2022年7月17・18日 紀州釣り釣行記 静岡県焼津・用宗港 サナギが良い感じでした

こんばんは、めんだこです。

 

2022年7月17・18日の両日、毎週恒例の紀州釣りに行ってきました。

17日は約半年ぶりの焼津港。

冬のノッコミ時期に行って撃沈して以来、足が遠ざかっていました。

ここ数週間、釣り仲間のRさんが焼津で良型を含めて釣果を出しているとのこと。

用宗も活性が上向いており、このところチヌボーズは無くなったとはいえ、なんせサイズが出ません。

サイズアップを目指して、Rさんと焼津で釣りをすることにしました。

 

7月17日(日)午前4時20分 焼津港着

早朝4時過ぎに焼津着。

まだ夜明け前の暗い時間帯ですが、停泊しているカツオ船の照明で明るいです。

前日の土曜日は大雨。

海の様子が心配でしたが荒れている感じもないので釣りするには支障無さそう。

早速準備に取り掛かりましょう。

 

フィールド状況

天候:曇りのち晴れ
気温:最高29.9℃ 最低22.1℃
潮汐:中潮 満潮7:43 干潮14:47

 

使用した付けエサ

・オキアミ
・バナメイえび
・サナギのハチミツ・パイナップル漬け

今回の秘密兵器「サナギのハチミツ・パイナップル漬け」

パイナップルにはたんぱく質を分解する酵素が含まれており、それによって肉を柔らかくする効果があります。

調理前に肉とパイナップルを一緒に漬け込むと柔らかくなるという、あれです。

サナギもたんぱく質が豊富な食材?だそうです。

ですのでパイナップルと一緒に漬け込んで置いたら柔らかく、美味しくなってチヌの食いも良くなるのではないか?という安直な発想のもとに作ってみました。

触った感じ、ただのハチミツ漬けよりも少し柔らかいかな~という印象です。

チヌは気に入ってくれるでしょうか。

 

ダンゴの配合(カップ杯数)

・ヌカ:6
・砂:2
・マルキュー・チヌグルメ:1
・鶏のエサ:1

ダンゴのほうはいつものチヌグルメダンゴです。

 

午前4時50分 実釣!

水深は6m程度。

用宗よりもちょっと深い程度です。

とりあえず手投げで10mくらい先を狙ってダンゴを投入。

Rさんは少し沖目の15~20mくらいにポイント設定していました。

わたしたち以外にも釣り人は多く、ほとんどがサビキ釣りのようです。

開始1時間ほどは何も当たらず・・・。

オキアミも盗られたり、残ったりな感じでした。

アタリが無いのは周りのサビキ師も同様のようで、たまに小アジらしき魚が釣れていますが連発しません。

前日の大雨の影響でしょうか。

午前6時、前触れなくウキが沈みました。

釣れたのはヘダイ・・・ではなくチャリコ

眠たそうな眼をしているので、まだ起きたばかりかと・・・おはようございます。

午前6時、ちょいちょいオキアミが盗られるようになったので、今度はバナメイえびを試してみます。

数投後、結果が出ました。

Rさんいわく、何回か焼津に来ているがこの場所でクサフグを見たのは初めてとのこと。

わたしは相当フグに好かれているのでしょうか。

このフグも本日のラッキーアイテムとしてスカリに放り込みました。

その後、細かいモゾモゾしたダンゴアタリが出るようになりました。

ここで本日の秘密兵器、サナギを投入。

パイナップル漬けですがお口に合うでしょうか?

モゾモゾダンゴアタリの後にウキがズボンと入ったのでアワセました。

かなりの引きですがこれはチヌじゃないなあ。

浮いてきたのはやはり茶色いアイゴでした。

モゾモゾアタリを出しているのはアイゴのようですね。

ヘタに合わせるとこればかりになりそうなので完全にウキが沈むアタリのみアワセるようにしましたが、全然針に掛かりません。

昼近くになってもまったく状況が好転しないため、「ボウズ」の3文字が頭をよぎります。

これはマズいですよ。

お隣で竿を出しているRさんはというと、ジャスト40cmを頭にチヌ数枚、メジナ一枚と絶好調。

ビュンっとアワセを入れる音がひっきりなしに聞こえてくるのでプレッシャー掛かりまくりです。

午前12時、ラッキーアイテム第二弾、ハコフグをゲットしました。

これで少しは釣果も良くなるでしょうか。

ハコフグ捕獲から3時間後の午後15時。

やっとおまじないが効いてきました。

目測27cmくらいのチヌ

これでボーズは回避。

午後17時にもう一枚追加。

手のひらちょっとの小チヌ

おまじない効果もここまでか、午後18時過ぎにマイクロカサゴ

本日の釣果:チヌ2枚、チャリコ1枚、おまじない要員2匹

チャリコ、クサフグ以外は全てサナギで釣れました。

ハコフグまで釣れたのにはビックリです。

パイナップル漬け、けっこう良いかも。

一方、絶好調のRさんは、

月とスッポン、圧倒的な差で本日の竿頭です。

なんでこんなに釣れるかな・・・。

 

7月18日(月)午前5時 ホームの用宗へ

翌日はホームの用宗でのんびりと釣りすることにしました。

焼津と違ってこちらは人も少なく釣り場は選びたい放題。

といっても竿を出すのはいつも同じポイントばかりですが。

魚が寄ってくるまで最低2時間くらいは我慢かな~と思ってましたがこの日の用宗は少々違ってました。

開始から数投でダンゴアタリが出ています。

といってもチヌではなく、ボラやアイゴのような感じ。

それでも早々に集合してくれたのは良いことです。

午前7時前に本日最初の1匹、ボラです。

ボラの下には何とやら、ということでチヌも期待できそう。

 

釣りに没頭していると思わぬ来客に驚かされることが多々あります。

今日のお客さんはコマセバケツの中にまで入ってエサを漁る、黒いハト

ここ数ヶ月姿を見なかったのですがいつのまにか足元でごそごそと食事をしておりました。

ハトにご飯をあげつつダンゴを放り投げていきます。

今日の用宗はどうしちゃったのか。

ダンゴアタリが途切れることなく続いています。

ただ、ダンゴが割れると速攻でエサ盗りにエサを盗られてしまうので本アタリが全く出ません。

たまに沈んでもフグや、ゴンズイ。

ゴンズイがサナギに食ってくるのはこの日初めて知りました。

真昼間から勘弁してほしいですね。

オキアミではお話にならないのでほぼ、サナギで釣りをしていますがこちらも長くは持たず、仕掛けを回収すると盗られているか、中身だけほじくられて皮だけになっている始末。

ようやく本命が顔を出したのは午前10時過ぎ。

この時点で5~6本、ボラを掛けているのでアワセの見極めは相当慎重になっています。

といってもボラと鯛のアタリの違いがよく分からないので完全に沈んだらとりあえずアワセを入れる感じです。

サイズは30cmあるかないかといったところ。

食いが浅いのか、タモ入れした瞬間に針が外れていました。

その後、昼ぐらいにもう一枚、チヌを追加。

スマホに高温注意の警告画面が出たため写真はありません。

 

午後、あまりにもエサ盗りが激しいので何かエサに使えるものはないか、散歩がてら探しに行きました。

採ってきたのはジンガサとカメノテ

ジンガサは殻付きでも身がほじくり出されて無くなります。

おそらくフグでしょう。

ならばカメノテはどうか。

こちらはフグも歯が立たないのか、齧られることなく残りました。

よしよし、このままカメノテで釣りを続けていると前アタリの後、ウキがスーッと沈んでいきました。

アワセも決まって、この引きはチヌだろうと確信したのもつかの間

ボラでした。

なんでカメノテ食ってくるかなあ。

この後はまたサナギに戻して釣り続行。

夕方になって小振りのチヌをもう一枚追加したところで納竿しました。

最終釣果:チヌ3枚

あまり期待していなかった割には前日の焼津よりも釣果が伸びました。

やっぱりホームは良いですね!

 

あとがき

今回の釣行、こんなにサナギだけを使い続けたことは今までありませんでした。

特に二日目の用宗は数えるほどしかオキアミは投げていません。

今までサナギはあまり釣れないというイメージが強くて出番がほとんどありませんでした。

しかしこれからしばらくは欠かせないエサとなりそうです。

パイナップルに漬けた効果のほどは正直?ですが苦手なサナギを克服できたのは良い勉強になりました。

それでは、また。

今日はお読みいただき本当にありがとうございました。

 

おまけ:かめさん日記 その2

つい先日、我が家で最高齢のメスのカメさんが卵を産みました。

長さ4cmの楕円形をしています。

今年は11個。

この大きさの卵がこんなにお腹に入っていると相当苦しいようで、産卵時期はエサをほぼ食べません。

ただ今回はまだお腹の中に卵が残っているようで、産卵の後も食欲が無いのです。

いわゆる卵詰まりというやつで、今までもたまに起きたのですが、こういう時は心配でなりません。

特にこの子は飼い始めて30年以上になるのでクサガメとしてはかなりの高齢。

年も年ですので大丈夫かと毎日様子を見ていました。

11個産んだ後も時々、1、2個の卵を産み落としている日があり、現在は食欲も少しずつですが戻って来ているのでなんとか無事にすべての卵を産んで欲しいと願っています。

 

ところで、我が家のカメさんたちには名前がありません。

いつも大きなカメさん、小さなカメさん、豆、などと呼んでおり、これが名前代わりになってしまいました。

適当な飼い主で本当にごめんなさい。

(左)大きなカメさん:甲長27cm
(中)小さなカメさん:甲長16cm
(右)豆:甲長4cm(少し大きくなりました)

8 Comments

  1. めんだこさん
    おはようございます。

    相変わらず、チヌ好調ですね。
    ホームでの釣りは、場所選び、仕掛けの選択やエサ探しなど、
    思い通りに手を尽くせるのが楽しいですよね。
    釣り人もそれ以外のお客さんも、
    顔馴染みばかりで、居心地良いですし。

    かめさん日記、ありがとうございます。
    卵詰まり、心配ですね・・・。
    カメさんは泣き言を言いませんが、とても辛いはず。
    無事に全部産んでくれますように。

    それにしても、甲長27センチって、でっかいですね!

    豆さんも大きくなってきましたねぇ。
    ゼニガメ体型から、小判型のクサガメ体型になってきました。
    この中途半端な大きさも、また良いんですよね。

    もちろん、どの子もそれぞれ可愛さ・面白さがありますが。

    1. きもぱんさんこんばんは。
      コメント頂きありがとうございます!

      仰る通り、ホームの良いところは勝手知ったポイントで仲間や顔なじみの方達と雑談でもしながら釣りができることですね。
      用宗は近隣の焼津に比べると人も少ないので込み合わずに釣りが出来るのも魅力の一つです。
      悪いところ・・・サイズが小さい、なかなか釣れない、フグ多過ぎ、などでしょうか。
      たまに焼津竿を出すのも新鮮な感じがしてこれまた良いです。
      今度はもう少しサイズアップできるよう頑張りたいです。

      カメさんの心配をしてくださりありがとうございます。
      昨日、釣りから帰ったところ元気にエサくれダンスを踊ってくれて、久しぶりに大食いをしていたので卵は全て産んだ様子です。
      わたしもようやく安心することが出来ました。

      豆も食欲がものすごく、人の顔を見るたびにエサをねだってきます。
      複数飼育して気付いたのですけど、3匹とも性格がちょっと違う感じがします。
      カメにも個性があるんだなあと教えられました。

  2. めんだこさん
    こんばんは、着実に釣果をのぱしてますね。
    夏になりクロダイの活性も上がってきて、楽しい時期になりましたね。
    まぁエサ取りの活性も上がってしまいますが。
    サナギで思いだしたのですが、この前清水でサナギでキビレが釣れました。
    初めてサナギでキビレを釣ったのでちょっと驚きました。

    コロナが落ち着いたらまた用宗に遊びに行きます。

    1. ややさんこんばんは。
      コメントありがとうございます!
      着実というほど釣れてはいないのですが魚の活性は段々と上がって来ています。
      アタリも増えてきてやっとベストシーズンに入った感じです。
      ただ去年と比較するとやはり数が出ないし日によってムラがあるのが気になります。
      今年はハズレ年かも知れません。

      サナギでキビレですか~!おめでとうございます!
      わたしはまだサナギでは釣った経験が無いですね。
      どうもサナギはあまり釣れないという苦手意識があったので、積極的にサナギを使ってこなかったのもあります。
      今回の釣行ではサナギ嫌いを克服できたので今後は出番も多くなりそうです。

      ぜひまた用宗へおいで下さい!
      お待ちしております。

  3. めんだこさん ごきげんよう。
    ちょっと離れた釣り場でも、しっかり釣果を出していますね。
    新しい釣り場で釣果を出すのは結構難しいと思います。

    私も最近、須磨からちょっと離れた、垂水漁港に行く回数が増えました。
    須磨だと棚が約3ヒロ程ですが、垂水漁港は棚が約6ヒロと倍ほどの深さです。
    常連さんに伺うと、20m~25m程の駆け上がりを狙い、潮が下げてきて
    緩く流れる時が良く釣れるようで、チヌはこの通りに釣れています。

    いつもと違う釣り場で、棚が深くなっていることも有り、最初はダンゴの
    粘りが足りずに、着底までにボラにダンゴを割られることが多く困りました。
    (残念ながら未だボラしか掛けておらず、チヌの実績は出せていません)
    違う釣り場で、その状況に沿って釣ることの大変さを味わっているところです。

    粘りを変えたダンゴ材を使っているので、新作の遊動浮力付きの水雲ウキで
    ダンゴの状態を読み取り、割れた後の当たりを捉えようとしていますが、
    70㎝級の大きなボラの寄りが多く、活性が高い時は勝手に針掛りして引っ張り
    回されるので、これは厄介です。
    ボラが寄るところまでは進んでいるので、そろそろ釣果を出したいと思いながら
    釣行を重ねているところです。

    1. 評論家さんこんばんは。
      ありがとうございます!
      久しぶりの焼津港、たまにふらっと行って釣果が得られるほど簡単では無かったです。
      なんとか小チヌが釣れてくれたのが救いでした。

      ボラが勝手に針ガカリするのは厄介ですね。
      用宗ではウグイとフグが多過ぎてなかなか結果が出ませんが、以前焼津港によく通っていたころはバナメイえびを殻付きのまま、適当な大きさに切ったものでボラをかわしていました。
      吸い込みにくいように少し大きめにバナメイを針付けして、ボラのダンゴアタリがウキに出ないくらいまでハワセを長くとった状態にして釣りしてました。
      それでもボラが掛かってしまうことも多いですが、チヌの確率も上がると思います。

  4. お疲れ様です!
    綺麗なチヌが釣れてますね。
    おめでとうございます!

    パイナップルでサナギが柔らかくなって、シロップ漬けで甘くなって、なかなか良さそうですね。
    気になったのが、パイナップルでも釣れるんじゃあないかと。。
    サナギ風味ですし、黄色ですし。どうでしょうか?!

    1. 梅の父さんこんばんは。
      コメント頂きありがとうございます!

      パイナップルサナギですが意外といけてるエサなのではないかと思います。
      いまのところハチミツも使ってつけていますが、よくよく考えるとハチミツでサナギの水分が抜けて硬く
      なるのでパイナップルだけのほうが良いのでは?と思いました。

      そうなんです、パイナップルだけでも釣れそうな気がするのです。
      昨日の釣行時、何度かパイナップルだけで試したところエサが盗られることがあったのでこれも
      イケるかもしれません。
      次回以降もいろいろ試してみます。

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