2022年3月19~21日 紀州釣り釣行記 静岡県用宗港 三連休でしたが・・・

こんばんは、めんだこです。

 

悲しいことに、ただいま連敗記録を絶賛更新中です。

3月19~21日の三連休も特に問題なく、記録を伸ばすことが出来ました。

せっかくの連休なので少しでも釣れる可能性が高い清水、もしくは焼津あたりに行こうか検討しましたが風が強い、なんとなく行くのが面倒くさいという、どうでも良い理由で今回も用宗港です。

 

3月19日、連休初日 

初日ということで気合いを入れて日の出前に到着。

今回はサビキでイワシやコノシロなどのお土産を確保しつつ、あわよくばチヌを釣り上げるという作戦です。

しかし明るくなってからビックリ。

前日に降った雨のせいでしょうか、初めに入ったポイントは流されてきたゴミだらけでちょっと釣りにくい状態でした。

投げる度にゴミがラインに絡みついてストレスが溜まるばかり。

これでは釣りにならないので場所を替えることにしました。

 

次に入ったポイントはゴミもほとんど無く良さそうな感じです。

ちょっと潮の流れが速いですが何とかなるでしょう。

この日持参したエサは以下の通り。

・オキアミ
・自作練り餌(ホットケーキミックス+ベビーチーズ)
・桜エビの砂糖漬け

桜エビはスーパーで半額(180円)だったものを砂糖につけてみました。

まともな値段のものはもったいなくて釣り餌には使えません。

 

時刻は午前8時。

釣りを開始して30分もすると、ダンゴの沈むスピードがどうもおかしい。

ウグイが中層でダンゴにアタックしているようです。

底まで持たず割られてしまうことも増えたのでしっかり握って海底にダンゴを送り届けるようにしました。

しばらくして、ダンゴアタリからの本アタリ。

なかなかの引きですが、

予想通りウグイ

アタリエサはオキアミでした。

ヒレが赤くなっているのは婚姻色か?

タイはノッコミ時期は大型が釣れやすい傾向がありますけど、用宗のウグイも同様で50cmほどの大型が最近釣れています。

良型ウグイマニアの方はぜひ、用宗へ。

 

いつの間にか現れたアオサギがこちらをうかがっていますが、ちょっとこのサイズは食べられないでしょう。

針を外したのち、リリースしました。

余談ですがサギと同様、魚食性のウミウはサギよりも大きな魚も食べることが出来るので、このウグイもたぶんイケると思います。

外道とはいえ魚の反応があるのはありがたいことです。

しかしここからは何故か仕掛けに海藻が引っかかってくることが多発。

底荒れしているのでしょうか?

ワカメ、昆布、その他いろいろ・・・釣り上げてはちぎって外す作業を繰り返しているうちに乾燥した海藻がだいぶたまってきました。

こうして初日はひたすら、みそ汁の具を集める作業に追われて夕暮れを迎えました。

サビキ仕掛けも不発でほとんど使わず、何しに来たのか分からない一日となってしまいました。

 

3月20日 連休二日目

翌日午前5時20分、眠い目をこすりながらも用宗に着きました。

前日は底荒れのせいで酷い目にあいましたが二日目の天気予報は風も無く、一日穏やかだそう。

今のところ海も静かで落ち着いています。

さて、本日のエサはこちらとなっています。

・オキアミ
・甘エビ
・ムール貝(業務スーパーで購入)

以前に一度、ムール貝を使ったことがありました。

関連記事:2021年8月13・17日 紀州釣り釣行記 静岡県用宗港 雨続きの連休釣行

その時は殻ごとつけたり、中身をそのまま針付けしたりで使いにくかったので今回はハサミで適当な大きさにカットして使用。

先に行ってしまうと今回、甘エビ・ムール貝は不発でしたが税込み300円ちょっとでムール貝を買えるのはかなりお得ではないかなと思います。

ムール貝ではありませんがよく行く釣具店(イシグロ)にも、チヌ用のエサとして大きな冷凍カラス貝の剥き身が置いてありましたが、あれは確か500円近かったような・・・??

それと比べればかなりお安いので最盛期の釣りでは出番もあるかと。

また使ってみよう。

 

釣り開始1時間程は何事もなく、エサもあまり盗られない状態。

用宗でオキアミが残ってくるのは本当に珍しいです。

もしかしてフグすらいない最悪の状況なのでしょうか?

 

午前6時30分、ウキがモゾモゾしているような、いないような・・・。

軽くアワセを入れると重いだけで生命感がありません。

ゴミかと思いましたが、あがってきたのはヤドカリ、サザエの貝殻にイソギンチャクを2つも付けた豪華な奴です。

ハサミでオキアミを掴んだ状態で上がってきました。

よく離さなかったな。

 

イソヒヨドリも遊びに来てくれました。

オキアミを投げるとその場でパクパク。

定期的にエサをねだりにやってきますが、いつも来るのはメスばかりでオスを見たことがありません。

なんででしょうね?

午前6時40分。

ダンゴアタリの後、スコンとウキが沈んでウグイ

寒くなってから、一番初めに釣れる魚がフグからウグイに変わりました。

水温が下がってもこの魚だけはダンゴに群がってくるので耐寒性が強いのでしょう。

 

午前8時過ぎ、わたしの親戚の釣り好きおじさんが登場。

いつもやるのはサビキでして、この日もわたしの隣で竿を出して釣り開始です。

小一時間ほどでサッパ、カタクチイワシ、コノシロなどを次々と釣りあげ、あっという間にバケツの中を小魚で一杯にしていました。

素晴らしい釣果です。

あまりにポコポコ釣れるのでわたしも竿を借りてサビキをやらせてもらいました。

ただ何が違うのか、わたしに交代した途端に全く魚が掛かってくれません。

つまらないので竿を返すとまた釣れ出す。

やっぱり腕の差でしょうか・・・サビキも奥が深い。

 

午前9時、少し底を切って攻めていると、ほんのわずかにウキが動きました。

掛からないだろうと思いつつアワセを入れると、うまいこと掛かってくれました。

釣れたのは久しぶりの用宗ヘダイ

小さくても何でも、タイ科の魚であることは間違いありません。

釣れてくれればそれだけで来た甲斐があるってもの。

あまりたくさん釣れると飽きてしまいますが、いなくなると何となく寂しい。

ヘダイはそんな魚です。

この日は潮の流れも落ち着いていて期待を持たせてくれる雰囲気でしたが夕方までに釣れたのはウグイばかり。

でも、このまま海の状態が安定すれば明日こそは・・・。

 

3月21日 連休最終日

大好きな釣りとはいえ3日連続となると疲れもたまります。

腰も痛いし、年はとりたくないものです。

しかし前日のダンゴ材がかなり残っているのでこれを何とかしなければいけません。

そんなわけで本日も早朝5時半から出勤です。

最終日ですのでチヌは無理としても、せめて酒の肴になるものが欲しいのでまずはサビキ仕掛けをセットします。

準備しているとイソヒヨも挨拶に来てくれました。

真面目にサビキを動かすほどまめな性格ではないので、基本竿掛けに置いたままほったらかし。

たまにダンゴを撒いてやるくらいですので、まあ釣れません。

紀州釣りのほうはというと、こちらも全くと言っていいほどアタリも無く、

たまにヒイラギが掛かる程度。

どんどんヤル気が削がれていく悪循環に陥ります。

一度こうなると負のループから抜け出すのは一筋縄ではいきません。

午前9時を過ぎた段階で、ひとまず紀州釣りはお休みしてサビキ釣りに精を出すことにしました。

必死にのべ竿を上下していると交通事故的にコノシロが釣れました。

交通事故・・・というのは一匹釣れてもその後が全く続かないからです。

群れで移動する魚じゃなかったのか、コノシロ?

一箇所で粘るよりも色々ポイントを変えて探ったほうが良いかとサビキ釣りの旅に出かけましたがあまりパッとせず、釣り座に戻ってみるとバケツの中のコノシロがいません。

アオサギが一羽、頼んでもいないのに留守番をしていましたが、コノシロはもうお腹の中に納まってしまったようです。

昼近くになると風が強く吹くようになり、非常に釣りにくい状況になりました。

賢明な釣り仲間は続々と撤収していきます。

諦めの悪いわたしは一人黙々とダンゴを投げ続けました。

午後16時前、久しぶりにアタリがあり、何か掛かりました。

けっこうな引きですが、釣れたのは50cm近いウグイ

これで完全に集中力も無くなりました。

そろそろわたしも撤収しようと思っていると、少し離れた場所でサビキ釣りをしていた仲間にカタクチイワシがアタリだしたようです。

わたしものべ竿でイワシ祭りに参加させていただきました。

群れが回ってきたときのサビキの破壊力は凄まじいものがありますね。

30分もしないうちにバケツの中はカタクチイワシ中心にサッパ、コノシロで一杯になりました。

こんなにイワシを釣ったのは覚えている限り、小学生のとき以来。

わたしも含め、皆さん素晴らしい笑顔でイワシ釣りに精を出していました。

連休中の釣りで一番楽しい時間だったことは言うまでもありません。

いくらでも釣れそうな気がしましたが、ほどほどにしないと帰ってからが大変です。

午後17時過ぎにサビキ・紀州釣りともに納竿しました。

 

帰宅後、釣れた魚をつまみに一杯。

コノシロは酢締めに、イワシはそのまま刺身で頂きました。

相変わらず捌くのがヘタなので見た目最悪の一皿ですが味は格別でした。

 

あとがき

気温も上がって来て日中はかなり快適になってきましたが水の中はまだ冬。

チヌ含め魚の活性が上がるのはもう少し先になりそうです。

あとから聞いた話では焼津方面に出張していた釣り仲間も全然ダメだったとのこと。

どこに行っても釣れないなら家から一番近くで人も少ない用宗でのんびりと釣りすることにします。

あまりにも釣れない様ならまたサビキでもやるか。

それでは、また。

今日はお読みいただき本当にありがとうございました。

5 Comments

  1. めんだこさん、こんばんは。
    三連勤お疲れ様でした。

    海の中はまだ冬ということで、本命はなかなか難しいようですが、
    魚類、鳥類、甲殻類と多彩なゲストに恵まれましたね。
    読んで楽しい釣行記をありがとうございました。

    特にヤドカリは、連れ帰りたくなるほど立派ですが、
    本体はともかく、イソギンチャクを養うのは大変そうですね。

    イワシ祭りでおつまみ確保も羨ましいです。
    清水港にメガフロートがあった頃には、私も春にサビキ釣りを楽しんだものですが、
    サビキ釣りも随分とご無沙汰です。
    興津に新しくできる海づり公園も気になりますが、魚が減ってますし、どうかなぁ・・・。

    早く、海の中にも春が来ますように。
    そろそろ私も、シロギスの様子を見に行かないと。

    1. きもぱんさんこんばんは。
      自分の好きなこととはいえ、3日連続で早朝からの釣りはちょっと無理がありました💦

      春らしい陽気の日も多くなってきましたが水温はまだ15℃台でもう少し暖かくならないと
      魚も活発にならないのかな?と思いました。
      ただ今まで釣れなかったヘダイも顔を見せてくれたので4月半ばあたりからは面白くなってきそうな気はしています。
      ヤドカリは調べたら外敵から身を守るために自分でイソギンチャクを貝殻にくっつけるようですね。
      ふたつもくっつけていたところを見ると相当用心深いのかも。
      海水飼育は今まで経験が無いですが確かに飼育は難しそうですね。
      もしできたら小チヌやクサフグを飼ってどんなエサが好みなのか勉強してみたいです。

      サビキは久しぶりに楽しいなと思いました。
      いつもたいして釣れないのであまり真剣にやらないのですが、こんなに釣れたのは小学生の時以来でして
      たまにはこういうのも良いものですね。

      興津に海釣り公園ができるんですか!
      全然知りませんでした。
      どんな感じになるんだろう?
      完成した暁には一度竿を出してみたいです。

      あともうちょっとで海の中も賑やかになってくるはず。
      シロギスもそろそろではないでしょうか。

  2. めんだこさん ごきげんよう。
    3月の釣行は海水温の低い時期でもあり、紀州釣りでは苦戦続きのようですね。
    私も3月に紀州釣りを再開しましたが、ウキに魚の当たりは全く出てくれませんでした。
    久しぶりにぱさぱさのダンゴ材を固めに握ったので後日、腕の筋肉痛が厳しかったです。
    神戸・須磨では海水温が2月25日に8℃台前半で底打ち後、徐々に上昇に転じ、沖の
    海苔棚の撤去後からチヌの釣果が見られていますが、紀州釣りでは無くフカセ釣りでの
    釣果が主で、広範囲に探れるフカセ釣りを勧められているところです。
    フカセ釣り用自立棒ウキを持っていないので、見聞きしながら「水雲ウキ」を改良して
    フカセ釣り用自立棒ウキの自作を模索し進めているところです。
    紀州釣りでは軽いウキがダンゴに引っ張られて飛んでいきますが、フカセ釣りではウキの
    重みで仕掛けを飛ばすので、今まで重いウキを作ることが無かったのを、結構な重さを
    持ったウキに仕上げるのに四苦八苦している途中ですが、これはこれで面白いものです。
    静岡では、この時期にフカセ釣りをされる人は多いですか?
    ちょっと話題を変えますが、4月に入り価格改定で色々と値上がりが進んでいます。
    釣り具、釣り餌も例外無く値上げラッシュのようで、集魚材は1割アップ等のようです。
    値上げに負けず、薄味のダンゴ材で釣果を狙う算段を考えているところです。
    たぶん今年の私の釣行は、懐に優しい紀州釣りが増えると思います。

  3. めんだこさん ごきげんよう。
    3月の釣行は海水温の低い時期でもあり、紀州釣りでは苦戦続きのようですね。

    私も3月に紀州釣りを再開しましたが、ウキに魚の当たりは出てくれませんでした。
    久しぶりにぱさぱさのダンゴ材を固めに握ったので後日、腕の筋肉痛が厳しかったです。

    神戸・須磨では海水温が2月25日に8℃台前半で底打ち後、徐々に上昇に転じ、沖の
    海苔棚の撤去後からチヌの釣果が見られていますが、紀州釣りでは無くフカセ釣りでの
    釣果が主で、広範囲に探れるフカセ釣りを勧められています。
    フカセ釣り用自立棒ウキを持っていないので、見聞きしながら「水雲ウキ」を改良して
    フカセ釣り用自立棒ウキの自作を模索し進めているところです。
    紀州釣りでは軽いウキがダンゴに引っ張られて飛んでいきますが、フカセ釣りではウキの
    重みで仕掛けを飛ばすので、今まで重いウキを作ることが無かったのを、結構な重さを
    持ったウキに仕上げるのに四苦八苦している途中ですが、これはこれで面白いものです。
    静岡では、この時期にフカセ釣りをされる人は多いですか?

    ちょっと話題を変えますが、4月に入り価格改定で色々と値上がりが進んでいます。
    釣り具、釣り餌も例外無く値上げラッシュのようで、集魚材は1割アップ等のようです。
    値上げに負けず、薄味のダンゴ材で釣果を狙う算段を考えているところです。
    たぶん今年の私の釣行は、懐に優しい紀州釣りが増えると思います。

    1. 評論家さんこんばんは。
      返信が遅れ申し訳ありません。何故か評論家さんのコメントが上手く表示されなくなっておりましてコメントを頂いていることに気づきませんでした。

      静岡でも1~3月の厳寒期はフカセでの釣果がやはり多く、ピンポイントで底を狙うダンゴ釣りには厳しい季節だなあといつも思います。
      わたしもごくたまにフカセをやったりしますが、なにぶん素人なので仕掛けがちゃんと沈んで行っているのか、エサは盗られずに残っているのか気になってしまい、最後には慣れ親しんだダンゴ釣りに戻ってしまいます。

      釣り具の値上げは仲間から聞いていましたがエサも値上がるのですか・・・知りませんでした。
      ネットでいろいろ調べていると薄味でもちゃんと釣果を出している方も結構いるようですね。
      薄味ではありませんが、最近ちょっと趣向を変えて市販の集魚剤以外でなにかコマセとして使えるものがないか試しているところです。
      これについてもそのうち記事にしてみるつもりです。

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