2023年12月17日 紀州釣り釣行記 静岡県用宗港 やませウキを買いました

こんばんは、めんだこです。

 

先日、新しいウキを購入しました。

やませウキ」です。

有名なウキのようですがわたしの地元、静岡では見たことがありません。

ブログ梅の父日記」の梅の父さんが紀州釣りで使っている記事を読んで興味を惹かれ購入しました。

釣具店には置いてないのでアマゾンで買いましたが在庫が無く、入荷まで一ヶ月くらい待ちました。

人気なんですね~。

 

宅配便で届いたウキは立派な箱に入ってました。

サイズ別に3種類だったかな? そのうちのMサイズを選びました。

浮力は約2B 相当とのこと。

一見、永易ウキに似ていますが特徴的なのがこのコマの部分。

二重になってます。

ウキに同封されていた取り扱い説明書によりますと、この二重構造のおかげで引き込み抵抗が低減されるそうです。

購入してから一度だけ釣りに行きましたがそのときはあまり使う機会が無かったので、今回の釣行はこのウキをメインに使用してきました。

 

12月17日 朝6時 用宗港着

風もそうとう強く冷え込みます・・・。

釣りをするにはかなり厳しい状況。

最近こんなんばっかりです。

 

フィールド状況

天候:晴れ
気温:最高15.9℃ 最低8.8℃
潮汐:中潮 満潮9:38 干潮15:06
水温:15℃

だいぶ水温が下がりましたね。

時期的に小チヌも釣れなくなってくると思いますが、かといって大物が釣れるわけでもないのでこれから先しばらくはボーズ連発の予感がします。

釣り好きにはつまらない季節になってまいりました。

それでも一発大物を夢見て行ってしまいます。

 

使用した付けエサ

・自作加工バナメイえび
・オキアミ
・マルキュー・食いしばりイエロー

 

ダンゴの配合(カップ杯数)

・さなぎ粉(細挽き):2
・ヌカ:8
・砂:2
・アミエビ:16切り1ブロック

シンプルイズベスト、かも知れません。

集魚剤はサナギ粉とアミエビがあれば要らないような気がしてきました。

この配合で釣れるので当分これでいきます。

 

午前7時 釣り開始

夏の間は姿を見かけなかったウグイがこのところ復活しています。

この日も数投ダンゴを打ちこんだあたりで寄ってきたようで、途中で割られてしまいます。

海底付近にはウグイがいないかわりにヒイラギが集まっています。

オキアミでは歯が立たないのでバナメイや練り餌を使いました。

しかしアタリが出ない・・・。

しばらくすると底でもウグイが掛かるようになりました。

けっこう大きいんですけど釣りたいのはキミじゃないんだな。

10時前までロクなアタリも無く、メッキが釣れたのを機に場所替えすることにしました。

 

午前10時 ポイント引っ越し

最初のポイントがあまりにパッとしないのでお気に入りのポイントに移動しました。

ここは風がけっこう強いので心配ですが、今のところ背中からの追い風なので釣りはできそうです。

このポイントは潮の流れが複雑で、干潮時のほうが良い釣果に恵まれます。

引っ越し当初はまだ潮も高く流れも強かったのでひたすらダンゴを打ちこんで魚を寄せることに徹しました。

表面上は穏やかに見える海面ですが下の潮がきついようで自作のウキですとすぐにシモッてしまいアタリなのかどうか分かりません。

そこでやませウキを投入。

そろばん玉の部分が抵抗になるのでしょうか、とんでもなくシモッていくことが無くなりました。

それでいて浮力が2Bなので感度も優れてまして、単なるシモリか、魚のアタリかの判別がしやすかったです。

 

お昼過ぎになって潮がだいぶ低くなり、いい感じになってきました。

それまでフグやヒイラギばかりだったアタリにも変化が出始めました。

午後13時、ゆっくり沈むアタリで小チヌが釣れました。

干潮まではまだ2時間ほどあります。

風が強いのが気になりますが潮が引けば引くほどこのポイントは釣りやすくなっていくので、期待が持てます。

予想通りその後もアタリが続きました。

小チヌばかりですけど贅沢は言えません。

寒い中、釣れるだけでもありがたいことです。

 

途中、珍しいラッキーアイテムをゲットできました。

サザナミフグ、久しぶりに釣りました。

海水魚を飼育した経験はないですがフグを飼ったら愛嬌があって面白いだろうなといつも思います。

サザナミフグのおかげか、夕方までアタリがポツポツと続き小チヌばかりですがスカリの中が賑やかになりました。

 

やませウキの評価

やませウキ、良いですね!

同じようにそろばん玉がついている、かの有名な「永易ウキ」も過去に所有していたので両者の違いなど、感じたことを書いてみます。

今回自分が買ったやませウキは浮力2B

同じく浮力2Bの永易ウキMサイズと比べると、永易ウキのほうがボディが細く、アタリもスッと抵抗なく沈むように感じました。

やませウキはもっさりというか、どっしりというか。

ただ感度が悪いわけではなく、永易よりも安定感があります。

永易ウキはあえてフラフラするように作られてるっぽいのでどちらが良いかは好みの問題でしょうか。

 

塗装についてですが永易は極力薄く塗っているようで、そろばん玉部分に至っては無塗装だった気が。

塗装による重量増を減らすためと思われますが、わたしのような扱いが雑な人間が使うとすぐにへこんだり、破損したりするので注意が必要です。

あとトップのグラスソリッドもめちゃくちゃ細いので糸がらみなどすると簡単にポキッと折れます。

たいしてやませウキですが塗装はかなりしっかりしている印象で、耐久性もありそう。

トップに関してもちゃんと測ってませんが永易よりも太いのではないでしょうか。

しょっちゅうウキを堤防にぶつけるわたしにはピッタリかも。

細かなアタリもしっかりとりたい人には永易ウキ、感度も大事だけど耐久性もちゃんとあったほうが良いという方にはやませウキが良いでしょう。

あ、それと言い忘れましたが価格に関してはやませウキのほうが永易よりも800~900円くらい安いです。(やませ:約3000円、永易:約3800円)

結論:どちらも素晴らしいウキです!

 

今年もありがとうございました。

今回が今年最後の記事になります。

一年間読んでいただき、ありがとうございました。

来年はもうちょっと更新頻度をあげていきたいなと思っています。

あと、今年も無理でしたが久しく釣っていない40cmオーバーのチヌというやつをぜひとも来年早々にはゲットしたいなと。

新年に向けての抱負でした。

それでは、また。

皆さん良いお年をお迎えください。

今日はお読みいただき本当にありがとうございました。

4 Comments

  1. めんだこさん ごきげんよう。
    あけましておめでとうございます。
    年末の釣行で、小チヌがそれだけ釣れるのは、魚が多いのでしょうか。
    それとも、めんだこさんの寄せの腕が上手いのでしょうか。

    「やませウキ」というウキが紀州釣り用で売られているんですね。
    遠目で見ると「永易ウキ」よりも「ダイワ センサー発泡ダンゴ2ウキ」に近い形状
    でしょうか。
    何れにしても、どれもちょっと価格が高そうなので、私には気軽に買えるような
    価格のウキではないです。

    私は去年、ずっとカゴ釣りメインでやっていたので、紀州釣りの釣行は4回だけ、
    その内の1回で運良く45㎝を2匹釣っただけでした。
    遠投の紀州釣りを封印して、竿2~3本程のポイントで、自作の「水雲ウキ」の
    近投タイプの感触を試し釣りで見極めようとしたのですが、
    視力の衰えもあり、へらウキトップを付けたものでは、浮力部分と目印トップの
    径が太い所しか見えない状況でした。
    遠投の紀州釣りの癖で、少し大きめで硬めのダンゴを握っており、ダンゴ割れ時に
    スッと刺し餌をダンゴから抜けるように、ウキの残浮力は高めを好んでいますが、
    他の人が近投で握る小さめで柔らかなダンゴを使う人が、低浮力のウキを好むのも
    何となく分かりました。
    (視力については、直線が変な歪みで見えるのが強く出ていたので、眼科で両目の
    レーザー治療を受けて経過観察中です)

    個人的に「水雲ウキ」の形状トレンドとして、浮力部分の上部を半球にして、
    調整浮力部分(へらウキで言うと胴の部分)と浮力部分を合わすと「えのきだけ」の
    ような感じの形状になるようにしています。
    自分で使用する「水雲ウキ」の場合は、目印トップをΦ8かΦ10で、途中の目印をΦ6に
    して、残浮力0.3号相当の自立ウキに仕上げています。

    2024年は、めんだこさんのようには行けませんが、春先からもう少し紀州釣りの
    釣行機会を増やそうと考えています。

    1. あけましておめでとうございます。
      今年もよろしくお願い致します。

      返信が大変おくれました事、申し訳ございません。
      どうもPCの調子が悪くブログの更新も未だできていない状態でコメントお頂いていることすら確認できませんでした。

      冬になれば小チヌも減って大型が入ってくるかと思っていましたが未だに小チヌばかりよく釣れています。(みなさん釣れているので腕の差とかは無いみたいです)
      真冬にアタリを出してくれるだけでもありがたいのですけどサイズが全然伸びません。
      近隣の港でも似たような感じらしいので小チヌの当たり年なのでしょうか。

      やませウキは奮発しました(笑)
      ウキにあまりお金を掛けるほうではないですが、梅の父さんのブログで紹介されていたので物欲に負けました。
      良いウキですけど、もうちょっとお値段が安いとありがたいですね。

      水雲ウキも使わせて頂いてます。
      荒れているときや逆光で見えにくい時など悪条件下でもアタリが分かるので重宝しております。
      ありがとうございました。

  2. あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いします!

    賑やかな竿納めとなって、よかったですね!
    ナイスです!!
    しかし、あのフグはでかいです(笑)

    永易ウキとの違いが気になっていたので、とても参考になりました。
    ありがとうございます。
    2024年は、本格的に「やませウキ」中心にやってみようと思っています。
    めんだこさんも書かれているように納期が長いので、Lサイズと替えの為のMサイズを購入しておきました。

    それと、俗に言う早合せにトライしてみようと思っています。チヌの捕食で食い込むケースが少ないこと、特に前打ちをやってから実感が出てきたためです。「やませウキ」には相性が良いと思います。
    また、フカセ釣りでも同様にやってみます。フカセでは遠矢名人の合わせ方がそのような感じです。すると物欲が出てしまいまして、遠矢ウキも二本ほど揃えました。ニューセパレート0号大と小です。

    1. 梅の父さんこんばんは。
      明けましておめでとうございます。
      今年もどうぞよろしくお願い致します。

      PCが不調でコメントを頂いていることも分からず返信が遅れました事、本当に申し訳ありませんでした。
      かなり長く使っているのでそろそろ買い替え時なのかも知れません。

      毎年寒くなるとヒガンフグの大きいのが釣れますが今回のはまたとびきり良いサイズで(笑)
      良く引くので一瞬勘違いしますが浮いてくると茶色いのでガッカリです。

      やませウキ、良いウキですね!
      自作のウキは海が荒れ気味だとアタリが分かり難かったのですけどやませウキはそんな時でもしっかりアタリを表現するので気にいっております。
      梅の父さんの記事を読まなければこのウキを知ることはなかったかもです。
      ありがとうございました!

      たしかにやませウキですと魚がエサを咥えた瞬間が分かりやすいのでアワセのタイミングが掴みやすいし早合わせにはもってこいですね。
      用宗でも最近はモゾモゾアタリばかりでなかなか食い込んでくれないので数を伸ばすにはこちらから積極的に掛けに行くほうが良いかもと思いました。

      遠矢名人の話は聞いたことがあります。
      ウキトップの目盛りがちょっと入っても掛けにいくようですね。。
      自分がそれをやるとボラやウグイばかりになりそうなので怖くてなかなかできません。

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