2021年1月11日 サビキ釣り釣行記 静岡県用宗港 イワシだイワシ

こんばんは、めんだこです。

 

まずはじめに最近の釣行結果を書きたいと思います。

寂しい限りの釣果ですがどうかお付き合いください。

 

昨年末はなんとかチヌを釣って締めくくりたいと頑張りましたが結局空振りに終わりました。

気を取り直して年始こそは!と元旦から釣りに行っていました。

 

1月1日 ダンゴ釣り

新年初釣りももちろん用宗港で。

当初の予定では暗いうちに現地着~日の出を拝みながら釣り開始となるはずでしたが前の晩飲み過ぎてしまい、起きたのは午前8時過ぎ。

すでに日は高く昇っておりました。

午前9時前に港に到着。

なにはともあれ、まずはダンゴ釣りです。

釣れれば良し、釣れなくても・・・まあ仕方がないかな。

案の定アタリは全く出ませんが真冬の時合は午後からでしょう!

それまで我慢我慢。

 

午前10時過ぎ、やっとアタリが出ました。

2021年最初のお魚はやっぱりフグ

その後は何事もなく、いつの間にやら午後15時を回っていました。

そして久々に来たアタリをあわせてみると、

・・・やっぱりこんなもんなんでしょうか。

時合が来る気配も無いので午後16時には納竿・撤収しました。

 

1月2日 フカセにチャレンジ

昨日、帰りの車中で考えました。

「ダンゴがダメなら・・・フカセでしょう!」

その足で元旦も営業中の釣具店に立ち寄りオキアミブロック3kgを購入。

今までほとんどフカセはやってこなかったですが真冬はピンポイント狙いのダンゴよりもコマセが拡散するフカセ釣りのほうが有利ではないかと前々から思っていまして、今年は少しずつ勉強していくつもりです。

ただ手持ちのウキはダンゴ用の、自重の軽いものがほとんどで、フカセに使えそうなのは2B負荷の自立棒ウキとB負荷のドングリウキの2つだけ。

慣れない手つきで撒き餌を打ち込み、仕掛けを投げ入れます。

前日にYouTubeの動画を見てイメトレしたのですが実践するとなると難しいですね。

しかし魚はともかく、鳥たち(オオバン)を寄せることには大成功しました。

この日は終日フカセだけで押し通しましたがフグがいまだ元気が良い様子で、仕掛けがなじむ前にオキアミがかすめ取られてしまいます。

しかも午後になると上層にウグイの大群が居着いてしまい、こちらも上手にエサだけ食べていくのでさらに厳しい状況になってしまいました。

この日も午後16時まで粘りましたが、唯一の釣果は30cmほどのウグイ1匹のみ。

これはもうちょっと道具を揃えないとフカセ素人のわたしにはどうしようもありません。

 

1月3日 再度フカセで

釣行3日目。

昨日の帰り、また釣具店に立ち寄っていろいろ購入してきました。

昨日まではいつものダンゴの配合(ヌカ、グレV9 など)にオキアミ・水分多めでやってましたがチヌ用のフカセエサを買ってみました。

他には狙いのタナまで素早く沈めるように3Bドングリやオモリ、水中ウキなど。

そろそろ1枚でいいのでチヌを釣りたいなあ。

本日はいつもの釣り仲間に加えて山梨からややさんも参戦。

今年もよろしくお願い致します。

結果から逝ってしまいますとわたしはウグイと、小さな小さなオオモンハタ

ややさんは非常に厳しい状況ながら良型のヘダイを釣っておられました。

ただチヌは周りも含めて1枚も出ず。

どうにもフグやヒイラギなどが元気過ぎてオキアミだけが盗られてしまいます。

練り餌も使いましたがこちらは全くの無反応でして、仕掛けの沈下スピードやエサの変更だけでは打開できる気がしませんでした。

 

イワシだイワシ

さて、ここからが本題です。

撃沈続きで迎えた、1週間後の1月10日(日)。

この日、わたしにしては近年稀に見るほど奮発して撒き餌は全て市販品。

増量のためのヌカは一切使いませんでした。

加えてオキアミは3㎏ブロック、付けエサ分だけ少量取り分け残りはすべてコマセに混ぜました。

コマセを撒きまくる物量作戦に望みを託したのですが釣れたのはキタマクラ1匹だけ(それも抜き上げ寸前にバラシました・・・)

もうダメです・・・限界です・・・「用宗の海は死んどる・・・」というのは釣り仲間UNさんの名言ですが正に真実。

釣り場を替えて隣の焼津港に行くという手もありますがそちらも景気の良い話は最近聞きません。

しかし唯一、用宗でまともな?というか食べても美味しい魚が釣れていました。

それはカタクチイワシ

ちょうどわたしの隣でサビキ釣りをしていた方達が釣り上げていました。

ポツリ、ポツリとたまに釣れるようで2時間ほどで10匹程度と数は出ませんが、それでも一日コマセを撒きまくってキタマクラ一匹と比べれば月とスッポンです。

チヌを釣りたいのはやまやまですが、状況が上向いてくるまではこのイワシを釣って耐えていこうと心に誓いながら港を後にしました。

 

明けて1月11日(月)。

昨日も釣具店でいろいろ買いこみましたよ。

遠投ウキサビキでやってみようと思い、発泡ウキ、カゴ、太糸仕様のママカリサビキ、集魚剤それとアミエビ。

遠投サビキを最後にしたのはもう20年以上前。

どんなものを揃えたらよいか悩みに悩んだ末、上記のアイテムを購入しました。

竿はちょうど良いものがないので3.6mの投げ竿で代用します。

潮も緩くベタ凪状態。

果たして釣れてくれるのでしょうか?

釣りをスタートする前にまずは携帯魚群探知機・deeperを投げ込んでポイントの水深と魚の有無を調査しました。

 

堤防際から30mほどのところで水深7.8m、魚は・・・お留守のようですね。

水深も分かったことですし釣りを開始します。

とりあえずタナを7mに設定し、アタリが無ければ徐々に浅くして魚の反応を探っていきます。

一投目、何のアタリも無し。深すぎたか?

ここから50cm刻みで浅くしていきますが反応なし

何もいないのかなあと思いつつ3m程度まで浅くしたところでウキに反応が出ました。

仕掛けをあげてみますが、なんせ硬い投げ竿なので魚が掛かっているかはさっぱり分かりません。

近くまで寄せてくると何か一匹、付いていますね。

10cmほどのサッパでした。

一時期アホ程釣れたサッパですがこのところほとんど見かけなくなりました。

まだ少しは港内にいるんですね。

久しくご無沙汰だった投げサビキですがウキがピコピコするので見ていて楽しいです。

魚の引きは全く味わえませんがこれはこれで面白いかも。

 

続けて浅めのタナで投げ続けますがまたしばらくアタリ無し。

そこでまたタナを深めに戻して魚のいる層を探っていきますと、今度は5m付近でアタリ。

本日の本命、カタクチイワシが1匹釣れました!

サイズは12~3cm。

目標としては酒の肴用として20匹は釣りたいところです。

そこからは中層4~5mと浅めの2~3m付近を重点的に攻め続けます。

たまに4~5匹かかる時もあるのですがアタリは少なく1時間に2回くらいしか反応がありません。

相当群れが小さいご様子。

午後17時まで頑張りましたが目標の20匹までは到達できず18匹で泣く泣く納竿しました。

 

そして晩酌へ

帰宅後、小さな魚体に手間取りながらも全て刺身にしました。

ふぐ刺しならぬカタクチイワシ刺しですがこれは旨い!

取り切れなかった小骨やウロコが多少気になりますが臭みも全くないので酒が進みます。

スーパーで酢で締めたイワシはたまに売っていますがあれとは全く違う、別格の美味しさです。

これを味わえるのは釣り人だけの特権といえるのではないでしょうか。

いつもの紀州釣りと比べるとサビキ釣りは、釣趣としては物足りないですが釣りの後の楽しみとしてはこちらのほうが上のような気がします。

今後はフカセやダンゴ釣りも挟みつつサビキでの小物釣りを楽しんでいこうかなと思いました。

 

それではまた。

今日はお読みいただきまして本当にありがとうございました。

6 Comments

  1. めんだこさん ごきげんよう。
    イワシのサビキ釣りですか。良い釣りものを見つけましたね。
    用宗港は海水温が15℃位でまだまだ高めと思いますが、海水温が高いと餌盗りの活性が
    高めになって悩ましいと思います。
    神戸は海水温が10℃を下回る日も有り、魚種によっては生存限界温度に近づいており、
    知り合いに聞いても、餌盗りの気配すら確認できない状況です。
    そうは言っても釣り場所を上手く探すと、アジやイワシがアミエビの撒き餌を利かした
    サビキ釣りで釣れているようです。
    こんな低水温でも根魚のメバルやガシラは、探り釣りで普通に釣れると聞いています。
    大半の大物狙いは厳しいですが、コブダイは低水温でも回遊しているようなので、一時
    狙いの魚をコブダイに変更しようかとも思案しているところです。
    年明けから未だ初釣りに行けていませんが、海水温の推移を見ながら、低温域でも安定
    した時に、新しい仕掛けの試釣に行こうと思っています。

    1. 評論家さんこんばんは。
      用宗は海水温のせいなのか、フグ等のエサ盗りばかり活性が高く非常に釣りにくい状況が続いています。
      なんとかチヌを釣りたいと頑張ってきましたがアタリもほとんどなく一日我慢するのが耐え切れずサビキ釣りに手を出してみました。
      釣りの楽しさという面ではチヌ釣りに分がありますが帰宅後のつまみの確保目的ですとイワシ釣りのほうが良い気がします。
      ただ昨日1/17もサビキ釣りに行ったのですが肝心のイワシはおろか小魚一匹すら釣れず今後は何を狙っていけばよいものか考えてしまいます。

      神戸はずいぶんと低水温ですね。
      わたしは岡山にいた頃はこの時期ひたすらガシラもしくはセイゴばかり釣っていました(というか他の魚が釣れないので・・・)
      コブダイも面白そうですが残念ながら静岡ではほとんど釣果を聞きませんのでここはぜひ、評論家さんに釣っていただきたいところです。
      今年は今までのようにチヌ一辺倒ではなく他の魚種にも手を出していこうかと思っております。

  2. お疲れ様です!
    元旦から3連チャンですか!
    夢のような釣行されてますね〜
    フカセチャレンジ、懲りずにリベンジ期待していますよ!

    イワシの刺身、美味そうですね!
    そういえば、私は釣って食べたこと無いです。柚子と醤油でいただくと美味いだろうなあ、、、
    私は白ご飯大好きなんで、海鮮丼でいただきたいですね〜

    今年もよろしくお願いします!

    1. 梅の父さんこんばんは。
      正月休みといっても特にすることもなく、かといってコロナの影響でお出かけもままならない
      ので結局釣りばかりになってしまいました💦

      2021年はダンゴ以外の釣りのバリエーションを増やしていきたいと思いまして、まずは梅の父さん
      を見習ってウキフカセに挑戦してみたのですがエサ盗りが酷すぎて返り討ちにあいました・・・。
      チヌがだめならとイワシを釣ってみましたがこれが美味しいんです!
      カタクチイワシなんて釣ってもどうしようもないか・・・と内心思ってましたが意外でした。
      もし釣る機会がありましたらぜひ! 
      刺身は特におすすめです。
      海鮮丼もおいしそうだなあ~。

      また状況が上向いてきたらまずはフカセでチヌを一枚、釣り上げたいと目論んでおります。
      わたしのほうこそ、今年もよろしくお願い致します!

  3. めんだこ様。
    おはようございます。

    イワシの刺身、良いですね。
    私も近所の魚屋で買ったりしますが、
    新鮮なものを食べられるのは釣り人の特権。
    釣れる魚を釣って、美味しくいただくめんだこ様の姿勢に、
    私も大賛成です。
    イワシに癒されることで、チヌへの闘志も高まるのでは。

    めんだこ様のブログを見させていただいて、
    私も久々に海に行きたくなりました。
    先日、用宗港を覗いてみましたが、
    足場も雰囲気も良く、魅力的な釣り場でした。
    私は手軽なチョイ投げなどに走りがちですが、
    漁師さんのお邪魔にならないよう要注意ですね。
    今はシラス漁がないので、意外と大丈夫でしょうか。
    久しぶりに、広野公園前でノベ竿の木端グレ釣りも良いかもです。

    このところの暖かい雨で、釣り場の様子も変わりそうですね。

    1. きもぱんさんこんばんは。
      コメントありがとうございます。

      カタクチイワシの刺身は本当に久しぶりに食べました。
      ここ十何年、サビキ釣りをほとんどすることが無かったので食べる機会も無かったのですが
      やはり新鮮なものは別格の美味しさでした。
      チヌが絶不調ですのでここは無理して狙わず、他魚種の釣りもいろいろ初めてみようかと思っています。

      3月ごろまではシラス漁はお休みの筈ですのでちょい投げなど、手軽に楽しむには最適かと思います。
      のべ竿での木っ端グレ釣りも面白そう!
      木っ端といえどグレですので引きを楽しむにはもってこいですね!
      一時の寒さが和らいでますのでこれが釣果に良い影響を与えてくれるのを願うばかりです。

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