だけ確保できたのでサビキは休憩。

泳がせのほうはどんな様子かと一度仕掛けをあげてみると、

恐ろしい・・・頭と骨だけ残して見事に食いつくされています。

どうやら用宗にはピラニアがいるようですね。

間違って海に落ちたら大変なことになりそう。

 

家に帰ってからはカタボシの下ごしらえ。

今年の正月に初めてこの魚を釣りまして酢締めにして食べましたが小骨が多く、あまり美味しいとは思えませんでした。

その反省を踏まえ今回は片栗粉をまぶしてフライパンで炒めて、味醂と醤油でかば焼きふうにしてみました。

味付けに失敗してちょっとしょっぱくなってしまいましたが普通に美味しかったです。

やっぱ調理法しだいかなあ。

皆さんどうやって食べてるんだろうか。

気になります。

 

あとがき

昨年のGW比べて今年はまだチヌのアタリもあり、しんどいながらも良い連休を送ることが出来ました。

あとこの時期にマダイが何の変哲もない港で釣れることには驚きましたね。

年中いるわけではなさそうなのでまた来年は本格的に狙ってみようと思います。

あと用宗ではチヌ以外でもサビキで豆アジやカタボシ、ちょい投げではキスも釣れていました。

水温も上がってきているので今後の釣りが楽しみです。

それでは、また。

今日はお読みいただき本当にありがとうございました。

8 Comments

  1. めんだこさん ごきげんよう。
    連休中に連続して釣行されましたか。

    そちらでも、春に真鯛の釣れる釣り場が有るのは良いですね。
    私も、3月下旬から4月上旬にかけて、JR須磨駅から歩いて5分に位置する、
    須磨浦漁港の東波止で真鯛を狙いましたが、釣れた真鯛は42㎝だけでした。
    (私は自転車釣行なので、一応20㎞圏内を釣り場にしています)
    魚の食い込みが浅く、掛かりどころが悪くて、針を伸ばされるばかりでした。
    神戸では、真鯛釣りの餌に生きたシラサエビを使うのが一般的なのですが、
    今の時期は琵琶湖産が漁法が切り替わる時期で漁獲が少なく、池の地エビは
    抱卵時期で獲らないため、釣り餌の確保が難しく、真鯛釣りは一休み状態です。
    (真鯛はオキアミ餌でも釣れるのですが、生きてピョンピョン泳ぐシラサエビの
    ほうが、真鯛が良く釣れるという概念が植え付けられてしまいました)

    Google Earthで眺めると、用宗港でも南側に伸びた堤防で、沖向きに釣りが
    出来るならば、漁船の航行の邪魔にならない範囲で、遠投ロケットカゴ釣りで
    沖向きに流せば、真鯛が普通に釣れるのではと思います。
    遠投ロケットカゴ釣りの機会が出来れば、一度試してみてください。

    全く別件ですが、最近の私の紀州釣り用自立棒ウキの自作で、「水雲ウキ」の
    浮力形状は、調整浮力部分+浮力部分という組合せで、形を作り込んでいます。
    調整浮力部分は、自立用チューニングシンカーと軸の重みに対して釣り合う浮力を
    持たせて、喫水線の位置を確定させて、その上に浮力部分をくっつけるようにして、
    ウキの浮力を任意の値に作り込めるようにしています。
    この浮力部分の安定性に関わる最適形状と、ウキの敏感性に関わる径の太さや
    残浮力を、どのようにすれば紀州釣りで良いウキになるのか思案中です。
    一応、駒形で直径やテーパーの角度、厚み等を変えて、何となくの感覚で仕上げて
    いるのですが、使っているバックアップ材丸の柔らかい特性で、薄い形を造ることは
    出来ません。
    めんだこさんの紀州釣り用の自立棒ウキの理想的な浮力形状はどんなのでしょうか?

    1. 評論家さんこんばんは。
      いつものことですが連休中もやることが無く、どこかに出かける予定も無いので釣りばかりの休日になってしまいます。
      今年は3月ころからマダイが清水周辺で時折釣れているという話があがりはじめました。
      わたしが知らなかっただけで毎年釣れているのかも知れませんが、一度挑戦してみたいと思い紀州釣りで釣行してきました。
      結果は散々でしたが同行されたウキフカセの釣り仲間が掛けており、残念ながらばらしましたが何の変哲もない港でもいるのだなあと驚きました。
      オキアミメインでしたがエサ盗りも少なかったのでシラサエビという手もありましたね。
      思いつきませんでした。
      次回行くことがあれば生きえびも持参してみます。

      仰る通り用宗でも外海側へ遠投すれば釣れるかもしれません。
      外堤防はフカセ、紀州釣りともにグレやチヌが良く釣れるのでマダイがいてもおかしくないポイントです。
      ただ足場が高く海面まで5m以上ありまして、高いところが苦手なわたしにはちょっときつい場所でなため今まで数えるほどしか釣りしたことがありません。

      評論家さんのウキ作りのアイデアや試行錯誤には頭が下がります。
      作られているのは以前いただいた遊動浮力付のウキの事でしょうか?
      文章から上手くイメージすることが出来ず申し訳ありません。
      わたしは以前までは涙滴型の浮力体を好んで作っておりました。
      この形は水中抵抗が小さいので魚がエサを咥えた時の抵抗の軽減になるのではという考えから作っていましたが海面上での安定性が弱く、うねりが強い時などは水中に引き込まれてしまいアタリの判別がつきにくくなります。
      今でもこのタイプのウキは愛用していますが永易ウキのようにそろばん玉のモノを作ってみたりと色々試しているというのが現状です。

      1. めんだこさん ごきげんよう。
        春に真鯛が釣れる場所は、秋に真鯛の群れが回遊する可能性が有ります。
        季節が替わっても時々試す価値ありで、釣れる期待が持てます。
        真鯛釣りに効果的な餌のシラサエビは買うと高いですが、近くの小川や野池に
        エビが沸いていれば、それを網で掬ってきて餌を確保する方法も有ります。
        真鯛は竿先を叩く引きもチヌより数倍強い感じで、病みつきになる面白さです。

        ところで私の「水雲ウキ」の最新形状は、以下リンクの作成手順のものです。
         https://punditshideaway.ko-co.jp/e603470.html
        以前の「水雲ウキ」は寸胴の浮力形状でしたが、今は安定性と敏感性の両面を
        向上できるように意識した形状にしています。
        調整浮力部分という造語が解かり難かったかもですが、ウキの自立バランスを
        取れるように、チューニングシンカーと軸の重さを、これで打ち消しています。
        尚、遊動浮力付きの「水雲ウキ」も最新形状に含まれます。
        浮力を黄色に塗った時も有りましたが、最近の浮力部分は素材色のままです。
        素材色が白なので、浮力部分の沈み方の変化で、魚の当たりを判別出来ます。

        めんだこさんの浮力形状のマイブームは涙滴型ですか。
        私が真似ると、調整浮力部分と浮力部分の合体で、ろうそく炎型になります。
        永易ウキやセンサー発泡ダンゴウキのそろばん型の浮力をバックアップ材丸で
        作るのは材質的に困難で、木駒型のような厚みのあるテーパー型しか出来ない
        ので、同じような特性の実現は少し難しいかと思います。
        それでも高安定性とそこそこの敏感性が実現できると考えています。

        1. 評論家さんこんばんは。
          連休中に行ったマダイポイントは今のところ1~3月の寒い時期と5月だけしか実釣したことがないのでその他の時期はどんな感じなのか、いまだ掴めておりません。
          用宗と比べるとフグも少ないので釣りやすいのですが他の魚もあまり釣れないのでアタリも少なくどうしてもダレてしまう時間が多いです。
          まだ釣り場の特性がよく分かってないだけかとも思うので、魚の活性が高くなる夏や秋の回遊を期待してまた行ってみようと思います。

          リンク先拝見してウキの形状等、理解できました。
          この作成方法ならばウキを大量生産する場合でも浮力調整が楽にできますね。
          わたしの釣り仲間も使っているウキは様々で、永易ウキであったり、浮力をかなり落とした棒ウキを使っていたりと人によって千差万別。
          どんな動きをするのかなど観察して自分のウキ作りの参考にさせてもらっています。

  2. こんにちは
    アジが骨だけに・・・Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
    どうやったらそうなるんです?????
    泳がせで・・・
    連休中4日も釣りに行ってたんですね!
    多いですね・・・
    今年は受験生なので勉強しろと親に言われて
    去年ほど釣りに行けてません(泣)
    (去年は週2で釣りに行ってました・・・)
    まぁ本命のチヌもつれたみたいなので良かったです。

    1. pixyさんこんばんは。
      自分も仕掛けをあげて驚きました。
      一体何が食い散らかしたのかと・・・。
      たぶんフグが寄ってたかって食ったのではないかと思います。

      連休はやることもないのでここ数年はいつも釣りばかりになってしまいます。
      釣り場に行くとだいたい仲間が釣りをしているので半分雑談しに行っているようなものですけど。
      受験、大変ですね。
      いまはキツイかも知れませんが、終わったら思いっきり釣りを楽しんでください!

  3. めんだこさん、おはようございます。

    昨日用宗で事故があったと聞き驚きました。
    めんだこさんも、事故に遭われないよう、くれぐれもお気をつけください。

    楽しい釣りを。

    1. きもぱんさんこんばんは。
      ご心配いただきありがとうございます。

      直接見ていたわけではありませんが同時刻、用宗で釣りをしていましたのでわたしも驚きました。
      水中ではドアも水圧で開けることが困難だと聞きますし、毎週のように海に行くわたしにとっては他人ごとではありませんので気をつけたいと思います。

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