こんばんは、めんだこです。
以前レビューしたデュエルのPEライン、アーマードF+ですが使用開始から約2ヶ月が経ちました。
関連記事:DUEL armored F+を紀州釣りで使ってみました
当初は今までにないラインのコシと比重のおかげでとても扱いやすいPEだと喜んでいたのですが使っていくうちに気になる点が。
今回はそれについて書きたいと思います。
なお当方、紀州釣りでの使用感想なのでルアーその他の釣り方ではまた違う意見があるかと思います。
その点についてはご承知おきください。
コーテイングがウキ止めに詰まる
紀州釣りはウキ釣りのため、道糸にPE対応のウキ止め糸を使ってウキ止めを付けます。
このウキ止め、釣るタナに合わせて上下にずらすのですがその際ラインのコーティングが剥がれてウキ止めに付着します。
こうした剥がれは何もアーマードF+に限った話ではなく、今まで使ったどのPEにも多かれ少なかれ起こりました
ただアーマードF+の場合、剥がれたコーティングがウキ止めに詰まって下の画像のような状態になってしまうのです。
ウキ止めに剥がれたコーティングらしきものが絡みついています。
何なんだこれは?
10倍に拡大して見ると・・・。
コーテイングだけでなくPEの繊維のようなものも付いてますね。
一度こうなると絡みついたコーティングを取り除くことは難しく元には戻りません。
さらに悪いことに、わたしは中通し磯竿(インターライン竿)を使っているのでコーティングの絡みついたウキ止め部分がトップガイドに引っかかり、糸が出ていかなくなってしまうのです。
これが外ガイド竿だったらそこまで気にはならなかったかもしれません。
しかし、ただでさえ糸の放出性能に劣る中通し竿ではこれは致命的で釣りしてる最中もイライラしっぱなしです。
コーティングだけでなくPE繊維も弱い?
もう一つ気になったのが使っていくうちに毛羽立ちとともにラインのあちこちに小さなこぶのようなものができてくること。
分かるでしょうか?
左側が一部膨らんでいます。
これも拡大して見てみると、
コーティングの取れた部分が毛羽立って、こぶのようになっているようです。
こぶ以外にも、明らかにラインが元の太さ(0.8号)よりも細くなっている箇所も見受けられました。
幸いにも高切れ等のトラブルは今のところありませんが、万が一大物がかかった場合、やり取りの最中にプチンといってしまったらやりきれません。
以前使っていたよつあみ G-soul X8 Upgrade PEでは多少毛羽立ちはしてもこぶができたり、目視で細くなっているのが確認できるといった問題は起こりませんでした。
これはコーテイングというより、どうもPEの原糸自体が弱いような気がするのです。
G-soulに戻そうと思います
まあ通常は紀州釣りには使わないラインだと思うので今回紹介したトラブルはわたしだけなのかもしれません。
ただこのまま使い続けるのは怖いので、次回巻き替え時にはG-soulに戻そうと思っています。
いいラインを見つけたと思ったのですが、残念です。
それでは、また。
今日は読んでいただきありがとうございました。
なんと!こうなるのですね!
貴重な情報ありがとうございます。
ナイロンラインでも、紀州釣りで時間が経つにつれヨレというか折れのような劣化はあるのでPEはいかばかりかと。とにかく、やってみないととは思っていましたが。。。
コーティングのみならず、PE自体が劣化とは予想外です。
1回の釣行で10mづつ切って捨てるとか、何か使い方も考えた方が良いのでしょうかね?
梅の父さん、こんばんは。
確かにナイロンは使っているうちにクセがついてしまいますね。
もともとわたしが道糸にPEを使い始めたキッカケがナイロンラインの糸グセや劣化が気になったからです。
PEは糸グセがほぼ無く、劣化も遅いですし強度もナイロンの3倍ほどあるために細糸が使えるメリットがありますが、ガイドに絡まるなどトラブルも多いです。
一度絡むと手で解けないほど、というのがしょっちゅうで、わたしの仲間内で試した方に「こりゃ使い物にならない」と言われてしまいました。
そんなこともあり自分からおススメはしていないのですがデュエルのPEはナイロンラインと同程度の扱いやすさだったので、嬉しくて記事にしてしまいました。
ただ従来品と比較すると不満点が多く見つかったこともあり非常に残念な気持ちです。
釣行毎に切っていけばいいのでしょうがナイロンに比べると値段も高いのでとりあえず手持ちを使い切った時点で以前使っていたよつあみG-soulに戻そうと思います。