2019年6月16日 紀州釣り釣行記 チヌ竿デビューは散々でした

こんばんは、めんだこです。

 

前回の釣行では手のひらサイズのヘダイ相手に竿を折ってしまうアクシデントがありました。

 

お金を掛けずに何とか自力で直せないか頑張っていますが、ちょうどいい機会ですので前々から気になっていたチヌ竿を購入することにしました。

 

初チヌ竿 シマノ麟海AX 1-500

買ったのはシマノ・麟海AX1号5m

今まで磯竿と言ったら1.2~1.5号クラスの上物竿しか使ったことが無く、チヌ竿というと胴調子の軟らかい竿というイメージしかありませんでした。

これで魚を掛けたら面白そうだとは思っていましたが、不安だったのは「ボラなど引きの強い外道が掛かった場合も心配なくやり取りできるのか?」という点です。

わたしの場合、本命よりもボラを掛けることのほうが多いのでチヌ竿では釣り上げるのにそうとう苦労するのではないかと思っていたのです。

使ってはみたいものの、そこだけが心配で今まで買わなかったのですがたまたま釣り仲間の方が麟海(少し前の型ようでした)を使用しておりボラを難なく釣り上げていたこと。

そしていつもお世話になっているブログ、梅の父日記梅の父さん(梅の父さんも麟海を使っておられました)に実際の使用感など教えて頂いたことで問題なさそうと判断し購入した次第です。

商品到着後、さっそく開封。

いいな!と思った点を書いていきます。

12個あるガイドのうち竿の先端部6個は糸がらみしにくいIMガイドになっています。

磯竿の糸がらみは穂先周辺で起こるのがほとんどなのでこれはありがたい。

実売2万ちょっとの竿でこの装備は個人的にかなりポイント高いです。

 

リールシートも金具をスライドさせて固定するプレートシートではなく、しっかり固定できるねじ込み式のスクリューシートでした。

 

糸通し機能付きのトップカバー。

各ガイドの中を黄色の糸通しが通っています。

 

この先端部の穴に糸を通した状態でカバーを取るとすべてのガイドに一発で糸を通すことが出来るスグレモノ。

お恥ずかしい話、つい2、3年ほど前までわたしはこの黄色い棒が何のためについているのか理解できず、一つ一つ手作業でガイドに糸を通していました。

長年釣りをやってはいますが未だに基本的なことを知らなかったりします(汗)

 

麟海シリーズのなかでは一番グレードの低いAXですが値段以上にかなり良い竿なのではないかと思いました。

あとは実際に使ってみてどうか、ですね。

 

朝3時54分 用宗港着・準備

この日は一日中西風が強いとの予報。

港に着いてみると既に強烈に吹きまくっており予定していたポイントで竿を出すのはほぼ無理!

なので風裏となる航路西側へ。

それでも完全に風を避けれるわけでもなく釣りしにくそうですがとりあえず準備を開始します。

 

 

本日のフィールド状況

天候:晴れ
気温:最高29.3℃ 最低18.1℃
潮汐:大潮 満潮3:56 17:48 干潮10:51

 

ダンゴレシピ(カップ杯数)

・ヌカ:14
・砂:3

・ヒロキュー・生さなぎ黒鯛:2
・サナギ粉(細挽き):1
・押ムギ:1
・生オキアミ:8切りブロックから付けエサ分を除いた全量

このところダンゴに混ぜている牛乳は家に忘れてきてしまいました・・・。

 

持参した付けエサ

・生オキアミ
・バナメイえび
・サナギ
・荒食いブラウン

 

午前4時27分、釣り開始!

さあ、はじめますか。

本日使う竿は当然こいつです。

 

ガイドに糸を通して竿を伸ばしてみます。

う~ん、軽いことは軽いがそれほどでも・・・といった感じ。

麟海AX1-500はカタログスペックで重量165g。

対してこの間まで使っていたがま磯エリネス1.25-4.7は158g。

重量的にはさほどの差はありませんがエリネスのほうが麟海よりも30cm短い4.7mなので竿の長さによる持ち重りがそう感じさせるのでしょう。

実際に釣り仲間の方に麟海を持ってもらうと「軽い、軽い」と言っていたのでやっぱり軽い竿のようです。

これについては使っていくうちに慣れてくるでしょう。

 

それでは実釣開始。

ダンゴの投点は20mほどです。

前日にまとまった雨が降ったせいでかなり濁りが入っており流れも右へ左へコロコロ変わって落ち着きません。

これは思った以上に状況が悪いです。

案の定開始から2時間ほどは何のアタリもなくエサもほとんど盗られませんでした。

 

午前6時40分過ぎ、突然ウキが沈みました。

アワセを入れるとけっこうな勢いで横に走ります、何だこりゃ?

 

あがってきたのは40cmほどのウグイ、スレ掛かりでした。

チヌ竿初の釣果としては微妙な魚でしたがなるほど、いい曲がりをしますね。

速攻で勝負を決めるなら普通の上物竿のほうがいいのでしょうが引きを楽しむのならばチヌ竿に軍配があがるでしょう。

この竿で早く本命のチヌを掛けてみたいところですが・・・。

次に釣れたのはカマスでした。

 

てっきりキスが掛かったのかと思いました。

前回の釣行でも釣れましたがサイズが少し大きくなった気がします。

でもアタリがあったのはここまで。

それからたっぷり9時間ほどは全く魚っ気が無い状態でした。

風はひたすら吹きまくり、潮の流れはおかしなままで釣りになりません。

午後16時過ぎには少しだけダンゴアタリが出てきましたが、

 

やっぱりウグイでした。

この一匹で完全にヤル気が無くなり撤収を決意。

結局この日はウグイ2匹、カマス1匹という何とも冴えない貧果で終わってしまいました。

 

あとがき

新しい竿の初・実戦投入でしたが思っていたような釣りが出来ず厳しい一日でした。

なにせ釣れた魚が少なすぎてこの竿の使い勝手を完全に理解するまでには至っておりません。

チヌは状況的に無理だったにせよせめてボラを掛けてみたかった。

前の竿と比べてやり取りがどんなふうに変わるのか、実際に体験したかったのですが次回に持ち越しですね。

はやくこの竿に慣れていきたいです。

それではまた。

今日はお読みいただき本当にありがとうございました。

4 Comments

  1. お疲れ様でした。
    おニューの竿デビューおめでとうございます!

    いいですね〜
    入魂とまではいかなかったものの、新AX、いいですね〜
    次は、デカいの釣れるといいですね。
    私も、竿をおろす時は、まずはボラで良いから掛かってくれ!と思ったものです。
    ボラをあしらえると、安心できる気がしますよね。

    硬めの竿の時より、魚がおとなしく上がってくるのを感じる時があって、それでいて凄く曲がっても不安が無い感じ、不思議な感触があります。

    ちなみに30cmでも持ち重りは違うでしょうね。
    竿尻にバランサー(要は錘)を入れると軽減されるという話もあります。
    私自身ではやったことがないので、話半分で聞いておいてください(笑)

  2. 梅の父さんこんばんは。
    初チヌ竿ということでワクワクしながら釣りに行きましたが強風&z魚の低活性で何もできず不満の残る釣行でした。
    そうそう! とりあえずボラが掛かっても安心してやり取りできるならチヌはまず大丈夫ですもんね!
    ウグイではちと役不足なのでもう少し引きの強い魚を相手にしてみたいです。

    初めに麟海を持った時はその重さに「ん?」と思いましたが一日使ってみて慣れたのか帰るころには違和感なく扱えるようになりました。
    バランサーを入れるというのはわたしも聞いたことがあります。
    竿を持つときにはちょうどリール部分が支点になるのでつり合いが取れて軽く感じるのでしょうね。
    自分もやったことはありませんが・・・あまりにも持ち重りが気になったら試してみようかと思います。

  3. めんだこさん こんばんは。
    良いチヌ竿を購入されましたね。初回にチヌの釣り癖を付けるのは逃して残念でした。
    3号以上の遠投用竿で良く使われているスクリューシートがチヌ竿に付けられていると、
    リールの固定が安定するので釣り易いと思います。今後に期待が持てますよ。
    私は紀州釣りでチヌ竿の拘りが無いので、安価なダイワのインターラインリーガルの
    1.5‐53をメインに使っています。
    (安物買いで長短・号数違いで本数だけ増えています)
    約半世紀前の紀州釣りではダイワのグラスロッド飛竜(3.9m位)を使っていた名残で
    チヌ専用竿のダイワ飛竜1.2‐53も持っているのですが、インターラインで遠投に慣れて
    しまい出番が皆無となっています。
    先日、マアジのサビキ釣りで20cm超を釣った時は引きを楽しめて活躍しました。
    これは紀州釣りでボラのみだったので、日暮れ時にサビキ釣りへチェンジしました。

    ボラで新竿の感触を試すのは得策ですが、60cm級のボラの擦れ掛りには要注意です。
    ダンゴ当たりを合わせて擦れ掛りすると、これは何なんだというような強い引きで、
    突進されたときに針が伸びるかハリスが切れるか、または慣れる前の竿にダメージを
    与えてしまうこともあります。回避策にクッションゴムの使用は有効です。
    良い竿だと擦れ掛りでも十分に溜が効いて魚を操れると思います。

    1. 評論家さんこんばんは。
      返信が遅れましてすみませんでした。
      本命を釣ってウロコ付けと行きたかったのですがそんなに甘くはなくウグイを釣るので精一杯でした。
      先日折れた竿がプレートタイプのリールシートでして何かの拍子にガタついていたので気になっていましたがそれが解消されて良かったです。
      リーガルは値段も手ごろでいいですね。
      わたしも竿の買い替えでインターラインにするかチヌ竿か迷ったのですがインターラインは5.3と3.9を一本ずつ持っているので今まで使ったことのないチヌ竿を買ってみました。
      先端がIMガイドのおかげで糸がらみは少なかったですが風の強い日はインターラインのほうが気を遣わなくていいですね。
      わたしもその日の状況によって使い分けていこうと思います。

      実は先日(6/23)の釣行ではボラがとにかく多く、やり取りを試すのには事欠かない状況でした。
      60cm越えも釣れましたが幸いにもスレ掛かりではなかったので、すんなりとはいきませんが問題なく釣り上げることが出来ました。
      確かにボラのスレ掛かりはとんでもない引きをしますね。
      たまに用宗ではコショウダイの大物があがるのでもしやと思い期待しながらやり取りするのですが浮いてきた姿をみてガッカリすることが多いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください