こんばんは、めんだこです。
4月9日(日)は毎週末のお楽しみ、ダンゴをひたすら握って放り投げる簡単なお仕事へ行って参りました。
聞くところによれば近隣の焼津、清水もそれほどチヌは釣れていないようです。
どうせ釣れないならば、家から近いほうが良い。
そうなるとわたしの行く場所はひとつ、用宗港しかありません。
釣りの前日は期待と興奮でなかなか寝付けません。
子供の頃の遠足前とおんなじような感じですね。
ただ遠足と決定的に違うのは、当日に予想通りの展開にならず期待を裏切られることがほとんどということ。
たまには爆釣してみたいものです。
結局この日も2時間ほどしか眠れず、仕方ないので暗いうちから出発しました。
そして午前4時過ぎには釣り場についていました。
午前4時30分 用宗港着
釣り場を確保した後は日の出とともにダンゴを投げれるよう用意を始めます。
フィールド状況
天候:晴れ
気温:最高16.6℃ 最低6.5℃
潮汐:中潮 満潮6:57 干潮13:54
使用した付けエサ
・自作加工バナメイえび
・オキアミ
一応オキアミも用意しましたが数えるほどしか投げず、主にダンゴに混ぜ込んで使用していました。
メインのエサはバナメイえび。
秘伝のタレ(オイスターソース)に漬かり過ぎて元がバナメイとは全く分からなくなりましたが良いですよ、これ。
関連記事:紀州釣り最強のエサはスーパーのバナメイエビかも知れず
ダンゴの配合(カップ杯数)
・さなぎ粉(細挽き):1
・マルキュー・爆寄せチヌ:1
・ヌカ:5
・砂:2
いつだったか、釣り仲間が釣ったチヌのお腹から大量の色付きムギがでてきたことがあり、その色を頼りに釣具店で同じ色のムギを配合している集魚剤を探したところ「爆寄せチヌ」でした。
正直入れても入れなくても魚の寄りに変わりがない気がしますが、最近はなんとなく入れてます。
午前5時10分 釣り開始
日の出も早くなって午前6時前にはもう釣りができるほど明るくなりました。
釣りのできる時間も長くなり、素晴らしきこと限りなしです。
真冬の間、3投も投げればうじゃうじゃ湧いていたウグイもこの頃は大人しくなり姿を見かけることが少なくなりました。
ですのでアタリが出始めるのにちょっと時間がかかります。
といってもフグだけは常に待機しているようでこいつらだけはちょこちょこ釣れてきます。
小一時間ほどダンゴを投げ続けたころ、モゾモゾと何かつついているような感触。
ボラでしょうかね?
午前8時40分、やっとフグ以外の魚が掛かりました。
釣れたのは本命のチヌですが、
ち、小さい。
ヒイラギと間違うくらいのサイズです。
計測してませんがたぶん14~15cmといったとこじゃないでしょうか。
ところで先週の2日(日)、同じポイントでわたしは紀州釣りでのチヌ自己記録更新を成し遂げることが出来ました!
その時の画像がこちら。
サイズは12cm。
長年紀州釣りしてますがここまでのサイズは釣ったことがありません。
スカリの中もスッカスカ。
感無量であります。。。
どうしてこんなに小さなチヌが釣れてしまうのでしょう?
以前から近隣の港に比べて用宗の魚のサイズは小さいことで有名でした。
それにしても今年は酷い。
手のひら以下にダウングレードしています。
これほど小さいのだから群れで寄って来ていてもよさそうなもんですが当然のごとく後が続きません。
これぞ用宗クオリティ。
やっぱりこの海は死んでるんでしょうか?
しかしダンゴ釣りが不調な一方、サビキ釣りは盛況です。
釣れているのは「カタボシイワシ」というお魚でサビキで釣れる魚としてはけっこう大きく、20cm以上ありそうです。
ちょうどわたしの親戚が釣りに来ていましたのでクーラーボックスを覗いてみるとコノシロ混じりでこの釣果。
なぜかわたしにも釣れました。
エサはバナメイです。
ウミウも寄って来てお祭り騒ぎ。
人にねだらず自分で捕ってきて欲しいものです。
このカタボシイワシ、イワシと名がついていますがどちらかというとサッパやコノシロなどに近い魚かと思われます。
去年まではこんな魚は見たこともありませんでした。
近年、海の中も温暖化が進んでいるようです。
それが良い事なのか悪い事なのか分かりませんが、今までいなかったような魚もこれから増えてくるかもしれませんね。
味はどうなんだということですけど年始に焼津でカゴ釣りをしたときに釣れたのでその時持ち帰って食べました。
酢締めにしていただきましたが正直あまり美味しいとは思えず・・・。
おまけに冷凍や加熱処理もせずに食したためどうもアニサキスにあたったらしく、食った翌日に猛烈な腹痛がきて病院に駆け込みました。
みなさんも食あたりだけにはお気を付けください。
うさぎさん
このブログでもたびたび登場している、釣り好きご夫婦の奥さんが最近うさぎさんを飼い始めたご様子。
天気も良かったので散歩がてら釣り場に連れてきてくれました。
いや~可愛い!
とても大人しい子で、家では奥さんにべったりらしくどこにでもついてくるとのことです。
好きな食べ物はバナナ。
その他いちごやりんごなど、フルーツ大好き。
反対にニンジンは大嫌いで見向きもしないそうです。
うさぎなのにニンジンが嫌いって、そんな子がいるんですね。
見ているうちにわたしもうさぎを飼いたくなりました。
けどすでに家には3匹のかめさんがいますので無理かなあ。
午後の部
午前中の釣果は豆チヌ一枚、フグ多数で終了。
昼過ぎ、ボラが一尾釣れたところでダンゴアタリ・魚の反応がほぼ消えました。
フグは相変わらずですがいつまでたっても他の魚が出てきません。
この状態が夕方まで続きます。
午後17時過ぎ。
やっとウキに反応が出ました。
ただいくら待っても沈む気配が無いのでこちらから掛けるためにアワセを入れます。
そこそこの引きで浮いてきたのはキビレでした。
サイズは34cm。
同サイズでしたらキビレはチヌよりも引きが強いはずですがこの魚はあまり暴れることなくすんなり上がってきました。
すでに帰り支度も始めていたのでスカリも片付けていたのでキビレはそのままリリース。
その後は何事も無く、平和過ぎて飽きてしまい18時には納竿しました。
最終釣果:豆チヌ×1、キビレ×1
あとがき
ここしばらくメインのエサにバナメイを使い続けています。
オキアミ同様、フグには弱いです。
それでも完全に盗られるまでに多少の時間が稼げています。
この「多少の時間」というのがエサ盗りの多い状況ではかなり大切なことなのかなと。
わたしのポイントではフグが異常なので、持っても10秒前後という短い時間ですがそれでもその間にフグ以外の魚がしっかり食べてくれればオキアミよりも色々釣れる確率が上がるはず。
今後もこのえび、検証していきますね。
それでは、また。
今日はお読みいただき本当にありがとうございました。
めんだこさん ごきげんよう。
チヌの最小自己記録更新ですか!
サイズが12㎝だと、たぶん去年生まれの1歳魚ですね。
用宗港には小坂川の水が注がれていますが、この河口の汽水域にチヌやキビレの当歳魚等が付き易く、それが港内を動いてきたのでしょう。
夏に河口付近でちょい投げ釣りをすれば、きっと最小サイズを更新することが出来ます。
季節柄、私はこの春先の時期に桜鯛を釣りたいという衝動に駆られて、須磨海岸で連日、カゴ釣りをしてみましたが惨敗でした。
腕の無さ、釣り感の悪さで、釣果が思うように出ませんでした。
格安の餌を模索しながら釣りが出来る紀州釣りと違って、神戸のカゴ釣りではちょっと高めの生きたシラサエビを使うので懐具合の限界もあり、そろそろ紀州釣りへの移行を考えています。
作り溜めている『水雲ウキ』の実釣確認をしていこうと思います。
評論家さんこんばんは。
コメントありがとうございます!
最小のほうの更新なので嬉しいかというと微妙なところですが良い記念になりました。
ここまで小さくありませんがこのところ釣れるチヌは手のひら以下が多く、海の様子が昔と比べて変わってきたように思います。
次回のサイズ更新はできれば大きいほうで達成したいですね(いつになるか分かりませんが・・・)
桜鯛、良いですね~。
今年は静岡でも、清水港内でマダイが時折ウキフカセであがっているようです。
もしやと思って2度ほど清水に行きましたが返り討ちに会いました。
狙って釣れるほど簡単な魚ではないと思うので当然の結果ですが、今までチャリコサイズしか釣れたためしが無いのでいつかマダイと呼べるような大きさを釣り上げてみたいものです。
エサも軒並み値上がりしてますし、わたしも財布の中身と相談しながら少しでも安く、釣れそうなエサを探しております。
気温も上がってのんびり釣りするには良い季節になりましたし、紀州釣りもそろそろ面白くなってくるのではないでしょうか。