こんばんは、めんだこです。
前回の釣行記でも触れましたが、わたしは用宗での釣果が毎回、風前の灯火と化しております。
一日粘って一枚、小さなタイが釣れるかどうかというギリギリの釣行ばかり。
あ、これはあくまでわたしの場合で他の皆さんは割と釣れているっぽいですよ。
関連記事:2022年8月28日 紀州釣り釣行記 静岡県用宗港 タイ3種盛り
せっかく日頃のストレス解消に来ているのですから、その釣りでさらにストレスが溜まってしまうのはいかがなものかと。
そんなわけで今回は用宗を飛び越して、お隣の焼津港にお邪魔してきました。
隣の芝生は青く見えるというけれど、さてどうだか。
目次
午前2時50分 焼津港着
焼津港といっても広いのでどこで釣りをするか悩みますね。
ポイント開拓を兼ねてまったく釣りをしたことが無い場所も検討しましたが、せっかく焼津まで来てボーズは勘弁です。
なので少し前に釣り仲間のRさんと竿を出した場所でやることにしました。
関連記事:2022年7月17・18日 紀州釣り釣行記 静岡県焼津・用宗港 サナギが良い感じでした
人が多いと聞いていたのでいつも以上に早く港に到着。
驚きです、午前3時前だというのにすでに満員御礼状態。
タチウオやサビキをやっている人が大半でした。
一箇所だけ、なんとか入れるスペースがあったので早速準備を開始しました。
フィールド状況
天候:晴れ
気温:最高31.3℃ 最低21.8℃
潮汐:大潮 満潮6:01 干潮12:42
使用した付けエサ
・オキアミ
・パイナップル漬けサナギ
前回、焼津に来たときはサナギが好調だったので今回も持参しました。
ただこのサナギ、パイナップルにずっと漬けっぱなしの上、何度も凍結・解凍を繰り返したためか、中身がドロドロに溶けてクリーム状態です。
針に刺すと皮から中身が漏れ出てしまい、エサ盗りにかなり弱くなってしまいました。
パイナップルを多く入れ過ぎたことも問題かもしれません。
次回は少なめにして漬けてみようと思います。
ダンゴの配合(カップ杯数 午前・午後各一回ずつ)
・ヌカ:4
・砂:1
・ヒロキュー・生さなぎ黒鯛:1.5
・細挽きサナギ:0.5
チヌグルメをやめてサナギ重視にしてみました。
一日やってみた結果、集魚に関してはチヌグルメと変わりないかなという感じです。
生さなぎ黒鯛はムギやらサナギのかけらやら、いろいろ入っており粒も大きいので視覚的には有利かも知れませんが、あまり入れすぎると握りにくくなる印象を受けました。
午前3時30分 釣り開始
日の出までまだだいぶ時間があります。
それまで待っていられないので電気ウキを点けて釣り開始!
水深は6~7mくらいで用宗よりちょっと深いかな程度です。
暗いうちはエサも盗られることもあまりなく、はっきりとしたアタリも出ませんでした。
結局、何も釣れないまま夜明けを迎えてしまいました。
そろそろ普通のウキに替えてちゃんと釣りをしましょうか。
暗いうちは気づきませんでしたが、かなりのダンゴアタリが出ていました。
これはスゴイ・・・こんなに激しいダンゴアタリを見たのはひさしぶりです。
というか、これが最盛期のダンゴ釣りのあるべき姿なのでしょう。
いつまでたってもダンゴアタリすら満足に出ない、今年の用宗とは大違いです。
ずっと用宗でばかり釣りしていたので久しぶりに見た激しいダンゴアタリに興奮してしまいました。
魚は充分寄っているので後は釣り上げるだけ・・・しかしこれがなかなか難しい。
ダンゴが割れると途端にアタリが消え、すぐにエサを盗られてしまいます。
ハワセを30cmほどとって根気よく打ち返していると、本日最初の魚、オオモンハタが釣れました。
いつもなら真っ先にクサフグが釣れるはずなのに珍しい。
焼津は釣れる魚種も豊富ですね。
チャリコの口の中には、タイノエ
次に釣れたのは、タイノエ?
たぶんチャリコが一度掛かった後に針が外れてしまい、その時に口の中のタイノエが偶然引っかかってきたのだと思います。
しばらくすると今度はちゃんとチャリコが釣れました。
さっそく口の中を確認。
いますね、タイノエ。
けっこうしっかりとくっついていました。
ネットで調べてみると、大きいほうがメスらしいです。
経験上、チャリコのような小さなタイでも3割くらいはタイノエが住み着いている感じがします。
口の中にくっついていると何かと邪魔だろうと思い、剥がしてしまいましたが、タイノエカップルにしてみると苦労して手に入れた新築一戸建てのマイホーム。
夫婦水入らずで仲睦まじく暮らしていたところを突然、訳も分からず追い出されるようなものでしょうか。
考えてみればずいぶんと酷い話ですのでこれ以降、口の中にタイノエを見つけても放っておくことにしました。
アイゴに悩まされます
日が完全に昇った午前8時以降、ダンゴアタリを出している魚の正体が分かりました。
アイゴです。
目測30cm前後が大半、たまに40cm近いのも混じります。
強烈な引きを見せますが独特の引き方からすぐにそれと分かってしまうので緊張感もありません。
時々ボラも混じりますが掛かってくるのはほぼ、アイゴ。
ちなみに隣では釣り仲間のRさんが釣りをしています。
こちらはボラメインのようで同じく苦戦しています。
あまり連続で掛かると正直アワセを入れるのが億劫になってきますね。
ただアワセない事にはチヌも釣れないので、怪しいアタリはスルーしてそれっぽいものだけ掛けに行きました。
昼前、初めの一枚
いつの間にか昼近く。
相も変わらずわたしはアイゴ、Rさんはボラに悩まされています。
ここまでダンゴをできる限り硬めにして長く持たせる戦法でやってきました。
しかし割れてしまえば待っていたようにアイゴが食ってしまうので作戦を変えます。
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」、着底から30秒程度で割れるようにしてアタリが無ければ即回収。
すぐに次弾装填という感じにしました。
それと軽く根ガカリすることが多いのでハワセをやめて底をほんの少し切るくらいにタナを詰めました。
これが良かったのかどうか分かりませんが、作戦変更後すぐに本日最初のチヌが釣れてくれました。
焼津は用宗よりもサイズが良いと聞いてましたがいつも釣っているのと大差ありませんね。
どうも今年のわたしは型に恵まれないようです。
恵まれないめんだこに愛の手を・・・。
始めのチヌが釣れてから少しアイゴの勢いが落ちてきました。
その代わりフグが勢力を盛り返してきたようで速攻エサだけ盗られます。
ダンゴアタリだけはひたすらあるので下手な鉄砲作戦を継続しました。
午後13時、小さなヘダイが来ました。
この時点でマダイ・クロダイ・ヘダイが釣れていますので前回のタイ3種盛り完成です。
ラッキーアイテムのハコフグも釣れました。
いつも釣れるものと少し模様が違うけど同じ種類なんでしょうか?
幸運のハコもゲットできたことだしチヌの釣果も伸びることでしょう。
午後14時、本日2枚目のチヌ。
相変わらずサイズが伸びませんねえ。
これでもう少し数が出れば言うことなしですが、欲をかくとロクなことが無いので謙虚に生きていきます。
タイ4種盛り達成!
2枚目を釣って次の一投、寝ウキが気持ちよく立ち上がり、そのまま海中に消えました。
小気味よい引きです。
これもタイだろうと確信して浮かせてみると、予想に反して白い魚体です。
キビレでした!
サイズは27cm。
しょっちゅう釣れる魚でもないので今日はツイてました。
これでダンゴで釣れる主だったタイ科の魚が揃ったのではないでしょうか。(もし他にいましたらコメントで教えて頂けると幸いです。)
ひょっとしたら過去にも同じことがあったかもしれませんが覚えてないので、これが初めてのグランドスラム達成です。
その後はもう一枚小チヌを追加。
夕方になるとアタリはあるもののなかなか針に掛からず、最後はオオモンハタで締め。
本日3回目の登場でした。
最終釣果:チヌ×3 ヘダイ×数匹 マダイ(チャリコ)×数匹 キビレ×1 その他いろいろ。
あとがき
サイズこそ出ませんでしたが今年に入ってから一番楽しかった釣行でした。
午前3時前からひたすら釣りしていたにもかかわらず途中でダレることなく続けられたのは終日ダンゴアタリが途切れなかったからです。
楽しければ集中も出来る、集中力が続くと疲れも忘れるというもの。
ただ帰って夕飯を食べてからは泥のように眠ってました。
忘れているだけで疲れはMAX、身体は正直です。
昨年度は用宗も夏の間はこんな感じだったはず。
今年は本当におかしいです。
もうすぐ夏も終わってしまいますが最後まで低空飛行のままなんでしょうか。
今後は焼津釣行も増えそうです。
それでは、また。
今日はお読みいただき本当にありがとうございました。
おまけ:かめさん日記 その4
大きなカメさんの病院通いはまだ続いています。
週一のペースで診察して頂いて、その甲斐あって少しずつ良くなってきました
先日はレントゲン写真を見せてもらいました。
初期の頃、肺の中がところどころ白く曇ったような感じだったのが、曇りがとれて肺が大きくなっているのが見て取れました。
食欲もかなり戻って来ており、ここ2週間ばかりはエサくれアピールをするまでになりました。
通院はカメさんにとってもかなり疲れるようです。
午前中に病院に預けて夕方迎えに行き、家に帰るともうグッタリ。
その日はエサも食べずに寝てしまいます。
人間だって一日病院で検査となれば相当疲れると思いますし、動物となればなおさらでしょうか。
まだしばらくは通院しなければならないですが、回復の兆しが見えてきたことでわたしも安心することが出来ました。
お疲れ様です!
アタリが多くて退屈なしの釣りになったようで。
色々と工夫も試せたのは良かったですね!
場所と日時が一番釣果に効くんでしょうかね。
私事ですが、只今、病室からコメントしております。足を骨折し、手術しましてリハビリ中です。
次の釣行はいつになることやら(泣)
めんだこさんの釣行記、また、よろしくお願いします。楽しみにしています!
梅の父さんこんばんは。
コメントありがとうございます!
ホームの用宗が絶不調なので隣の焼津に行ってみました。
これが良かったようで、アタリも多くて久しぶりにダンゴ釣りの醍醐味を味わうことが出来ました。
場所選びは本当に大切だと痛感しました。
用宗ですと2時間以上ダンゴを打ちこんでもアタリすらないのはザラなので数投で魚が寄ってくるのには驚きました。
足の骨折とは・・・大丈夫でしょうか?
リハビリもかなり大変なことと思いますが、無理をなさらずにじっくりと療養なさってください。
回復されたら、思いっきり釣りに出かけてください!
きっとチヌが口を開けてエサが来るのを待っているはずです。
ありがとうございます。
個人差があるのでなんとも言えないらしいですが、3-6ヶ月で完治とも言われています。
1年後には埋め込んだボルトの除去手術もしないといけません。
後は、嫁さんがなんと言うか。。
完璧に復調して、元気になるしかないですね!
3~6か月とは・・・やはり完治となると長い時間が必要になりますね。
ボルトの埋め込みということは相当重症だったのでしょうか。
わたしも一度、右足を交通事故で怪我して、アキレス腱が伸びてしまったことがありました。
右足ですので車にも乗れず、治るまで移動は松葉づえ必須でとても不便な思いをしました。
梅の父さんもわたし以上に辛い、大変な苦労をされていることと思います。
どうか無理なさらずに、ご自愛下さい。
めんだこさん、こんばんは。
グランドスラム達成、おめでとうございます!
多彩な釣果で羨ましいかぎり。
焼津はずいぶんと賑やかなんですね。
どこも不調なのかと思っていましたが、
もしかして、ダメなのは静岡市内だけ?
私も遠征をしてみたくなりました。
カメさんの回復、うれしいですね!
だいぶ涼しくなってきたのにおねだりなんて、
元気になってきている証拠。
あともう少しの辛抱ですね。
それにしても、先日はすごい雨でした。
沼も浜も状況が一変しそうです。
港なら、あまり影響がないのでしょうか。
きもぱんさんこんばんは。
本当に先日の台風は酷いものでした。
幸いにもわたしのところは停電等の被害もなかったですが、きもぱんさんのところは大丈夫でしたでしょうか。
ありがとうございます!
堤防の紀州釣りで釣れるタイ科の魚、自分が知ってる限りではチヌ・マダイ・キビレ・ヘダイですがひょっとしたら
漏れがあるかもですのでグランドスラムは大げさでした💦
しかもサイズが悲しい限りですので、もう少し大きな魚が釣れてくれたならと思います。
今年は海に関しては市内は死んでるかもしれませんね。
隣の焼津の魚影の濃さには驚きました。
チヌばかりでなくサビキでアジも朝夕中心に結構釣れていましたし。
会社の先輩情報ではここ数日、焼津のふぃっしゅーなでタチウオが好調とのことでした。
わたしも行ってみたくなりました。
大きなカメさんも病院での治療の甲斐あって食欲が戻ってきました!
気温も下がっているにもかかわらず、夜でもエサくれをするのでつい、あげてしまいます。
一時はもうダメかとも思いましたがここまで持ち直してくれて、本当に嬉しいです。
めんだこさん、こんばんは。
焼津は調子いいみたいですね。
私は昨日は約3ヶ月振りの沼津に行ってきました。
釣果は本命1枚だけでしたが、イシガキダイ、イシダイ(サンバソウ)が、釣れたので3種達成しました。
しかし、夕方事件があり、逃がそうとしたアイゴに攻撃をくらい見事に刺されました。
急いで処置はしたので酷くはならなかったのですが、少し腫れてしまったので病院に行って軟膏をもらってぎした。
20年以上釣りをしてて初めての経験だったのでちょっとショックでした。
めんだこさんも毒魚には気を付けて下さい。
ややさんこんばんは。
あまりにも用宗が釣れないので思い切って焼津に行ってみました。
サイズは正直用宗と大差ない感じですがアタリが多いので飽きずに一日楽しめました。
ただ釣れないと思っていた用宗も台風明けから割と活性が良くなっています。
そうなると焼津でなくてもいい気がして、どこに行くか悩みますね。
ややさんは沼津ですか。
三種目達成、おめでとうございます!
イシガキダイは一度しか釣ったことが無いので羨ましい。
毒針攻撃、大丈夫でしょうか?
わたしもアイゴを良く掛けるので気をつけてはいるものの、うっかりやってしまいそうで怖いです。
良く釣れるハオコゼ、ゴンズイ、アイゴのうちオコゼ以外は今のところ刺されたことが無いのでどんな症状になるのか未体験ですが、今後も体験しないように気をつけます。