こんばんは、めんだこです。
暑さも峠を越したようでかなり過ごしやすい陽気になってきましたね。
9月の4連休、たまには釣り以外のことでも・・・と思いつつも釣りばかり行っておりました。
まずは休み前日の18日夜から、ちょっと前に遠征して本命のチヌを釣ることが出来なかった由比港で竿を出すことにしました。
関連記事:2020年8月23日 紀州釣り釣行記 静岡県由比港 プチ遠征
18日、午後20時 由比港着・準備
釣具店で買い出し後、午後20時に由比港に着きました。
のちほど会社の同僚も合流して、夜から翌19日の昼間にかけて延々釣りをする予定です。
今回は下の画像の建物裏手にある、20m程の長さの沖に突き出た堤防先端で釣りすることにしました。
真っ暗なうちからダンゴを投げてもロクな魚が釣れないのは用宗の夜釣りで経験済みですので、まずはタチウオを狙ってみます。
ケミホタルの先にタチウオ仕掛けをつけて、それをバスロッドで軽く投げるという、ルアー感覚のタチウオ釣りです。
エサはキビナゴ。
港内では電気ウキで狙っている方もちらほら見受けられました。
タナを色々探りながら投げていると、ときおりコツンとあたるのですがエサが盗られるばかりで針に掛かってくれません。
いつかは掛かるだろうと投げ続けること数時間、やっと手ごたえのある引きが!
と思ったら数秒後、ふっと軽くなりバレてしまいました。
気付けばすでに日付が変わって夜中の午前3時を過ぎています。
いい加減投げるのがきつくなってきたのでタチウオを諦め、そろそろ早朝のダンゴ釣りの準備に取り掛かります。
ダンゴを混ぜ、準備が完了したところでまずはdeeperで釣り座周りの状況を調べてみました。
どうもここは足元から7~8m先までテトラが入っているようです。テトラ帯の先は水深9mほど。
ただ沖のほうには魚の反応がほとんどなく、テトラの上に魚が着いている感じでした。
ダンゴでテトラ帯を直接狙うのは無理なので、沈みテトラの数m先をポイントに設定しました。
午前5時ごろから徐々にアタリが出始めましたが釣れるのは小魚ばかり。
ただ魚種だけは豊富なのでいろいろ釣れました。
一番よく釣れたのはネンブツダイ。
チャリコも。
これはハタの幼魚でしょうか?
イサキ? それにしても小さい・・・。
堤防際には熱帯魚のような魚も泳いでいました。
青いのはコバルトスズメ(ルリスズメダイ)かな。
こんな魚も。
長く伸びた背びれが特徴的なツノダシもふらふら泳いでました。
どの魚もホームの用宗港ではあまり見られないものばかりです。
一緒に釣りをしていた同僚はちょい投げに飽きてしまい、途中から熱帯魚狙いに切り替えて堤防際で遊んでました。
ただ熱帯魚よりもベラや小さなカワハギが先に寄って来てエサをかすめ取るらしく、なかなか釣れないとかなりヒートアップしていましたよ。
わたしのほうは日が完全に昇ってからはアタリも無く、暇な時間が続きました。
前回由比に来た時もそうでしたがダンゴを投げていてもほとんどダンゴアタリが出ず、ボラやフグといった定番の外道の気配すらしません。
雰囲気の良い港なんですが・・・。
夕方、最後にカニが釣れました。
これで集中力が完全に切れてしまい、午後18時に納竿しました。
前日の夜から始めて20時間以上釣りをしていましたが結局チヌは釣れず。
リベンジ失敗です。
次回、3度目の正直はあるのでしょうか・・・。
21日、午前5時 用宗港にて
21日、由比での鬱憤を晴らすためにホームの用宗へ。
お気に入りのポイントでダンゴを投げていると、釣り仲間のややさんも到着。
並んで釣りをすることにしました。
午前7時30分過ぎ、この日最初のチヌが釣れました。
シーズン初期に比べると幾分大きくなった気もします。
珍しくサッパの群れが港内に入ってきたようで、釣り好きの親戚が久しぶりに爆釣していました。
親戚が仕掛けておいたカニ網には茶色いカニが掛かっていました。
午前9時前、隣のややさんの竿が大きくしなっています。
しばし格闘の末、あがってきたのは40cm越えのデカアイゴ。
画像では小さく見えますが実際はかなりの大きさです。
この時期アイゴは多いですがここまで大きいのは滅多に見ないです。
こりゃ引くはずだ。
わたしのほうも珍しい魚が釣れました。
タカノハダイです。
これもいいサイズで35cm。
なんか変わった魚が釣れますね。
これは親戚が刺身にすると言って持って帰りました。
食えるのか、あの魚。
この日は潮の流れが早く、また午後からはボラが大量に湧いてしまい苦戦しましたが、わたし・ややさん共に複数枚のチヌの釣果に恵まれました。
いや~やっぱりホームは違うなあ。
連休最終日22日、再度用宗へ
最終日もやっぱり用宗です。
前日はボラの猛攻に悩まされましたがこの日もダンゴ3投目で既にボラが湧いてます。
本日最初のお客さんはやっぱりボラ。
ボラ以外にもフグがけっこういるようで、ダンゴが割れるとすぐにオキアミが盗られてしまいます。
ではということでサナギ一粒丸ごとで・・・やっぱり盗られますね。
しかたありません、「ヘタな鉄砲数打ちゃ当たる」ではないですが打ち返しを早くして頑張っていると、やっとチヌがエサを食ってくれました。
サイズは25cmないぐらい。
この子はサナギに食ってきました。
それからもぽつり、ぽつりとですが同サイズのチヌが釣れてくれました。
ときおりピンポン玉も掛かってきます。
おそらく付けエサを食い散らかしているのはこいつらでしょう。
当然ですがアタリもほとんど出してくれません。
昼過ぎ、海面に何か浮かんでいるなと思ったらカエルでした。
手足をダラーっと伸ばしていたので死んでるなと思ったのですが救い上げてみるとちゃんと息をしてました。
3年ほど前に真冬の用宗で、やはり海に浮いていたクサガメを救い上げたのを思い出します。
その時のカメは今、我が家で元気に育っています。
最近は人の姿を見るとエサくれダンスを踊るまでに懐いてくれました。
掬ったカエルは真水で洗った後、草むらに逃がしておきました。
結局この日は午後15時頃に雨が降り出してしまい強制的に納竿。
釣果はチヌ8枚、ヘダイ1枚でした。
あとがき
やっぱり勝手知ったる用宗港はポイントも分かっているので安心して釣りができます。
由比港は雰囲気は抜群なんですがいまいち魚の気配が薄いというか・・・魚種は豊富なのですがちょっと難しい釣り場なのかもしれません。
このまま釣れないのも悔しいのでもう一度リベンジしたいのですが、ちょっと先のことになるかもです。
ところで釣行最終日の22日、以前ブログ記事にコメント頂いた方に釣り場で声をかけて頂きました。
いつも読んでくださっているとのことで本当にありがたい。
こういう出会いがあるとブログをやっていて良かったなと思います。
今度お会いした時はぜひ一緒に釣りを楽しみましょう。
それでは、また。
今日はお読みいただき本当にありがとうございました。
お疲れ様でした!
連休も、やっぱり釣りまくってますね〜
羨ましい限りです。
しかし、デカいアイゴとタカノハダイでしたね。
めちゃくちゃ引くでしょ。
貰っていただける人がいると嬉しいですね。
私も昨日行けたのですが、ご近所に釣れたチヌを喜んで頂けたので嬉しくなりました。
釣り場でブログをご存知な方とお会いすると嬉しいですね!
今年の初釣りでは釣り場でお会いしたファミリーさんからコメントをいただいたりして、凄く嬉しかったです!
梅の父さんこんばんは。
ありがとうございます!
こんなに釣れるのも今だけですので寒くなる前に堪能しておこうかなと思っています。
アイゴはサイズの割に引くのですが40cm越えとなるとやはりスゴイらしくかなりてこずっておられました。
会社の先輩でやはり釣り好きの方がいるのですが普段は青物などのルアー中心なので鯛は手に入らないからと先日2枚貰っていただきました。
釜めしにして食べたら絶品だったとのことでわたしも一安心です。
ブログをやっていなかったらおそらく接点が無かったであろう方からコメントや、実際に声をかけてもらえるというのは嬉しいですよね!
そんな時は本当にぶろぐやっててよかったなと感じます。
こんにちはめんだこさん、夜からの釣りお疲れ様でした。
太刀魚はそろそろシーズンですね、私もキビナゴで釣ろうとするのですがルアータイプのやつはなかなかアタリがありません。釣れましたらコツなどあれば教えてください。
朝方はいろんな種類が釣れていますね! マハタ?の子供初めてみました。写真にありますツノダシですが、もしかしたらハタタテダイかもしれません。
静岡でもこういった熱帯魚的なのがたくさんいるんですね、宮崎ではあったかいので結構見るのですが、そちらにもルリスズメがいたりして驚きです。結構全国的にいるのかな?
そういえばディーパーの使い勝手はどうですか??最近私は釣りに行けてないので、deeperもホコリがかぶっちゃってますが、またタチウオ釣りに持っていこうと思います。
そらさんこんばんは。
ふだんあまり夜釣りをやらないのでたまにはタチウオでも、と思ったのですが不発で終わってしまいました。
今回の釣法もまだ数回しかやったことが無いのでどうやったらうまく釣れるのかよく分かっていません。
また夜釣りに行く機会があればいろいろ試してみますね。
ハタタテダイって何?と思い調べてみたら驚くほどそっくりですね!
わたしが見たのもどちらだったのか、ちょっと見分けがつきませんでした。
ルリスズメもそうですが以前は見かけることが無かったのでここ数年で増えてきているのかも知れません。
そうですか~宮崎はけっこういるんですね!
こういう熱帯魚的な魚、一度釣ってみたいです。
由比港に行った時も同僚が釣ろうとしているのを見てわたしも少しの間狙ってみたのですが寄っては来るもののなかなかエサに食いつかないので諦めました。
deeperですが太刀魚の居場所を探すのに使えるかなと思い持っていきましたが沖のほうは何も映らなかったので魚群を探すことはできませんでした。
ただ今回、初めて夜釣りモードというのを使ったのですがこれはいいですね!
本体が光るのでどこら辺をサーチしているのかすぐわかるのは便利だと思いました。
ホームの用宗ではあまり使いませんが初めての釣り場では地形や水深を知るのには欠かせないアイテムになっています。
めんだこさん ごきげんよう。
静岡県の海は黒潮の大蛇行が接岸しているので、熱帯性の魚が住み着いてますね。
但し、1か月後には徐々に黒潮が離岸していくので、一気に魚種が変化するかもです。
ツノダシかハタタテダイかは、尾びれが黄色く見えますのでハタタテダイですね。
めんだこさんの紀州釣りでの毎回のチヌの釣果、羨ましい限りです。
私は今年の紀州釣りがずっと不調で、最近は鞍替えして赤いのを狙っています。
釣り場巡回ついでに、紀州釣りをやっている人へ水雲ウキの配布に留まりそうです。
評論家さんこんばんは。
由比港には用宗であまり見ない顔ぶれの魚がいたので新鮮でした。
ツノダシとハタタテダイは自分は見分けがつかなかったですがやっぱりハタタテダイなんですね。
これだけいろいろな魚種がいるのに何故、本命のチヌが釣れないのか不思議でなりません。
ボラやフグもあまりいないようなのでポイントが悪いか、はたまた腕のせいか・・・。
もう一度だけリベンジしたい気持ちはありますが2回ボーズを食らってしまうと安全牌の用宗に足が向いてしまいます。
評論家さんのほうはカゴ釣りが好調のようですね。
スカリの中が赤く染まっているのは見ごたえがありました。
わたしもたまには黒ではなく赤い魚も釣ってみたいですがヒイラギサイズのチャリコしか釣ることが出来ません。