こんばんは、めんだこです。
2020年3月20日㈮、今日から3連休です。
といっても予定はないので朝はいつも通り用宗港へ向かいました。
富士山が綺麗ですが、雪が舞い上がって風が強そうです。
港も突風が吹いており釣り人は誰もいません。
この風で釣りになるんだろうか?
どうしようか悩んでいると釣り仲間のUNさんが来られ「やるよ~」とのこと。
それならばとわたしも釣りを開始しました。
先週からちょっと試してみたいことがあって今日はいつもと違うダンゴの配合で釣りをしてみたのですが風があまりにも強いため午前中で断念。
ただ手ごたえはつかめた気がするのでまた次回の釣行記で書こうと思います。
釣果のほうですが、結局わたしは何も釣れずボーズ。
UNさんはきっちり、小さいながらも本命のチンタ(25㎝くらい?)を仕留めて帰られました。
流石です。
帰り際、ふと松の木を見上げるとアオサギが巣を作っていました。
いつもケンカばかりしている鳥ですが夫婦仲は良いようです。
すぐ隣の木でも建設工事の真っ最中でした。
これから産卵、子育てが始まるのでしょう。
そういえばアオサギのヒナはまだ見たことがありません。
この先、見る機会があるかも知れませんね。
また一つ、楽しみが増えました。
昼食後に登呂遺跡へ
午後は久しぶりに散歩に出かけてみました。
一時期よりもかなり良くなったうつですが、たまに気分の落ち込みや脱力感の酷い日があります。
ちょうど数日前からそれが続いていまして、こういう時はのんびりするのもいいだろうと近所の登呂遺跡に行ってみることにしたのです。
弥生時代の集落や水田跡が発掘された遺跡で昔は教科書にも載っていたので知っている方も多いかと思いますが実はこの登呂遺跡、自宅から歩いて15分ほどの距離にあるんです。
最後に行ったのは小学校のころだったか。
あまりに近すぎて行くこともありませんでしたが今はどうなっているんでしょう?
到着しました。
見覚えのあるこんもりとした形、弥生時代の復元住居です。
遺跡の周りには遊歩道が整備されていましたのでさっそく散策開始。
謎の建物
これは・・・?
子供のころに来たときはこんな建物はありませんでした。
一見すると高床式倉庫のようですが?
近くに説明書きがありました。
昔の祭殿のようです。
平成11年の調査で新たに発掘されたのか・・・そりゃ知らないはずです。
儀式や話し合いのために使われたとのことですが、今でいう町内の公民館みたいな感じ?・・・ちょっと違うか。
登呂遺跡 復元住居
こちらは昔からある、お椀をさかさまにしたような感じの古代の住居。
もちろん復元ですが中に入ることもでき、どんな暮らしをしていたのかを垣間見ることもできます。
よく見ると周囲よりも一段高くなった場所に家が建っていますね。
これは家の中に水が入ってこないようにするための工夫だそうです。
では、お邪魔します。
内部は直径3mほどの円形で中央にかまどが設置してありました。
かまどの真上には稲らしきものが置かれた棚のようなものが。
乾燥用でしょうか?
床は粘土質の土。
当然ながら明かりもなく昼間でも薄暗いので夕方には真っ暗でしょう。
昔の人が何時ぐらいまで起きていたのかは知りませんが日が昇るころに目覚め、日が沈めば早々に寝る生活だったのではないでしょうか。
外に出て上を見上げると屋根の一部に換気口と思われるものを見つけました。
室内で火を使う以上、換気は必要になってきます。
外から水が入ってこない工夫といい、大昔の住居とはいえよく考えられて作られているんですね。
このミステリーサークルみたいなのが住居跡です。
周囲よりも少し高くなっているのがよく分かります。
高床式倉庫
こちらも有名?な高床式倉庫。
たしか収穫した作物をネズミに食い荒らされないように地上から離して建てられているんでしたっけ。
前は上に登るためのハシゴが着いていた気がしますが危ないので撤去されたのでしょうか、無くなっていました。
登呂の火起こし
てくてく歩いていると公園の一角では昔の火起こしを実演していました。
木の重しがついた棒にひもが巻き付いており、手で持っている横板を上下することで棒を回転させて摩擦熱によって火を起こします。
これ、簡単そうですがけっこう難しいんですよ。
わたしも子供のころやったことがありますが火どころか煙すら出ず挫折した覚えがあります。
ちょうど親子連れの方が挑戦しておられましたが見ているとモクモクと煙がでてきました!
煙があがったところで指導員の方が火種となる木くずを投入。
おお、もうちょっとで火がつきそう。
残念ながらこの日は風が強過ぎてうまく火がつきませんでしたがすごいです。
実際に火が出そうになるのをちゃんと見たのはこれが初めてでした。
昔の人はどうやってこの方法で火が付くことを発見したんでしょうね。
登呂博物館
お次はやはり公園内にある登呂博物館へ。
ここも来るのは初めてです。
有料ですが博物館一階は無料で見て回れるようなので入ってみました。
登呂遺跡発見の経緯など。
どうやら戦時中に工場を建てようとしたところ、偶然発掘されたようです。
弥生時代の人たちが食べていたであろう赤米。
その名の通り、今のような白米とは違いコメ自体が赤っぽいです。
発掘された土器なども展示してありました。
これは弥生時代の服。
貫頭衣(かんとうい)という女性用の服で実際に着ることができるようです。
これを着て記念写真を撮っている方もいました。
機織り風景。
織っているのは先ほどの貫頭衣でしょうか?
外にもあった復元住居。
なぜか入口の上にはニワトリが・・・。
もちろん作りものです。
こちらは同じく外にもあった高床式倉庫。
はしごが付いていて中をのぞくことが出来ました。
中には収穫した稲が。
祭殿も入ることが出来ました。
入口が小さいのでかがまないと頭をぶつけてしまいそう。
う~ん、横に渡された柱がけっこう邪魔ですね。
それでも大人14~5人なら入れそうな感じ。
弥生時代の丸木舟も。
これを使って漁などしていたのでしょうか。
現在は登呂遺跡から一番近い大きな川(安倍川)まで約2㎞、海までは約1.5㎞は離れていますが、昔はもっと近くにあったのかも知れませんね。
水田跡を散策
博物館を出た後、最後に水田跡を歩いて帰路につきました。
歩きながら野鳥観察。
カルガモでしょうか?
夫婦のようで、あぜ道でのんびりくつろいでいました。
こちらはムック・ムクドリ。
キュルキュル鳴きながら何かをついばんでいました。
下の画像、たぶんツグミだと思うのですが自信がありません。
動きが素早くカメラを構えるとすぐに走り出してしまうので撮るのに苦労しました。
この鳥は生まれて初めて見ました。
身体の大きさはハトよりも少し大きいくらい。
すらりと伸びた足の長さが特徴的でした。
帰ってから調べるとケリという名前で大型のチドリの仲間でした。
渡り鳥ではなく年中いる留鳥とのことですがこんな鳥がいたなんて・・・。
ケリの写真が撮れたのが今日一番の収穫かも♪
本当に久しぶりの登呂遺跡でしたが懐かしいのと、新しい発見もあったりで面白かったです。
このところ休日はいつも釣りばかりでしたがたまには散歩もいいもんですね。
次はどこにいってみようかなあ。
それでは、また。
今日はお読みいただき本当にありがとうございました。
いいとこですね〜
縄文とか弥生とか好きなので、楽しく拝見しました!
梅の父さんこんばんは。
身近にあるのにずいぶんと長い間、訪れることもなかったので散策に行ってみました。
いろいろリニューアルされたというのは数年前に聞いたのですが全てが変わっていたわけではなく、懐かしいのと新しい発見があったりで楽しめました。
特に博物館は見どころも多く、次に行くときは一階だけでなく全部見て回ろうかなと思っています。
めんだこさん ごきげんよう。
風の強い日に釣行を途中で残念されたんですね。
釣りが出来なくても古墳の散策ついでに新しい鳥の写真を撮られて、良い一日でしたね。途中でアオサギの巣作りを見てしまうと、今後は近くに寄って来て魚を強請られたら、
無視できにくくなってしまうのではないですか?
ところで私は最近、釣行前の天気や風向・風速等の推移を 釣り場情報データベース
「全国の釣りスポット一覧」で確認してから行くようにしています。
元データはWindyです。
現在の海水温、現在の潮の流れ、現在の風速・風向きと1時間毎の風速・風向きの
推移(10日分)が釣り場ごとに選択可能で、静岡市駿河区の釣り場一覧から
用宗港も選択できます。
気合を入れて釣行するときには役に立ちますよ。
評論家さんこんばんは。
この日も含めて連休中はずっと風が強く難儀しました。
けっきょくチヌは顔を見せてはくれずウグイとボラが数匹釣れた程度でした。
用宗が釣れないのはいつも通りなのですが最近はお隣の焼津港もあまり釣れていないようです。
それでも釣り人は多く場所取り合戦が熾烈なので、釣れないながらも用宗でのんびり釣りをしようと思ってます。
アオサギはほぼ毎回魚をねだりに近くに来るのですが今後は産まれるヒナのため、せっせとエサ盗りを釣らなければいけませんね(笑)
教えて頂いた釣りスポット一覧をついさっき見てみましたがこれはいいですね!
こんなサイトがあるとは知りませんでした。
釣りに行く前日はヤフーの天気予報を見て計画をたてることが多いですがこちらのサイトも参考にさせていただきます。
ありがとうございました。