こんばんわ めんだこです。
今日は紀州釣りでのエサ取り対策について書いてみます。
地域によって違いがあると思いますが、わたしのホームグラウンドではボラ、
フグ、ウグイ、ヒイラギあたりが一年中いる主なエサ取りです。
あと時期によってアイゴ、カワハギがこれに加わります。
ちなみにわたしの通っている場所ではなぜか毎年大発生するエサ取りが
変わります。
去年は小フグが大発生しまして堤防際には常に100匹近い数の群れが湧いて
いる状態でした。その前年はウグイが湧いてましたね。
今現在はウグイばかりですが今年は何が湧くんでしょうか。
100%有効な方法はない
実際のところ、エサ取りを確実に回避できる方法はありません。
クロダイだけを狙い撃ちできるようなエサでもない限り不可能です。
よくある方法として、
・エサ取り用と本命用でダンゴを別打ちする。
・刺し餌を動かさないようにハワセ幅を長くとる。
・エサ取りに強いエサに変える。
などがあげられます。
これから紹介するのは上記以外でわたしがよく試す方法です。
付けエサを大きくする
一番始めにわたしが試す方法がこれです。
具体的にはオキアミなら3~4匹掛け。
コーンなら4粒以上などです。
針もそれに合わせて、チヌ針なら3~4号に大きくします。
オキアミだけでは回避できないことも多いので、その場合はネリエ、コーンと
いった付けエサに変えます
しかしオキアミ以外のエサは見向きもされない時もあるでしょう。
その場合は付け方を工夫します。
・オキアミを小さくしコーンで挟むように付ける。
・オキアミをネリエで包む。
こうするとコーンのみ、ネリエのみの場合よりアタリがでやすくなります。
わたしがよくやるのはコーンでオキアミを挟む方法です。
こんな感じで小さく付けたオキアミをコーンでサンドイッチにします。
逆にエサを小さく付ける
先ほどとは逆ですが小さくエサを付ける方法です。
小さくといってもホントにごくごく小さくです。針もエサに合わせサイズを落
とします。
左がチヌ針3号 右が今回使用するグレ針4号です。
この方法、エサ取りの状況によっては全く役に立たないときもありますが試し
てみて損はないです。
このとき使うエサはネリエがいいですね。
わたしはマルキューの食い渋りイエローを好んで使ってます。
針はこれを使用。
オーナー針の瞬貫グレ4号
小さいながらも強度があり、大物がきても曲がらず安心です。
エサの付け方は針先にちょこっと刺すだけ。ちょうどアイゴ狙いのエサ付
けと似ていますね。
この方法はエサ取りさえいないような渋い場合にも効果ありです。
12月末のオキアミでもエサがとられずアタリが出なかった日、この方法に
変えてから12匹連続でクロダイが釣れたことがあります。
一度試してみてください。
バナメイエビを使ってみる
バナメイエビってご存知ですか。
スーパーでよく売っているやつです。
近所のスーパーで買ってきました。
そのままだと大きすぎるし食いもいまいち宜しくありません。
そこでちょっとひと手間加えてみましょう。
・殻をむく。
・殻をむいたら塩をふりかけて身を締める。
・集魚剤に漬け込んで完成!
今回はマルキューのグレにこれだ!に漬け込んでみました。
同じくマルキューからチヌにこれだ!がでてますが、そちらはサナギのう
まみベース。グレにこれだ!はオキアミベースです。
どちらがいいのか比較したことはないので好きな集魚剤に漬け込んでください
漬け込むことで食い込みもよくなります。
あとは現場で適当な大きさに切って針に付けてください。
くわせ丸エビを使う
マルキューからくわせ丸エビという商品がでています。黄色く染めた丸エビイ
エローもありますが染めてあるだけで基本どちらも同じです。
使い方はバナメイエビとおなじで、適当に切って針につけます。
丸エビはバナメイよりも食いがいいので、バナメイで反応がない場合はこのエ
サに変えて様子を見ます。
さなぎミンチ激荒を使う
これもマルキューからでているミンチ状になったサナギで、粒が大きいので付
けエサとして使用します。サナギのエキスが浸み込んだコーンも混ざっている
のでこれ一つ持っていけば2種類のエサが使えて便利です。
この激荒、通常のサナギの一匹掛けにくらべるとエサ取りには多少弱い
ですが、食い込みは抜群ですね。
これ使うまでわたしはサナギで一度もクロダイを釣ったことがなかったので苦
手なエサの一つでした。
昨年常連の方が激荒でクロダイをガンガン釣ってまして、それをみたのが使い
始めたキッカケです。よく釣れるのでサナギが苦手な方がいましたら是非使っ
てみてください。
以上、わたしのよくやるエサ取り対策でした。
他にもいい方法ご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。
この記事がみなさんの釣りの役に立てば幸いです。
ありがとうございました。