2018年3月25日 紀州釣り釣行記 色々考えさせられる一日でした

こんばんは めんだこです

 

2018年3月25日(日)、静岡県焼津新港に行ってきました。

暖かくなり釣りに行きやすい季節になってきましたが魚の反応は相変わらず渋く、どうしたらチヌが釣れるのか毎回頭を悩ませています。

特に先週は一日粘ってたった一度のアタリも無いという最低な結果でした。

今回の釣行、「何としても魚を釣りたい」という気持ちが強すぎて基本的なことを忘れ、失敗したような気がします。

 

朝5時43分 釣り場到着・準備

ここは人気ポイントのため、ちょっと遅く来ると釣る場所すらなくなるほど混雑します。

そのため暗いうちから場所取りするようにしているのですがこの日は珍しく人が少ない。

前日の土曜日は朝6時には満員だったそうです。
やはり2日連続で釣りをする人は少ないのかな?

釣りをしない方からすると、紀州釣りはずっと椅子に座ってダンゴを放り投げているだけなので楽な釣りだとよく言われますがそんなことはありません。

一日ダンゴを放り投げるのはかなり疲れるもの。
家に帰るともうぐったりです。

まあ、わたしの体力が無いだけなのかもしれませんが。

 

本日のフィールド状況

天候:晴れ
気温:最高18℃ 最低5℃
風向:南西の風3m
潮汐:小潮 満潮10:06 干潮18:04
水温:14℃

水温がさらに上がって14℃になりました。

 

本日のダンゴレシピ(カップ杯数)

・ヌカ:8
・砂 :5
・サナギ粉(細挽き):2
・集魚剤(マルキュー・チヌグルメ):1
・鶏のエサ(バーディースペシャル):1
・オキアミ:状況にあわせて添加
アミエビ:2ブロック

今回の一番大きな失敗はアミエビの量
とにかくダンゴの集魚力をあげようといつもの倍を混ぜてしまいました。

アミエビを混ぜるとダンゴに粘りが出てまとまりやすくなるのですが、多すぎるといつまでたっても割れないダンゴになってしまいます。

 

過去同じ失敗を何度か経験して分かっていたはずなのですが・・・。
またやってしまいました。

この日持参した付けエサは4つ。

・オキアミ(ダンゴに混ぜるものから採取。)
・自作加工バナメイエビ
・食い渋りイエロー
・サナギ激荒

 

ブロックで買ったオキアミも釣行のたびに解凍、再凍結を繰り返してこれで4回目くらい。

いい加減ふにゃふにゃになり黒っぽく変色してきたので、今回余ったら次はダンゴに混ぜてしまおう。

ここではどの釣り人に聞いてもタイが釣れたのはオキアミという答えが返ってきます。

練り餌、サナギにはほとんどあたってこないとか。

わたしのHGではサナギも練り餌もよく釣れるのですが、焼津はオキアミが強いのでしょうね。

 

朝6時 釣り開始

数日前からエサ取りとしてヒイラギが釣れ始めたとのこと。

数投後、思いっきりウキが入ったので合わせてみると話通りヒイラギが釣れました。

 

しばらくしてボラと思しきダンゴアタリも出るようになってきました。

先週よりも状況は良さそうです。

しかしアミエビを混ぜ過ぎたおかげでダンゴがまったく割れません。

握る強さや回数でコントロールしますが、かなりしっとりとしたダンゴなので細かい調整ができないのです。

ちょっと強く握ると割れないし、かといって弱くすると今度は底に落ちるまでに崩れてしまう。

もうどうしようもありません。

ふとみると隣の常連の方の竿が大きく曲がっています。
上がってきたのは40㎝台の立派なチヌ!

居食いだと言っていました。

時刻はまだ7時台。
早い段階で釣れると気持ちが楽なのですが・・・うらやましいです。

わたしのほうはダンゴアタリはあるものの、少々小突かれたくらいではビクともしないダンゴなので手返しも悪くなり思うような釣りができません。

どうしたものかと考えましたがこの際ウキを外してダンゴも大きくし、ブッコミスタイルで待ちの釣りをすることにしました。

午前9時過ぎ、ひとしきり突かれダンゴが割れた後、穂先が入りました。
アワセるとけっこうな引きですが・・・。

 

ボラでした。
途中まではタイっぽかったんですけど、やはり長かったです。

このあともウキを付けたり外したり、いろいろ試しましたが午前中は釣果無しでした。

 

午後の部

昼食後、釣り再開。

割れにくかったダンゴも少し乾いてきた影響で、割れ加減の調整がつけられるようなりました。

ただ午前中ずっと続いていたダンゴアタリも消え、いくら投げても反応なし。

こうなると飽きてしまいダンゴの投入回数も減ってしまいます。

で、午後13時ごろでしょうか。

昼前ぐらいにわたしの隣に入られた方の竿が曲がりました。
上がってきたのは良型のチヌ!

えぇー。
わたし、朝イチから投げ込んでいるんですが・・・なぜ釣れないんだ?

ダンゴの投点も似たような距離だし、やってることは皆同じだと思うのですが。

何が悪いんだろう?

聞くとウキをひったくっていくようなアタリだったそうです。

これを機にわたしもヤル気だしてせっせとダンゴを投げました。

そして午後14時過ぎ、わたしのウキが前触れなくスパッと入りました。

アワセると・・・。

 

もうダメです。

後ろで見物していた子供には大きな魚が釣れたと、喜んで頂けましたが狙っているのはこの魚じゃないのだよ・・・。

 

水中カメラを入れます

なにか釣れない手掛かりがつかめるかもしれないのでカメラを放り投げることにしました。

海が少し濁っているのが気がかりですが、意外と底のほうは澄んでいることもありますので何か映る可能性はあります。

 

午後15時から本業の釣りと平行して2時間ほど撮影しました。

ちなみに午後のボラ以降釣果は無く、夕方18時過ぎまで粘りましたがとうとうチヌを釣ることはできませんでした。

家に帰って映像を確認。

 

濁りのためカメラ周辺しか分からないですが魚は少ないです。

ついこの間まで結構な数のタイが映っていたので今回もいるはず!と予想していたのですが意外にも確認できたのは一度だけでした。

そしてもう一つ気になったのが海底の状態。

この場所は岩がゴロゴロしているのは前から知っていました。

映像ではその岩と岩の隙間にダンゴが入り込んでいく場面が何回となく映っていました。

YOUTUBEのほうに上げた動画では編集でカットしてありますが、こういうことは実際の釣りでも起こっているはずです。

隙間に入ってしまうと根ガカリするだけでなく魚がエサを見つけられなくなり、その結果釣れないということもあり得るでしょう。

さんざんダンゴを投げ込んでいた場所が実は岩の隙間だった、というのは恐ろしいことです。

対策としては事前にオモリだけつけた仕掛けで底の状態をチェックする方法が考えられます。

面倒ですが次回からは下調べしてから釣りするようにしたいと思います。

 

あとがき

今回はダンゴの失敗も痛かったですがもう一つ、自分の杓投げのヘタさも釣れない要因なのかな?と思いました。

始めのうちはいいのですが段々と投点が遠くなったり、あるいは近すぎたりとバラバラになってしまうのです。

これでは魚を一箇所に集めることができないでしょう。

その点、よく釣る常連の方たちは毎回ほぼ同じ場所にダンゴを打ち込んでいます。

安定して投げられるようになるには数をこなさないとダメですね。
練習あるのみ!

失敗も多かったですが勉強になった一日でした。

それでは、また。
今日は読んでいただきありがとうございました。

 

 

2 Comments

  1. お疲れ様でした。
    いや〜考えさせられました。難しいですよね。
    投点については私も修行中です。これが大事なのでしょうね!

    割れない団子については、私も経験しました。そんときは、心臓がドキドキしましたよ。
    私の場合はオカラ粉と砂でどうにかこうにかさせます。
    ヌカも予備を持っていくのですが、それだけでは無理ですので。
    オカラで軽くなった分を砂で調整します。

    次の奮闘記、期待してます!

    1. 梅の父さん、こんばんは。
      アタリが無いのに嫌気がさしてついアミエビ増量してしまいました。
      こうなるのは目に見えていたのですが、バカでした。

      おからと砂ですか!
      もう失敗しないよう気を付けますがもしやらかしたら試してみます。
      ありがとうございました。

      投げる距離も地元常連の方によってさまざまで、遠くのほうがいいという人もいればすぐ近くで十分という意見もあり難しいですね。
      わたし自身もこの場所についてまだよく分かってない状態なので勉強しなければ!と思っています。

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