2023年2月5日 紀州釣り釣行記 静岡県用宗港 ひと月ぶりの用宗

こんばんは、めんだこです。

 

昨年末から1月にかけて焼津近辺を中心に釣りをしてきましたが釣果がパッとしません。

本命であるチヌもまったく釣ることができず、どうせ釣れないならホームに帰るかと思い2月5日(日)、用宗港で紀州釣りをしてきました。

 

2月5日(日)午前7時10分 用宗港着

ひと月ぶりの用宗。

ほんのちょっと来なかっただけですがずいぶん久しぶりのような感じがします。

最近は釣行のたびに風の強い日ばかりでストレスが溜まることが多かったです。

予報によれば本日は風もそんなに強くならないみたい。

たまにはこういう日もないとね。

 

フィールド状況

天候:晴れ
気温:最高13.4℃ 最低2℃
潮汐:大潮 満潮6:37、17:30 干潮12:18 

 

使用した付けエサ

・自家製加工オキアミ(昆布茶&昆布粉末漬け)
・ノリ

厳冬期のチヌは海藻をよく食べるそう。

ということはノリでも釣れるのではと思いスーパーによって買ってきました。

結果から言うと、針につけ難くて取れやすいのでちょっとエサとしては無理があったかなと。

スーパーのノリは難がありましたので試しに堤防に生えていた野性?のノリを使ったところ、身がしっかりしていたのでこちらは何とか針付けできました。

釣れることは無かったですけどエサ取りが多い時期などは使えるかもしれませんね。

 

ダンゴの配合(カップ杯数)

・釣行後に余ったダンゴ材+マルキュー波止だんご1/2袋

釣りで使い切れなかったダンゴ材がかなりの量なので、それに波止だんごを混ぜて使用しました。

最後に使ったのは3週間くらい前。

気温が低いから良いだろうとそのままベランダに放置していたら微妙に腐っているような感じがします。

臭いはかなり強烈になってますがこれ、はたして魚は寄ってくるのだろうか?

心配になってきました。

 

午前8時過ぎ、釣り開始

のんびりと準備をしてたら1時間以上たってました。

そろそろ釣りをはじめましょうか。

航路を挟んで対岸にはフカセ師が一人とダンゴ仲間が一人。

見ているとフカセの方が何か掛けています。

かなりの大物らしく竿は満月、何でしょうか?

遠目ですので良く見えませんがどうもチヌっぽいです。

羨ましい・・・やっぱり冬はフカセ有利か。

 

午前9時。

釣り開始から1時間ほどたちました。

いつもなら一投目からオキアミがかすめ盗られるフグ地獄の用宗ですが今日はオキアミが残ることが多いです。

珍しいこともあるもんです。

足元の堤防際にはフグが群れているので沖のほうにもいるのでしょうけど活性が低いのでしょうか。

 

午前10時過ぎにはダンゴアタリも出始めました。

3週間寝かせた腐りかけのダンゴでも魚を寄せるには問題ないようです。

カレーも一晩寝かせるとうまみが増しますし、それと同じかも知れません。

釣れたのは低水温でも元気な長細いお魚、ウグイでした。

その後もウグイのアタリは続き、ポツリポツリ釣れ続きました。

しばらくダンゴアタリにご無沙汰な生活を送っていたので、相手がウグイと分かっていても楽しいものです。

 

魚が集まれば、それを狙う者も寄ってきます。

鵜(ウ)の登場です。

しかもわたしがダンゴを打ちこんでいるポイントで待機したまま、動いてくれません。

写真ではちょっと分かり難いですが頭が白っぽくなっています。

鵜と言えば真っ黒というイメージなので気になり帰宅後に調べてみると、頭が白いのは歳をとったからではなく婚姻色だと分かりました。

どうもこの鵜、自分で魚を獲る気はさらさらないようで、わたしが魚を掛けるのを横取りしようと待ち構えているご様子。

ダンゴを放り投げても逃げないのでそのまま釣り続けます。

 

お、ウキがゆっくり沈みました。

アワセを入れるとけっこうな引きです。

ウグイでは無さそうですが・・・。

ボラでした。

案の定、魚を掛けた瞬間に鵜が反応し、水中で必死にボラを追いかけてました。

いや、さすがにこれは食べるのは無理があると思うな。

鵜には悪いですがタモ入れ後、針を外してリリース。

放した後も鵜はボラをストーカーのごとく追い続け、どこかに行ってしまいました。

 

クサフグチャレンジ

そのあとは場荒れしたのかアタリも遠のいてしまいました。

こういうときは何か別の楽しみを見つけなければやってられません。

ということで焼津に続いて用宗でもフグ掬い(ふぐすくい)をやってみることにします。

焼津でフグと言えばキタマクラ、ここ用宗はクサフグがメインになってきます。

泳ぎもキタマクラに比べ速いのでオキアミを撒くとすぐに寄ってきます。

10分ほどでこの成果。

水温の高い時期でしたらこの5倍は行けたのではないかと思われます。

このフグ掬い、掬っている最中は楽しいのですがやり終えると急に虚しさが込み上げてくるのがいけません。

早々にリリースして、釣りを再開しましょう。

 

ダンゴを投げていると時折ウグイの活性が上がる時があり、そういう時はダンゴアタリも多く、魚もちょいちょい掛かってくれます。

気付けば夕方。

そろそろチヌが恋しくなる時間帯です。

この調子で行くと本日もボーズの可能性大。

17時近くになるとアタリの出方が変わりました。

何かオキアミを突くのですが一向に食いこまず、2分以上流してもエサは残ったまま。

タイなら食いこみそうなもんですし、フグならエサが無くなると思うので一体なんなのでしょうか?

一度、軽くウキが沈みこんだので瞬間にアワセを入れたところ、ヘダイが釣れました。

アタリを出しているのはコイツなのか?

その後、もう一度ウキが入ったのでアワセると今度はカタクチイワシ

多分、イワシがつんつんしているのでしょう。

そりゃ食いこまんわけだ。

ということでこの日もチヌには会えず。

手のひらヘダイ1枚だけがまともな釣果でした。

 

帰り際、ベタ凪、無風の良い天気。

お月様が綺麗でした。

 

カメさん日記 その6

2月になっても大きなカメさんの病院通いは続いています。

肺炎のほうは相変わらず良くなってはいないのですが以前のようにピーピーと変な呼吸音もしなくなり、ご飯もちゃんと食べてくれるので大事なさそうです。

ただ最近は脱肛、人間でいうイボ痔のような状態になってしまうことがあるんです。

カメさんも痔になるとはビックリ。

しかし毎日チェックしていても滅多に肛門が外に出ているようなことはありません。

恐らくですが病院に連れていくとか、普段とは違った環境に置かれると緊張してしまい脱肛してしまうのではと思っています。

歳のせいもあるとは思いますが、カメさんも緩くなってしまったのでしょうか。

病院の先生に教わった脱肛時の対処は人差し指にサラダオイルをつけて、優しくカメさんの肛門を押さえるというもの。

力を入れずに指をあてがう感じにすると、自然と肛門が収納されていきます。

 

おちびちゃんのほうは食欲旺盛でとても元気。

以前は植木鉢の隠れ家に引きこもってることが多かったのですが、わたしが帰宅して水槽をのぞき込むとすぐに隠れ家から出てきてご飯の催促をします。

 

ご飯を食べた後は変なところに挟まるのが好きなようです。

身体も大きくなって、もうおちびではなくなりつつありますが、大きくなってもたぶん名前は「おちび」のままでしょう。

それでは、また。

今日はお読みいただき本当にありがとうございました。

6 Comments

  1. めんだこさん、こんばんは。
    おかえりなさいませ。

    戻ってきても、苦しい戦いが続きますね。
    1日も早くチヌに出会えますように。

    カメさん、冬を乗り越えてくれましたね。
    肺炎はなかなかしつこいようですが、暖かくなれば、もっと元気が戻るのでは。
    手厚い看病、頭が下がります。

    おちびさんは、すっかり慣れてかわいいですねぇ。
    甲羅もキレイで健康そうです。

    実は先日、まーさんからお声かけいただき、久しぶりにタナゴ釣りをご一緒したのですが、
    めんだこさんのチヌ狙いのお邪魔をして良いものか、
    迷ったあげくに、声を掛けそびれてしまいました。

    もしフグ掬いにも飽きて「タナゴでもなんでも釣りたい!」となったら、
    いつでも声をかけてください。こんな時期でも、タナゴは手堅く釣れていますので。

    1. きもぱんさんこんばんは。
      ただ今帰りました(笑)

      少しの間用宗を離れて焼津や清水に行っておりました。
      結局チヌは釣れず、その間にもちょいちょい用宗では小チヌ中心に釣果があったようです。
      それを聞いて戻っては見たものの、現実は厳しいものですね。
      ただ昨年末までの異常なフグの猛攻は少し落ち着いており、ボラ等がお団子をつつく状況
      もあったので上手くすればチヌも釣れるのではないかと思っています。

      大きなカメさんも厳しい寒さをなんとか頑張ってくれました。
      もう少しで徐々に気温も上がってくるはずなので、暖かい日にはベランダで散歩などさせても良いか
      と考えています。
      本当に肺炎はしつこいですね。
      長年ピーピーという呼吸音があったのでずいぶん前から呼吸器系が悪かったのだと思いますが、それに
      してもここまで病院通いが続くとは予想してませんでした。
      春になれば治ってくれるでしょうか。

      真ん中のカメさんはいまだ冬眠中ですがおちびちゃんは食欲がものすごいです。
      たくさん食べるので成長も早い早い。
      このままいくと真ん中のカメさんにすぐ追いつくくらい大きくなるんじゃないかと。

      >めんだこさんのチヌ狙いのお邪魔をして良いものか、
      迷ったあげくに、声を掛けそびれてしまいました。

      お気を使わせてしまい申し訳ありません。
      チヌが釣れずにもう3ヶ月以上経ちますがここまで釣れないのも滅多にないことで、とにかく一枚釣りたいと
      毎週末海ばかり行っています。
      周りの仲間は年が明けてから皆さん釣っており、余計に焦ってしまいます。
      まだチヌのノッコミは続いているはずなのでもうちょっと粘ってみたいと思います。

      それでも釣れなかったら・・・きもぱんさんのお世話になるかも知れません。
      そのときはどうかよろしくお願い致します。

  2. めんだこさん ごきげんよう。
    一番寒さの厳しいこの時期に、だんごニギニギを開始されているとは、
    もう完全に一年中、紀州釣りに嵌っていますね。
    静岡では、もうチヌの乗っ込みが始まっているのは凄いです。
    神戸では、この時期は海水温が10℃を下回り、魚が居るのか気配すら
    感じられない状況で、釣り竿を持って海に向かう機会が減っています。
    去年は真鯛釣りに浮気していましたが、今年はチヌの乗っ込み時期から
    本格的に紀州釣りを再開しようと考えています。
    去年、作り溜めした水雲ウキを自分でしっかり試して、さらなる改良を
    織り込もうと思います。
    ところで、めんだこさんは、最近ウキ自作されていますか?

    1. 評論家さんこんばんは。
      実を言うと正月明けから少しの間、ダンゴから離れてウキフカセや遠投カゴ釣りをしていました。
      どうにもお団子で釣れる気がしなかったので他の釣法をやってみましたが結局釣果も無く。
      自分にはやっぱりダンゴ釣りが一番しっくりくる気がしています。
      この時期に10℃以下とは、神戸はずいぶん水温が低いのですね。
      静岡はそこまで水温が下がることはまずないです。
      現在は14~15℃くらいでしょうか。
      のっこみの大チヌを期待して頑張ってますが、まずはサイズ関係なくチヌの顔を見たいところです。
      最近自作ウキは休憩中でして、とりあえず今まで作った分を使って釣りをしています。
      これが壊れたら、また作ろうかと思っていますが良いアイデアも思い浮かばないのでいつになるやらといった感じです。

  3. めんだこさん ごきげんよう。
    めんだこさんも紀州釣り一辺倒では無く、他の釣りもされるんですね。
    フカセ釣りでチヌを狙う人のなかには、撒き餌を打って2枚潮でも上手く
    刺し餌を同調させて、本命を釣り上げる人が居て感心します。
    遠投カゴ釣りもされるんですね。
    静岡では、両軸リールを使って、仕掛けを軽く100m以上のとんでもなく
    沖に投げる釣り方が多いと聞きますが、その釣り方ですか?
    私の遠投カゴ釣りは、インターラインロッドとスピニングリールにPEライン
    の組合せで、ちょっとマニアックにやっているので、頑張っても90m止まり
    ですが、去年もそこそこ真鯛を釣っています。
    真鯛の乗っ込みシーズン以降に釣れるように、新たなポイントを下見中です。
    神戸でも、そろそろチヌの乗っ込みが始まりますが、紀州釣りにはまだ早く、
    フカセ釣りが有利になります。
    自作ウキですが、バックアップ材丸を使う『水雲ウキ』も是非トライしてみて
    ください。
    軟質発泡材はハサミとアイロンで形を簡単に整えられ、形造りに失敗しても
    直ぐに付け替えてやり直せるので、色々試せると思います。
    自立用のチューニングシンカーを打ち消す調整浮力部分と、ウキとしての
    浮力部分、及びトップ目印部分を工夫出来ますので、一度試してみてください。

    1. 評論家さんこんこんばんは。
      ダンゴで釣れないので苦肉の策としてフカセやカゴ釣りをやってたりしました。
      ヘダイやチャリコ、アジやイワシなどいろんな魚種が釣れて面白かったです。
      ただチヌだけがどうしても釣れず、釣れないなら紀州に戻ろうと慣れ親しんだ用宗
      でダンゴを再開しました。
      先日その甲斐あってやっとチヌが釣れました。
      用宗も多少ですけど釣果が出始めたようです。
      ただ水温が高めなのか手のひら以下の小さな小チヌが釣れたりとおかしな状況ではあります。

      仰る通り清水の三保海岸では昔から両軸リール(主にアブガルシアのベイトリール)
      を使用した遠投カゴ釣りでマダイや青物を狙っている方が多くいます。
      わたしがやってたのは本格的なものではなく、紀州釣りで使っている磯竿を使用した軽量のカゴ釣り
      で距離も40mくらいしか出ません。

      バックアップ材は昨年手に入れてあとはいつ作ろうかと。
      良いアイデアが思い浮かばないので手持ちのウキが壊れたら一度作ってみようと思っています。

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