2019年2月24日 紀州釣り釣行記 静岡県焼津新港 イソクズガニ?

こんばんは、めんだこです。

 

2019年2月24日(日)、静岡県焼津新港へ紀州釣りに行ってきました。

先週から本格的にスギ花粉が飛散し始め、花粉症持ちのわたしにとっては一年で最もつらい季節に突入です。

マスク装備プラス鼻炎薬を飲んで早朝、港に向かいました。

 

 午前6時前 焼津新港着・準備

朝起きれず、いつもより遅い到着となってしまいました。

着いてみると釣り人もまだ少なく場所も空いていたので先週と同じポイントへ。

今後しばらくの間、焼津で釣りをするときはあちこち移動せずに同じところで竿を出すことにします。

 

本日のフィールド状況

天候:曇り
気温:最高14.2℃ 最低3.9℃
潮汐:中潮 満潮8:46 干潮15:02

だいぶ冷え込みが和らぎ、日中は手袋無しでも釣りができるようになりました。

 

ダンゴレシピ(カップ杯数)

・ヌカ:10
・砂:4

・チヌグルメ:1
・サナギ粉(細挽き):1
・アミエビ:1ブロック
・押ムギ:1
・先週余ったダンゴ材(3kgくらい)

 

持参した付けエサ

:バナメイえび
:生オキアミ
:マルキュー・エサ持ちイエロ―
:ヒロキュー・鳳玉練磨
:マルキュー・活さなぎミンチ激荒(付けエサ・アンコ用)

 

写真には写っていませんがさなぎ激荒を持参しました。

さなぎの粒やコーンを付けエサとして、またダンゴの中にアンコとして入れて使いました。

それとバナメイえびは前日から風が当たる場所で軽く乾かしておきました。

砂糖や塩、集魚剤等で締めることでも身を固くすることはできますが経験上、バナメイえびには何も加えないほうが魚の食いが良いです。

 

午前6時17分、釣り開始

この日も開始早々からダンゴアタリがありましたがボラにしては少々弱い、モゾモゾした感じのアタリが続きました。

ダンゴの割れが早くなることも無いのでコノシロなどの小魚が寄ってきているだけみたいです。

そしてダンゴが割れれば速攻でエサが盗られます。

オキアミ、バナメイエビはアタリなく蒸発。

練り餌に変えるとたまにあたるものの、掛かるのはキタマクラ。

 

エサ盗り対策として期待していたさなぎ激荒ですが、中身だけ吸い尽くされ皮だけになって戻ってきます。

う~ん厳しい。

結局午前中はフグ数匹とおかしなカニ一匹。

 

初めて見るカニです。

ゴミが引っかかったと思ってました。

調べたのですが恐らくイソクズガニという名前のカニではないかと。

捕食者の目を欺くために身体に海藻などをくっつけて擬態する習性があるそうです。

磯際にいるカニなどと違い、動きは非常にゆっくりとしていました。

面白いカニもいるもんですね。

 

午後の部

相変わらず釣れませんが時折ボラがダンゴを突つくようになりました。

午後14時11分、ウキが入ったのであわせると、本日初ボラ。

 

15時過ぎには25cmくらいのアカメフグ(ヒガンフグ)が釣れました。

これは隣の釣り人が欲しいというので進呈。

何かあっても困るので一応確認しましたが元料理人とのことでフグをさばくのは大丈夫と言っておられました。

 

夕方、ようやくバナメイで一枚

時刻も16時を過ぎたころ、ようやくフグがおとなしくなったようです。

オキアミが時折残ってくるようになりました。

いいアタリも出るのですが掛けた途端にものすごい勢いで走り出すのでこれは完全にボラでしょう。

全部バレてしまいましたがこうなると全てのアタリがボラに見えてしまいアワセに行けません。

そこで今まで使っていたグレ針5号(チヌ針0.8号相当)からチヌ針4号に針を変更。

エサもバナメイえびを殻ごと、かなり大きめにつけてボラに吸い込まれにくいようにしました。

仕掛け変更後の一投目。

ダンゴ割れの後、ウキがモゾモゾとアタリ出しました。

ここであわせても針に掛からないと思いじっくり待っているとモゾモゾしながらウキが海中に消えました。

アワセを入れると乗りましたが、結構な勢いで走ります。

「またボラなのか?」と思いつつも慎重に近くまで寄せてくると、本命のチヌでした!

 

大きさは35cm。

サイズの割にはボラと錯覚するほどの強い引きでした。

そういえば先週も釣れたのは夕方くらい。

この時間帯が時合なのでしょうか?

その後も30分ほど釣り続けましたがアタリも無くなったので午後17時40分、竿を畳みました。

 

あとがき

先週に比べるとまともなアタリが少なく、ボーズ覚悟していましたが何とか釣ることが出来て良かったです。

昨年は焼津に来てもフグしか相手をしてくれない釣行が続いていましたが今年は本命に出会う確率が増えてきた気がします。

釣り場のクセみたいなものが少しわかってきたからでしょうか。

 

今回チヌを釣ることが出来た「大針+大きめバナメイ」ですが、ボラ以外にもフグ相手でも通用するのでは?と思います。

チヌ針3、4号サイズですとそうそう針ごと盗られることもないでしょうし、小さなフグでは掛かることも少ないはず。

大きめバナメイはフグ除けにはなりませんが、食いつくすまで多少の時間を稼げそうなのでその間にチヌが見つけて食ってくれれば・・・。

この作戦、次回釣行でも検証してみることにします。

それではまた。

今日はお読みいただき本当にありがとうございました。

 

 

8 Comments

  1. お疲れ様でした!
    コンスタントに釣果をあげられていますね。
    以前、乗っ込みでいい思い出が少ないと書かれていたのを思い出しました。
    進歩ですね!

    エビが好調ということで。
    最近は使ってませんが、私も真似てみようかなと思いました。
    ポイントは無加工ということでしたね!

    珍しいカニ、初めて見ました。
    食べられないんですか?美味しそうな感じもしますが。
    しかし、サイズ的に厳しいか。。

  2. 梅の父さんこんばんは。
    ありがとうございます!
    早い時間に釣れてくれれば一番ありがたいのですが終了間際になって運よく釣れている感じで・・・。
    釣行のたびに今日はボーズかとヒヤヒヤしています。
    今までノッコミ時期はほとんど釣れたためしが無かったので今年は自分でも驚いています。
    ありがたいことです。

    バナメイえびですがアミノ酸や集魚剤に漬け込んだり、食紅で着色してみたりしたのですが何もしないのが一番釣れると思います。
    ブログには書いていませんが黄色に着色してアミノ酸(グリシン)をまぶしたバナメイと無加工のバナメイ、交互に釣り比べたことがあります。
    結果は無加工のほうが断然食いが良かったです。(ヘダイばかりでしたが良く釣れました。)
    加工したほうはアタリは少ないですがフグもあまり食わないのでエサが残ることが多く、ある意味エサ取り対策としては有効かもしれません。
    スーパーで手軽に変える安いエビですのでぜひ一度試してみてください。

    わたしもこんなカニは初めてでした。
    あまり大きくはならないようで釣れたのは10cmにも満たないくらいでしたが、これで最大サイズみたいです。
    なんとなくタラバガニに似ているような気もしますし味噌汁にいれれば良いダシが出そうですね。

  3. めんだこさん、こんばんは。
    相変わらず堅調にチヌの釣果を出されてますね。おめでとうございます。
    焼津新港で釣れるチヌはいぶし銀の綺麗な魚体ですね。
    同じポイントには居つかずに、餌場を求めて定期的に回遊しているのが多いのでしょうか。
    それにしてもボラが冬にダンゴ当たりを出すとは、相当水温が高いのですね。
    昔は冬ボラは目に幕が張って、余り餌を食べないとか聞いていたので不思議に思えます。
    あと、掛けた瞬間に走り出す魚はボラ以外だと、もしかしたらあの石鯛ではないですか?
    細いハリスではなく、それなりに引きに耐えるハリスで攻めてみるのも有りですよ。

    1. 評論家さんこんばんは。
      ありがとうございます!
      おっしゃる通り、最近釣れるのは銀色の回遊してきた魚が多い気がします。
      なので同じ堤防内のどこで釣れるのか正直分からないですね。
      とはいえ毎回一枚は必ず釣っていく常連の方もいますし、腕の違いなのかなあと思わされます。
      水温を測っていないので確実ではないですがバケツで水を汲むと暖かいので今年は例年よりも水温高めのようです。
      そのおかげでボラなども頻繁にアタックしてくるのかなと思います。
      ボラの目に幕が張るというのはわたしも聞いたことがあります。
      そういえば大昔、子供のころに用宗で釣れたボラは冬場、目が白く濁っているものがいたような気が・・・。
      最近のボラでは見かけませんね。
      これも水温が関係しているのでしょうか。
      昨日3/2も釣りに行きました(ちなみにボーズでした)が掛けた瞬間に走り出して止まらず、4回ばらしたという話を常連の方がしていました。
      ボラならいくら走っても必ず止まるはずですしイシダイの可能性もありそうですね。
      いつもよりワンランク上のハリス、道糸で臨んでも面白そうです。

      1. めんだこさん、突進する魚の正体かもの石鯛が、バナメイで釣れると良いですね。
        チヌがこの時期でも釣れ続くというのが気になって水温データを検索して見ました。
        静岡県水産技術研究所で示される水温データでは、焼津市小川港防波堤で約14℃と
        非常に高水温を維持していますね。何となく納得できました。
        神戸は約10℃で焼津と4℃も差が有り、まだまだ魚の活性が上がりそうに有りません。
        但し去年は8℃以下まで下がっていたので、今年よりもっと厳しかったと思います。
        先週のチヌはたまたまだったようで、昨日は餌盗りも全く無く我慢の釣りでした。
        釣りものが無いわけではなく、相変わらず小アジはサビキ釣りで釣れています。

        1. 評論家さんこんばんは。
          水中カメラでイシダイがいることが分かっているだけに、まぐれでもいいから釣れないかと淡い期待を抱いているのですがそう簡単にはいかないようです。
          でも突進する魚ですが、ボラだと思ってましたが実はイシダイの可能性もあるとなると希望が持てます。

          水産技術研究所のHPを見つけるとはさすがですね。
          わたしも時折、水温を調べにのぞきますが今年は例年にくらべて1℃ほど水温が高めのようです。
          神戸は10℃ですか・・・そこまで低いとは思いませんでした。
          餌取りもいないとなると厳しいと思いますが逆にアタリさえあればチヌの可能性がかなり高いのではないでしょうか。
          現在、焼津では小アジはほとんど釣れていませんが30cm近いコノシロがサビキであがっているので次の釣行で食べる分だけ(4~5匹)コノシロをサビキで狙ってみようかと思います。

  4. こんにちはめんだこさん、釣行お疲れ様でした。
    まずは本命おめでとうございます(^^) 
    写真に一緒に写ってるクマさんがかわいいですね(笑)
    大きい針やエサなら食べる魚種も絞れるかもしれません。シンプルが一番効果的かもしれませんし、鋭い発見なのではと思います。

    カニですがイソクズガニですね、よく水槽で飼ってました!
    他のかにに比べてゆっくりで他の魚の邪魔しませんし、動きがかわいいです。
    あと、フェルトの糸を水槽に入れておくと、それを体にまとう仕草があったりで面白いです。

    1. そらさんこんばんは。
      ありがとうございます!
      終了間際でしたがなんとか釣果にありつけました。
      一緒に移っているクマさんですが、ダイソーで買ったメジャーです(笑)
      普通のタイプが売り切れでクマさんメジャーしかなかったので買いましたが気に入って使っております。
      通常、チヌ釣りで一番使う針のサイズは1~2号なのですがフグが多いと針ごと切られてしまうことがあるので大針にしたほうがいいのかな?と思った次第です。
      チヌの口を見ているとそれなりに大きいので小さい針でなくとも関係ないのかも知れません。

      そらさんイソクズガニを飼ってらしたんですね!
      普通のカニと違い、すごくゆっくりした動きでしたので魚を襲ったりすることもないでしょうし飼うには最適かも。
      フェルト糸を体にくっつけるカニ、見てみたいなあ。

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