こんばんは、めんだこです。
2018年9月2日(日)、静岡県用宗港に紀州釣りに行ってきました。
予報では雨でしたが、それほど激しく降らないようなのでカッパを用意して朝4時30分過ぎ、港へ向かいました。
しかしいざ着いてみると雷ゴロゴロの大雨。
いくらカッパ装備といえどこれでは釣りどころではありません。
ただこの雨も午前7時過ぎには止むようなので、すぐ釣りができるようダンゴの準備だけ済ませておきました。
本日のフィールド状況
天候:雨のち曇り
気温:最高28℃ 最低23℃
風向:南東の風3m
潮汐:小潮 満潮9:59 干潮15:24
ダンゴレシピ(カップ杯数)
・ヌカ:16
・砂 :5
・サナギ粉(細挽き):1
・集魚剤(チヌグルメ):1
・アミエビ:1ブロック
持参した付けエサ
:練り餌(ヒロキュー・生さなぎ)
:オキアミ砂糖漬け
:サナギ
:甘エビ砂糖漬け
前回の釣行で非常に役に立った川津エビ(関連記事:2018年8月26日 紀州釣り釣行記 静岡県用宗港 小チヌ日和でした)でしたが使い果たしてしまったため在庫がありません。
代用品として、スーパーで値引き品の甘エビを買ってきました。
そのままでは身が柔らかくエサ取りに弱いので砂糖で硬く締め、食紅で赤く染めてみました。
午前6時38分、釣り開始
やっと雨が小降りになってきたので釣りを開始しました。
ダンゴの投点は15m程です。
さっきまで降っていた大雨の影響でしょうか、海面には川から流されてきたゴミが溜まり、潮の流れもかなり早くなっています。
ダンゴが割れるとすぐにウキが手前に押し戻されてしまうため、魚が付けエサを食ってくる時間を稼げません。
なので少しでも付けエサがその場にとどまるようにハワセ幅を調整しながら釣りをしていきました。
釣り人にとってはやりにくい状況ですが魚の活性は良好で10投目ごろからはダンゴアタリも出てきました。
この日最初に釣れたのはチャリコでした。
チャリコが釣れたあたりからフグの勢いが強くなりエサが持たなくなってきました。
ダンゴアタリから察するにボラがたくさん寄っているようなのでフグも大人しくなりそうなもんですが今日のフグは手ごわいです。
ダンゴが割れるとオキアミは瞬殺。
砂糖漬け甘エビはオキアミよりは少しマシな程度でアタリは全くでないうちに無くなってしまいます。
そこで練り餌とサナギを交互に投入して様子を見ますが練り餌にはボラが。
サナギはずっと残ったまま、齧られもしません。
どうしたものか悩みましたが先週はオキアミで良く釣れたので、いつかタイが寄ってくることを信じてしばらくの間オキアミ一本で粘ってみることにしました。
しかし午後になってもアタリはほとんどなく、時折ボラが掛かるくらいでタイの気配は全くありません。
先週小チヌが良く釣れたので今週も・・・と意気込んできたのですが・・・。
とにかくフグの勢いが止まらないのでどうしようもないのです。
ちょっと前まで親指の爪サイズだった小フグ、少しだけ大きくなりました。
手のひらサイズでいいので何とか一枚、チヌを釣りたい!
夕方近くまでオキアミでやってきましたがらちが明かないので、今のところ無反応ですがエサが残るサナギに変えて勝負することにしました。
17時過ぎ、ようやく本命
付けエサをサナギに変えてからエサが取られることは無くなりましたがアタリも一向にありません。
ちょうどそのころ釣り場の様子を見に、釣り仲間の方が来たので談笑しながら釣りをしていると・・・急にドラグが鳴り始め糸が引き出されていきました。
話に夢中でウキを全く見ていなかったのでアタリが分かりませんでしたが、どうやら魚が掛かったようです。
慌ててやり取りするとあがってきたのは32cmのチヌでした。
いきなりだったので焦りましたが、これでボーズだけは免れました。
危ない、危ない、ちゃんとウキは見ていないといけませんね💦
続けてサナギで攻めていると30分後にもう一枚、25cmのチヌを釣ることが出来ました。
午後18時を過ぎるとウキも見えにくくなってきたので電気ウキを引っ張り出して夜釣りに突入。
20時前まで粘りましたが日が落ちてからはアタリも遠のき、ついにダンゴも尽きたので竿をたたみました。
最終釣果はチヌ×2。
先週に比べるとかなり渋い状況でしたがなんとか本命を釣ることが出来たのでよかったです。
あとがき
魚の活性自体は良好だったのですがフグの勢いが強烈すぎたのが誤算でした。
今まではボラなど大型の魚が寄ってくると多少はフグも大人しくなるのですがこの日だけは違いました。
こういう状況では確実に残るエサでじっくりと釣るのがセオリーですが、あまりにアタリが無かったので飽きてしまいオキアミに走ってしまったのも失敗でしたね。
また一つ勉強になりました。
それにしても最近はフグが多すぎて本当に困りものです。
何とかならないものか・・・。
それではまた。
今日はお読みいただきありがとうございました。
こんにちはめんだこさん。ご無沙汰しております。
台風、地震と災害が多いこの頃ですが、めんだこさんのところは影響なかったでしょうか。
2匹の本命おめでとうございます☆
だいぶ粘られたみたいですが、そのかいあってよかったですね(^^)
私もせめて30cmオーバーのなにかは釣りたいです(笑)
私の方は、連日の台風でまったくボートが出せません(笑)
カヤの方がそのせいで「ウガーッ!!」ってなってました。軽めにハゼ釣りで楽しむしかないのですが、また雨が降ったらウナギ釣りにでも行ってきます☆
そらさんこんばんは☆彡
今のところ静岡では大きな災害等もなく無事釣りができておりますm(__)m。
この日はフグが酷すぎてタイ釣れるのか?という状態でしたが運よく釣り上げることが出来ました。
ここ用宗では最近紀州釣りやフカセ釣りよりも落とし込みでチヌが良く上がっているようで昨年度よりも落とし込み釣り師の数が増えたように感じます。
釣りしているといつも足元をうろうろしている本命(しかも結構いいサイズ!)がいるのですが落とし込みをしたいのをグッとこらえてダンゴを放り投げてます(^^;
>私の方は、連日の台風でまったくボートが出せません(笑)
>カヤの方がそのせいで「ウガーッ!!」ってなってました。
お気持ちお察しします。
確かに、こう連続で台風が来たら沖にでるのは厳しいですね。
これからハゼも数、型ともに良くなってくると思うので頑張ってください!
ウナギのかば焼きリベンジも楽しみにしています!
チヌの釣果の積上げおめでとうございます。
日の出から夕暮までの釣行もですが、エサ取りをかわして釣果を出すのが凄いですね。
推測ですが、今回の釣り座は追い風になる所を選んだと見たのですがどうでしょうか。
用宗港の入り口の一番狭くなっている場所だと、漁船の往来を避けるのが厄介では?。
ところで用宗港は二枚潮(表層潮の流れと底潮の流れが逆)になることは無いですか?
私のホームグラウンドの神戸・須磨堤防は潮の流れは少ない場所ですが、時々二枚潮に
なって非常に釣り辛くなることが有ります。(ダンゴ割れが読めない時が有ります)
台風20号の後はボラ当たりも減り、新子のチャリコ(5cmくらい)の当たりが主で、
少し流すと小アジが食ってくる状態です。チヌの回遊はやっぱり皆無です。
這わせでやっているのですが二枚潮で餌が浮いた感じになっているかと思ってます。
堤防際にはチヌが見えて落し込みでは釣れているので、それがダンゴのある底まで
移動してくれればと思うのですが、イガイに付いた魚は紀州釣りでは釣れませんね。
回遊してくるチヌが本当にいないですが、毎回淡い期待でダンゴを投げ続けています。
こんな状態なので自作の2018年版の中空円柱ウキでのチヌ釣果実績0を更新中。
なんとか今年中に大きな中空円柱ウキが、チヌ当たりで消し込むのを見てみたい。
尚、昼間の釣り場は閑散としていますが、夕方からは太刀魚狙いの人がズラリと並び、
良い人は10匹以上釣っているので、海の中は既に初秋へ移っているようです。
評論家さんこんばんは。
ありがとうございます!
終始エサ取りがうるさい日でボーズも覚悟していましたが何とか釣ることが出来ました。
ご推測通り、わたしの釣り座は南からの風の場合追い風となるので風の強い日でも釣りをすることができます。
ただ港が小さい分、船が通るたびに引き波で海面がかき乱されます。
特にシラス漁の日などはひっきりなしに船が通るので非常に釣りにくいです。
なので漁がお休みの日曜、祝日の日にわたしは釣りをするようにしています。
用宗港は全体的に水深4~6mと深くないので二枚潮が発生することはほぼありませんが、お隣の焼津港では何度か経験しました。
浮力の弱いウキですとアタリでも出たかのように沈んでいったりして釣りづらかった覚えがあります。
紀州以外では落とし込みが好調のようで、例年よりも多くの落とし込み師を見かけます。
実際堤防際にいいサイズのチヌが浮いているのでつい落とし込みに手を出しそうになりますが、「あれは狙っている魚じゃない」と自分に言い聞かせて紀州釣りで一日通すようにしています。
須磨は未だ厳しい状態ですか。
魚はいるようなので後は回遊さえしてくれればチャンスがある感じで歯がゆいですね。
中空円柱ウキの消し込み、わたしも見てみたいものです。
こちらでも夜になると電気ウキが飛び交っていますが太刀魚の釣果は今のところ聞こえてきません。
それでもようやくサビキでイワシが釣れ出してきたのでそれを追って太刀魚なども入ってくるかもしれないです。