ちょびっと散歩 静岡県藤枝市 櫻宮神社

こんばんは、めんだこです。

 

2019年7月14日(日)、釣具店の買い出しついでに藤枝市の櫻宮神社(さくらのみやじんじゃ)に散策に行ってきました。

神社名:櫻宮神社
住所:〒426-0204 静岡県藤枝市時ヶ谷1

 

 

過去に一度訪れたことがありまして確か12、3年前の夏だったか。

釣りの帰りに休憩のため立ち寄ったのですが池に挟まれた参道がすごく印象的だったのを覚えています。

今回で2度目の訪問。

当日は梅雨時の曇り空でしたがグーグルの口コミで7月は蓮の花が咲いて綺麗だということで行ってみました。

 

午前10時過ぎに櫻宮神社到着。

駐車スペースがあまりないので少し離れた場所に車を止めて歩いて行きます。

 

こちら参道右側の池。

半分ほどの面積が蓮で覆われています。

近づいていくとところどころで花が咲いていました。

 

濃いめのピンク色した大輪の花、綺麗ですね。

わたし以外にも何人か、蓮の花目当てと思われる方たちがカメラを手に写真を撮っていました。

開花のピークがは過ぎてしまっているようで既に花が散っているものが多くちょっと残念。

 

前日に振った雨が蓮の葉の中央に溜まっていました。

まるで透き通ったお餅のようです。

 

 

櫻宮神社 参道入り口

 

神社とは思えないほどこじんまりとした、素朴な感じの入り口ですが周囲はとても綺麗に手入れされているのが見受けられます。

記憶に残る、前に来た時の風景と全く変わっていませんでした。

好きです、こういう感じ。

参道の両側にはそれぞれ池があります。

 

こちらは向かって右側の池。

 

こっちは左側の池。

ルアー、投げ釣り禁止の看板がありますがのべ竿ならいいのか?

 

足元に大きなコイが泳いでいました。

 

あれはミドリガメかな?

最近こうした池にいるのはミドリガメばかりなのでクサガメ好きとしては悲しい・・・。

 

なぜかブラックバスもいます。

はて? 前来た時はいなかったはず。

誰かが放したのか。

いかんでしょう、こんなところに放流しちゃ。

 

左右どちらの池にも蓮は生えていましたが右の池のほうが花が咲いているものが多く左は少なかったです。

 

櫻宮神社 本殿~奥の院

参道を進んでいくと正面に櫻宮神社本殿が見えてきました。

一般の平屋建て家屋のような本殿ですがちゃんと鐘もあり正面扉の内側にはお賽銭箱も設置されています。

 

 

本殿脇には櫻宮神社の由来について書かれた看板が立っていました。

 

櫻宮神社由緒

櫻宮神社由結 櫻宮神社は天正十六年(一五八八年)に村社として建立され ました。
慶長十三年(一六○八年)に本殿が建立され、祭神と して第二十七代安閑天皇を祭祀しています。
安閑天皇は日本に
仏教が伝来(五三八年・五五二年説)した頃の天皇です。

櫻宮神社は、元は蔵王権現と呼ばれていました。
権現とは「権の姿で現れた神仏」の意味で、釈迦如来、千手 観音、弥勒菩薩の三尊が合体したものとされています。

安閑天皇と蔵王権現の関係は、神仏習合の教説では蔵王権現が安閑天皇と同一の神格とされたため、明治時代の神仏分離の際に櫻宮神社も祭神を安閑天皇としました。

明治八年八月に蔵王権現を櫻宮神社に改称し、村社に列せられました。毎年十月十六日を祭日としていましたが、現在は十月の第二月曜日(体育の日)に祭典を行っています。

付記 鳥居の由緒

二つ池の桜並木の入口にある石造の鳥居は、元々、田沼意次(老中)が明和四年(一七六七年)に、二万石の初代相良(現在の牧之原市相良)藩主となり築城した相良城内にあった荒神社 (地の神)の鳥居でした。

意次が、次の老中松平定信により失脚させられた際、相良城は徹底的に破壊され、神社の鳥居までもが競売にかけられ、櫻宮神社に移されました。鳥居の柱には、天明二年(一七八二年)壬寅、春二月上流(上旬) 四日の文字が彫られています。

平成二十四年十月吉日
葉梨第四自治会

以上、櫻宮神社由緒より引用。

 

入口にあった小さな鳥居、元々はお城の中にあったものをこちらに移築したものだったんですね。

鳥居を競売にかけるとは罰当たりな気もしますが壊されてしまうよりはましか。

参拝を済ませて裏手に回ってみると上に伸びる階段があります。

どうやら奥の院に続く階段のようです。

 

下から見上げるとかなり急な角度。

 

雨で濡れているので滑らないよう注意しながら一段一段慎重に上っていきます。

石段を登り切ると櫻宮神社奥の院が現れました。

こちらにも参拝をしました。

 

石段脇には石灯篭と、奥のほうに小さなお宮?のようなものがあります。

あれは何だろう。

 

上から見た石段。

登りよりも下りのほうが危険です。

滑ったら下まで転げ落ちてしまうな。

 

 

久しぶりの再訪ということであちらこちら見ていたら2時間近くうろうろと散策していました。

地元の小さな神社といった感じの場所ですがとても居心地が良かったです。

天気が良くなかったのが残念でしたが晴れた日ならもっときれいな写真が取れたのではと思います。

つぎ来るときはスマホではなくちゃんとデジカメを持ってこよう。

それではまた。

本日はお読みいただき本当にありがとうございました。

4 Comments

  1. 緑が素敵な場所ですね!
    こういう画像はスマホやパソコンの背景にもぴったりです。目にも良さげですし。
    池も綺麗!蓮が素晴らしい!
    是非、今度はデジカメで!

    つい、池があると魚を探してしまいますね。。。

    1. 梅の父さんこんばんは。
      返信が大変遅くなりましてすみませんでした。

      以前訪れた時は10分ほどの滞在でしたが参道入り口の石灯篭と小さな鳥居、そして二つの池に挟まれた参道などがとても綺麗だったのを覚えています。

      また来たいなと思ってはいたのですが肝心の神社の名前や住所などが分からなかったので記憶をたどりながらネットで調べ今回、再訪することが出来ました。

      天気が良くなかったのとカメラを持って行かなかったことが残念でしたが昔と変わらぬ風景でとても懐かしく、ついつい長居してしまいました。

      釣り人の習性ですね(笑)
      水辺に立つと魚いないか、釣り出来るのかそっとに興味が移ってしまいます。

  2. こんにちはめんだこさん。暑い中お疲れ様でした。
    梅雨も明けて釣り日和ですがやはり暑くて日中は熱中症になってしまいそうです。
    でも神社の周りはなぜか涼しくて過ごしやすいからいいですよね。
    水面一面に蓮の花、絵になりますねー(^ ^)
    里芋の葉っぱもそうですが水がああいう風に丸くなるのはほんとに不思議です。

    1. そらさんこんばんは。
      返信遅れましてすみませんでした。

      梅雨が明けた途端に本格的な夏になりましたね。
      気温も一気に上がってしまい堪らないです💦
      神社は緑が多いせいか涼しくて癒されます。
      この櫻宮神社もごく小さな規模なのですが非常に趣きのある感じでして、蓮の花がとても綺麗でした。
      どういう原理で水がまんまるになるのかは知りませんが光を反射して透き通ったお餅みたいでした。

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