こんばんは、めんだこです。
4月の最終日となる30日(日)、恒例行事のダンゴ釣りに行ってきました。
前日の夜から降り始めた雨は朝9時ごろに止んだので自宅を出発。
港に着いたのは午前10時でした。
空はどんよりと曇り空。
この先、降水確率は低いですがいつ雨がぱらついてもおかしくない感じです。
外堤防は時折、波しぶきをかぶっているので外海はかなり荒れている様子。
港内は比較的静かでした。
フィールド状況
天候:雨のち曇り
気温:最高24.6℃ 最低16.5℃
潮汐:若潮 干潮9:33 満潮14:22
表面海水温:19.5℃
いつもコメントをくださる評論家さんのアドバイスで水温計を購入しました。
バケツで汲んだ海水に漬けて測っているので海底付近の水温とは誤差があるかも知れませんが参考になるかと。
ちなみに先週も計測してみましたが、16℃だった水温がこの日は一気に3.5℃も上昇して19.5℃。
これは魚の活性にどう影響するのか?
使用した付けエサ
・自作加工バナメイえび
・オキアミ
オキアミは瞬殺されてしまうので、バナメイばかり使ってました。
そろそろ残りも少なくなってきたのでまた作らないと。
一度作ると4~5回釣りに行ける量になるので安上がりで良いです。
ダンゴの配合(カップ杯数)
・さなぎ粉(細挽き):1
・マルキュー・チヌスパイス:1袋全部
・ヌカ:5
・砂:1.5
今回初めて「チヌスパイス」を使ってみました。
何故か車の助手席シートの下に転がっておりまして、これがいつ買ったのかまったく記憶にないのです。
最近物忘れがひどい・・・若年性なんちゃらでないことを祈りたいです。
釣り仲間から非常に臭いと聞いてたので開封しで匂いを嗅いだところ、それほどでもないかなと。
なので一袋全部入れてしまいました。
しかし水を入れて練り込むと途端に強烈なニンニク臭が・・・。
真夏だったら臭すぎて吐いたかも。
混ぜてしまったので後戻りできません。
ちょっとキツイですがこれで一日頑張ります。
午前10時30分 釣り開始
開始から2投目で早くも何かのダンゴアタリが出ました。
やはり水温上昇が吉と出たのでしょうか。
オキアミからバナメイに刺し餌を替えての3投目。
ダンゴ割れの後にウキがスコンと沈みます。
サイズは22~23cmといったところです。
王道の用宗サイズ。
これ以上をこの港で望んではいけません。
もしダンゴで大きいのが釣りたければ近隣の焼津か清水に向かうことを強くお勧めします。
はやくも本命が釣れてしまいましたがその後はアタリはあるもののフグばかり。
初めの1匹はお守りとしてスカリに入れ、あとで釣れてきたものはバケツの中で隔離しました。
どんどん増えていく隔離フグ。
手を洗うのに邪魔なため、ここらで勘弁してあげましょう。
また海に帰って頂きました。
この日はダンゴアタリは多くあるものの、なかなか食い込むまでには至りません。
モゾモゾしたアタリが多いのでほとんどはボラかと思いますが、時折ガツガツした鋭い感じのアタリも出るのでタイもいるはず。
ダンゴ割れの後の見切りを早くして打ち返し頻度を多めにしていると、午後14時前にやっと追加の一枚。
一枚目よりも若干小ぶりですが体高のある黒々した魚で綺麗ですね。
食いが非常に浅く、針は口元に刺さっているというよりちょこんと引っ掛かっている程度で外れなかったの不思議なほどでした。
ヘダイも追加です。
なんか久しぶりに釣ったなあ。
こちらはしっかりと口の横のカンヌキを貫通してました。
大物記録更新です!
午後15時前、ウキがゆっくりと消し込みました。
アワセを入れると掛かりましたが、何やら引きがおかしい。
スピードもまるでなく、ただ重いものがゆっくりと這っていく感触でした。
この時点で90%の確率で「エイ」かなと。
しかし姿を確認する前までは気を抜かずにいこうと頑張りました。
でも使っているのはチヌを釣るための仕掛けであり、訳の分からん大物を釣り上げるほど頑丈なタックルではないので時間がかかります。
途中、浮いてきた姿はやっぱりエイでしたがよくいるアカエイではありません。
なんだこれ?
一時はテトラ帯に入られたのでラインをこすられないように魚を誘導するので精一杯。
30分以上かけてなんとか浅瀬まで寄せましたがとてもタモに入る大きさではありません。
ただ尻尾の毒針の位置や大きさを確認してこれはいけると確信しました。
ですので最終的に海に入って、下半身水につかりながら無理矢理タモに魚体を押し込んで何とか確保。
何キロあるか分からんほど重く、ついにタモ網も裂けてしまったので口に手をつっこんで運びました。
あとでネットで調べたところ、「ツバクロエイ」という名前だそうです。
昨年、釣り仲間が泳がせ釣りで一度釣ったのを見たことがありますがその巨大版といったところか。
かの有名なステルス爆撃機、B-2スピリットに何となく似てるので仲間内ではステルスというあだ名で呼ばれてます。
自分がいままで釣ってきた魚の中ではダントツにデカいです。
メジャーを当ててみました。
メーター越えは確実。
ちゃんと測ってないですが恐らく1m40くらいはあるんではないでしょうか。
アカエイと違って毒針は極端に短く、4cm程度。
しかしギザギザしたカエシがついており、刺さったら簡単に抜けない構造でした。
短い毒針に救われましたが、釣れたのがアカエイだったら危険すぎて取り込みは諦めたでしょう。
正直釣り上げられるとは思っておらず、道糸2号、ハリス1.5号で良く上がったもんだと。
本命ではありませんが嬉しい一枚でした。
その後はパッとしません
エイ相手に時間もかかってずぶ濡れになってしまい疲れました。
しばし休んでから釣りを再開。
アタリはいまだ出るのですが・・・なかなか食い込まず。
一度、かなり良いアタリがあって期待したものの釣れたのはヒガンフグ。
仲間と「たまには赤い色した魚(マダイ)が釣りたいね~♪」と話していたら釣れました。
色は赤いですが、ハオコゼさん。
夕方18時、暗くなってきたので納竿です。
最終釣果:小チヌ×2、ヘダイ×1
天気が微妙でしたがなんとか最後までもってくれました。
今日もお疲れ様でした。
あとがき
本日の釣果もエイ含めて全てバナメイでした。
安価なえびですけど色々とよく釣れますね。
記録更新も出来たし、欲言えばもう少しチヌの数が出ればよかったですが楽しい一日でした。
さて、世間はやっと大型連休に突入。
ここ最近は用宗ばかりでしたので、GWは別の港にも行ってみる予定です。
お隣の清水港ではマダイがちらほら釣れているとか。
ウキフカセでの釣果ですがダンゴでも釣れるのかな?
挑戦してみます。
それでは、また。
今日はお読みいただき本当にありがとうございました。
B-2ですか
B-2というよりロシアのPAK-DAの方が似てる気が・・・
まぁ怪我せず釣りあげられたようでよかったです。
こちらは水温が低くチヌの活性は低いようです。(泣)
pixyさんこんばんは。
PAK-DA、たしかにそちらのほうが似てますね。
この港も以前はエイなどほとんどいなかったような気がします。
一昨年くらいからアカエイが泳がせや投げ釣りで釣れ始めて、ツバクロは去年の夏に初めて見ました。
だんだんと海の環境も変わってきているようです。
チヌはこちらも低調ですね。
安定して釣れるのはもうちょっと先になりそうです。
めんだこさん ごきげんよう。
海水温を記録されるようになったんですね。
一応、表層海水温は、「windy 海水温」 で地図を拡大してクリックすると確認できます。
海底の海水温も測れると良いですね。
釣り場の海水温が下り傾向は魚の活性が下がり、上がり傾向は活性が上がると思います。
この釣行で、用宗港のとんでもないサイズの魚を、チヌの細仕掛けで釣り上げましたね。
私なら、きっと、あっさり切られているような魚です。
30分も魚と格闘したら、きっと結構な腕の疲れが出たでしょう。
私は、毎年この時期に真鯛釣りの餌のシラサエビが入手困難になり、紀州釣りに移行する
のですが、今年は真面目に紀州釣りで「水雲ウキ」を使い込もうと考えています。
但し、久しぶりの紀州釣りは、ダンゴ握りで腕が筋肉痛にならないか心配事になります。
評論家さんこんばんは。
以前コメントで水温計のアドバイスを頂いて、どんな温度計が良いか検討して昔ながらのアナログ式を買ってみました。
ここ何回かの釣行で使用してまして、同じ場所でも日によって温度が1~2度上下することがありネットの情報だけでは知ることが出来ない釣り場の正確な水温が計測出来て面白いです。
今は水汲みバケツで汲んだ海水を計っているだけですが、今後は海に沈めて海底付近の海水温も測れるようにしたいと思っています。
データーが集まってきたらそれを参考に釣果も占えるかもしれませんね。
エイは自分でも釣り上げられたのに驚いています。
チヌ釣りの仕掛けで釣るような魚ではないので時間ばかり掛かってしまいました。
嬉しかったですがもうこれ一匹で充分。
もう一度格闘するのはご勘弁ですね(笑)
ダンゴ握りは力も使うし一日やると疲れますよね。
わたしもあまり頑張るとバネ指になったり、テニス肘(テニスをやってないのでダンゴ肘というべきでしょうか・・・)が悪化して痛むのでしっとりめのダンゴをほどほどの力加減で握るようにしております。