こんばんは、めんだこです。
2018年9月9日(日)、静岡県用宗港に紀州釣りに行ってきました。
秋雨前線のおかげで前日も雨が降ったり止んだりの天気。
心配でしたが夜中には雨も上がり何とか釣りもできそうです。
早朝4時30過ぎに港へ向かいました。
目次
本日のフィールド状況
天候:曇りのち晴れ
気温:最高31℃ 最低25℃
風向:南の風4m
潮汐:大潮 満潮4:41、17:47 干潮11:11
ダンゴレシピ(カップ杯数)
・ヌカ:17
・砂 :5.5
・サナギ粉(細挽き):1
・集魚剤(チヌグルメ):2
・アミエビ:1ブロック
持参した付けエサ
:マルキュー活丸さなぎ
:バナメイえび(無加工)
:オキアミ砂糖漬け
:甘エビ砂糖漬け
:練り餌(ヒロキュー・生さなぎ)
前回まで使っていたHAMAICHI ・Gさなぎを使い切ったのでマルキュー活丸さなぎを買ってみました。
Gさなぎが小粒で硬めだったのに対して活丸さなぎは若干大きめで柔らかく、サナギ独特の匂いも強いです。
最近のサナギは昔と比べて匂いが薄いものが多い気がしますがこれはいいですね。
あとはスーパーで購入したバナメイえびを加工などせずそのまま持ってきました。
今まで集魚剤に漬けたり色々しましたがどうにも食いが良くなる気配もないのでそれだったらいっそのこと、そのまま使ってみようと。
思えば無加工で使うのは今回初めてのような気がします。
午前5時15分、釣り開始
雨が続いていた割には濁りもなくゴミなども浮いていません。
潮の流れも落ち着いています。
これはなかなかに釣りやすそうです。
今日も15m程のところへダンゴを投入。
開始早々、あがってきたのはゴンズイでした。
まだ薄暗いのでしかたないですね。
そして何度かダンゴを投入して気付きましたが、今日はフグがいつもより大人しいです。
先週はダンゴ割れの後、速攻で盗られていたオキアミが30秒~1分くらいは残っています。
そのおかげでフグ以外の魚がアタリを出してくれました。
30cmほどのアイゴ。
他にもサンバソウ(イシダイ幼魚)も。
どちらの魚も今年初めて釣りました。
そしてこんな魚も。
10cmほどのコショウダイです。
この大きさだとなんか可愛いですね。
ここ用宗ではめったに釣れる魚ではないので小さいながらも喜んでいたら釣り仲間のMさんの竿が大きくしなっています。
「ボラかな?」と思っていたのですが、あがってきたのはなんと54cmのコショウダイでした。
わたしの釣ったちび助とは迫力がまったく違います。
さすがMさん!
しかもこの直後に42cmの本命まで釣りあげられて、満足して帰って行かれました。
いや~、この人には敵わないな~。
時刻も11時を過ぎましたがここまでわたしのほうは本命の気配なし。
雰囲気はいいのですが・・・。
干潮の潮止まりを迎え、昼近くになるとダンゴアタリも途絶えてしまいました。
午後13時、やっと一枚
昼12時半ごろから潮がまた動き出したのかポツポツとダンゴにサワリが出てくるようになりました。
そして午後13時、やっと待望の本命が釣れました。
ぎりぎり手のひらサイズ・・・でしょうか。
オキアミに食ってきました。
とんでもなく小さいですがとりあえず一枚確保できたので少し気が楽になりました。
ここからサイズアップを目指したいのですが次に釣れたのはさらに小さいヘダイでした。
その後もたまに釣れるのは手のひら以下のヘダイばかり。
アタリは多いのですが、どうもオキアミに食ってくるのは小さい魚のようです。
なのでサナギを試しますがこちらは無反応。
今日はサナギはお気に召さないようですね。
練りエサも使いましたがこちらはボラアタリばかり。
バナメイエビは・・・おや、意外とアタリが出ます。
いつもは齧られもせず、まったく釣れそうな感じはしないのですが。
変に手を加えるよりも、何もせずそのまま使ったほうがこのエビはいいのかもしれませんね。
何度かバナメイを放り投げていると本日2枚目の小チヌが釣れました。
バナメイで釣ったのはいつぶりでしょう。
しかし相変わらず小さいです・・・。
このサイズしかいないのでしょうか?
ここまでいろんなエサをローテーションしてきましたが、やはり一番アタリが出るのはオキアミでした。
夕方になると一層アタリが多くなってきたので大型狙いは諦め、付けエサもオキアミにチェンジ。
ただバラシ、すっぽ抜けばかりでなかなか針掛かりしてくれません。
そこでウキが沈んでから1~2秒ほど待ってアワセを入れると乗りました・・・が、
またアイゴです。
今度は40cmくらいあるでしょうか。
この魚も引きが強く、同サイズではチヌ以上のファイトを見せてくれます。
しかも手前に向かって突っ込んでくるので堤防に糸をこすられないよう、気を使いながらやり取りしなければいけません。
そしてこの魚を最後に日も暗くなり始め、ウキも見えにくくなってきました。
ただこの時点であと2時間ほど釣りができそうなぐらいダンゴは残っています。
そこで今日も夜釣りをすることにしました。
夜釣り突入
いつもの電気ウキは電池切れで使えないのでケミホタルをウキトップに装着。
暗い時間帯でのオキアミ使用はゴンズイ地獄になることが目に見えているのでエサはサナギで。
さすがにサナギはゴンズイも食わないでしょう。
しかしこの日はサナギが本当に不調で、アタリは全くありません。
そうこうしているうちに潮の流れが速くなってきました。
ダンゴブッコミ+バナメイえび1匹掛けに変更
午後19時を過ぎ、少々疲れてきたのもあって頻繁にダンゴを投入する紀州釣りが面倒になってきました。
潮の流れも速いことだし、ここは思い切ってダンゴブッコミに釣り方を変更することに。
問題は付けエサですが、サナギでは釣れそうにないし何かいいものはないか・・・。
そこで思いついたのが殻付きバナメイえび一匹掛け。
中途半端な大きさではゴンズイが掛かりそうですが、さすがに一匹丸ごとならそうそう食ってはこないでしょう。
またいつもは少しでも食いをよくするためエビの殻を剥きますが、ゴンズイ除けのために殻付きで使いました。
そしてエサの大きさに合わせるため、針も手持ちで一番大きな丸セイゴ16号に変えました。
普段なら絶対使わないような、冗談みたいな仕掛けです(笑)。
一応狙いはチヌ、ですがあわよくば昼間Mさんが釣り上げていたような50cm越えのコショウダイが釣れるといいな~と、このときは考えてました。
これだけの大きさのエサですので当然ダンゴも大きく握って、さあ第1投。
着底後、糸を張るとダンゴアタリがあるのでボラか何かいるようです。
ダンゴが割れるとちょこちょこ何か小突いてきました。
おそらくゴンズイだと思いますがエサが大きいせいか、予想通り食い込んでは来ません。
そのまま10分ほど放置しましたが食い込むようなアタリもないので一旦回収。
付けエサは・・・半分食われてますね。
続けて第2投目。
今度もダンゴ割れの後放置していると、明らかに何か掛かった感じで竿先が曲がったのであわせるとのりました!
引きの強さからゴンズイでないことは確かですが真っ暗なので何が釣れたかは分かりません。
タモ入れにも無事成功して見てみると、なんと本命のチヌが釣れていました。
サイズはちょうど40cm。
コショウダイは無理でしたがこのサイズの本命なら十分満足です。
時刻はちょうど午後20時。
これを最後にこの日は納竿しました。
あとがき
明るいうちは小さな魚ばかりでしたが暗くなって大型がはいってきたのでしょうか。
自分でも笑ってしまうような仕掛けで、まさか釣れるとは思ってなかったので驚きでした。
夜釣りではゴンズイが食ってこないもの(サナギなど)に付けエサが限定されてしまいますが、ゴンズイの口に入りきれないような大きなエサを使うのも有効であると今回の釣りで分かりました。
小型のチヌは釣れないでしょうが、穂先に光るケミホタルの光を眺めながらのんびりと大物一発狙いも面白いですね。
それではまた。
今日はお読みいただきありがとうございました。
立派な本命釣れましたね。おめでとうございます!!
粘り勝ちですね!
それにしても夜釣り、良いですねえ。高校生の時に一度やったくらいです。
瀬渡しで無人島に渡って泊まりで。九州は九十九島というところです。
夜に釣れはしたのですが、朝方、気づいた時にはスカリが干潮で干上がって魚は腐ってました(笑)
アイゴも大きいですね。
釣ったすぐに処理すれば美味しく食べられるらしいですが、どうされましたか?
梅の父さんこんばんは。
ありがとうございます!
夜釣りではあまりいい思いをしたことがないのですがこの日は釣れて良かったです。
バナメイえび持ってきたおかげで助かりました。
九十九島、検索してみたのですがいいところですねえ。
いかにも釣れそうな感じムンムンです。
一度こんなところで釣りしてみたいなあ・・・。
干満の差が大きいときなどはスカリがとんでもないことになってることがありますね。
わたしも干潮時にスカリが堤防下の隙間に入ってしまい取れなくなったことがありました。
アイゴは処理の仕方次第で結構いけると聞いたことがあるのですがわたし自身まだ食べたことが無く、この日も海に放流しました。
以前釣りを見物していた方が欲しいというのであげたことがありますが刺身にすると美味しいらしいです。
多彩な魚種で五目釣り状態の中でも、しっかり本命も釣られてますね。
チヌの釣果の積み上げ、おめでとうございます。
コショウダイやアイゴの良型が釣れるということは、水温が程よく高めになっている
ポイントということですね。
コショウダイや近縁のコロダイ等はイサキ科の魚で、50cmにもなると結構良い引きを
してくれると思います。どちらも群れを作って移動しているので釣れる可能性大です。
紀州釣りでは釣ったことが無いですが、過去にぶっ込み仕掛けで釣ったことが有ります。
それにも増してアイゴの40cmだと、足元まで寄せても粘り強い引きがあったと思います。
和歌山では酒粕を茶色に発酵させた餌でアイゴを専門に狙う人が多数います。
食味に関しては両極端で、新鮮なうちに内蔵をうまく処理すればおいしいが、魚によって
アンモニア臭が強く出るようです。(実は良く釣りましたが食べたことは有りません)
また日暮れ以降に紀州釣りでのチヌを経験していませんが、工夫すれば釣れるのですね。
これは参考にさせて頂きます。
最近はちょっと釣りに行けていないのですが、オリジナルの中空円柱ウキを加工する
卓上ボール盤を気まぐれで買ってしまいました。発泡スチロール円柱のくり抜き穴あけ
作業が出来るようにホールソーボアビットという先端工具も買い、どうしたら綺麗に
穴加工が出来るか、部屋中を削り屑まみれにしながら試行中です。
今年は中空円柱ウキがチヌ当たりで消し込まれるのを体感出来そうになく、他力ですが
玉ウキでの紀州釣り経験有りのめんだこさんに、一度中空円柱ウキを試して頂きたく、
可能であればサンプル送付しますので宜しくお願いします。
評論家さんこんばんは。
ありがとうございます!
昼間はぎりぎり手のひらサイズだけでしたのでまさか大型が釣れると思っておらず焦りました💦
用宗では暗くなるとゴンズイが湧いてしまい本命はそれほど釣れたことが無かったのですが、今回試した大針に大きなエサという方法もいけるんだなと分かったので良かったです。
今年は何故かコショウダイが良く上がっています。(といっても狙って釣れるほど数がいるわけではないですが・・・)群れがいるのでしょうか?
アイゴはいつも堤防際に突っ込んでくるため根ズレで切られそうでヒヤヒヤしながらやり取りしてました。
わたしも臭いが強いということを聞いたことがあって未だ食べたことがありません。
中空円柱ウキの件、ありがとうございます。
わたしも一度作ってみようと材料は揃えたのですが細かい仕様などが良く分からずまだ制作できていません。
大変お手数ですがどのようなものか試させていただければ幸いです。