こんばんわ めんだこです。
同じ釣り方なのになぜか1人だけ良く釣れる、サイズがデカい、そういう人いると思います。
わたしの釣り仲間の方にもいまして、周りが沈黙している中なぜかアタリが頻発。当然釣果もダントツです。
「どうしてあの人は良く釣れるんだろう? この差は一体何なんだ?」とずっと思ってきました。
先日、その方(以下Mさん)と一緒に釣りをする機会があり、いろいろお話を伺うことができました。
その中で気づいたこと、感じたことを今日は書いてみます。
どうすれば釣れるか、常に考えている
Mさんはとにかく細かいところまでよく考えています。
① ダンゴ・エサのこだわり
付けエサ一つにしても自作の練り餌や加工オキアミ(これも自作)など工夫をこらしています。
とくに元ヘラ釣り師でもあるMさんの練り餌はすごいです。
わたしも練り餌は自作してますがアタリの出方、食い込みの良さなどは別格ですね。
ヘラ釣りの経験をもとに集魚、バラケ具合など、とても研究されている印象を受けました。
またダンゴについても、わたしはとにかく魚を寄せたいので集魚のためにアミエビを入れることが多いのですがMさんのダンゴはヌカと砂が9割でアミエビやオキアミを混ぜ込むことはしないそうです。
ヌカ砂9割だと集魚が弱く魚が寄らないんじゃないかと思われますがそんなこともなく、並んで釣っていてもMさんだけにアタリがあることもしばしば。
さすがに配合の詳細についてはトップシークレットということで教えてはいただけませんでした。
ダンゴの配合の残り1割に何を使っているのか気になるところです。
② ポイントの把握
堤防では一見するとどこも同じような感じなので適当に釣り座を選びがちですがMさんは違います。
釣りをする前に一通り、どんな地形なのか調べ上げたそうです。
やり方はちょい投げ竿に適当なオモリをつけて海底をゆっくり引っ張ってくるだけ。
それほど抵抗が無ければ砂地。
ごつごつ引っかかるようであれば岩礁帯。
カケアガリであれば引っかかりはしないものの、抵抗がかかるので分かります。
これを丹念におこなって海底の様子を把握したうえでポイントを設定されているとのこと。
わたしも海底の様子は漠然と知ってはいましたがMさんほど細かく調べたことはなかったです。
これは非常に為になるお話でした。
この海底の地形把握、次回釣行時にわたしも取り入れてみるつもりです。
③ 仕掛け
Mさんは紀州釣りもしますが、普段はウキをつけないダンゴブッコミ釣法をされていることが多いです。
その仕掛けも独特で、普通のクロダイ釣りの常識とはちょっとかけ離れているような気がします。
まず針ですが最低でもチヌ針3号クラス。
しかもこれを2本針仕掛けで使っています。
こうすると片方は練り餌、もう片方はオキアミと同時に2つのエサを試せるので便利だとか。
2本針仕掛けは絡まったりしないのか聞いてみましたがそんなこともないそうです。
またハリスも2号なので30cm程度の魚だと網を使わずにゴボウ抜きで上げてしまいます。
これでも昔に比べるとだいぶ繊細な仕掛けになったそうで、ちょっと前までは
ハリス4号、道糸14号、竿はヒラマサ用の磯竿をつかっていたとのことです。
もともとMさんはイシダイ釣りをメインに、真冬の時期のみクロダイをされていたのであまり細い仕掛けは使ったことが無かったみたいです。
それでも普通に釣れるので特に細仕掛けにする必要性は感じなかったのでしょう。
「できるだけ違和感なく食わせる」を信条に針やハリスのサイズを最小にしているわたしの釣り方とはまったく真逆のタイプですね。
Mさんのストロングスタイルだけは真似できそうもありません。
PDCAサイクルで釣りも上達する。
Mさんもそうですが釣りが上手い人は総じて「考えて釣りをしている」と感じます。
考えて釣りをするというのは何故釣れないのか、どうすればいいのかと疑問を持つところから始まって実際に色々試してみる。
これって「PDCAサイクル」なんですよね。
PDCAは「Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)」のそれぞれの頭文字を並べた言葉で仕事の進め方の基本手法と言われています。
これを釣りに当てはめてみると
P:釣行時のポイント選び、エサの選択、釣り方など
D:実際に釣りをする
C:今日釣れなかったー。悔しー。何故なんだ。
A:次回は違うエサ、ポイントで試してみよう。
こんな感じでしょうか。
なにぶん釣りは自然相手なので一度のサイクルで釣れるようになるほど甘くはないですが、毎回PDCAサイクルを回していったらどうなるでしょう?
あまり考えず、毎回同じような釣りをしているよりも圧倒的に上手くなってくるはずです。
今よりももっと上手くなりたいと思っている方いましたら、ぜひPDCAサイクルを意識してみてください。
まとめ
わたしもこのPDCAサイクルがちゃんと回せているかと言われると微妙なところもあります。
ですが釣行後はその日の釣りを見直して、「こうすればよかったかな?」という点があれば次回釣行までに少しでも改善していくようにしています。
ただ自分ひとりでは気づかない改善点も多くあると思います。
わたしの場合は記事の中頃に書いた「ポイントの把握」ですね。
この点についてはMさんと話すまではあまり重要視してきませんでした。
もしできるなら「この人うまいなー」と思える人にいろいろ話を聞いてみてください。
きっと何か気づくことがあるはずです。
繰り返しになりますが、釣りは自然相手です。
PDCAサイクルですぐに結果は出ないかもしれません。
けれど続けていくうちに必ず上達を実感できるはずです。
読んでいただきありがとうございました。
こんにちは☆イラストやっぱりかわいいですね(^^)/
サイクルの中でメンダコさんもくるくるしてます(笑)
私も釣れないを改善するためにいろいろ思考するようにしてます、けど確かになかなかうまくいかないですよね(^^;)
冒頭の釣り師さんすごいですね・・・
釣りの実際は「Aじゃだめか、ならBだ!」ってことで次はBでやるも、
潮や天気でやっぱりAのほうがいいってことはしばしばです、特にエサが・・・(^^;)
ただそういうのを積み重ねた経験ってやっぱり大事なんですね。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
わたしは絵心がないので、またイラストをお願いしてしまいました。
ただせめてメンダコだけはと、なんとか自力で描いてみました。
釣りって自然相手でその日になってみないと分からないことも多いですよね。
実際に釣りをしている時よりも、釣り前日にあれこれ考えてる時のほうが意外と楽しかったりもします(^^ゞ
エサもどれがいいのか悩みますね~。
私の行く釣り場では流行があるのか、よく釣れるエサが毎年変わります。
昨年度はサナギ、一昨年は練り餌がこの時期強かったのですが今年は見向きもされません。
色々経験することで自分の中の引き出しが少しでも増えていけばいいな、と思ってます。
こんにちは、めんだこはご自身で描かれたんですね☆
素敵ですよ(^^)
その最中よりも待ってるときが一番楽しいのは同感です(^^)
めんだこさんのイラスト考えてみました。まだ下絵ですがどうでしょうか?
twitterに載せておきますね。