2019年2月2日 紀州釣り釣行記 静岡県 焼津新港 魚はいるのですが。。。

こんばんは、めんだこです。

 

 

2019年2月2日(土)、静岡県焼津新港に紀州釣りに行ってきました。

比較的温暖な気候の静岡ですがこの日の最低気温は零度以下。

寒い中、日が昇らないうちからダンゴ釣りとは我ながら馬鹿だなあと思います。

が、わたしはこれしか趣味が無いので。

チヌが釣れる可能性が少しでもあるなら、どんなに寒くてもダンゴを握りますよ!

 

午前4時30分過ぎ 焼津新港着・準備

港に着いてみると先客は一名のみ。

先週チヌが釣れたポイントは空いていましたが他の場所はどんな感じなのか試してみたくなり、この日は少し離れた別のポイントに釣り座を構えました。

 

本日のフィールド状況

天候:晴れ
気温:最高12.5℃ 最低-0.1℃
潮汐:中潮 満潮5:19 15:46 干潮11:05

 

ダンゴレシピ(カップ杯数)

・ヌカ:10
・砂 :4
・集魚剤(チヌグルメ):2
・サナギ粉(細挽き):1
・アミエビ:1ブロック
・100均で購入したウスターソース:1本

以前ダンゴ材にショウ油、味噌を混ぜたことがあるのですがソースはまだなかったなあと思い1本全部入れてみました。

ただ今までの経験から「これはスゴイ効果があった!」というようなものはまだありません。

いろいろ混ぜたくなるのはダンゴ師の習性なのでしょうか?

 

持参した付けエサ

:オキアミハチミツ漬け
:マルキュー・マダイスペシャル

:バナメイえび

 

 

朝6時14分、釣り開始

本日もダンゴブッコミからスタートです。

ダンゴ投点は比較的近距離の15m程度。

3投ほどでアタリも出始めました。

いつも思うのですが、ここ焼津はとにかくアタリが出るのが早いですね。

わたしのホームグラウンド、用宗港ではダンゴ最盛期でもこんなに早くアタリが出るなんてことはまずありません。

平日でも釣り人の多いポイントですので常にコマセが入っているのと、あとは魚影が濃いのでしょうね。

何かしら魚がいることは分かったので午前7時過ぎからはウキを付けて紀州釣り開始。

風もなく非常に釣りしやすい状況です。

 

午前8時過ぎ、隣で竿を出していた釣り仲間の方が何か掛けました。

本命のような感じですが・・・浮いてきた魚体はやはりチヌでした!

サイズは37cm、いい型です。

この頃からわたしのほうにもウキに反応が出始めるようになりました。

一度ゆっくりウキが消し込んだのであわせましたが掛けた途端に沖に向かって突っ走りました。

いちおう魚の顔を見るまではと慎重にやりとりしましたが、あがってきたのはやはりボラでした。

 

ここでオキアミに加えて練り餌、バナメイエビを2~3投ごとにローテーションさせながら様子をみることにしました。

数投後、バナメイエビを付けた仕掛けを回収しようとしたところゴミでも引っ掛けたかのように重い・・・。

引きは全くありません・・・いや、たまにグンッと引いているような?

やはりゴミか、運が良ければタコでもついているのだろうとゆっくりとリールを巻いてきましたが近くまで寄ってきたそれは40cmは超えているだろうチヌでした。

おお、タイだ!と思ったのもつかの間、アワセも何もせずただ巻いてきただけだったのでぽろっと針が外れバラシ。

自由になったチヌは再びゆっくりと泳いで消えていきました。

寝ていたのか、それとも釣られたことにすら気づかなかったのか。

長いことダンゴ釣りをしていますがこんなことは初めてでした。

 

気を取り直して釣り再開。

アタリはたまにあるのですが魚は針に掛かってくれません。

午前11時には干潮の潮止まりを迎え、ついに何のアタリも無くなってしまいました。

 

昼休憩後、午後の部

お昼どき、お腹もすいてきたので昼食を食べつつ朝からダンゴを投げ込んでいたポイント調査のため水中カメラを入れました。

このカメラもその場で手軽に映像を確認できれば大いに釣りに役立ちそうですが。(メモリーカードに記録するタイプなのでノートPCなど持ち込めば見ることは可能です。)

ダンゴで汚れた手でPCは弄りたくないので仕方ないですね。

 

午後になると風も出てきてアタリも分かりづらくなってきました。

たまにアタリが出ればフグ。

それと正体不明ですがウキに全く反応が出ない、居食いが2度ありました。

食いが浅いのか、どちらも途中でバレてしまいましたが。

ひょっとしてチヌ? いやボラか?

どうも噛み合わない一日です。

 

夕方近くになるともうあきらめムード。

アタリも何もありませんが最後に釣ることができました。

 

本日はコノシロで終了です。

ダンゴに混ぜたウスターソースの効果のほどはよく分からず。

午後17時過ぎに納竿しました。

 

水中カメラ映像確認

釣りのほうはダメダメでしたが帰宅後のもう一つの楽しみ、水中カメラの映像確認です。

多分、チヌいるんだろうなあ・・・。

 

やっぱりいました。

それもダンゴの近くに何匹も。

ダンゴに寄ってくるそぶりを見せているので、何かの拍子に食ってきてもおかしくはなさそう。

それと5mほど隣のポイントにはイシダイが何匹もいたのは驚きました。

ここも日中は釣り仲間の方が入っていたのですが「アタリが少ない!」と苦戦していたポイントです。

イシダイもダンゴに寄ってきたのでしょうか?

もしそうなら付けエサや仕掛けを工夫すれば狙うことは可能なのかもしれませんね。

 

しかし相変わらずフグが多いです。

映像を見ていて気になったのですが、下の画像のキタマクラ

 

 

動画の0:30秒あたり、2匹のキタマクラがぼけーっと海底にじっとしています。

カメラが着底すると興味を持ったのか、右側のキタマクラがこちらに向かって泳いできました。

 

しかし左のキタマクラは最後まで動かず何の反応も無し。

最初は弱っているのかと思いましたがこの日撮影した映像には似たような感じのキタマクラが何匹か映っていました。

調べてみると急に水温が下がった時などにこういう行動をするようです。

ふだんは嫌われ者ですがこうしてみると面白い習性もあるのですね。

 

あとがき

これだけ魚がいるのに釣れないとは。

魚に食い気が無いのか、わたしの腕が悪いのか・・・。

でもダンゴすぐ近くまでチヌが寄ってきていることが分かっただけでも良かったです。

あとはフグさえなんとかできれば・・・何かいい方法無いですかね。

それではまた。

今日はお読みいただき本当にありがとうございました。

 

 

6 Comments

  1. 寒い中、お疲れ様でした!
    一昨日ですか、動画を先に拝見しておどろきました。
    冬の海とは思えないほどの魚影に!
    これが、釣り場で見られると俄然やる気出るでしょうね〜
    さておき、チヌがなかなか団子に寄ってこないのが気になりました。
    こういうことが起こっているのだなあと、参考になりました。

    どうすれば良いのでしょうね?
    解かどうかはわかりませんが、私が来季やってみたいのがアンコです。
    アミエビは団子に混ぜないで刺し餌またはアミエビをアンコに。。
    どうですかね?

    1. 梅の父さんこんばんは。
      釣りしているときは「ここ魚いるのか?」状態なのですがやっぱりいるんですね。
      釣りの最中にリアルタイムで見られたら飽きずにつりできそうな気がします。

      チヌ、ダンゴの周りにはいるんですけどなぜもっとガツガツ来ないのか?
      それが分かればもっと釣れるのでしょうけど、本当に謎です。
      アンコ良いかもしれませんね!
      未確認情報ですがここ焼津では数釣っている人はオキアミをアンコにしているとか・・・
      ただの噂かもですがオキアミ、もしくはアミエビアンコ、自分も今度試してみたいと思います。

  2. めんだこさん、こんばんは。
    今回の釣果は残念でしたが、秋の海と見間違えるような凄い映像が撮れてましたね。
    若い頃は紀伊半島南端の潮岬の一級磯に、その石鯛の大きなのを狙って通ってました。
    映像の後のほうの石鯛は顔が黒くなっており良型(軽く40cm以上)のオスです。
    バナメイエビを使っていると掛かってくるかもですが、フグと同じような歯をしており、
    噛む力も強いのでチヌ針だと潰されてしまうことも有ります。
    チヌも多く映っているので、まだまだ狙い目のポイント、通い詰める価値有りですね。

    1. 評論家さんこんばんは。
      釣果はありませんでしたがカメラを入れたことで底の地形や魚種など得るものがありました。
      評論家さんはイシダイもやっていたのですね。
      イシダイというと磯での釣りのイメージが強く、堤防では夏場のサンバソウサイズしか釣れないと思ってました。
      前々からカメラを入れるとチヌに混じって時折、イシダイが映っていることがありましたが今回のように何匹も映っていたのは初めてです。
      さすがに紀州釣り仕掛けでは掛かることはあっても釣り上げるのは厳しいと思いますが、ひそかに狙ってみようかと画策中です(笑)
      しばらくはホームの用宗ではなく焼津通いが続きそうです。

      1. めんだこさん、こんばんは。暇つぶしの一考察です。
        あの魚影の中で石鯛やチヌだけを狙おうとすると、餌盗りのフグを回避しなければ
        ならず、柔らかい餌を使う紀州釣りでは少し難しいですね。
        この季節にアケミ貝があれば、別竿でマル貝ブッコミ釣法にて釣れるかもですが、
        静岡では河口近くの砂浜でアケミ貝やボケ(ニホンスナモグリ)は掘れませんか。
        Google Earth で見ていたら、何となく居そうなところがいっぱい在ります。
        (スコップで砂泥地の水際に呼吸穴が有りそうな所を掘ってみると・・・)
        今でこそ釣餌は買うものというのが定着していますが、昔は自前調達が普通でした。
        時間に余裕があるときに試してみてください。

        1. 評論家さんこんばんは。
          返信遅れまして申し訳ありません。

          記事に掲載した動画のような状況(ダンゴ周辺に常に複数のフグが張り付いている)ですと柔らかいオキアミ、バナメイえびなどはいくら大きく針付けしてもかわすのは無理だと思いました。
          チヌもダンゴに寄ってはきますが捕食スイッチが入らない限り積極的に刺し餌を食ってくる様子もありません。

          いろいろ考えたのですが評論家さんにご提案頂いたマル貝ブッコミが打開策にならないかと本日、釣具店にてアケミ貝を購入してきました。
          他の貝も使えないか悩みましたがアサリ等では殻も固く、そのままでは食いも悪そうですし半貝、むき身では結局フグの餌食でしょうから殻のやわらかいアケミをマル貝で使うのが最良の選択だという気がします。

          貴重なご意見、本当にありがとうございました。
          さっそく次の釣行で試させていただきます。

          ところで自家採集ですが面白そうですね。
          ボケが獲れたら最高なのですが。(静岡では釣具店で買うと一匹80円くらいするのでとても気軽に使うことが出来ません。)
          暖かくなったら近場にいないか、探してみることにします。

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