こんばんわ めんだこです。
釣り人の性なのか、スーパーに買い出しに行くとつい「これ、エサにつかえんじゃないかな?」といろいろ物色してしまいます。
市販の釣り餌もいいですが、スーパーであれこれ考えを巡らせながらのアイテム選びも楽しいものです。
今日は私がよく買っているものを書いてみます。
鮮魚コーナー
ここにはすぐにでも戦力として即投入可能なブツがそろっています。
タチウオやる方ですとサンマ(今年は価格が高そうですが。)やアジ、イワシなど。
わたしはもっぱらクロダイ狙いなのでバナメイえびや甘えびでしょうか。
過去何度かアミエビ代わりになるかとイワシやコアジをフードプロセッサーにかけてダンゴ材に混ぜ込んだこともありました。
結果は粘りが強すぎでいくら待っても割れないダンゴになってしまいました。
魚肉のミンチをダンゴの集魚に使おうと検討されている方は配合量に注意です!
小麦粉、大麦
最近では小麦粉や大麦もスーパーで良く購入します。
小麦粉はダンゴのまとまり調整用。
以前はチヌパワーを使っていましたが、集魚というよりまとまり調整の意味合いが大きかったので現在はコストの安い小麦粉で代用してます。
大麦はクロダイの視覚アピールと足止め用。
釣ったクロダイの腹の中からはかなりの高確率でムギが出てくるので適量ダンゴに混ぜ込んで使用しています。
「こんだけ食ってるなら付けエサとしても有効なんじゃないか?」と茹でたものを針付けして使ったこともありますが何故か釣れず。
付けエサとしては微妙ですが寄せた魚の足止めにはかなり有効だと感じています。
調味料など
ダシのもとや味の素に代表される化学調味料も良く買いますね。
味の素の主成分はグルタミン酸ナトリウムというアミノ酸の一種です。
またカツオ節などのダシに多く含まれているのがイノシン酸。
どちらも魚類の摂餌刺激物質なので付けエサに振りかけたり、練り餌に練りこんだりといった使い方をしています。
これは本日購入した「いの一番」。
この商品にはグルタミン酸ナトリウムだけでなく、5′-リボヌクレオチド二ナトリウムなるものが8%配合されています。
これは何なのかというと、イノシン酸ナトリウムとグアニル酸ナトリウムの混合物です。
イノシン酸は前述のとおりカツオ節に多く含まれ、グアニル酸はシイタケなどキノコ類に含まれている旨味成分。
両者とも魚類の摂餌刺激活性が認められている物質です。
コーン・ニンニク
クロダイの付けエサとしては定番のコーン。
わたしのオススメは「デルモンテ・ホールコーン」です。
粒がしっかりしているので針付けの際も形が崩れず、炎天下でも長時間シャッキっとしてます。
また容器が紙パックなので型付けもラクなのがいいです。
またニンニクも忘れてはいけません。
あの強烈なニオイの元となっている二硫化アリルなどの含硫化合物もまた魚類の摂餌刺激物質です。
使い方は粒ではなく、すりおろしてエサを漬け込んだりします。
チューブタイプのすりおろしにんにくもありますが、生ニンニクのほうがニオイは強烈なので釣り目的で使用するときは断然生がオススメです。
週末に向けて
ちょっと思いついて、豚レバーを買ってきました。
ナマズ釣りに使用したことがありますが海では使ったことがありません。
針付けしやすいように細かく切った後、おろしにんにくと「チヌにこれだ!」に漬け込みました。
はたして使い物になるのかどうか・・・?
今週末の釣行時に試してみます。
あとがき
スーパーは釣りに使える食材の宝庫です。
アイデア次第で市販されているものを凌駕することも可能かも知れません。
何といっても価格が安いものが多いですし、「こんなもので?」という意外なエサで釣りするのもまた一興。
皆さんもぜひ、自分だけのマル秘エサを探してみてください。
読んでいただきありがとうございました。