こんばんわ めんだこです。
ここ何回かの釣行で紀州釣りだけでチヌを狙うことに限界を感じてきました。
いつもなら多少の無理はあっても紀州釣りで押し通して釣果を上げられたのですが今年はどうもそれが通じない。
そこで次回釣行から紀州釣りと、前々から常連さん達がよくやっているダンゴブッコミ釣法の二刀流を試してみようとおもっている次第です。
みんなやってる、ダンゴブッコミ。
以前からわたしのホームグラウンドとしている釣り場ではウキを使った紀州釣りよりも,ウキを付けないダンゴブッコミ釣法が多数派を占めています。
というか、つい1、2年ほど前までは紀州釣りをしているのは、ほぼわたしだけでした。
理由はいくつかあるのですがやはり一番は、
・潮の流れが速い。
これですね。
潮止まりの時間帯は緩いこともありますが、それ以外はたいてい右か左に結構な勢いで流れているので紀州釣りではかなり攻めにくい場所なのです。
その点ダンゴブッコミではウキが流されることによって付けエサがポイントから離されることがなくなり、結果チヌの食ってくるまでの時間を稼げます。
ただブッコミ以外では釣れないのかというとそんなこともないのです。
多少攻め方のコツはありますが、わたしはずっと紀州釣りでそれなりにチヌを釣ってきました。
紀州釣りで潮が速い時の対処法
わたしが実践しているのは
1.ハワセ幅を大きくとる
2.ハリスにガン玉を打ち、流れるのを強制的に止める
これに加えて
3.ピンポン玉サイズのダンゴをとにかく打ちまくる。
特に3番は重要で、流れの影響でダンゴの撒き餌効果が効きにくい状況でも
短い間隔でダンゴを打ち返すことで魚を集め、また散りにくくさせることができます。
今まではこの方法で普通に釣ることができたのです。
最近の傾向
ところが最近は思ったように釣果を上げられていません。
その原因は、
「ダンゴが割れてから、チヌが付けエサに食ってくるまでの時間が長い」ことだと思っています。
この食ってくる時間ですが、早くて30秒、長い時で3分以上かかることがあります。
もちろん付けエサが出てすぐ食ってくるときもあるのですが、ここ何回かの釣行ではある程度時間がたってから食ってくるケースがほとんどでした。
チヌが警戒しているのか、それとも他の要因なのかは分かりません。
うまく針にかけてもカカリが浅いので途中でバレてしまうことも。
潮流が速いポイントでこの状況だと、紀州釣りではチヌにエサを食わせる時間を稼げません。
それに加えてエサ取りのちびフグの活性がやけに高いのです。
付けエサが潮流によって動くとすぐに群がって、アタリも出さずにかすめ取ってしまう。
こうなるとよっぽど活性の高いチヌが回って来ない限り釣れる気がしません。
そこでダンゴブッコミ。
前回釣行時、あまりにもアタリが無く、エサだけが無くなるのでウキを外して少しだけ試してみました。
付けエサはオキアミ。
針上50cmくらいに2Bのガン玉をつけてポイントに放り込みました。
このとき紀州釣りではダンゴが割れてから10秒もたたないうちにエサが消えてしまう状況です。
当然ウキに反応は無し。
しかし驚いたことに、ダンゴブッコミではすぐに付けエサを持っていかれることはありませんでした。
時間にしてだいたい1分ぐらいはエサが残る感じでしょうか。
しかも穂先にアタリが出ることが多いのです。
残念ながらかけることはできませんでしたが、明確に食い込むアタリも何度かありました。
ちょっとした釣り方の違いでこうまでエサ持ちが違うものなのかと思いました。
ブッコミ用の竿の準備
家に帰ってからはさっそくブッコミ用の竿の用意です。
現状、紀州釣りで使っているインターライン竿では感度が悪そうなので別の竿を用意することにしました。
ブッコミ専用竿などないのでどうしようか悩みましたが、先日親戚からカワハギ用の竿をもらったことを思い出しそれを流用することに決定。
ダイワの入舟という竿です。
穂先はグラス製で感度も良さそう。
で、よりアタリを取りやすくするために穂先の先端部を塗装してみました。
使ったのはこの2色。
右側は車用ですがまずこれで白く塗り、そのあと左の蛍光レッドを塗装。
出来上がりはこんな感じになりました。
ダンゴブッコミの常連さん達はみんな、穂先をこのように塗装して使っています。
次回釣行時の作戦
これで本格的にダンゴブッコミもできるようになりました。
潮流が速い・エサ取りがキツイときもこれで何とかしのげそうです。
ただ活性の高い魚が寄ってきている場合は、やはり紀州釣りのほうが短時間で釣果を伸ばすことができると思っています。
ですので当面は両方の釣り方を適宜試しながらやっていきます。
今週末また懲りずに行ってくるので、次回釣行記にその様子を書きたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。