こんばんは、めんだこです。
今年も早いもので残すところあと1ヶ月となりました。
気温もグッと下がり早朝のダンゴ作りが辛いですが週末は用宗港に紀州釣りへ・・・。
11月28日(日)、先日作った「めんだこウキ」を持って行ってきました。
関連記事:自作ウキで釣りに行こう! シモリ玉連結ウキの改良~めんだこウキ
このウキは食いが渋いときでもスーッと沈むアタリが出やすいのでこれからの季節、役立ってくれるはずです。
午前5時過ぎ、用宗港着
港に着くと、日の出前の身を切るような寒さだというのに5~6人の釣り人がすでに釣りをしていました。
パッと見チョイ投げのようですが何が釣れるのでしょうか?
この時間でこんなにいるということは、日が昇ったらもっと人が増えそうです。
とりあえず荷物を置いて釣り座を確保。
その後、ダンゴに混ぜる砂の在庫が尽きていたので、港西側に広がる用宗海岸へ砂を取りに向かいました。
海岸から伊豆方面を見ると少し明るくなっていました。
もうすぐ夜明けです。
フィールド状況
天候:晴れ
気温:最高15.8℃ 最低3℃
潮汐:小潮 干潮5:20 満潮12:51
使用した付けエサ
・オキアミ
・バナメイえび(剥き身)
・ハチミツ漬けサナギ
・練り餌(マルキュー・エサ持ちイエロー)
先週あたりからフグの活性が少し低いようです。
代わりにヒイラギが良く掛かってくるのでヒイラギ対策でバナメイを買ってきました。
フグが多い時はエサ持ちの良さが災いしてハリスを齧られたり、針を盗られたりすることが多くなるバナメイえびですが、ヒイラギのように吸い込むようにエサを食べる魚には少し大きめに針付けすると効果大です。
ダンゴの配合(カップ杯数)
・ヌカ:6
・砂:2.5
・マルキュー・スーパー1スペシャル:1
・マルキュー・アケミパワー:1
午前6時30分 釣り開始
日も昇って少し暖かくなってきました。
そろそろはじめましょうか。
投点は10mくらいで座っていても手投げで届く距離です。
付けエサはオキアミ。
仕掛けを回収すると一投目からエサが無くなっています。
午前7時、記念すべき本日ファーストフィッシュはヒイラギでした。
普段なら最初に釣れる魚はクサフグと相場が決まっているのですがヒイラギが釣れたということはエサ盗りの大半はこいつらでしょう。
そこでバナメイえびをヒイラギが吸い込めないように少し大きめにカットして針付け。
次の一投ですぐに結果が出てくれました。
手のひらサイズのヘダイでした。
相変わらず眠そうな顔をしていますが小さいながらも小気味よい引きで楽しませてくれました。
バナメイはオキアミよりも身がしっかりしていて、ヒイラギにとっては食べにくいエサです。
その後もバナメイでヘダイが連続して釣れてきました。
午後の部
今日は全体的に魚の活性が低いのでしょうか。
いつもはバシバシとチヌを釣り上げている釣り仲間の釣り好きご夫婦も沈黙を守り続けています。
しかしいきなりデカい魚を掛けることもあるので逆にその沈黙が怖かったりもするのですが・・・。
ヘダイは朝から好調で、すでにダンゴの周りには相当数が寄っていると思われます。
オキアミを使ってもヒイラギではなくヘダイが食ってくるようになりました。
しかし釣れるのはひたすらヘダイのみ。
黒い鯛は一向に姿を現してはくれません。
始めこそ面白かったのですがあまり度を超すと段々飽きてきます。
午後15時近く、少し離れた場所で紀州釣りをしていた方が良型のチヌを釣り上げました。
もしかして時合?
わたしも集中してウキを見つめます。
お、アタリが出ました!
掛けると良い引きでしたがこれはヒガンフグ、海面まで来てハリスを切られました。
午後16時を回るとヘダイのアタリも遠のき、外道ばかりが続きます。(ヘダイも外道ではありますが・・・)
ウシガエルのオタマジャクシ・・・ではなくてゴンズイ。
これは?
小鮒のような雰囲気ですが確かクロサギでしたかね?
結局最後までチヌは釣れず。
スカリの中は白い鯛で一杯になりました。
一枚一枚は小さいですが、ちりも積もれば山となるです。
最終釣果:手のひらヘダイ×23
完全にお祭りです。
今年も絶賛?開催中のようですのでヘダイを釣るなら用宗港へGO!。
あとがき
この日はほぼ、めんだこウキで釣り通して細かいアタリを拾って行けたのでここまでヘダイの数が伸びたのかなと。
これは久しぶりに一軍入りのウキ、作ってよかったです。
それと一日やってみて思ったのですがヘダイがあまりに寄ってしまうとチヌが釣れにくくなる気がしました。
この日持参したエサの中ではヘダイが食いそうにないのはサナギでしたがこちらはずっと無反応でずっと針に残ったまま。
次回はコーンなども使ってみるか。
ところでチヌはコマセに群がるエサ盗りを蹴散らすとよく言われます。
確かにフグやヒイラギなどに対してはそうですけど、これがヘダイやメジナとなると、どうでしょうか。
以前、堤防際を何気なくのぞき込んでいたことです。
25cmくらいのチヌが堤防についている貝や海藻を食事中、後から来た10cmそこそこの木っ端グレに追い払われているのを見かけました。
同じような感じでサンバソウ(イシダイ幼魚)にも追われてた事もあり、チヌはそこまで強い魚ではないのかなとも思います。
ああ、年末までに一枚でもいいからチヌ釣りたい・・・。
それでは、また。
今日はお読みいただき本当にありがとうございました。
めんだこさん ごきげんよう。
ヘダイ祭り、おめでとうございます。
めんだこウキの効果大ですね。
ウキの形状から、どこかで見たような感じで調べてみると、構造に違いが有りますが、
シモリを連ねたタナゴ用の糸ウキとちょっと似ています。
大きな違いは、めんだこウキ:水面ウキ、タナゴ用の糸ウキ:水中ウキ でしょうか。
どのような当たりの出方をするのか、ちょっと興味が有ります。
自作のウキに気に入った名称を付けると、一層愛着が湧くと思います。
私も軟質発泡材の浮力のウキを自作して、「水雲ウキ」の名称を付けて紀州釣りを
する人に配ってみましたが、遠目にポイントを作る時に使って貰っているのを見ると、
ちょっと嬉しくなります。
今年は、チヌが余り釣れなかったのもあって、シラサエビでの遠投ロケットカゴ釣り、
ライトカゴ釣りにどっぷりと嵌っていました。
狙いの魚が、黒から赤に変わっていますが、そこそこ楽しい釣りが出来ています。
年末に向けて、睨み鯛のリクエストが来ると大変なので、来ないことを願っています。
評論家さんこんばんは。
ありがとうございます!
ヘダイ祭りも良いですがやはり黒い鯛を釣りたかったです。
めんだこウキは思ったよりも良い仕事をしてくれるので重宝しました。
仰る通り、確かにタナゴの水中ウキや小鮒のシモリ釣りなどに似ていますね。
アタリはシモリ玉が一個ずつ、水中に縦に入っていく感じです。
使い方は寝ウキとほぼ同じで、底トントン~ハワセての釣りがメインになってきます。
また寝ウキと違って足部分があるので海面表層の流れには多少強くなっています。
評論家さんが自作のウキに「水雲ウキ」と名付けていたのでわたしも真似してみました。
ウキに名前を付けるのは初めてですがたまにはこういうのも良いですね。
評論家さんのブログを見ているとチヌはダメでも赤い鯛は絶好調のようですので羨ましい限りです。
年末は縁起物を釣り上げるのに忙しくなるのでは?
めんだこ様、こんばんは。
昨日はありがとうございました。
ウキが目印になり、やっとお声かけできました。
めんだこウキは、
トラブルがなくてアタリも見えやすく、造りもしっかりしていて良い感じですね。
チヌを釣らない私にも、完成度の高さがよくわかります。
動きは、マブナ釣りのシモリ仕掛けにソックリで、親しみを覚えました。
しかしそれにしても、
寒空の下、朝から晩まで冷たいダンゴを握り続ける根気と体力、ものすごいですね。
その熱意は、きっと届くはず。
年内のチヌ釣果、私は確信しています。
きもぱんさんこんばんは。
こちらこそ、昨日はありがとうございました!
遊水地の冊子までいただいてしまって恐縮です。
なにぶん手作りのウキですので細かいところは粗が目立ちますが実釣には支障が無いので機能性最優先でやっています。
アタリの出方は棒ウキや寝ウキとはまた違った動きが面白くて、ご指摘の通りマブナのシモリ釣りみたいで気に入っています。
きもぱんさんも同じかと思いますが、好きなことはずっとやり続けられるというか、時間が許すかぎり釣りをしていたいので寒さもそこまで気にはなりません。
ただ魚の反応が無いのは辛いです・・・。
毎年この時期はボーズ覚悟の釣りが続きます。
せめて年内、一枚だけで良いのでチヌを釣り上げられるよう頑張ります!
お疲れ様です!
ヘダイ23匹、大漁ですね。
めんだこウキ、実用化できましたね〜
おめでとうございます!
シモリの形とかバリエーションありそうです。
楽しみが増えましたね。
何か次作のアイディアあるんですか?
梅の父さんこんばんは。
ヘダイもたくさんで嬉しいのですが、すべて計ったように同じ手のひらサイズだったので、もう少し大きければな~というのが本音です。
ウキのほうは時間をかけて改良した甲斐があって予想以上の働きをしてくれたので大満足でした!
確かにシモリ玉の形状とかいろいろ工夫すればもっと面白いものが作れるかもしれませんね。
今のところ、食い込みの良さをもっと生かすために、視認性に影響が出ない範囲でシモリ玉のサイズを落としていこうかなと考えています。