こんばんは、めんだこです。
2020年2月1日と2日、2連続でホームの用宗港に紀州釣りに行ってきました。
前週の1月26日にも釣りには行ったのですが雨降りと寒さ、そして何よりアタリの無さに耐えきれず3時間ほどで撤収。
まったく釣りをした感が無かったので今回はリベンジです。
目次
初日2月1日 午前6時30分 用宗港着
この時期一番つらいのが朝イチのダンゴ作り。
前日に買ったオキアミブロックが寒さのせいでほとんど溶けてないのと、朝の冷え込みのせいでコマセを混ぜるのがとってもきついです。
寒さに耐えつつ準備を進めます。
フィールド状況
天候:晴れ
気温:最高12.9℃ 最低3.2℃
潮汐:小潮 満潮9:54 干潮16:26
ダンゴレシピ(カップ杯数)
・ヌカ:4
・砂:3
・マルキュー・グレV9徳用:3
・オキアミ:1.5㎏
・牛乳:500ml
・先週余ったダンゴ材:5㎏くらい
先週のコマセがかなり余ったので今日は大量のダンゴ材が出来ました。
絶対こんなに使わないだろ!という量ですが余ったら明日に持ち越しなので気にしない、気にしない。
そして今日の釣行、新作ウキのテストも兼ねています。
以前作ったトップ交換式の棒ウキがかなり使い勝手が良かったのでボディを細身にしたタイプを作ってみました。
ウキのボディは8mm径の硬質発泡素材を削って作っています。
風呂場に浮かべてのテストではなかなか良好でしたがこういうものは実際に海に浮かべてみないと分かりません。
本当に使えるウキに仕上がっているかどうか・・・?
さて、準備も終わったのでそろそろ実釣開始!
午前7時10分 釣り開始
今日のポイントは遠投の必要がない、竿2本ほどの距離。
水深は浅く、満潮時で4mくらいしかありません。
付けエサとして用意したのはオキアミと黄色に染めた押ムギです。
押ムギは針付けしやすいように煮てあります。
釣れたチヌの腹に押ムギがぎっしり詰まっていることがよくあるので絶対にエサとして使えると思うのですが未だムギで釣れたことがありません。
最近はフグ等、エサ取りも寒さのせいか大人しいので出番が無いかもですが、釣りの合間に使ってみます。
さて釣りを開始してから数投後、ダンゴ割れの後少し流しているとウキが入りました。
アワセが決まらず空振りでしたが早くも何かいるようですね・・・。
期待が高まります。
さらに数投後の午前7時37分、またウキが入りました。
沈んでから少し待ってアワセを入れると今度はしっかりとのりました!
けっこうな引きで堤防際へ、際へと突っ込んでいきます。
これはもしや?
やっぱりメジナでした。
サイズは30cmちょうど。
本命ではありませんがこれはこれで嬉しいものです。
メジナならば群れでいるかな?とダンゴ割れを着底後30秒ほどに調整して早めのテンポで打ち返していると再度同じようなアタリ。
今度は先ほどよりも突っ込みが激しいです。
沖目の堤防際に走ったかと思うと一気に手前に寄ってきて、足元に突っ込み始めます。
ハリスを堤防際にこすられないように必死でやりとりしました。
釣れたのは先ほどよりも大きい35cmのメジナです。
いやはや、本当にメジナとのやり取りは気が抜けません。
使っているのが1号のハリスなのでちょっとでも根に入られたら即バラシでしょう。
ともかく釣れて良かった.
午前8時を回るとアタリも途絶えがちに。
どうやらメジナの時合は終わったようです。
エサもずっと残ってくるので魚がいたとしても食い気が無いのでしょう。
少しダンゴを投入するペースを落とし様子を見ることにしました。
今日はイソヒヨドリがよく遊びに来てくれます。
オキアミを数匹食べると一旦どこかに飛んでいきますがしばらくするとまた戻って来てじっとこちらを見てきます。
可愛いですね。
アタリも無いのでイソヒヨドリをかまっていると午前10時過ぎ、ウキがモゾモゾと・・・。
トップ半分くらいまでは沈むのですがまた浮いてくるの繰り返しでなかなかアワセるタイミングが掴めません。
しばらく待っていましたが一向にウキを持っていく気配が無いので耐え切れずアワセを入れると何か掛かりました。
引きは強いですがメジナではないようです。
ボラでない事を祈りつつやり取りして、浮いてきたのは本命のチヌでした!
サイズは45cm。
アタリが出始めてから1分近く待ったにもかかわらず針は皮一枚で掛かっていただけ。
危ないところでした。
このチヌが釣れてからはまた何のアタリもない状況に戻ってしまい、時折ボラや、
コノシロがスレで引っかかる程度。
昼を過ぎ、午後になっても魚の反応が宜しくないのでそろそろ帰ろうかと思い始めた午後16時、またアタリが復活。
ゴツゴツとダンゴアタリの後、スーッとウキが沈むのですが全く針掛かりしません。
ボラもしくはコノシロがハリスに触れているだけなのか?
数回空振りに終わった後、ようやくアワセが決まりあがってきたのはまたもメジナでした。
時刻はすでに午後17時を過ぎています。
だんだん暗くなりウキが見えなくなってきましたがアタリがあるのでやめられません。
しかし魚を追加することはできず午後18時、諦めて納竿することにしました。
初日の最終釣果:チヌ×1、メジナ×3
満足いく釣果でしたが、夕方のアタリラッシュにすっぽ抜けばかりだったのが悔しい!
あ、それと付けエサとして用意した押ムギでしたが何度か試したもののアタリはゼロでした・・・残念。
明日、また頑張ろう。
翌2月4日 午前5時 再び用宗港へ
昨日は釣行後、いろいろと考えました。
反省点として、
1:アワセが早過ぎる。(ウキが沈んで即アワセが多かった・・・)
2:後半のアタリラッシュ時、ダンゴ割れのあとアタリを待ちすぎて一投にかける時間が長かった。
3:針をもっと小さくすれば良かったか?(昨日はチヌ針1号でした)
なんかもうチヌではなく完全にメジナ狙いにシフトしているような気が・・・?
あまりに考えすぎてあまり寝られなかったのでこんな時間に港へ来てしまいました。
誰もいない堤防で一人、準備を開始です。
水銀灯の下でアオサギが1羽、ぽつんと佇んでいます。
厳寒の早朝からご苦労さまですが彼らは一体いつ寝ているんだろう?
本日は昨日のコマセがかなり余ったのでそれにヌカ・砂・集魚剤をささっと足してダンゴ作りは即終了。
付けエサはオキアミのみ。
それと針を大幅にサイズダウンしてグレ針3号でやってみます。
午前6時40分 釣り開始!
明るくなったところでさっそく釣りを始めます。
昨日のイソヒヨでしょうか、今日は開始早々からオキアミをねだりに訪れました。
寒いので羽毛を膨らませてお団子状態です。
釣り開始から40分ほどたった7時20分。
鳥が来るとついついそちらに気を盗られてしまいます。
ちょうどイソヒヨにオキアミをあげている時に視界の隅でウキがスポンっと勢い良く沈むのが見えました。
反射的にあわせると乗りました!
けっこうな引きでいきなりの本命登場です。
サイズは40cmジャスト。
グレ針3号という極小の針を使っているにもかかわらずこれも唇の皮一枚。
飲んでいません、危ない危ない。
早々の釣果で嬉しいですがこういう時はたいてい後が続きません。
午前10時を過ぎ、次に釣れたのはヒガンフグ。
その後は昨日と同じくボラやウグイ。
昼になると完全にアタリが止まりました。
こうなってしまうと集中力が続かなくなりますが、昨日のように夕方アタリラッシュが来ることを信じてコマセだけは切らさないようダンゴを投げ続けます。
粘り続けて夕方16時過ぎ、今日もまたやってきました。
やはりダンゴアタリの後、スーッとウキが持っていかれますがまったく掛かりません!
こんな小さな針でもダメなのか?
ウキ下も這わせたり、底を切ってみたりと試すのですがどれも空振り。
というかハワセるといつあたったのかすら分からないままエサが無くなるのでトントンか底切り以外でしか無理のような気がします。
アタリがあるのに針に掛けることが出来ないと段々熱くなってくるものです。
最初はアタリ即合わせにならないよう注意していたのが、いつの間にかものすごい早合わせになってました。
それでも何とか一尾、30cmほどのメジナを仕留めることが出来ました。
時刻はもう17時30分、ウキが見えにくくなってきましたがアタリは出続けています。
明日は普通に仕事なのでそろそろ切り上げなければいけないが・・・ええいっ ケミホタル点灯!
魚の反応が良い以上、帰るのは無理です(笑)
しかしこういうパターンで夜釣り突入して、過去何度失敗を繰り返したことかすっかり忘れてました。
ホタル装着直後、夜の帝王登場。
一度釣れるともう止まりません。
3匹目が釣れた時点で勘弁してもらうことにしました。
納竿です。
2日目の最終釣果:チヌ×1、メジナ×1
前日には及びませんでしたが2日連続で本命を手にすることができて良い釣りが出来ました。
あとがき
この時期の釣果としてはとても満足いく結果です。
なのですが2日間連続のアタリラッシュ時に全然魚を掛けることが出来ないのがやはり悔しかったです。
特に2日目は普段使わないような小針でもどうしようもなかったのが納得いきません。
逆に大きな針でやったほうが掛かりが良いとか?
う~ん、分からん。
それよりもまず、熱中しすぎて早合わせになってしまう病気のほうを直さなければ。
それと今回の釣行で使った試作ウキですがかなりバランスも良くこちらは大満足!
完全に1軍入り決定です。
次の釣行でも活躍してくれることを期待しています。
それではまた。
今日はお読みいただき本当にありがとうございました。
お疲れ様でした!
連チャン羨ましい〜
しかもナイスな釣果でしたね。
おめでとうございます!!
寒グレ、鍋にするとうまいらしいですね。。。ヨダレ
かかりやすさでいうと、針のサイズを大きくするか、小針を完全に飲ませてから合わすのでしょうかね。私も時々、地元のおじさんからそんな小さな針じゃダメだ〜って言われることありますが、
冬場は飲ませるように考えて1〜2号でやってます。
しかし、グレ3号とは驚きのサイズです!
功を奏して食い込みが良かったのかもですね。
麦、惹かれます。
ボイルしてたら刺しやすくなりますか?
今週末も行けず、です(涙)
トップ交換ウキでもマネさせてもらって作ろうかな(笑)
梅の父さんこんばんは。
ありがとうございます!
これしかやることが無いもので・・・ついつい釣りに行ってしまいます。
寒グレ鍋ですか~それは思いつかなかったです。
今度やってみよう。
一枚お持ち帰りで刺身で頂きましたがこの時期のグレは臭みもなく美味しいですね。
自分は極力飲んでもらいたい派なので小針を使うことが多いです。
今までの最小はグレ針2号ですがここまで小さいと針を結ぶのが面倒なので4号くらいをメインに使ってます。
でも釣り仲間の名人はこの時期でもチヌ針3号とのことで、あまりサイズにこだわらないほうがいいのかな?と悩んでしまいます。
ムギは10分ほど煮てみましたが針付けは良好でした。
今回は釣果無しでしたがエサ取りの激しい最盛期などは使えるエサになるのではと思ってます。
また試してみますね。
トップ交換ウキ、ぜひぜひ作ってみてください!
けっこう便利に使えると思います。
めんだこさん ごきげんよう。
2月の厳寒期で異常にも思える紀州釣りでのチヌや寒グレの釣果おめでとうございます。
用宗港の海水温度は現在何度くらいですか?
神戸・須磨は12℃ほどで須磨浦一文字に渡ると同様に大物釣果が期待できます。
先週は真鯛の自己記録を64cmに更新できました。(今年50cm以上を4匹釣っています)
昨日はマゴチの64cmが外道で釣れ、冬の釣りに似合わない状態です。
どこも同じかと本日、根魚釣り大会が行われていた平磯海釣り公園に行きましたが、
エサ盗りの当たりが一回のみで見事にボーズでした。周りの人も釣果無しでした。
近隣の釣り場でも、よく釣れる場所とそうでない場所で顕著に差がでるようです。
チヌの乗っ込みシーズンが直ぐですが、遠投カゴ釣りから抜け出せそうにないです。
ところで前回めんだこさんが紀州釣りで使われているラインを書かれていましたが、
私の遠投紀州釣りでは、糸撚れのくせが出にくい柔らかめのライン選択をしており、
比較的に安価な、サンラインの磯スペシャル ビジブルプラス3号を愛用しています。
常に40m近辺の遠投を狙うと、硬めのラインでは糸撚れで飛距離が下がってくるので
必然の選択になりました。インターライン竿使用ですがダンゴの飛びは良いですよ。
遠投紀州釣りでの必然性から視認性を重視したΦ20の軟質発泡材を浮力・目印にした
ウキを発案し、めんだこさんにも紹介しましたが、めんだこさんのホームグラウンド
の用宗港では遠投しなくても良いポイントが一杯在りそうなので無用ですね。
焼津新港へ遠征されるとき、Φ20の軟質発泡ウキを是非一度試してみてください。
遠投が出来て視認性が良いので、トンデモなく良く見えるウキを使う人がいると
噂になること間違いなしです。(目立つウキなので周囲の人が当たりに気付きます)
評論家さんこんばんは。
ありがとうございます!
用宗の海水温ですが、釣行時は15℃ちょっとくらいはあったと思います。
ただ現在は水温が下がったようです。
昨日2/9(日)も釣りに行ったのですがバケツに汲んだ海水が先週よりも冷たく感じました。
遠投カゴ釣り、好調ですね~。
マダイの64cmとか船で沖に出てもそうそう釣れるサイズではないですよ!
それを堤防からとは・・・おめでとうございます!
昨年度よりも海水温は高いようですがこちら静岡でも場所によって釣果に差があります。
お隣の焼津港では好調との情報が入ってきてますが用宗は渋い状況が続いており今後もしばらく苦戦しそうな予感です。
ご紹介いただいた軟質発泡ウキ、数本作ったのですが仰る通り用宗ではなかなかでばんがありません。
焼津のほうも行ってみたいのですが真冬にもかかわらず場所取りが激しくて、早朝4時半くらいに行かないと人気のポイントには入れないそうです。
自分の病気も良くなってきているとはいえまだ完治には遠い状態ですのであまり混雑した場所ではやりたくないというのが本音です。
今シーズンはしばらく用宗でひっそりと釣りすることが多くなりそうです。