こんばんは、 めんだこです。
6月13日(土)、この日はしとしと雨模様。
午前8時過ぎ、用宗港に到着しましたが本日は紀州釣りではありません。
おそらく十数年ぶり、真面目にサビキ釣りをしてみます。
先週たまたま親戚と一緒に釣りをする機会があり、そのときウルメイワシが多数釣れているのを見て「次回は絶対にサビキでイワシを釣ろう」と心に決めていました。
しかし以前やったのがいつだったのか覚えてないほど昔の事。
どんな仕掛けがいいのか分からず釣具店のサビキコーナーでしばらく悩んだ末にこんなものを買いました。
サビキの仕掛け以外には中古の延べ竿(4.5m、300円)と釣れた小魚をエサにヒラメでも・・・とスケベ心を出してぶっこみ仕掛けも購入。
ここ一ヶ月くらいは仕掛けさえ入れればすぐに小魚が鯉のぼり状態で釣れている感じでしたので目標はイワシ20匹。
3時間もやれば余裕で達成可能でしょう。
天気も悪いことだし早めに撤収する予定でした。
全然釣れません・・・
仕掛けをのべ竿にセットしいざ釣り開始です。
短時間釣行ですのでアミエビは使いません。
なので仕掛けをゆっくりと、上下に動かしながら魚を誘いますが・・・あれ、反応がありません。
おかしいな? 先週はパカスカ釣れてたのに?
誘い続けること30分、早くも飽きてきました。
どうも自分にはこの釣り、向いてないみたいです。
紀州だったら多少アタリが無くとも続けられるのですが延々仕掛けを上下するだけの作業は精神的にけっこうしんどい。
アミエビを使ったトリック仕掛けのほうが良かったかな~。
ポイントや仕掛けの深さを替えてみたりといろいろやっても魚自体がいないようで小サバすら掛からず。
20匹釣れたら速攻帰るつもりでしたが甘い甘い。甘すぎでした。
何も釣れないのでダンゴをしていた釣り仲間としばし談笑。
午前11時前、帰る前にもう一度やってみるかと竿を出したところたまたま群れが入ってきたのか、小サバが一匹掛かりました。
ちょっとだけヤル気が出てきました。
ただ群れは相当小さいようで連続で釣れるわけでなく時折ポツンポツンと。
すみませんでした、もう20匹とか贅沢は言いません。
10匹でもいいからイワシを釣ろう。
昼頃になると小サバに混じって本命のウルメイワシも釣れました。
そこで最初に釣れたサバをブッコミ仕掛けにして沖目に放り込んでおきます。
水中カメラ付きで投げているので何か掛かればカメラにも映るはず。
ヒラメ、来ないかな。
午後13時過ぎ。
ひたすらサビキを上下していると、隣に置き竿にしていた投げ竿が海に持っていかれるほどの勢いでしなりました。
ブッコミ仕掛けに何か食いついたようです。
急いでリールを巻くとかなりの重量感と引き、「めんだこ、フィッシュオン!ビッグフィッシュの予感・・・」←(一度言ってみたかったのです。元ネタ知っている方けっこういるのではないでしょうか。)
ハリスは5号、道糸PE3号なので切られる心配はまずありませんがカメラ付きなので慎重にやり取りしました。
掛かっている魚は絶対にヒラメだと信じて疑わなかったのですが浮いてきた魚体は「アカエイ」。
いつも使っているタモ網が60cm径なので難なく掬うことが出来ましたが、思わぬ釣果にガッカリです。
これがヒラメだったなら・・・幸い針を飲み込んでいなかったので毒針に気を付けながら釣り針を外してリリース。
海に帰っていきました。
映像では投げ込んだ仕掛けが絡んでしまっているのが分かりました。
慎重にやり取りしてよかった~。
無理していたらカメラの破損や紛失につながったかもしれません。
この日は帰るまでにブッコミ仕掛けに3回、同じようなアタリがありましたが釣れたのは最初のアカエイ一匹だけ。
動画を見る限りでは他の掛からなかったアタリも全てアカエイだったと思われます。
死んだエサでヒラメは無理があったか。
さて、サビキ釣りのほうは結局午後5時近くまで続けてしまいました。
結果、釣れたのはウルメイワシ14匹。
一日頑張ってこれだけですか・・・。
もう当分サビキをする機会はないと思いますが次はもっと頑張ります。
つれたイワシは持ち帰ってオイルサーディンを作りました。
塩水(10%)に30分程漬けて、
水をふき取った後たっぷりのオリーブオイルにニンニクを入れ、沸騰しないよう低温でまた30分煮ました。
ネットでレシピを調べ、それ通りに調理したはずですが何故かパサパサして美味しくありません。
魚の鮮度が落ちていたのか、はたまた作り方が悪かったのか。
釣果も料理のほうも残念な結果に終わった一日でした。
翌6月14日、今度は紀州釣り
前日の釣りがあまりにもダメダメでしたので翌日は本業の紀州釣りでリベンジです。
この日は気合いを入れて?突貫工事で寝ウキを一つこしらえてみました。
以前にも同様の寝ウキを作ったのですが壊れてしまったので・・・。
ガン玉2B負荷でウキが立つように調整してあります。
フィールド状況
天候:曇り
気温:最高31.9℃ 最低21.8℃
潮汐:小潮 干潮6:56 満潮12:10
ダンゴレシピ(カップ杯数)
・ヌカ:5
・砂:2
・マルキュー・濁りおから:3
・アミエビ:16切りを1ブロック
・牛乳:1000ml
・小麦粉(適宜)
この間から入れている濁りおからですがとてもバラケやすく、アミエビを入れてもしっかり握らないと5m程度の水深でも着底まで持たないことがありました。
なのでダンゴが割れすぎると感じたらその都度少量の小麦粉で締めるようにしました。
用意した付けエサはバナメイエビ、サナギ、昆布茶漬けオキアミです。
朝の4時過ぎからスタートしたのですがオキアミは盗られるもののアタリは全く出ず。
サナギやバナメイではエサがずっと残ったままでした。
途中フナムシも採ってみましたが・・・
こちらも多少齧られはするもののやはり食いが良くありません。
昼近くになってようやくウグイが一本。
ここまで棒ウキメイン、タナは底トントンでやってきましたが昨日作った寝ウキを使ってほんの少し(5~10cm程度)底を切ったタナでやってみたところ、
すぐに手のひらサイズのチヌが釣れました。
この一枚で何となくこの日のパターンが分かったような気がします。
それは「アタリがあったら即アワセ」
ボラやウグイ、フグなどを出来るだけ掛けないため、そして早合わせによるチヌのバラシを防ぐ意味合いでいつもはダンゴ割れの後にアタリがあってもウキが確実に沈むまで待っていましたが、ずっと待っているとエサだけうまく盗られてしまうようです。
ですので寝ウキが立った瞬間に即アワセを心がけながら釣りを続けると小さいながらもポツポツと小チヌが釣れ続いてくれました。
魚も充分寄ってきていい感じになってきましたが、やっかいなお客さん・ウミウが現れました。
スゴイですよ、このウミウ。
小チヌとのやり取りの最中、急にものすごい引きになったと思ったらウミウがチヌを咥えながら引っ張っていくのです。
この日は3回やられましたが何とか横取りされずにすみました。
鳥も必死ですがわたしも必死です。
せっかく釣れたチヌをあげるわけにはいきません。
さて、アタリ即アワセで数は伸びましたが当然チヌ以外の魚も掛かります。
少し小振りのウグイは、
後ろで待機していたアオサギがお持ち帰り。
後ろ姿に哀愁を感じます。
気付けばサイズは微妙ながら9枚の小チヌがスカリに入っています。
「ツ抜け」という言葉が頭をよぎりましたが昨年もたしか9枚でストップしたことがありました。
もう17時過ぎているし無理かな~と思っていると、
午後17時24分、本日最後のチヌが。
最終釣果:小チヌ×10
本当に久しぶりのツ抜けです。
もうこの際サイズは関係ありません。
タイの形をしていればそれで満足です。
あとがき
チヌに早合わせは禁物と思い、いままで確実にウキが沈むまで待つ釣りをすることがほとんどでしたがすこし考え方が変わりました。
フグやウグイと違いチヌはエサだけ盗っていくことはない魚という固定観念があったのですがよくよく考えればそんなこともないでしょう。
今までエサ盗りのアタリだと思っていた中にもチヌアタリが混じっていたとしたら・・・。
まだまだ修行が足りんですね。
それではまた。
今日はお読みいただき本当にありがとうございました。
つ抜!おめでございます!!
夏が来たなあという感じがしますね〜
こんな時は、どうされるんですか?
塩焼き、一夜干し、煮付け、、、などなど。
食べ頃サイズで良いですね!
アタリは、未だわかりません(笑)
そこが、面白いともおもえるんですけどね。
梅の父さんこんばんは。
もう久しぶり過ぎて以前はいつだったのか思い出せませんが何とかツ抜けいきました。
ありがとうございます!
自分でも「これひょっとしたらいけるんじゃ・・・」と思ったのが夕方になってからだったのであまり欲張らずに釣りしてたのが逆に良かったのかもです。
もし持ち帰りが許されるなら個人的には煮付けか塩焼きですが家族からの反対もあるため、たまに死んでしまいリリースできない魚を持って帰るくらいです。
この日はアタリがあれば即アワセでしたのでチヌか、そうでないのか掛けるまで全く分かりませんでした。
ダンゴが割れてウキが寝ると、「立て、立つんだジョ―!」と心の中で叫んでました(笑)
めんだこさん ごきげんよう。
サビキ釣りするときは下カゴでアミエビの撒き餌をするのが小魚の寄りが良いですよ。
梅雨の雨模様でも、神戸・須磨では朝夕に雨が降っていなければ、豆鯵、小鯖、うるめ鰯、ピン鱚、最近では真蛸釣りが活況です。特に色々な仕掛けで真蛸釣りする人が増えています。
ところで用宗港では豆鯵は余り釣れてないのですか? 活きが良くブッコミ釣りの良い餌になります。
2日目はチヌの当たりを上手く読み取り、2桁(ツ抜け)の達成おめでとうございます。
この点では用宗港は夏チヌシーズンに突入といったところでしょうか。
魚の気配がウキにしっかり出るのは、なんとも羨ましい限りです。
私が常時釣行している須磨、須磨浦では、紀州釣りでダンゴを投入しても魚の気配がまったく読み取れない状況が続いています。
唯一、ダンゴ当たりが出る(と言っても60cm級のボラ主体で掛かると厄介ですが)須磨漁港とヨットハーバーの間にある須磨堤防は、休日に作業船が停泊するため、釣り座が確保し難い状況です。
最近は常連さんに聞いても、魚が釣れない、チヌの気配が感じられない、餌が残ったまま等の悲観な返事しか返ってこない状況です。
今回、めんだこさんは新しい寝ウキを使われたようですが、寝ウキの方が当たりが取り易いですかね。
ところでこの寝ウキのちょっと奇抜な安価策イメージですが、バックアップ材丸Φ6またはΦ8を15cm程に切って、シーハンター10号(ルアーのアシストフックを結ぶ糸)を使ってウキスイベルのフックが掛かる輪を付けることで、自在ウキのような寝ウキが出来るかなと考えています。(芯材を使わないウキ)浮力の考えは無視しています。
私は去年に作り溜めしたΦ20軟質発泡を浮力と目印にしたソリッド棒ウキ(仕上がり寸法30cmと50cmでの違いや、浮力と目印の間隔の違い等)を色々と試しています。
重さ4g以下で遠投出来て視認性は十分です。周りから良く見えるウキと言われます。
しかし今年も残念ながらチヌは釣れず毎回ボーズです。
評論家さんこんばんは。
もう前回いつやったのか覚えてないほど久しぶりのサビキ釣りでしたが自分には向いてないんだなあと痛感した次第です。
しばらく小サバなどが盛況でしたので当初はすぐ釣れるだろうと思っていたのですが群れが小さいのかアミエビ無しでは魚の足止めが出来ずに数が伸びませんでした。
次回もしやることがあれば素直にカゴをつけてアミエビ使いたいと思います。
須磨ではマダコ含めて色々小魚も回ってるんですね。
用宗はマダコはポツポツですがアジは全くと言っていいほど釣れておらず、代わりに30cm近い、季節外れの特大コノシロが釣れてます。
最近の梅雨の暴風雨といい、陸上も海の中も何かおかしくなってきてるような気さえしています。
須磨のほうはいまだ厳しい状況ですか・・・。
こちらも多少釣れるとは言え手のひらサイズ主体ですので、せめて30cm超えてくれればと思うのですが釣れる気配は皆無です。
この日は寝ウキ、棒ウキとも同程度の感度(2B負荷)で色々試しながらの釣りでしたが、ダンゴ割れ直後の一瞬のアタリを捉えるには寝ウキのほうが分かりやすかったです。
ほんの少し底を切ったタナで一瞬エサを吸い込んだだけですと、今回使った寝ウキはトップが立ちあがる時の支点が根元の丸シモリにあり、ほんの少しの糸の動きでトップが立ち上がるためアタリが判別しやすかったのかなと。
対して棒ウキのほうはトップ長さ15cm程度、完全に沈むのに2B負荷と感度としては寝ウキと同じですがほんのちょっとの糸の動きではトップがピクっと動くのみでアワセるタイミングが掴みづらかったです。
魚がエサを咥えてトップの長さ分でも引っ張ってくれれば棒ウキでもアタリが取れたと思うのですが、どうもこの日の小チヌはすぐにエサを離してしまう傾向だったため、上記の理由から寝ウキのほうに軍配が上がったと自分では解釈しています。
評論家さん同様、最近の釣行では毎回新たに試作したウキを試してはいますがなかなか思った通りのウキが出来ず試行錯誤の毎日を過ごしています。
めんだこさん ごきげんよう。
私の周りでは、紀州釣りで寝ウキをメインに使用する人の割合が7~8割と
圧倒的に多いですが、感度の面で利点があるとすれば納得です。
約半世紀前の紀州釣りは玉ウキが主流で、棒ウキや寝ウキはそれ程使われて
いなかったのですが、今は遠投から近投まで寝ウキが主流になっています。
過去記憶を辿ると川釣りウキ流用で、孔雀の羽根の片端と竹つまようじを
リリアンのように糸で括り首振りの固定ウキとし、2ヒロ位のポイントにて
紀州釣りをしていた人を見かけたような記憶が有ります。
たぶん、あれが紀州釣りでの寝ウキの初期のものだったのかと思います。
当時は魚がたくさん居た頃なので、ウキにそれ程の拘りが無かったです。
今は魚が居ない状況で、魚の気配を小当たりで読み取れる感度を気にして、
寝ウキを使ってる人が多いのでしょうか。
それでも、玉ウキを使って紀州釣りをしている人を見かけたときには、
懐かしさのあまり、必ず話しかけています。
(玉ウキは非常に少数派になってしまった感ありですが・・・)
ウキ作りの材料を買い溜めしていったら凄い量になってしまったので、
雨降りの日には、また新しいアイデアのウキを色々と作ってみようと
考えているところです。
評論家さんこんばんは。
なるほど、関西方面では寝ウキが主流との話は聞いたことがありますが実際にそうなんですね。
じつは今日も釣りに行ってきたのですがほぼ一日通して寝ウキを使ってみたのです。
釣れるのは相変わらず手のひらサイズの小チヌでしたが食いが渋く、棒ウキではアワセていいのか判断に迷うようなアタリでも寝ウキでは「寝る→立つ」という非常に分かりやすい表現に変換してくれるのでボーズを免れることはできました。
魚が多い、かつスレていない釣り場ならどんなウキでもアタリはとれるのでしょうが今はそんな夢のような場所は皆無ですから、評論家さんのおっしゃる通り感度の良い寝ウキを使う人が多いのでしょう。
ちなみにですが静岡ではほとんどの方が棒ウキ派で寝ウキを使う方はあまり見かけません。
玉ウキは・・・見たことが無いです。(わたしはごくごく稀に使います)
西と東で使うウキの主流が逆転しているのも興味深いですね。
雨降りばかりでなかなか気持ちの良い釣りができませんが次回の釣りに備えてわたしもウキ作りに精を出したいと思います。
めんだこさん ごきげんよう。
先日、紀州釣りをしていて、軟質発泡を浮力にしたソリッド棒ウキで、糸がらみしているのを気づかずに大きく竿をしゃくったら、浮力のすぐ下でポッキリ折れてしまいました。
数を作っているので作り直しは不要なのですが、何かに応用できないかと考えて、めんだこさんのシモリ玉を支点にした寝浮きの発想から、ウキ環を付けて寝ウキにしてみようと考えました。
形としては一応寝ウキで、浮力を支点にして立って、目印が大きいので遠投しても視認性の良いウキのイメージにはなっているのですが、これは有りですかね?
評論家さんこんばんは。
そうですか~自分も絡んでいるのに気づかずに折ってしまうことはよくあります。
わたしの場合だいたいトップ側ですのでトップ付け替え式の棒ウキがこんな時に役に立っています。
折れたウキを寝ウキに応用とのことですが充分有りだと思います。
ウキが立つアクションはアタリがとても分かりやすいので状況に合わせて棒ウキと併用しながら釣りをするのもいいですね。
わたしも最近は少しでも慣れるためにできるだけ寝ウキを使うようにしています。