こんばんは、めんだこです。
朝晩だいぶ冷え込むようになってきました。
それにつれてわたしの釣果も下がり気味、というか最近チヌの顔をほとんど見てないような気がします。
目下スランプ真っ最中ですが釣りに行かない事にはどうにもなりません。
2020年11月1日(日)、この日もホームの用宗へ行ってきました。
朝6時、用宗港着
このところサッパが港内で釣れ続いているせいか朝早くから釣りをしている人が多くなってきました。
幸いにも、いつものポイントは空いていたので荷物を置いて明るくなるまで待ちます。
釣り人が増えるにつれ、ゴミも多くなります。
特に釣り糸や仕掛けのポイ捨てが目立ちます。
下の画像のアオサギですが片方の足に釣り糸が絡みついているため地に足を着けることが難しいようです。
一度釣り糸が絡みついてしまうと彼らは自力でほどくことが出来ません。
助けてあげたくてもどうすることもできず。
こうした可哀想な鳥を増やさないためにもゴミや要らない仕掛けは捨てずに持ち帰るようにしたいものです。
フィールド状況
天候:晴れ
気温:最高21.6℃ 最低9.6℃
潮汐:大潮 満潮6:16、17:48 干潮12:16
ダンゴレシピ(カップ杯数)
・ヌカ:5
・砂:2
・マルキュー・グレV9:2
・細挽きサナギ粉:1
・オキアミ:1.5㎏
・鶏のエサ(バーディスペシャル):1
・牛乳:500ml
使用した付けエサ
・オキアミ
・サナギ
・バナメイえび
・即席練り餌
食い渋りイエローを家に忘れてきてしまったので小麦粉(薄力粉)とオキアミを練り込んで即席の練り餌を作ってみました。
ダンゴのまとまり向上以外にも現地で簡単な練り餌を作る用途に使えるので小麦粉は一袋持っていると便利です。
午前6時30分、釣り開始
釣り開始一投目からオキアミが無くなります。
よっぽどフグが多いのか・・・?
サナギだと皮だけ残して中身が抜かれてしまい、バナメイはコツコツと小さなアタリがしばらく続いて完食されてしまいました。
これではイカンので即席練り餌を大きめに針付けしてみます。
お、ウキが入りました!
しかもなかなか良い感じの引きです。
あがってきたのは35cmのコショウダイでした。
本命ではありませんがそれ以上に嬉しい外道ですね。
やっぱりコショウダイは引きが強いです。
狙って釣れるほど数が多い魚ではありませんが今年はわりとよく釣れている気がします。
練り餌が良い仕事をしたのでそのまま使っているとまたヒット。
ビリビリ振動する独特の引きから察するに、全身毒針だらけのあの魚でしょう。
ああ、やっぱりアイゴさん。
うまく処理すれば美味しい魚らしいですが自分にはそんな技量はないのでリリースです。
この時点でまだ数えるほどしかダンゴは投げていないので、この先チヌの釣果も期待が持てそうですが・・・。
キタマクラが釣れたあたりから先行きが怪しくなってきました。
ダンゴアタリはあるのですが細かくピクピクと震えるような、弱弱しい感じのアタリ方です。
よく見るとダンゴの着水点に15cmくらいの魚が群がっているのが分かりました。
小さなアイゴのようですが、これが海底にもいるのでしょう。
もっと大きな魚、ボラなどが寄ってくれば追い払ってくれそうですがそんな気配も無いためエサが盗られるばかりです。
やっぱり今日も厳しいのかな・・・。
わたしのほうは不調ですが周りではちらほら良い釣果が出ていました。
スーパーで売っている小アジやイカをエサにブッコミ釣りをしている釣り仲間のMさんは40cm越えのキビレを釣っていました。
う~ん、お見事。
さらに驚いたのは、わたしの隣で泳がせ釣りをしていた方です。
釣れていたのは60cm超えの座布団ヒラメ。
顔もいかついです。
しかも1枚ではなく3枚も!
プラス40cmクラスのイナダまで。
いるんですね~こんな豪華なお魚も。
わたしのほうは午前9時以降はほとんどアタリも無く、いつものピンポン玉サイズのフグや、
大きなオタマジャクシといった感じのゴンズイなど。
早朝の勢いはどこに行ってしまったのでしょうか。
非常につまらない展開です。
話は変わりますがこの日の朝イチ、釣りの支度をしていたときに青物と思しきナブラが港内で起こり、ところどころでバシャバシャ水面をにぎわせていました。
わたしの隣の泳がせ釣りの方がイナダを釣り上げていたことから、おそらくそのナブラもイナダの群れだと思われます。
港内にはサッパが大量にいるのでそれを狙っているのでしょう。
釣り仲間の方に聞いたところ、前日の10月31日にも朝と夕方、ナブラが出たそうです。
なるほど、これはいい事を聞きました。
幸いにも車の中にはスピニングのバスロッドが1本常備してあります。
もしもの時のために適当なルアーでも結んで準備しておきますか。
手持ちのルアーで使えそうなのはこれだけでした。
サイズ9cm、アユカラーのフローティングミノーです。
潜行深度は80cmくらい、飛距離は30mほどでしょうか。
ベイトであろうサッパと大きさは、ほぼ同じです。
色や形は全然違いますけど・・・。
用意万端のバスロッドを脇に置いてダンゴ釣りを続行します。
午後16時前、ナブラ発生
午後になってもひたすらダンゴを打ち続けましたが朝方湧いていたちびアイゴの群れが一向に去る気配がありません。
アタリも出ないし、つまらないし・・・早めに撤収すれば良かったか?
そんなことを思いながら釣りをしていると午後16時過ぎ、何の前触れもなくいきなりナブラが発生しました!
スゴイです。
あちらこちらで水面が沸騰しています。
長年用宗に通っていますがこんなに激しいのは初めて見ました。
ついに用意していたルアーの出番が来たようです。
ナブラがルアーの射程距離にはいったところで第一投目。
逃げる小魚をイメージして全速力でリールを巻くといきなりガツンと掛かりました。
アワセを入れたところでファイト開始ですが魚はこちらに向かって突進してきているようでテンションが軽くなりました。
ばらさない様、リールをひたすら巻いて何とか対処します。
近くまで寄せたところで堤防に沿って走り始めましたがこれも堪えて無事ネットイン。
サイズは43cmでした。
しかしナブラ祭りはまだ開催中ですのですぐに針を外してルアーを投げ続けます。
数投後、またガツンとヒット。
これもこちらに向かって突進してきましたがばらさずに取り込むことが出来ました。
結局15分くらいバシャバシャとナブラが出てまして、幸運にも2本のイナダをキャッチすることが出来ました。
いや~これは興奮しますね!
ちょっと前までつまらない、つまらないと愚痴を言いながら釣りしてましたが、ナブラのおかげで良い釣りとなりました。
ナブラ祭りが終わった後もしばらくダンゴを続けましたがアイゴが一枚釣れたのみで目立った釣果は無く、本命のチヌは不発。
午後17時には暗くなってきましたのでこれにて納竿です。
最終釣果 コショウダイ×1 イナダ×2
あとがき
前もってルアーの用意をしておいて本当に良かったです。
ナブラが起こってから準備していたのではきっと間に合わなかったことでしょう。
でもまさか本当にイナダが釣れるとは全く期待していなかったので嬉しい誤算でした。
帰宅後、さっそくイナダの調理。
ちょっとグロいのでモザイク掛けましたが腹の中からはサッパが7匹出てきました。
やっぱりこれを食べてるんですね~。
もちろん刺身で!
脂はあまりないですがさっぱりとした味で、ブリクラスの大きさのモノよりも美味しいかも。
ダンゴが不調だったのが残念ですが、昨年度もこの時期あまりチヌは釣れていなかったのでしばらくの間、ダンゴ以外の別の釣りをするかもしれません。
それでは、また。
今日はお読みいただき本当にありがとうございました。
めんだこ様、こんばんは。
以前、由比の投稿の際コメントをさせていただきました、
きもぱんと申します。
アオサギ、かわいそうな事になっていますね。
用宗のシンボル的な存在ですし、
なんとか無事に外れてくれる(外して貰える)と良いのですが。
続報をお待ちしてます。
釣り場には、鳥と猫がつきものですので、
人にも鳥にも猫にも、迷惑をかけない釣りを、心がけたいです。
イナダは立派な釣果です。
私も投げ釣りの時には、弓角を用意していますが、
今回のめんだこ様のように、うまくいったことはありません。
バスロットも、小麦粉の件もそうですが、
やはり、転ばぬ先の杖、重要ですね。
さて、全くの私事で恐縮ですが、
めんだこ様を見習って、私もワードプレスでブログを始めてみました。
まだ始めて2週間ですが、すでに「陸の孤島」を痛感しています。
細々と続けていくつもりですので、
もし、アドバイスなどいただけましたら、嬉しいです。
よろしくお願い申し上げます。
きもぱんさんこんばんは。
コメントありがとうございます。
近場でできるそれほどお金もかからないレジャーとして釣りを始める方が多くなっているのはとても良いことだと思いますがその反面、こうした野生動物の被害が増えるのは本当にいたたまれないことです。
何の気なしに捨てた釣り糸・仕掛けが後々、鳥たちに大変な苦痛を強いることになる事があると知ってもらいたいんです。
そのことに少しでも気づいてもらえたらと思い、記事でも時々被害にあってしまった鳥について書くようにしています。
イナダはまさか釣れるとは思っていなかったので自分でも驚きました。
ナブラが出るかどうか、また出たとしても釣ることが出来るかは運任せなので記事のタイトルに「転ばぬ先の~」などと付けましたが本当に転んでいた可能性も高かったかもです。
きもぱんさんもブログを始められたのですね!
しかもワードプレスで!
わたしも3年前にブログを始めたのですがやはりその時も「陸の孤島」状態がしばらく続いたのを思い出しました。
その頃はとにかく記事を書かなければと必死になっていました。
ただブログを書くことが義務になってしまうと長続きはしないと思うので、今は自分の書きたいことを書きたいときに、という感じでのんびりとやっていくスタイルになりました。
更新頻度は昔に比べると少なくなりましたが長く続けるにはこのほうが良いのではと考えています。
今でもアクセス数は多いとは言えませんが、こうしてコメントを頂くと「ああ、読んでくれた方がいるんだな」と嬉しい気持ちになります。
ですのでアドバイスというほどの事ではないですが、きもぱんさんの好きな事を書きたいときに記事にするのが一番だと思います。
めんだこさん ごきげんよう。
用宗港は黒潮の反流の影響で、魚種が多彩で、しかも大型と良い状態ですね。
他の人が釣った60cm超えのヒラメは圧巻です。
神戸・須磨でも、朝夕にサビキで小アジを釣って、のませ釣りする人が増えています。
明るいうちは、青物やヒラメ狙い、暗くなるとタチウオ狙いが多いです。
紀州釣りは最近やっていないのですが、常連さんに聞くとチヌは低調とのことです。
水温が下がりつつありますが、餌盗りのチャリコにアイゴが加わり、更にカワハギや
フグも餌盗りで来るので、釣り辛い状況がずっと続いています。
狙いを黒から赤に切り替えてやっていますが、潮加減で活性が上がらない日もあり、
期待した釣果、サイズが釣れません。
70cm超えの大鯛を釣って欲しいとのリクエストを受け、いつ、どこで、どのような
釣り方をすれば釣れるか現在模索中です。
評論家さんこんばんは。
用宗港内にこんなにイナダが入ってきたのはわたしが知っている限り初めての事でした。
その情報はすぐに知れ渡ったようで休日ともなるとルアーマンが朝夕、たくさん訪れて「ナブラ待ち」をしています。
また小魚を追ってヒラメも入ってきたようで紀州釣りでも何匹か釣れているのを見ました。(ただし口に針が掛かっているものは少なく、スレ掛かりが多いようです)
その反面、チヌは不調で全く釣れないわけではないのですがわたしはボーズ続きですので泳がせ釣りばかりしています。
評論家さんのほうは赤い鯛が良く釣れていますね。
サイズや釣果に納得できない部分がおありのようですがわたしからすると羨ましい限りです。
70cm越えの大鯛を岸から釣るというのはロマンがありますね~。
船で出てもそうそう上がるサイズではないのでとても難しいリクエストだとは思いますが
ぜひ釣っていただきたいと期待しています!
お疲れ様です!
私もルアー持っていこ〜
先週も何者かがボイルしてたのですが、準備してなかったので眺めるだけになってしまいました。。
今日は床屋に行ったのですが、そこのご主人は釣り好きで、ルアーマンなんです。
ジグサビキはマジで釣れますよ〜
といってましたよ。
次回は傍にジグサビキをセットしてトライしてみます。
イナダは無理でしょうけど、アジとかカマスなんて釣れたらいいなあと思います。
ちなみに、同じようなアユの、私も持っています。
何故か、めんだこさんと同じものを持っているんですよね(笑)
梅の父さんこんばんは。
もう運が良かったとしか言えないですがバスロッドとルアーを車に積んでおいて良かったです。
昨年度も夏~秋にかけて青物のボイルがちょろちょろあったのですがとても狙えるほどの規模ではなかったのでスルーしてました。
今年のボイルは瞬間湯沸かし器並みの激しいものでしたのでこれは投げるしかない!と。
梅の父さんもぜひぜひ!
ジグサビキはさらに釣れそうですね~。
あれでしたら回遊するフィッシュイーターなら何でも狙えそうですし。
バスロッドでは長さ的に厳しそうですので今度はシーバスロッドでも持っていくことにします(笑)
アユルアー、お持ちでしたか。
本当に梅の父さんとは持ち物がかぶりますね。
やはり似た者同士ということでしょうか(笑)
こんにちはメンダコさん、ご無沙汰しております。
大物3匹釣り上げおめでとうございます🎉
やはり時合いがくると釣れるんですね、海面が沸くようなナブラ、見てみたいです。その小魚が腹からそんなに出てくるなんてすごい食欲です(笑)
それにヒラメもすごい大きさです、そんな大きいのは釣ったことは無いですがきっとすごい引きだったでしょう。羨ましい!
そらさんこんばんは。
コメントありがとうございます。
チヌは大不調でして全然釣れていませんがこの日は他のゲストが豪華でなんとか救われました。
たまに小規模のナブラがたつのは見たことがありましたが今回ほどの規模と持続時間の長さは本当に驚きで
初めての体験でした。
予想通りサッパが大量に腹の中から出てきましたが一匹で結構食べるもんですね。
普段からものすごいスピードで泳いでそうな魚なのでお腹も減るのかも知れません(笑)
隣の方が釣ったヒラメに触発されてわたしも最近泳がせ釣りを本格的に始めてみました。
これが案外面白くしばらくハマりそうです。