こんばんは、めんだこです。
連休中の2018年7月15、16日、焼津新港と用宗港へ紀州釣り行ってきました。
焼津新港では数年前よく通っていたポイントで、様子見もかねて久しぶりに竿を出しました。
もう何年もそこでは釣りをしていないので現在はどんな感じなのでしょうか?
目次
15日 早朝4時37分 焼津新港に到着・準備
いつも焼津で釣りしている場所から少し西側に行ったところが本日の舞台。
釣り場自体が広いのでそれほど混みあわず、しかもダンゴは手投げ程度の近距離で良く釣れた記憶があります。
着いたときはサビキ釣りと思しき釣り人が3組ほどいるだけでした。
本日のフィールド状況
天候:晴れ
気温:最高32℃ 最低26℃
風向:南の風3m
潮汐:中潮 満潮6:24 干潮13:11
ダンゴレシピ(カップ杯数)
・ヌカ:14
・砂 :4
・鶏のエサ(バーディースペシャル):0.5
・押しムギ:0.5
・アミエビ:1ブロック
持参した付けエサ
:オキアミ(赤味噌&塩漬け)
:オキアミ生
:自作練り餌2種
:自作加工バナメイエビ
:アミ汁グミ
加工オキアミに加えて生オキアミも用意しました。
昔はこんな何種類も付けエサを持ってこなくても生オキアミさえあれば釣れたのですがエサ取りの攻撃が激しくなってきた現在、オキアミではもたない時が多いです。
それでも一番チヌが食ってくる確率が高いのはやっぱりオキアミですね。
生にしても加工しても魚の食いはダントツです。
朝5時6分 釣り開始
10m程の距離に手投げでダンゴを入れていきます。
海面は波ひとつなくまるで湖で釣りしてるような気分。
数投後にウキが入り本日の一匹目、カサゴが釣れました。
もうちょっと大きければキープなんですがねえ。
少々小さいのでリリースです。
大きくなってまた帰ってきて欲しいものですが、たぶん2度と釣れてはくれないでしょう(悲)。
このあともまたカサゴが。
今度はあまりにも小さいのでハオコゼかと思いました
釣れる魚から判断するとどうも海底は岩礁帯のようです。
ただ根ガカリなどはしないのでキツイ岩だらけという訳でもなさそう。
ポイントとしては悪くないと思うのですが時折カサゴが釣れるくらいでダンゴアタリも皆無です。
魚が寄っている気配が全くしません。
明るくなってから気づきましたが水の色も白っぽく濁っておりバケツに汲んだ海水も生ぬるい感じでした。
地形的にあまり水の動きも少なそうなポイントなのでちょっと海水温が上がりすぎてる気がします。
この日は夕方から用事があるため午後15時には帰らなければいけないんですが今すぐにでも帰りたい気分になってきました。
まあせっかく来たのだしと14時過ぎまで粘りましたが釣れたのはフグ×2
カサゴ×4、ハオコゼ×1と散々な釣果。
昔は釣れたんですけど・・・。
周りのサビキやちょい投げの方達も釣れてなさそうでしたが少し離れた場所のダンゴ釣りでは本命があがったようで、午後13時くらいに2名、続けてスカリが下がりました。
堤防外側に近い、潮通しもよさそうなところなのでわたしの釣ってる湾奥より条件がいいのかも知れませんね。
ダンゴはかなり余ってしまいましたが明日もあるのでこれで帰ることにします。
16日 昼12時、用宗港着
明けて16日、昨夜は少し飲み過ぎてしまい早起きできなかったので昼からの出撃となりました。
昨日焼津で撃沈したのでさすがに連続で行く気にはなれず、本日は用宗港です。
今日はなんとしてもタイを釣りタイ!
ダンゴで釣れてくれるのが一番ですがもし釣れなかったときは・・・。
ちょうど干潮時だったので釣りする前に、カニを6匹捕獲しておきました。
後々このカニの出番が来るかもしれません。
さて紀州釣り開始!
ダンゴは昨日の残りをそのまま使用します。
付けエサは生オキアミ以外、すべて家に置き忘れてしまいました。
なので今日はオキアミ一本勝負です。
このポイントは毎日誰かしらダンゴを打っているので魚の寄りも早い早い。
たった3投でダンゴにサワリが出始めました。
もちろんタイではありません。
まず初めに釣れたのはウグイ。
次にかかったのはボラですが元気が良すぎでバレました。
そのあともずっとウグイもしくはボラ、時折フグなど。
ダンゴが割れるとフグにエサをかすめ取られるか、でなければウグイ、ボラが食ってくる感じでした。
後から仲間に聞いたところ、午前中に同ポイントでのダンゴ釣りで36cmのチヌが上がったとの情報が。
早い時間帯のほうがいいのでしょうか?
このポイントも最近はエサ取りが集まりすぎて本命を釣るのが難しくなってる気がします。
夕方16時過ぎにダンゴが尽きましたが結局チヌは姿を見せてはくれませんでした。
最後の手段
とうとうさきほど捕まえたカニの出番が来たようです・・・。
なんとしても釣りたかったので、今日も落とし込みを試します。
前回の釣りでは仕掛けに目印代わりのウキゴムを一個付けただけだったのでエサの沈んでいる位置やアタリが分かりづらかったです。
そこで今回は蛍光のシリコンチューブで道糸に目印をたくさんつけてみました。
竿は前回同様3.1mの延べ竿です。
満潮までちょっと時間が早く、まだ潮が低いですがどうでしょうか?
探り始めて10分もしないうちにまず一枚。
のべ竿なのでやり取りが楽しい!
目印のおかげで魚がエサを持って行ったのが良く分かりました。
その後さらに2枚のチヌを追加することが出来ました。
メジャーがちょっとずれてしまってますがどの魚も40cm手前のサイズです。
ホントに恐ろしい釣り方を覚えてしまいました。
こんなに短時間に、しかも簡単にチヌが釣れてしまっていいものか・・・。
紀州で釣ることが出来なかったのが残念ですが、それでも本命を手にすることができ嬉しかったです。
あとがき
覚えたての落とし込みは好調ですが紀州釣りのほうはというとスランプに陥ってしまい抜け出せていません。
仲間にも「いろいろ考えすぎてるんじゃないか?」といわれましたが正にその通りです。
釣りしていると「こうしたほうがいいのでは? いや、ああしたほうがいいか・・・」など考えてるうちに訳が分からなくなってくるという感じで。
惑わされずに一日釣りができるようになれればと思っています。
それではまた。
今日は読んでいただきありがとうございました。
連チャンですか!お疲れ様です。
というか、羨ましい!!
悪魔のささやきのような釣果ですねえ。
しかし、これはこれでありでしょう!
年なしを延べ竿で釣る、という目標でどうでしょうか?!
そうすると、もっと長い竿が欲しくなるところですね。
梅の父さんこんばんは。
初日に昔よく釣っていた場所へ久しぶりに入ってみたのですがびっくりするほどアタリがありませんでした。
2日目も外道ばかりで嫌になり、つい落とし込みに手を出してしまいました。
いいですねえ、年無し!
50cm級が堤防際にふらふらしている時があるので本格的に狙ってみても面白そうですね!
今の3.1m竿だと45cmくらいまでが限界のような気がしますし、もうちょっと長い4.5mくらいの竿も検討してみます。
しかしこの暑い中、2日連続の釣りはけっこう疲れますね。
家に帰ってからは死んだように寝てました(笑)
こんばんはめんだこさん。暑い中の釣りお疲れ様でした。
落としこみ釣りでしたが、良いサイズがたくさんあがってよかったです(^^)
落とし込みで釣れるのでしたら、それはそれでありなのかもしれませんね(><)
年なしって大きいチヌのことなんですね、はじめて知りました(゜O゜)
そんな大きいの私も釣ってみたいです(笑)
そらさんこんばんは。
ありがとうございます、とりあえず釣れたことに感謝しています。
なんだかのべ竿で釣るのが楽しくて、梅の父さんのご提案どおりこの道具で大物を狙うのもアリだなと思いました。
年無し(ねんなし、としなし)・・・もう何年もご無沙汰ですが、50cm越えのチヌのことをそう呼んでます。
40cm後半くらいまではたま~に釣れるのですが50cmクラスとなると滅多に釣れないのでチヌ狙いの釣り人にとっては憧れの魚だったりします。
夜のブッコミ釣りでしたら岩イソメやザリガニをエサにすれば釣れる可能性があると思います。
狙って釣れるサイズではないですが機会があれば一度試してみてください!
紀州釣りでえさ場を回遊しているいぶし銀のチヌも良いですが、
落とし込みで居付きの特徴が出ている真っ黒なチヌも有りですね。
落とし込みでチヌを狙うときは、警戒心の強い大きなチヌが深い
ところに居るので、うまくスルスルっと餌を沈ませると釣れますよ。
餌は堤防に付いているイガイも良いです。カニ形のワームも使えます。
(但し堤防に付いているイガイは高水温になると落ちてしまいます)
神戸ではカニやイガイを使って堤防の底近くまで落とすと、チヌ以外で
モンスター級の寒ダイ(コブダイ)が掛かることが有ります。(70cm以上)
専門に狙って引きを楽しむ人もいますが、これはチヌ仕掛けでは獲れません。
評論家さんこんばんは。
そういえば落とし込みで釣れたチヌはみんな真っ黒でした。
わたしの通っている港は岸際が4m程度で現在使っているのべ竿では底のほうまで届かないのでもう少し長い竿を買おうか検討しています。
落とし込み竿とタイコリールもあることはあるのですが、のべ竿での魚とのやり取りが非常に楽しかったのでしばらくシンプルな仕掛けで遊んでみようと思っています。
イガイはまだ試したことがありませんでした。
フグが多い時はこちらのほうが良さそうですね。
干潮時に採取して一度やってみます。
カンダイ、動画で見たことがありますが凄いですね。
あんなのが堤防にいるとは驚きです。
一度釣ってみたいものですが残念ながら静岡にはいないようです。(ひょっとしたら伊豆方面にはいるかも?)
確かにあんなモンスター級が掛かったらチヌ仕掛けではひとたまりもないですね。
刺し餌の写真を見て、色々と試行・工夫されているのには感心します。
過去の自分の記憶を辿りながら、約半世紀前に紀州釣りの地元でもある紀北
(和歌山~海南周辺)でどんな餌を使っていたのか振り返ってみました。
当時は活き餌が主流で、近くの小川や池で獲ったエビ(買うことも有り)や、
釣り場で獲れるフナムシ、当時は安価だったアケミ貝も良く使っていました。
たまにですがボケも砂浜に獲りに行っていた記憶が有ります。
活き餌以外では冷凍のアミエビ(大き目で薄いピンク色の鮮度の良いもの)
を房掛けにして使っていた記憶が有ります。現在とは全く違いますね。
このような餌を使って夏の昼間に紀州釣りで小チヌを釣っていました。
今主流のオキアミは、フカセやカゴ釣法で磯のグレ狙いに使っていた位です。
実は去年、神戸で紀州釣りをされている人が居るのを見かけて、半世紀ぶりに
やってみようと色々と調べてみたのですが、糠ダンゴは使っているものの、
ダンゴも糠・砂・サナギ、押し麦の基本に、集魚剤を色々と混ぜていたり、
仕掛け(特にウキが玉ウキから寝ウキ・棒ウキへ)や餌も全く違っていて、
本当に浦島太郎状態でした。
元々やっていたので現状にも直ぐ慣れてチヌも釣れるようになりましたが、
今年の釣果は今一つです。もっと工夫しなければ&もっと魚のいるポイント
を探さなければと思っています。
チヌ狙い以外では、釣り場の友人から底物仕掛けでコブダイ狙いが面白いと
お誘いが有るのですが、これにも手が伸びそうです。
評論家さんこんばんは。
なるほど。昔は生き餌主流だったのですね。
エビは使ったことがありませんがフナムシやアケミ貝ではいい思いをさせてもらったことがあります。
ボケも静岡では1匹50円~と高いのでめったに使えません。
わたしがダンゴ釣りを始めたころはオキアミ一本で釣りしていました。
評論家さんは紀州釣りは久しぶりの再開、ということでしょうか。
現在はいろんな集魚剤も市販されており便利な反面、種類が多すぎて果たしてどれが良いものか選択に困る時がありますね。
今のところ釣果がすぐれないようですが釣りに対して研究心旺盛な方とお見受けしますので自ずと釣果も上向いてくるものと思います。
コブダイは機会さえあればわたしも釣ってみたい魚種のひとつです。
たまにはチヌを離れて狙ってみるのも面白そうですね。