こんばんは、めんだこです。
2019年3月24日(日)、本日は焼津港・・・ではなくてホームグラウンドの用宗港です。
3日前の3/21にウキのテストのため3時間ほど釣りしたところ、この時期の用宗にしては珍しくダンゴアタリなどがありました。
今日はじっくり腰を据えて、一日釣りをしてみます。
午前8時32分 用宗港着・準備
焼津と違って釣り人も少ないので遅めの出勤です。
天気も良く、絶好の釣り日和!
対岸の港内では何か催し物をやっているようで人が大勢集まっていました。
本日のフィールド状況
天候:晴れ
気温:最高15.6℃ 最低3.5℃
潮汐:中潮 満潮7:34 干潮13:53
ダンゴレシピ(カップ杯数)
・ヌカ:10
・砂:4
・チヌパワーVSP:2
・サナギ粉(細挽き):1
・押ムギ:1
・3日前のダンゴ材(約3kg)
アミエビを持ってくるのを忘れました。
その代わり、マルキューの新製品「チヌパワーVSP」という集魚剤を買ってみたので試してみます。
フェロモン系誘引剤配合ということですが魚影の薄い用宗でも効果を発揮してくれるでしょうか。
持参した付けエサ
:マルキュー・エサ持ちイエロー
:生オキアミ
:ホワイトえび(スーパーで購入)
えびですが、パック200円前後の量でだいたい3~4回釣りに行けるので非常にリーズナブル。
最近ではオキアミよりもえびで釣れることのほうが多いのでもはや必須のエサとなっています。
もちろんこれだけでどんな状況でも対応できる訳ではありませんが持って行っても損はありませんよ。
午前9時4分、いきなり本命
準備も終わって釣り開始。
まずは先日作った円錐棒ウキからスタートです。
とりあえず15mほど沖へダンゴを入れてみました。
潮は緩く左側へ流れています。
一投目・・・オキアミが消えたのでフグがいると判断。
エサをえびに替えました。
ハサミで小さく切ったエビを殻付きのまま針付けしました。
完全に針をエビの中に隠してしまうとフグに針ごと取られたり、チモト部分のハリスを齧られたりするので少し出しています。
2投目・・・ダンゴが割れた後、何かアタリましたが恐らくフグでしょう。
3投目・・・ダンゴ割れの後流れだしたウキが止まり、しもりはじめました。
海面下にウキは見えておりしばらく待ってもそれ以上沈んでいく様子もありませんので魚ではないようです。
仕掛けを回収すると石でも釣り上げたか、重いです。
そのまま巻き上げてくるとクンっと生命感ある引きが。
石ではなくタコか?と思いましたがあがってきたのはなんとチヌ!
アワセも入れていないのでバレないか心配でしたが無事タモ入れに成功しました。
サイズは35cm、針はしっかり飲んでいました。
しかしこのチヌ、まったく引かないし弱っているのか釣り上げてもほとんど暴れません。
よく見ると体の表面に何かくっついています。
調べてみるとヒダビルという、魚に寄生するヒルの仲間だそうです。
全部で10匹、体のあちこちに食いついていました。
これに血を吸われて元気が無かったのかな?
くっついていたヒルを全て取り除きスカリに放り込みましたがこのチヌ、死んだようにスカリの底に横たわって動きません。
開始3投目、近年まれにみる最速釣果でしたがここまで弱弱しい魚だと釣った気がまるでしません。
今日のように釣り開始すぐに釣れるようなときは大釣りするか、そのまま終わるかどちらかになることが多いのですが案の定、アタリが全くない時間が続きました
たまにウグイらしきダンゴアタリはありますがすぐにどこかに行ってしまいます。
次に魚が釣れたのは3時間後。
30cm手前くらいのウグイ。
アタリは全く分からず仕掛け回収しようとしたら釣れていました。
イカンですね、こういう釣りは。
自分から掛けに行かないと釣れた気がしません。
このウグイは後ろで待機していたアオサギが持っていきました。
食べる時は必ず頭から丸呑みしますがスマートな外見にも関わらずかなり大きな魚でも飲み込んでしまいます。
夕方にボラ
午後になってもエサは無くなるがアタリ無しという状況が続きました。
たまにウキが入っても釣れるのはやっぱりウグイ。
いやあ~だめですね。
潮もかなり下げているので魚も休憩中か。
午後15時過ぎ、少し潮も上がってきました。
それにつれて魚の活性も上がってきたのか、ダンゴを突っついてきます。
そして夕方16時、モゾモゾしながらウキが沈んだのであわせると、本日一番の引きでボラ。
この時期ウグイばかりでボラはそれほど釣れないのですが。
なんか雰囲気良くなってきましたよ。
もしかしてチヌも周りにいるかも。
しかしなかなか食い込んでくるアタリは出ません。
ダンゴアタリも出るし、オキアミも残ってくるのでチヌがいてもおかしくはないですが・・・。
結局午後18時過ぎまで粘りましたが魚を掛けることはできず、釣りを終了しました。
あとがき
本命を釣ることが出来てボーズは免れましたが完全にマグレでしたね。
それにしてもここまで元気のないチヌは初めてです。
釣り終了後、スカリを覗いてみると死にかけだった魚は普通に泳いでいました。
ヒルがいなくなったことで体力が戻ってきたのでしょうか。
それでもなんとなく元気が無さそうなのでリリーズしました。
久しぶりにホームで一日釣りをしての感想ですが、状況は厳しいとはいえ魚の活性次第ではチヌを釣ることが出来そうな雰囲気がありました。
今週末の釣行もまた用宗に行ってみるつもりです。
それではまた。
今日はお読みいただき本当にありがとうございました。
お疲れ様でした!
気持ち良い引きは、お預けでしたね。
それにしても、そういうヒルがいるんですね。初めて知りました。
ダンゴアタリもあって、いよいよ紀州釣りの季節になってきたということでしょうか。
ワクワクしますね。
梅の父さんこんばんは。
釣れたのは良かったですがアタリもよく分からず、引きもまったく無しで微妙な気持ちです(笑)
ヒルが何匹も食いついていたので相当血を吸われていたのではないかと。
以前にも2~3月ぐらいにヒルがついたボラを掛けたことがありましたがチヌにくっついていたのは初めてでした。
本命がコンスタントに釣れるのはまだ先になりそうですが外道でもダンゴアタリがあると楽しく釣りができていいですね。
めんだこさん、こんばんは
3月初旬にPCの調子が悪くなってからコメントの入力が出来なくなりました。
気候が良くなった最近、紀州釣りの細仕掛け(ハリス1.5号以下)では釣り上げることが
できない(魚影も見れない)でプッツリ切られる強い引きを何度も味わいました。
フカセ釣りの人も同様で、みんなコブダイが食っているのだろうと話していたのですが、
実際は全く違って真鯛の乗っ込みが始まっているようです。
ハリス2号に上げて、やっと小型の47cm(これにも他人の針が付いていました)を
釣り上げましたが、自分が切られたときの引きから相当大型も接岸しているようです。
どうも夏にチャリコが多く釣れる浅瀬の場所には、この春先に桜鯛が産卵に来ている
ような感じです。静岡ではどうですか?
評論家さんこんばんは。
最近コメントがなかったのでどうしたのかな?と思っておりましたがなるほど、そういう事情でしたか。
須磨ではえらいことが起こっているようですね。
コブダイと思いきや、マダイだったとは!
岸から47cmとはなんとも夢のある釣果、おめでとうございます!
今まで掛けたことが無いので想像ですが相手がマダイですと通常紀州で使うことの多い1.2~1.5号では厳しそうですね。
まだまだ大物がいるようですしぜひモンスター級を釣り上げてください!
こちら静岡ではマダイがのっこんで来るような場所は聞いたことがありません。
どうやらチヌのノッコミも終わってしまったようでひと月ほど前から釣果はガタ落ちで一日通してもエサ取りのアタリが数回程度ということも珍しくなくなってきました。
他の魚も釣れておらず、サビキで小イワシがあがっている程度です。
どこも釣れないならと釣り場を焼津港からホームの用宗港に移しウグイ相手に遊んでいますがしばらく厳しい状況が続きそうな予感がします。
めんだこさん
いつもホームグラウンドにしている須磨堤防が大型クレーン船の停泊で釣りが出来ず、
南西の風が防げる約2Km西の漁港内堤防での紀州釣りを週末2週続けての結果です。
この時期に毎年真鯛の接岸が有るのは聞いていたのですが釣ったのは初めてです。
須磨駅に割と近く、隣の堤防から見物人に何度も大型をばらしたのを見られてちょっと
恥ずかしい状態だったのですが、逃がした魚の正体をなんとか確認が出来ました。
接岸したての綺麗な桜色の魚体で同型チヌと比べ竿先をたたくような強い引きでした。
エサ盗りも少ない時なので、紀州釣り、フカセ釣り共に太い仕掛けで狙うことがなく、
数が入っているのですが、切られるばかりで誰もまだ釣り上げていなかったようです。
次回の釣行まで居残りがあると嬉しいのですが、別に釣ったチヌはもう産卵を済ませて
おり、大型真鯛もすぐに産卵を済ませて出ていってしまうかもです。
次回は確実に取り込めるよう3号ハリスにクッションゴム付きで狙おうと考えています。
ところで、めんだこさんの新作ラミネート羽根付きウキは視認性が良さそうですね。
遠投でも見えやすいウキに仕上がっていて、遠投派に鞍替えしたのかなと思えました。
触発されてラミネート羽根付きカーボンソリッドウキを6本作ってみました。
羽根の着色は手抜きの蛍光スプレー塗布ですが、軽く出来てなかなか良いです。
遠投性や視認性が良く敏感性も良いので、これからの使い込みが楽しみです。
評論家さんこんばんは。
話を聞けば聞くほど、羨ましい限りの釣り場です。
静岡でもマダイが接岸するような場所があれば・・・。
しかし毎年この時期にのっこんでくるのであれば、来年はそれ相応の仕掛けで最初からマダイ狙いで釣行というのも面白そうです。
次回は更なる大物が釣れるといいですね。
そちらでもチヌはもう産卵が終わっていますか。
静岡もノッコミは終わりしばらくの間は本命の顔を拝むのが難しくなりそうです。
新作ウキですがサイズが小さめで羽根自体がそれほど大きなものではないのであまり遠くに放り投げると見えなくなります(笑)
それでも25m程度なら十分な視認性があるので重宝しております。
羽根ウキ6本とはたくさん作りましたね。
わたしも小さいウキを作ったばかりですが今度は長めのウキが欲しくなりまたせっせと作っております。
時期的にはまだまだアタリも少ない寂しい釣りが続きそうなので狙ってチヌを釣ることが出来るベストシーズンが待ち遠しいです。