こんばんは、めんだこです。
昨日5月20日(日)、HGの用宗港に紀州釣りに行ってきました。
結果は惨敗。
一日ダンゴを投げ続けて釣果はフグとハゼが各一匹ずつ。
この時期あり得ないくらいの貧果でした。
当日の状況
朝4時過ぎに現地到着。
そして午前11時過ぎまでいつも入っているポイントにてダンゴを投げ続けるも、ときおりエサが取られる程度でほぼ無反応。
あまりにも釣れない状況に嫌気がさしました。
そこでウグイに遊んでもらおうと、行けば必ずアタリの出る(ウグイですが)ポイントに場所移動するも何故か反応なし。
午後18時30分まで粘りましたが最後まで釣れず、まるで真冬に釣りしてるような感覚でした。
水温が関係しているのかと思い、底と表面水温を測りましたがどちらも18℃で違いはありません。
まあこういう日もあるよねと、たまたま悪い日にあたったぐらいに考えていましたが翌5月21日(月)、わたしが前日散々粘っていたポイントでとんでもないものが釣れていました。
コショウダイ
釣り仲間であり、わたしの知っている中では最も多くの釣果をここ用宗で出しているMさんから夕方過ぎに連絡が。
聞けば54cmのコショウダイが釣れたとのこと。
様子見がてら行ってみると立派な魚がスカリに収まっていました。
驚きました。
あれだけ昨日無反応だったポイントで、しかもダンゴを投げている位置もまったく同じ。
なんで釣れるのか?
訳が分かりません。
Mさんは一日通しで釣りをすることはまれで、午前中もしくは夕方2~3時間だけという割と短時間での釣行で結果を出している方です。
コショウダイに限らず、ちょろっときて40越えのチヌを釣り上げたりといった場面をわたしは何度も見ています。
自分とMさんの、この釣果の差は一体何なのか。
ダンゴの配合?、それとも付けエサの違い?
釣りの仕掛けや釣り方自体は基本に忠実で、特別変わったことをしているようには見えません。(見えないだけで色々と工夫されてはいるのでしょうけど)
そういえば昨日5/20もわたしにはまったくアタリが出ない中、夕方ふらっときたMさんは1時間足らずでダンゴアタリが出るほど魚を寄せていました。
この差については今までもずっと考えてきて、答えが出なかったのですが今日帰り際にちらっとMさんが教えてくださいました。
一番の差はダンゴの崩壊時間
「めんだこ君の釣りを見ていて、自分との一番の違いはダンゴの割れる時間。めんだこ君のダンゴは早く割れすぎていると思うよ。」
わたしはエサ取りが集まりすぎているような状況以外、基本的には着底後10~20秒程度でダンゴが割れるようにしています。
ダンゴの大きさも卓球のピンポン玉程度の大きさで、割れて少し流したら即回収→ダンゴ投入という感じで1サイクルを短く、投入回数を多くするようにしていました。
ダンゴの配合やよく使う付けエサ、仕掛けなどはちょこちょこ変わったりしていますが、この投入スタイルだけは何年も前から変えてはいませんでした。
ダンゴは小さくとも割れる時間を短く、投入回数を増やすことで魚は必ず集まってくると、わたしは信じて疑ったことはなかったです。
Mさんの考えは違いました。
わたしのような即崩壊するダンゴの場合、潮の流れによって投入ポイントから割れたダンゴがどんどん流される→結果ポイントよりも離れた潮下側に魚が寄ってくる。
Mさんは最低でも一分以上、割れずにその場に留まるダンゴにするよう心掛けているそうです。
イメージとしては海底にダンゴの山を築くような感じ。
そうすることで投入ポイントに魚を寄せることができると言われました。
長年ダンゴ釣りをしてきましたが、こういった考えは思いつきもしませんでした。
驚きもしましたが同時になるほど、と納得もできました。
この考えを踏まえて改めて自分の釣りを分析してみると、ダンゴのサイズも小さいので余計投入ポイントに魚を集め難いでしょう。
割れてからそれほど流さずに即回収というのも、魚に食いつく暇が無いのかも知れません。
Mさんの釣り方を見ていると、潮の緩い場所ではダンゴが割れてから5分以上は流しているようです。
ただわたしの釣り方が間違っているのかというとそうではないと。
夏場や秋口のダンゴ釣り最盛期、中小型の数釣りには現在のわたしのような釣り方のほうが良く釣れるのではないかと仰っていました。
釣れている人は何が違うのかというとすぐエサに何か特別なものでも使っているのではと考えがちです。
もっと基本的な部分のちょっとした違いこそが大きな釣果の差を生むのかも知れませんね。
いい勉強になりました。
あとがき
最近は自分の釣り方に自信が無くて、これでいいのかな?と感じてもいましたが少し希望が見えてきました。
流石よく釣るベテラン、冗談を言いつつも他の人の釣りをよく見ています。
今日は本当に為になる言葉を頂けました。
ありがとうございます。
さっそく次回の釣りで実践してみたいと思います。
それではまた。
今日はお読みいただきましてありがとうございました。
HG釣行お疲れ様でした。
思わぬ収穫があったということですね!
なるほどですね。
古い本ですが、私にとっての教科書がありまして、そのあたり“時合い”と表現されて書かれています。
釣りサンデー別冊
「チヌダンゴ釣り専書」小松康宏 著
もう、中古しかないかもです。
わかってても、なかなか。。。
私も結構早めに割っていた(割れていた?)のですが、今年は割れる時間を真面目にコントロール出来るようになりたいと思っています。
どこまでできるかわかりませんが(笑)
梅の父さん、こんばんは。
今回の釣行内容があまりにひどすぎたので少し凹んでいたのですが、自分では気づかなかった部分を指摘していただけて良かったです。
考えてみるとダンゴの割れは基本中の基本でもありますが、とにかく早く割れればそれだけ魚が早く集まってくるとずっと信じていました。
2~3年前に早割れダンゴでわりとよく釣れた時期があったので、このやり方に固執し過ぎていたのかも知れません。
割れ時間のコントロール、簡単なようで難しいですよね・・・わたしもできるように頑張らなければ!
ところでご紹介いただいた「チヌダンゴ釣り専書」。
思い出しましたが、かなり前に釣具店で見かけたことがありました。
そのときは手に取っただけで買いませんでしたが。
で、ついさっきAmazonで探したところ中古ですが在庫ありました!
なんと本体価格が驚きの「5¥」。
送料いれても300¥以下だったので早速注文してしまいました。
届くのが楽しみです!
ご紹介の本を読んでもう一度、基礎的なことも含めて勉強し直してみます。
為になる情報、ありがとうございました!
5円なんてことがあるのですね!?
驚きです。
305円ならば、間違いなくおススメできますよ!
わたしもビックリしました。
いくらなんでも5円ということは無いだろうと、何度も確認してしまいました。
すでに発送済みとのメールが来たので、早く届かないかと心待ちにしています😊
こんにちはめんだこさん、コメント失礼します。
釣行お疲れ様でした、めんだこさんは毎週かかさず釣りに出かけ、試行錯誤されていらっしゃるのですごいと思います。すぐにはうまくいかずとも、これから努力が実を結ばれることを祈っています(><)
新しい情報で、釣果や釣り方が変わる予感ですね、
双方にメリットデメリットがある感じ?なので、使い分けをうまくすることが釣果に
繋がるのかもしれません。陰ながら応援しています。
5円本、さすがamazonです(笑)
そらさんおはようございます。
応援いただきありがとうございます!
毎回釣行時には何かしら新しい釣り方やエサなどを試しているのですが、なかなか結果につながらず悩んでいます。
周りではタイがぽつぽつ釣れているので余計焦ってしまうというか、なぜ自分は釣れないのだろうと自問自答ばかりで。
もう一度基本に立ち返ってやってみるのも良いかもしれないと思い、梅の父さんから教えて頂いた本を買ってみることにしました。
しかし5円にはビックリです!
Amazonは何でもあるんですね。
便利な時代になりました(^^;